<NAXOS> 各1枚 \850
8.553972
ハイドン(1732-1809):<ピアノ変奏曲集>
アリエッタと20の変奏Hob.XVII:2/主題と6つの変奏「やさしく快適」
Hob.XVII:5/カプリッチョ「8人のへぼ仕立屋に違いない」XVII:1/ア
リエッタと12の変奏XVII:3/「神よ守りたまえ」による変奏曲
(Hob.XVIIa:1による)/ディヴェルティメント「先生と生徒」
Hob.XVIIa:1(4手ピアノのための)*
演奏/イェネ・ヤンドー(ピアノ)/ジュジャ・コラール(ピアノ)*
ピアノ・ソナタ全集を進行中のヤンドーによる、補完的な価値もある変奏
曲集。この1枚で変奏曲はほぼそろっており、モーツァルトやベートーヴェ
ンへとつながっていく古典派ピアノ変奏曲のルーツを聴くことができます。
8.555968
シュポア(1784-1859):<弦楽五重奏曲全集第4集>
弦楽五重奏曲第7番/弦楽六重奏曲/ポプリ
演奏/新ハイドン弦楽四重奏団 、
アティラ・ファルヴァイ(ヴァイオリン)、
シャーンドル・パップ(第2ヴィオラ)、
タマーシュ・ヴァルガ(第2チェロ)
マルコポーロ8.223600からの移行発売。弦楽五重奏曲全集シリーズの完結
は、シューベルトやシューマンを思わせるロマン派の中軸作品(第7番、
1850年作曲)と、同時期のおだやかで美しい弦楽六重奏曲、ロシアの歌を
モティーフにメドレー化した「ポプリ」を収録。シュポア入門としても最
適の一枚です。
8.557023
モーツァルト(1756-1791):
セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」/同第6番「セレ
ナータ・ノットゥルナ」/ディヴェルティメント第10番「ロドロン伯爵家
の夜の音楽第1番」
演奏/ペッター・スンドクヴィスト(指揮)スウェーデン室内管弦楽団
3つの有名な作品を、ナクソスの常連となりつつあるスウェーデンのアンサ
ンブルが演奏。「セレナータ・ノットゥルナ」の力強いリズムなど、この
団体ならではの個性がしっかりと刻印されています。
8.557482
オルドネツ(1734-1786):<交響曲集>
交響曲イ長調/交響曲ト短調/交響曲ハ長調/交響曲ロ短調/交響曲ト短調
演奏/ケヴィン・マロン(指揮)トロント・カメラータ
ウィーンに生まれ、モーツァルトとほぼ同時代を生きた作曲家の交響曲。
セレナーデ風の軽快で室内楽的な作品であり、いかにも貴族階級に人気があ
りそうな気品で満ちあふれています。
8.557503
ストラヴィンスキー(1882-1971):
<ロバート・クラフト・コレクション-ストラヴィンスキー作品集第5集>
バレエ音楽「プルチネルラ」(伊語歌詞、英語対訳付き)/バレエ音楽
「妖精の口づけ」
演奏・歌/ロバート・クラフト(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団(プルチネルラ)、
ロンドン交響楽団(妖精の口づけ)、
ダイアナ・モンタギュー(メゾ・ソプラノ)、
ロビン・レゲイト(テノール)、マーク・ビーズリー(バス)
KOCH INTERNATIONAL CLASSICSからの移行発売。スペシャリスト、クラフト
の指揮によるシリーズ5枚目は、ペルゴレーシなどバロック期の作曲家を
ベースにした「プルチネルラ」(声楽付きの全曲)、チャイコフスキーの
ピアノ曲や歌曲をベースにした「妖精の口づけ」という、珍しいカップリ
ングです。
8.557627
<ルネッサンス期ドイツの宗教&世俗音楽集>
グレノン:
Nova vobis gaudia フィンク: もしも私が鷹だったら / 見よ、この嘆願
する献身的な人々を
イザーク(伝承):
キリエ(ミサ 「Je ne fay plus」より) / グローリア(ミサ「Je ne
fay plus」より)
イザーク:Fille, vous avez mal garde
デュファイ: もしも顔が青いなら
ジルベール:ファンファーレ「もしも私が鷹だったら」
バルビロー:愉快な歌
フルダ:おお、ユピテル / おお、天の乙女 / 幸福な日
ビーム: 聖霊よ来たれ
作曲者不詳:
もしも顔が青いなら(デュファイ作による) / 歌詞のない歌 / 乙女よ、
主イエス・キリストを守りたまえ / 魂の合唱/おお、武装したユダよ
/ 私の心は喜びに満ち / 同(ミリケン編曲) / おお、なにゆえ民衆は
/ 聖母マリアがわれらの傍らに / 聖霊よ来たれ / だから私はこの地に
とどまる / この地に / 幸福な日 / 主の栄光は天地に満つ / 友よ、
私のすてきな友よ (ジルベール編曲) (ドイツ語歌詞、英語対訳付き)
演奏・歌/アダム&ロテム・ジルベール(ディレクター)
