クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-06 No.11-2

2009年06月09日 18時45分35秒 | Weblog
<クリエイティヴ・コア>
CCAD 029(SACD-Hybrid) \3150
日本語解説書付き
「シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 ほか」
1.-4. ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959
5.-12. レントラー集(12のドイツ舞曲)D790 より第1、3-8、11番
13.-15. 3つのピアノ曲 D946
スタンリー・ホッホランド(フォルテピアノ)
録音:2008年12月12-24日
スタジオ・オンデア・デ・リンデン(ファルテルモント、オランダ)にてセッ
ション収録
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番を含む最新録音が、嬉しいSACD盤でリリ
ース!
モーツァルトのピアノ作品集(CCAD 027)をはじめ、鈴木秀美氏との共演、モー
ツァルト:ピアノ協奏曲第20番(TDKAD 022)、ピアノ三重奏曲集(CCAD 026)でい
ずれも絶賛されているフォルテピアノ界の孤高の巨匠、スタンリー・ホーホラ
ンド。
流石、フォルテピアノを知り尽くした清潔感溢れる演奏は新たなシューベルト
の世界を演出します。「凛然としたリズムと豊かな詩情、垣間見せる心の深淵
が渾然一体となり聴くものを虜にする ― 作曲家と同時代のオリジナル・フォ
ルテピアノで縦横に紡ぐ名匠ホッホランド会心のシューベルト!」


<JVC XRCD>
JMXR 24020S \3800
国内盤CD XRCD-SHM仕様
『マーチ・イン・ハイ・ファイ』
フィードラー&ボストン・ポップス
1.ヴェルディ:「アイーダ」より大行進曲
2.ヴィクター・ハーバート:おもちゃの行進曲
3.スーザ:忠誠
4.チャイコフスキー:「組曲第1番」より小行進曲
5.伝承曲:ヤンキードゥードル(アルプス一万尺/アメリカ民謡)
6.モース:アップ・ザ・ストリート
7.ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
8.ウィルソン:76トロンボーン
9.イッポリトフ=イヴァーノフ:「コーカサスの風景」より「酋長の行進」
10.プランケット:サンブル・エ・ムーズ連隊行進曲
11.ベートーヴェン:トルコ行進曲
12.アルフォード:ボギー大佐(クワイ河マーチ)
13.エムメット:ディキシー
14.モートン・グールド:「アメリカン・サリョート」
ボストン・ポップス・オーケストラ
アーサー・フィードラー(指揮)
録音:1958年、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)
「文句なしに楽しい!そしてこの名盤がxrcdで聴けることがなにより嬉しい」
(諸石幸生)
また解説はLP発売時のものと思われる昔なつかしい藁科雅美(わらしな まさみ)
翁の味わい深い文章が掲載されています。SHM化で音になめらかさが増し、これ
でもかと繰り広げられる大音響と威勢のいい音響にどっぷり浸れます。




<Signum Classics>
SIGCD 168 \2180
エルガー:
エニグマ変奏曲Op.36/序曲《南国にて》/弦楽セレナード ホ短調Op.20
アンドルー・デイヴィス(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
シャンドスとの専属契約締結が発表されるなど、これまで以上に全世界からの
注目を集めているイギリスのマエストロ、アンドルー・デイヴィス。
トロント響の首席指揮者(現在は名誉指揮者)、グラインドボーン音楽祭の音楽
監督、シカゴ・リリック・オペラの音楽監督&首席指揮者などの要職を歴任し
ているアンドルー・デイヴィスとイギリス・オケとの相性の良さは、1989年か
ら2000年まで首席指揮者を務めていたBBC響時代に実証されているだけに、フィ
ルハーモニア管とのエルガーにかかる期待はかなりのもの。
イギリスの名匠とイギリスの名門によるイギリスの傑作。「エニグマ変奏曲」
の新たな名演の誕生です!
2007年4月8日&19日-20日、フェアフィールド・ホール&クィーン・エリザベス
・ホールでのライヴ録音。

