クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-08 No.23-1

2010年08月22日 19時20分10秒 | Weblog
<Chandos>
CHAN 10610 \2180
バルトーク:ピアノ協奏曲集 ――
ピアノ協奏曲第1番Sz.83/ピアノ協奏曲第2番Sz.95/ピアノ協奏曲第3番Sz.119
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、BBCフィルハーモニック
近現代のイタリア音楽や知られざる管弦楽作品の発掘に取り組んでいるノセダ
と、ドビュッシーから次なるステップとなるハイドンへと踏み出したバヴゼの
コンビが挑むバルトーク。
ノセダの燃え上がる情熱と、バヴゼの光る知性、そしてバルトークの音楽とい
う意外性に富んだ組み合わせはシャンドスならでは!
まるで打楽器のように響くピアノ、圧巻の迫力で豪快に鳴り響くオーケストラ。
バヴゼとノセダが、ハンガリー勢の演奏とは一味違うバルトークの凄演を聴か
せてくれることだろう!
2009年12月9日-10日&2010年4月1日の録音。

CHSA 5081(SACD-Hybrid) \2850
スーク:管弦楽作品集 ――
交響曲第1番ホ長調Op.14/交響詩《人生の実り》Op. 34
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
BBC交響楽団、ニュー・ロンドン室内合唱団
チェコ・フィルとの「アスラエル交響曲」(CHAN 9640)以来となるチェコの名
匠ビエロフラーヴェクが振るヨゼフ・スーク(1874-1935)の管弦楽作品集!
1906年作曲されたスークの代表作「アスラエル交響曲」からさかのぼること数
年。1897年の作曲開始から2年という歳月をかけて書かれた「交響曲第1番」は、
ブラームスやドヴォルザークの影響を感じさせるスーク初期の隠れた傑作であ
る。また「交響曲第1番」と同規模の演奏時間を持ち、1912年から17年にかけ
て作曲された合唱が加わる交響詩「人生の実り」の収録も興味深い。
チェコの伝統を受け継ぐビエロフラーヴェクが振るスーク。チェコ音楽の演奏
史に新たな名演が加わります!
2010年1月5日-6日&4月29日の録音。

CHAN 10611 \2180
コルンゴルト:弦楽四重奏曲集 ――
弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第2番/弦楽四重奏曲第3番
ドーリック弦楽四重奏団
管弦楽、交響曲、「シー・ホーク」に代表される映画音楽など、コルンゴルト
の名盤を数多く送り出してきたシャンドスから「弦楽四重奏曲集」が登場!
今回の「弦楽四重奏曲集」に起用されたドーリック弦楽四重奏団は、2008年に
開催された第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇したイギリスの若き
アンサンブル。
大阪に続きイタリアのパオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで第2位
を獲得するなど、一気に注目度を高めたドーリック弦楽四重奏団はシャンドス
と専属契約を締結。このコルンゴルトがシャンドス・デビュー盤となる。
ハリウッドの巨匠でもなく大規模な管弦楽作品やオペラの作曲家でもない、コ
ルンゴルトの"室内楽の作曲家"としての魅力を、英国のフレッシュな才能たち
が伝えてくれます。
2010年4月5日-7日の録音。

CHAN 0772 \2180
モーツァルト:デュオ・ソナタ集Vol.3 ――
ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調K.376
ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調K.378
ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調K.526
デュオ・アマデ〔キャサリン・マッキントッシュ(バロック・ヴァイオリン)、
ジェフリー・ゴヴィアー(フォルテピアノ)〕
シャコンヌ・シリーズの看板アーティスト、パーセル・クヮルテットの創設メ
ンバー、またエイジ・オヴ・インライトゥメント管ではリーダーを務めたバロ
ック・ヴァイオリンの名手キャサリン・マッキントッシュと、ビルソン、ホッ
ホランドの高弟ジェフリー・ゴヴィアーのデュオによるモーツァルトの第3集。
マッキントッシュとゴヴィアーはモーツァルトのソナタを「ヴァイオリン・ソ
ナタ」や「ヴァイオリン伴奏付きチェンバロ・ソナタ」ではなく、両者が立ち
位置を同じくする「デュオ・ソナタ」として解釈しており、その優れた演奏や
時代考証は欧州を中心に絶大な評価を受けている。
ちなみに楽器はマッキントッシュがジョヴァンニ・グランチーノ1703年製のバ
ロック・ヴァイオリン、ゴヴィアーが名工クリストファー・クラークの製作に
よるアントン・ワァルター・モデルのフォルテピアノを使用している。
2009年9月28日-30日の録音。

CHAN 10612X \1780
ダヴィッド・オイストラフへのトリビュート ――
ロカテッリ(イザイ編):ソナタ第7番へ短調《トンボー》/ロカテッリ:奇想曲
第23番《音楽の迷宮》/イザイ:ソナタ第2番/ショーソン:詩曲/ショスタコ
ーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ/ラフマニノフ:ひなぎく
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン)、ニコラス・ウォーカー(ピアノ)、
マリーナ・グサク=グリン(ピアノ)、クリフォード・ベンソン(ピアノ)、
ジュリアン・ミルフォード(ピアノ)
T重鎮と呼ぶに相応しい実力と経歴の持ち主であるロシアの名女流ヴァイオリ
ニスト、リディア・モルドコヴィチが恩師ダヴィッド・オイストラフに捧げる
トリビュート・アルバム。
自身の師でもあるオイストラフのレパートリーという難しいテーマに敢えて
チャレンジしたモルドコヴィチ。師への感謝が渾身の演奏を生む ――。
1986年-2008年の録音。