チャラメッラ・インストゥルメンタル&ヴォーカル・アンサンブル
15世紀から16世紀にかけて、ドイツで生まれた(もしくは流行した)聖歌
と民衆歌、舞曲などを集めた1枚。デュファイがミサ曲に転用した「もし
も顔が青いなら」は、ルネッサンス音楽の定番人気曲だと言えるでしょう。
演奏はアメリカの古楽グループで、曲の素朴さもさることながら多様な楽
器のサウンドも魅力です。
8.557727
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):
ピアノ協奏曲/クラリネット協奏曲/星座のお告げ(ソプラノ、ハープシ
コードと弦楽オーケストラのためのカンタータ)(ロシア語歌詞、英語対
訳付き)
演奏・歌/ティムール・ミンバエフ(指揮)
ロシア音楽院室内管弦楽団、
オルガ・ソロヴィエヴァ(ピアノ……ピアノ協奏曲、ハープシコード……
星座のお告げ)、
アントン・プリスチェパ(クラリネット)、
イヤナ・イヴァニロヴァ(ソプラノ)、
イリーナ・ゴンチャロヴァ(ハープシコード)、
パヴェル・アルフョロフ(コントラバス)
20世紀、旧ソ連およびロシアの中核的な存在あり、交響曲など多くの作品
が日本の一部ファンに愛されてきた作曲家。この録音はボリス・チャイコ
フスキー協会のサポートで実現したもので、プロコフィエフ風のピアノ協
奏曲や抒情的なクラリネット協奏曲など、この作曲家を知る一枚としても
最適の3曲を収録しています。
-
8.557728
モーツァルト(1756-1791):
レクィエム(ジュスマイヤー版)/洗礼者聖ヨハネ祭のためのオッフェル
トリウム「女より生まれし者として」/四季斎日のオッフェルトリウム
「主よ憐れみたまえ」*ラテン語歌詞、英語対訳付き
演奏・歌/モルテン・シュルト=イェンセン(指揮)
ライプツィヒ室内管弦楽団、ゲヴァントハウス室内合唱団、
ミリアム・アラン(ソプラノ)、アンネ・ブター(メゾ・ソプラノ)、
マルクス・ウルマン(テノール)、マーティン・スネル(バス)
デンマークに生まれ、チェリビダッケや“合唱の神様”エリック・エリク
ソンらに師事した指揮者と、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のメンバ
ーから成る室内オケほかの演奏。現代楽器でありながらモーツァルトのオ
リジナル書法を再現し、劇的な音楽を構築しています。
8.557732
ゴンベール(c.1495-c.1560):
わが主は取り去られた/8つのマニフィカト(第1旋法)/われは唯一の天
主を信ず/モテット「バビロン川のほとりで」/生のただ中にあって
サルヴェ・レジーナ(plainchant mode 1)/同(diversi diversa orant)
/ジョスカンの死を悼む哀歌「いと偉大なるユピテルの娘ムーサたちよ」
*ラテン語歌詞、英語対訳付き
歌/ジェレミー・サマリー(指揮)オックスフォード・カメラータ
ジョスカン・デ・プレに師事して数多くのミサ曲などを残したフランドル
の作曲家による、壮麗なポリフォニー作品集。8声の「われは唯一の天主
を信ず」(Credo)をはじめ、代表作と呼ばれる曲を集めました。オックス
フォード・カメラータはまたナクソスに名演を残してくれました。
8.557754
<英国テューバ協奏曲集>
グレグソン(1945-)、ステプトー(1953-)、ヴォーン・ウィリアムズ
(1872-1958)、ゴランド(1946-1993):テューバ協奏曲
演奏/ジェームズ・グーレイ(テューバ)、
ギャヴィン・サザーランド(指揮)ロイヤル・バレエ・シンフォニア
この楽器の協奏曲としては定番のヴォーン・ウィリアムズをはじめ、吹奏
楽シーンで有名なグレグソンとゴランドほかの作品を収録。ソリストはバ
ーミンガム市響、BBC響、チューリヒ・オペラなどを経て、現在は吹奏楽界
に絶大な人気を誇るプレイヤーです。
8.557764
ヘンデル(1685-1759):
水上の音楽(組曲第1-3番)/王宮の花火の音楽
演奏/ケヴィン・マロン(指揮)アレイディア・アンサンブル
カナダのトロントを本拠として活動し、ナクソスではヴィヴァルディ、シャ
ルパンティエなど多くのバロック-古典派作品を録音している団体が、ヘン
デルの2大名曲を演奏。「王宮の花火の音楽」では自筆譜をあたってフラ
ウト・トラヴェルソを加えるという新解釈も。今後リリース予定のSACD
(6.110115)と同音源です。
8.557839J
大木正夫(1901-1971):交響曲第5番「ヒロシマ」/日本狂詩曲
演奏/湯浅卓雄(指揮)新日本フィルハーモニー交響楽団
(録音・編集(24bit/48kHz):2005年5月東京、すみだトリフォニーホール)
音楽による魂の慟哭と叫び、日本人だからこそ生まれ得た傑作!
戦後60周年にあたる年、ナクソスは一つの意義深い交響曲を録音し、原爆
の惨禍を忘れてはならないという作曲家の思いと共に、永久に残します。
これまではカンタータ「人間をかえせ」が特に知られてきた作曲家、大木
正夫による交響曲第5番「ヒロシマ」。原爆の悲惨さを伝える絵画、丸木夫
妻の「原爆の図」に触発された悲痛な作品。カップリングは対照的に明る
い「日本狂詩曲」。湯浅卓雄とナクソス初登場の新日本フィルが見事に蘇
らせました。
8.559190
フェルドマン(1926-1987):弦楽四重奏曲 ※世界初録音
演奏/ザ・グループ・フォー・コンテンポラリー・ミュージック
1994年にKOCH INTERNATIONAL CLASSICSからリリースされていた録音で、こ
れが世界初録音。78分35秒、静謐な音が続いていく典型的なフェルドマン
の音楽であり、1980年に初演したコロンビア四重奏団のメンバーも演奏に
加わっています。
8.559250
M.ブローワー(1940- ):
金色に輝く環/曼荼羅/鼓動:50周年記念のファンファーレ/想い出/シ
ズル
演奏/ジェラード・シュウォーツ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団、
エヴリン・グレニー(パーカッション)、
ケヴィン・プライス(トロンボーン)
ヴァイオリン奏者としてオーケストラで演奏した後、ジョージ・クラム等
に師事して作曲家となったブローワーの代表作を集めた1枚。現在数多く
のプロジェクトに参加し、委嘱作を抱える彼女の存在は、ジョン・アダム
ズやマイケル・トークなど新しいオーケストラ作品を創造してきた作曲家
たちと共に、絶大な人気を誇っています。
<NAXOS OPERA>
8.660183-84 2枚組 \2000
ロッシーニ(1792-1868):歌劇「イタリアのトルコ人」
歌・演奏/ナタレ・デ・カロリス(バス)、
ミルト・パパタナス(ソプラノ)、
マッシミリアーノ・ガリアード(バリトン)、
アメデオ・モレッティ(テノール)、ピエロ・ガルネラ(バリトン)、
ダミアーナ・ピンティ(メゾ・ソプラノ)、
ダニエレ・サンファルディーノ(テノール)、
マルツィオ・コンティ(指揮)
キエーティ・マッルチーノ劇場管弦楽団・合唱団
(合唱指揮:ファビオ・ドラツィオ)、
ジャンニ・ファブリーニ(フォルテピアノ)
※歌詞は<http://www.naxos.com/libretti/ilturco.htm>にアクセスして
PDFファイルをダウンロード。(伊語歌詞、英語対訳付き)
トルコの太守と気まぐれなイタリア女フィオリッラを中心とした恋愛話を、
コメディ・タッチで描いたロッシーニ初期の傑作。エキゾティックな設定
ながら音楽はロッシーニ節であり、イタリア・オペラ・ファンは必聴。イ
タリアの指揮者と若手歌手陣による鮮烈な演奏です。
<NAXOS HISTORICAL>
8.110994 \850
<ヴィルヘルム・フルトヴェングラー:商業録音集(1940-1950)第1集>
グルック(1714-1787):
歌劇「アルチェステ」-序曲(録音:1942年10月28日)
モーツァルト(1756-1791):セレナード第10番「グラン・パルティータ」
(録音:1947年11月11日・26日、12月3日)
同 第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
(録音:1949年4月1日)
演奏/ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(グルック)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーたち(グラン・パルティ
ータ)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(アイネ・クライネ)
ウォード・マーストン復刻。グルックは独テレフンケン、モーツァルトは
英HMVへの録音であり、コレクター提供による状態のいいSP盤から復刻しま
した。特にモーツァルトは1940年代のウィーン・フィル・サウンドを知る
上でも重要な選曲であり、フルトヴェングラーの録音としても珍しいもの
です。
8.111032 \850
ベートーヴェン(1770-1827):
交響曲第6番「田園」(録音:1936年12月5日、ウィーン)/序曲「レオ