●Chandos Opera In English
CHAN 3168 2枚組 \3560
R・シュトラウス:
歌劇《ナクソス島のアリアドネ》(英語版)/組曲《町人貴族》
クリスティーネ・ブリューワー(ソプラノ)、
ロバート・ディーン・スミス(テノール)、ジリアン・キース(ソプラノ)、
アリス・クート(メゾ・ソプラノ)、ジョン・グラハム=ホール(テノール)、
ウェイン・エヴァンス(テノール)、ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、
マシュー・ローズ(バス)、アラン・オピー(バリトン)、
ポール・ケオホーン(バス)、アニタ・ワトソン(ソプラノ)、
パメラ・へレン・スティーヴン(メゾ・ソプラノ)、
ゲイル・ピアソン(ソプラノ)、ディーン・ロビンソン(バス)、
デクラン・マッカスカー(テノール)
リチャード・アームストロング(指揮)、スコットランド室内管弦楽団
シャンドスとピーター・ムーア財団の共同製作によるシャンドス・オペラ・イ
ン・イングリッシュ・シリーズ。
シャンドスの年間ランキングの上位にランクインすることも少なくない英語オ
ペラ・シリーズの最新作「ナクソス島のアリアドネ」では、ハイペリオンの
R・シュトラウス歌曲集でも名唱を聴かせてくれたクリスティーネ・ブリュー
ワーがプリマドンナ&アリアドネを歌う。
巨匠マッケラスの忘れ形見、スコットランド室内管の存在も頼もしい。




<Gimell>
GIMBX 301 4枚組 \3380
ルネサンス時代の宗教音楽集Vol.1 ――
アレグリ:ミゼレーレ(1980年録音)
バード:5声のミサ曲、モテトゥス《アヴェ・ヴェルム・コルプス》
ビクトリア:レクイエム、モテトゥス《わがハープは悲しみの音に変わり》
タリス:
御身よりほかにわれは(40声のモテット)、聖なる神、世の救い主よI、
世の救い主よII、喜べ, 栄光ある神の御母、主よ, われらを憐れみたまえ、
使徒らは口々に、もし汝われを愛さば、聴け, 声と祈りを、新たな聖訓を、
主よ, 汝の聖霊を与えたまえ、清めたまえ, 主よ、まことにわれ汝に告げん、
主よ, 思い出すことなかれ、大主教パーカーのための詩篇曲、
おお主よ, 汝にすべてをゆだねん、キリストは復活し、汚れなき者に祝福あれ
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲《ラ・ソ・ファ・レ・ミ》
クレメンス・ノン・パパ:
ミサ曲《羊飼いたちよ、地上で何を見たのか》、
これらの町が受けし試練のことを
クレキヨン:父よ、われは天に対し
クレメンス・ノン・パパ:われはシャロンの花
シェパード:生のただ中に
コーニッシュ:めでたし女王、喜びたまえ, キリストのみ母になる乙女
グレゴリオ聖歌:マリアは天に昇らされたまいぬ
パレストリーナ:
モテトゥス《マリアは天に昇らされたまいぬ》、
ミサ曲《マリアは天に昇らされたまいぬ》
タリス・スコラーズ、ピーター・フィリップス(指揮)
創立30周年を迎えたギメル・レーベルのアニヴァーサリー・リリースは、これ
までの30年間の歴史をタリス・スコラーズのハーモニーでたどる全3巻のスペ
シャル・ボックス!
創立30周年記念リリース第1巻は"最初の10年"、1980年から1989年にかけてレ
コーディングが行われた名演の数々。アレグリの「ミゼレーレ」(1980年録音)
やビクトリアの「レクイエム」、ジョスカンの「ラ・ソ・ファ・レ・ミ」、
そしてタリスの宗教音楽など、現在もタリス・スコラーズの代表的名演として
世界を感動させ続けているポリフォニーが収められている。
世界最高のア・カペラ・グループが歩んできた"30年間の歴史"と"ルネサンス
時代の合唱芸術"を究極のポリフォニーで ――!
1980年-1989年、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード)、サール
教会(ノーフォーク)、 セント・ジョン・アット・ハックニー教会(ロンドン)
での録音。
日本先行発売!




<PeantaTone>
PTM 1010(SACD-Hybrid) \2500
メンデルスゾーン:
ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25/ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
華麗なるロンド変ホ長調Op.29
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
いよいよ母国ドイツ・ロマン派の傑作、メンデルスゾーンの2つのピアノ協奏
曲を取り上げてきたヘルムヘン。ソロ・パートを自在に弾きこなすための高度
な技巧や、優美な旋律の魅力を最大限に引き出す音楽性とサウンドがソリスト
に求められるが、ヘルムヘンであれば高いレベルで応えてくれることは間違い
ないだろう。またベートーヴェン・チクルスでさらに関係を強化させたヘレ
ヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィルという強力タッグの存在も見逃
せない。
ヘルムヘンは、シューベルトの「ピアノ・ソナタ第20番」&「楽興の時」が
吉田秀和氏から高く評価されるなど日本での知名度も高まっているだけに、
このヘレヴェッヘとのメンデルスゾーンがターニングポイントとなる可能性は
高い!
2010年2月、デシンゲル(アントワープ/ベルギー)での録音。

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