ノーレ」第2番(録音:1936年5月21日、ウィーン)/序曲「フィデリオ」
(録音:1934年5月21日、ロンドン)/序曲「コリオラン」(録音:
1938年9月12日、ロンドン)/バレエ音楽「プロメテウスの創造物」-序曲
(録音:1930年5月16日、ウェストミンスター)
演奏/ブルーノ・ワルター(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(田園、レオノーレ)、
BBC交響楽団(フィデリオ)、ロンドン交響楽団(コリオラン)、
ブリティッシュ交響楽団(プロメテウス)
マーク・オバート=ソーン復刻。発売以来、半世紀以上も「田園」の名盤
とされ、「ワルターの田園」というブランドを作り上げた録音。新しい復
刻は最高のコンディションによるSP盤からのもので、細部まで音が伝わっ
てきます。これまでこの録音を愛聴してきたファンにも、おすすめです。
8.111101 \850
<ザ・ジーリ・エディション第12集 - ロンドン録音集1946-1947>
アレヴィ:歌劇「ユダヤの女」-ラシェルよ、主がお前の揺籃を私に与えた
時に ラロ:歌劇「イスの王」-嫉妬深い保護者を屈服させることができな
いからには…愛する者よ、今はもう トスティ:別れ マリー:アイル・
ウォーク・ビサイド・ユー カルディッロ:カタリ・カタリ-つれない心
マスネ:歌劇「マノン」-一人になった!ああ消え去れ!いとおしき面影
よ!/歌劇「ウェルテル」-オシアンの歌「春風よ、なぜ私を目覚めさせる
のか」 ファルヴォ:君に告げよ 伝承曲:神の御子は今宵しも グルー
バー:きよしこの夜 シューベルト:アヴェ・マリア(エレンの歌その3)
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-おお、ローラよ(シ
チリアーノ) ショパン:愛の復活(12の練習曲Op.10-第3番「別れの曲」
より) チッタディーニ:子守唄/愛の郷愁 トスティ:秘めごと
ウィリアムズ:ビダリータ ブチャルド:荷馬車屋の歌(民謡様式による
6つの歌より) ブラーヘ:この家に幸いあれ ペン:スマイリン・スル
ー(録音:1946-1947年、ロンドン)
※英・仏・伊・ラテン・西・ナポリ方言・シチリア方言歌詞
(解説に歌詞は付いておりません)
歌・演奏/ベニアミーノ・ジーリ(テノール)、
ライナルド・ザンボーニ(指揮)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、
ハーバート・ドーソン(オルガン)、キティ・ウィルソン(ハープ)
マーク・オバート=ソーン復刻。シリーズ12枚目は晩年となっていく戦後
の記録であり、内面へと向かう表現を当時の最新技術録音で捉えたもの。
これまで同様に幅広いレパートリーから選ばれた曲であり、英語の歌も聴
くことができます。
<MARCO POLO>
8.225283 \1480
ヨハン・シュトラウスI世(1804-1849):<作品集第7集>
ワルツ「睡眠の治療法」/ギャロップ「若人の情熱」/ワルツ「ペスト地
区の思い出」/ギャロップ「カチューシャ」/ガブリエルのワルツ/ブー
ローニュのギャロップ/ペニヒ・ワルツ/ギャロップ「パリの謝肉祭」/
アイリス・ワルツ/独創的な分列行進/ワルツ「ベルリンの思い出」
演奏/エルンスト・メルツェンドルファー(指揮)
スロヴァキア・シンフォニエッタ・ジリナ
ウィーン国立歌劇場でも常連となっているメルツェンドルファーが指揮を
した、全曲制覇を目指すシリーズ。その第7弾は、1830年代にさまざまな
委嘱や機会のため作曲されたワルツ、ギャロップなどを集めた1枚です。
8.553972
ハイドン(1732-1809):<ピアノ変奏曲集>
アリエッタと20の変奏Hob.XVII:2/主題と6つの変奏「やさしく快適」
Hob.XVII:5/カプリッチョ「8人のへぼ仕立屋に違いない」XVII:1/ア
リエッタと12の変奏XVII:3/「神よ守りたまえ」による変奏曲
(Hob.XVIIa:1による)/ディヴェルティメント「先生と生徒」
Hob.XVIIa:1(4手ピアノのための)*
演奏/イェネ・ヤンドー(ピアノ)/ジュジャ・コラール(ピアノ)*
ピアノ・ソナタ全集を進行中のヤンドーによる、補完的な価値もある変奏
曲集。この1枚で変奏曲はほぼそろっており、モーツァルトやベートーヴェ
ンへとつながっていく古典派ピアノ変奏曲のルーツを聴くことができます。
8.555968
シュポア(1784-1859):<弦楽五重奏曲全集第4集>
弦楽五重奏曲第7番/弦楽六重奏曲/ポプリ
演奏/新ハイドン弦楽四重奏団 、
アティラ・ファルヴァイ(ヴァイオリン)、
シャーンドル・パップ(第2ヴィオラ)、
タマーシュ・ヴァルガ(第2チェロ)
マルコポーロ8.223600からの移行発売。弦楽五重奏曲全集シリーズの完結
は、シューベルトやシューマンを思わせるロマン派の中軸作品(第7番、
1850年作曲)と、同時期のおだやかで美しい弦楽六重奏曲、ロシアの歌を
モティーフにメドレー化した「ポプリ」を収録。シュポア入門としても最
適の一枚です。
8.557023
モーツァルト(1756-1791):
セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」/同第6番「セレ
ナータ・ノットゥルナ」/ディヴェルティメント第10番「ロドロン伯爵家
の夜の音楽第1番」
演奏/ペッター・スンドクヴィスト(指揮)スウェーデン室内管弦楽団
3つの有名な作品を、ナクソスの常連となりつつあるスウェーデンのアンサ
ンブルが演奏。「セレナータ・ノットゥルナ」の力強いリズムなど、この
団体ならではの個性がしっかりと刻印されています。
8.557482
オルドネツ(1734-1786):<交響曲集>
交響曲イ長調/交響曲ト短調/交響曲ハ長調/交響曲ロ短調/交響曲ト短調
演奏/ケヴィン・マロン(指揮)トロント・カメラータ
ウィーンに生まれ、モーツァルトとほぼ同時代を生きた作曲家の交響曲。
セレナーデ風の軽快で室内楽的な作品であり、いかにも貴族階級に人気があ
りそうな気品で満ちあふれています。
8.557503
ストラヴィンスキー(1882-1971):
<ロバート・クラフト・コレクション-ストラヴィンスキー作品集第5集>
バレエ音楽「プルチネルラ」(伊語歌詞、英語対訳付き)/バレエ音楽
「妖精の口づけ」
演奏・歌/ロバート・クラフト(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団(プルチネルラ)、
ロンドン交響楽団(妖精の口づけ)、
ダイアナ・モンタギュー(メゾ・ソプラノ)、
ロビン・レゲイト(テノール)、マーク・ビーズリー(バス)
KOCH INTERNATIONAL CLASSICSからの移行発売。スペシャリスト、クラフト
の指揮によるシリーズ5枚目は、ペルゴレーシなどバロック期の作曲家を
ベースにした「プルチネルラ」(声楽付きの全曲)、チャイコフスキーの
ピアノ曲や歌曲をベースにした「妖精の口づけ」という、珍しいカップリ
ングです。
8.557627
<ルネッサンス期ドイツの宗教&世俗音楽集>
グレノン:
Nova vobis gaudia フィンク: もしも私が鷹だったら / 見よ、この嘆願
する献身的な人々を
イザーク(伝承):
キリエ(ミサ 「Je ne fay plus」より) / グローリア(ミサ「Je ne
fay plus」より)
イザーク:Fille, vous avez mal garde
デュファイ: もしも顔が青いなら
ジルベール:ファンファーレ「もしも私が鷹だったら」
バルビロー:愉快な歌
フルダ:おお、ユピテル / おお、天の乙女 / 幸福な日
ビーム: 聖霊よ来たれ
作曲者不詳:
もしも顔が青いなら(デュファイ作による) / 歌詞のない歌 / 乙女よ、
主イエス・キリストを守りたまえ / 魂の合唱/おお、武装したユダよ
/ 私の心は喜びに満ち / 同(ミリケン編曲) / おお、なにゆえ民衆は
/ 聖母マリアがわれらの傍らに / 聖霊よ来たれ / だから私はこの地に
とどまる / この地に / 幸福な日 / 主の栄光は天地に満つ / 友よ、
私のすてきな友よ (ジルベール編曲) (ドイツ語歌詞、英語対訳付き)
演奏・歌/アダム&ロテム・ジルベール(ディレクター)
チャラメッラ・インストゥルメンタル&ヴォーカル・アンサンブル
15世紀から16世紀にかけて、ドイツで生まれた(もしくは流行した)聖歌
と民衆歌、舞曲などを集めた1枚。デュファイがミサ曲に転用した「もし
も顔が青いなら」は、ルネッサンス音楽の定番人気曲だと言えるでしょう。
演奏はアメリカの古楽グループで、曲の素朴さもさることながら多様な楽
器のサウンドも魅力です。
8.557727
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):
ピアノ協奏曲/クラリネット協奏曲/星座のお告げ(ソプラノ、ハープシ
コードと弦楽オーケストラのためのカンタータ)(ロシア語歌詞、英語対
訳付き)
演奏・歌/ティムール・ミンバエフ(指揮)
ロシア音楽院室内管弦楽団、
オルガ・ソロヴィエヴァ(ピアノ……ピアノ協奏曲、ハープシコード……
星座のお告げ)、
アントン・プリスチェパ(クラリネット)、
イヤナ・イヴァニロヴァ(ソプラノ)、
イリーナ・ゴンチャロヴァ(ハープシコード)、
パヴェル・アルフョロフ(コントラバス)
20世紀、旧ソ連およびロシアの中核的な存在あり、交響曲など多くの作品
が日本の一部ファンに愛されてきた作曲家。この録音はボリス・チャイコ
フスキー協会のサポートで実現したもので、プロコフィエフ風のピアノ協
奏曲や抒情的なクラリネット協奏曲など、この作曲家を知る一枚としても
最適の3曲を収録しています。
-
8.557728
モーツァルト(1756-1791):
レクィエム(ジュスマイヤー版)/洗礼者聖ヨハネ祭のためのオッフェル
トリウム「女より生まれし者として」/四季斎日のオッフェルトリウム
「主よ憐れみたまえ」*ラテン語歌詞、英語対訳付き
演奏・歌/モルテン・シュルト=イェンセン(指揮)
ライプツィヒ室内管弦楽団、ゲヴァントハウス室内合唱団、
ミリアム・アラン(ソプラノ)、アンネ・ブター(メゾ・ソプラノ)、
マルクス・ウルマン(テノール)、マーティン・スネル(バス)
デンマークに生まれ、チェリビダッケや“合唱の神様”エリック・エリク
ソンらに師事した指揮者と、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のメンバ
ーから成る室内オケほかの演奏。現代楽器でありながらモーツァルトのオ
リジナル書法を再現し、劇的な音楽を構築しています。
8.557732
ゴンベール(c.1495-c.1560):
わが主は取り去られた/8つのマニフィカト(第1旋法)/われは唯一の天
主を信ず/モテット「バビロン川のほとりで」/生のただ中にあって
サルヴェ・レジーナ(plainchant mode 1)/同(diversi diversa orant)
/ジョスカンの死を悼む哀歌「いと偉大なるユピテルの娘ムーサたちよ」
*ラテン語歌詞、英語対訳付き
歌/ジェレミー・サマリー(指揮)オックスフォード・カメラータ
ジョスカン・デ・プレに師事して数多くのミサ曲などを残したフランドル
の作曲家による、壮麗なポリフォニー作品集。8声の「われは唯一の天主
を信ず」(Credo)をはじめ、代表作と呼ばれる曲を集めました。オックス
フォード・カメラータはまたナクソスに名演を残してくれました。
8.557754
<英国テューバ協奏曲集>
グレグソン(1945-)、ステプトー(1953-)、ヴォーン・ウィリアムズ
(1872-1958)、ゴランド(1946-1993):テューバ協奏曲
演奏/ジェームズ・グーレイ(テューバ)、
ギャヴィン・サザーランド(指揮)ロイヤル・バレエ・シンフォニア
この楽器の協奏曲としては定番のヴォーン・ウィリアムズをはじめ、吹奏
楽シーンで有名なグレグソンとゴランドほかの作品を収録。ソリストはバ
ーミンガム市響、BBC響、チューリヒ・オペラなどを経て、現在は吹奏楽界
に絶大な人気を誇るプレイヤーです。
8.557764
ヘンデル(1685-1759):
水上の音楽(組曲第1-3番)/王宮の花火の音楽
演奏/ケヴィン・マロン(指揮)アレイディア・アンサンブル
カナダのトロントを本拠として活動し、ナクソスではヴィヴァルディ、シャ
ルパンティエなど多くのバロック-古典派作品を録音している団体が、ヘン
デルの2大名曲を演奏。「王宮の花火の音楽」では自筆譜をあたってフラ
ウト・トラヴェルソを加えるという新解釈も。今後リリース予定のSACD
(6.110115)と同音源です。
8.557839J
大木正夫(1901-1971):交響曲第5番「ヒロシマ」/日本狂詩曲
演奏/湯浅卓雄(指揮)新日本フィルハーモニー交響楽団
(録音・編集(24bit/48kHz):2005年5月東京、すみだトリフォニーホール)
音楽による魂の慟哭と叫び、日本人だからこそ生まれ得た傑作!
戦後60周年にあたる年、ナクソスは一つの意義深い交響曲を録音し、原爆
の惨禍を忘れてはならないという作曲家の思いと共に、永久に残します。
これまではカンタータ「人間をかえせ」が特に知られてきた作曲家、大木
正夫による交響曲第5番「ヒロシマ」。原爆の悲惨さを伝える絵画、丸木夫
妻の「原爆の図」に触発された悲痛な作品。カップリングは対照的に明る
い「日本狂詩曲」。湯浅卓雄とナクソス初登場の新日本フィルが見事に蘇
らせました。
8.559190
フェルドマン(1926-1987):弦楽四重奏曲 ※世界初録音
演奏/ザ・グループ・フォー・コンテンポラリー・ミュージック
1994年にKOCH INTERNATIONAL CLASSICSからリリースされていた録音で、こ
れが世界初録音。78分35秒、静謐な音が続いていく典型的なフェルドマン
の音楽であり、1980年に初演したコロンビア四重奏団のメンバーも演奏に
加わっています。
8.559250
M.ブローワー(1940- ):
金色に輝く環/曼荼羅/鼓動:50周年記念のファンファーレ/想い出/シ
ズル
演奏/ジェラード・シュウォーツ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団、
エヴリン・グレニー(パーカッション)、
ケヴィン・プライス(トロンボーン)
ヴァイオリン奏者としてオーケストラで演奏した後、ジョージ・クラム等
に師事して作曲家となったブローワーの代表作を集めた1枚。現在数多く
のプロジェクトに参加し、委嘱作を抱える彼女の存在は、ジョン・アダム
ズやマイケル・トークなど新しいオーケストラ作品を創造してきた作曲家
たちと共に、絶大な人気を誇っています。
<NAXOS OPERA>
8.660183-84 2枚組 \2000
ロッシーニ(1792-1868):歌劇「イタリアのトルコ人」
歌・演奏/ナタレ・デ・カロリス(バス)、
ミルト・パパタナス(ソプラノ)、
マッシミリアーノ・ガリアード(バリトン)、
アメデオ・モレッティ(テノール)、ピエロ・ガルネラ(バリトン)、
ダミアーナ・ピンティ(メゾ・ソプラノ)、
ダニエレ・サンファルディーノ(テノール)、
マルツィオ・コンティ(指揮)
キエーティ・マッルチーノ劇場管弦楽団・合唱団
(合唱指揮:ファビオ・ドラツィオ)、
ジャンニ・ファブリーニ(フォルテピアノ)
※歌詞は<http://www.naxos.com/libretti/ilturco.htm>にアクセスして
PDFファイルをダウンロード。(伊語歌詞、英語対訳付き)
トルコの太守と気まぐれなイタリア女フィオリッラを中心とした恋愛話を、
コメディ・タッチで描いたロッシーニ初期の傑作。エキゾティックな設定
ながら音楽はロッシーニ節であり、イタリア・オペラ・ファンは必聴。イ
タリアの指揮者と若手歌手陣による鮮烈な演奏です。
<NAXOS HISTORICAL>
8.110994 \850
<ヴィルヘルム・フルトヴェングラー:商業録音集(1940-1950)第1集>
グルック(1714-1787):
歌劇「アルチェステ」-序曲(録音:1942年10月28日)
モーツァルト(1756-1791):セレナード第10番「グラン・パルティータ」
(録音:1947年11月11日・26日、12月3日)
同 第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
(録音:1949年4月1日)
演奏/ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(グルック)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーたち(グラン・パルティ
ータ)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(アイネ・クライネ)
ウォード・マーストン復刻。グルックは独テレフンケン、モーツァルトは
英HMVへの録音であり、コレクター提供による状態のいいSP盤から復刻しま
した。特にモーツァルトは1940年代のウィーン・フィル・サウンドを知る
上でも重要な選曲であり、フルトヴェングラーの録音としても珍しいもの
です。
8.111032 \850
ベートーヴェン(1770-1827):
交響曲第6番「田園」(録音:1936年12月5日、ウィーン)/序曲「レオ
ノーレ」第2番(録音:1936年5月21日、ウィーン)/序曲「フィデリオ」
(録音:1934年5月21日、ロンドン)/序曲「コリオラン」(録音:
1938年9月12日、ロンドン)/バレエ音楽「プロメテウスの創造物」-序曲
(録音:1930年5月16日、ウェストミンスター)
演奏/ブルーノ・ワルター(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(田園、レオノーレ)、
BBC交響楽団(フィデリオ)、ロンドン交響楽団(コリオラン)、
ブリティッシュ交響楽団(プロメテウス)
マーク・オバート=ソーン復刻。発売以来、半世紀以上も「田園」の名盤
とされ、「ワルターの田園」というブランドを作り上げた録音。新しい復
刻は最高のコンディションによるSP盤からのもので、細部まで音が伝わっ
てきます。これまでこの録音を愛聴してきたファンにも、おすすめです。
8.111101 \850
<ザ・ジーリ・エディション第12集 - ロンドン録音集1946-1947>
アレヴィ:歌劇「ユダヤの女」-ラシェルよ、主がお前の揺籃を私に与えた
時に ラロ:歌劇「イスの王」-嫉妬深い保護者を屈服させることができな
いからには…愛する者よ、今はもう トスティ:別れ マリー:アイル・
ウォーク・ビサイド・ユー カルディッロ:カタリ・カタリ-つれない心
マスネ:歌劇「マノン」-一人になった!ああ消え去れ!いとおしき面影
よ!/歌劇「ウェルテル」-オシアンの歌「春風よ、なぜ私を目覚めさせる
のか」 ファルヴォ:君に告げよ 伝承曲:神の御子は今宵しも グルー
バー:きよしこの夜 シューベルト:アヴェ・マリア(エレンの歌その3)
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-おお、ローラよ(シ
チリアーノ) ショパン:愛の復活(12の練習曲Op.10-第3番「別れの曲」
より) チッタディーニ:子守唄/愛の郷愁 トスティ:秘めごと
ウィリアムズ:ビダリータ ブチャルド:荷馬車屋の歌(民謡様式による
6つの歌より) ブラーヘ:この家に幸いあれ ペン:スマイリン・スル
ー(録音:1946-1947年、ロンドン)
※英・仏・伊・ラテン・西・ナポリ方言・シチリア方言歌詞
(解説に歌詞は付いておりません)
歌・演奏/ベニアミーノ・ジーリ(テノール)、
ライナルド・ザンボーニ(指揮)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、
ハーバート・ドーソン(オルガン)、キティ・ウィルソン(ハープ)
マーク・オバート=ソーン復刻。シリーズ12枚目は晩年となっていく戦後
の記録であり、内面へと向かう表現を当時の最新技術録音で捉えたもの。
これまで同様に幅広いレパートリーから選ばれた曲であり、英語の歌も聴
くことができます。
<MARCO POLO>
8.225283 \1480
ヨハン・シュトラウスI世(1804-1849):<作品集第7集>
ワルツ「睡眠の治療法」/ギャロップ「若人の情熱」/ワルツ「ペスト地
区の思い出」/ギャロップ「カチューシャ」/ガブリエルのワルツ/ブー
ローニュのギャロップ/ペニヒ・ワルツ/ギャロップ「パリの謝肉祭」/
アイリス・ワルツ/独創的な分列行進/ワルツ「ベルリンの思い出」
演奏/エルンスト・メルツェンドルファー(指揮)
スロヴァキア・シンフォニエッタ・ジリナ
ウィーン国立歌劇場でも常連となっているメルツェンドルファーが指揮を
した、全曲制覇を目指すシリーズ。その第7弾は、1830年代にさまざまな
委嘱や機会のため作曲されたワルツ、ギャロップなどを集めた1枚です。