SIGCD 164 \2180
ラフマニノフ:ヴァイオリンとピアノのための作品集 ――
ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.19(ミハイロフスキー編)*/ロマンス イ短調
Op.Posth(原典版)*/東洋の踊りOp.2-2(ミハイロフスキー編)*/ひなぎく
Op.38-3(クライスラー編)/練習曲《音の絵》Op.33より 第7曲変ホ長調
(ハイフェッツ編)/前奏曲ト長調Op.32-5(ハイフェッツ編)/メロディOp.21-9
(ハイフェッツ編)/東洋のスケッチ(ハイフェッツ編)/練習曲《音の絵》
Op.33より 第2曲ハ長調(ハイフェッツ編)/ヴォカリーズOp.34-14(プレス編)
/ハンガリー舞曲Op.6-2(原典版)
宇田川杰子(ヴァイオリン)、コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
恩師ナタン・ミルシテインの芸術を受け継ぎ、現在はロンドンを拠点として世
界規模での活躍を続ける日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子がシグナム・ク
ラシックス初登場!
これまでにも世界初録音を含む数多くのレコーディングを発表してきた宇田川
杰子。「チェロ・ソナタ」や、「音の絵」などの名作からの"アレンジ"、「ロ
マンス イ短調」と「ハンガリー舞曲」の"原典版"で構成されたラフマニノフ・
アルバムは、宇田川杰子の幅広いレパートリーと作品の発掘に対する情熱が実
現させた芸術作品なのである。
そして宇田川杰子とデュオを組むピアニストは、なんとリフシッツ!ヴァイオ
リンとピアノのデュオで聴くラフマニノフもまた格別 ――。*世界初録音。

SIGCD 156 \2180
バッハ・トランスクライブド ――
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番(ゴドフスキー編)
羊は安らかに草を食み(ペトリ編)
アリア - 管弦楽組曲第3番ニ長調より(ジロティ編)
ガヴォット - 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調より
(サン=サーンス編)
アンダンテ - 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調より(ジロティ編)
シチリアーノ - フルート・ソナタ変ホ長調より(ジロティ編)
シオンは物見らの歌うのを聞き - カンタータ第140番《目覚めよと呼ぶ声あり》
(ケンプ編)
ラルゴ - 鍵盤楽器のための協奏曲へ短調より(バックス編)
ブーレ - 無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調より(ゴドフスキー編)
シャコンヌ - 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調より(ブゾーニ編)
アレッシオ・バックス(ピアノ)
日本でもおなじみの存在となったイタリア・バーリ生まれの若き貴公子、アレ
ッシオ・バックスがイギリスの"Signum Classics"に移籍!
イタリアのバーリ音楽院を異例の弱冠14歳で首席卒業し、翌年にはアメリカの
ダラスに渡るなど早くからその才能が注目されてきたアレッシオ・バックス。
1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクールでの第1位獲得に続き、2000年には
難関として有名なリーズ国際ピアノ・コンクールでは見事優勝。
また2009年には、ジョシュア・ベル、ヒラリー・ハーン、ギル・シャハムとい
った名手たちが受賞者に名を連ねるアメリカの"エイヴリー・フィッシャー・
キャリア・グラント"を授与されるなど、その勢いは増すばかり!
ブゾーニやケンプ、ゴドフスキーなど偉大なる音楽家たちによる13の"バッハ・
トランスクリプション"を通じて、アレッシオ・バックスが自身の進化を自身の
手で証明する。




<Hyperion>
CDA 67710 2枚組(1枚価格) \2180
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.2 ――
ピアノ・ソナタ第31番ホ長調Hob.XVI-31
ピアノ・ソナタ第42番ニ長調Hob.XVI-42
ピアノ・ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35
ピアノ・ソナタ第34番ホ短調Hob.XVI-34
ピアノ・ソナタ第26番イ長調Hob.XVI-26
幻想曲(カプリッチョ)ハ長調Hob.XVII-4
ソナタ《小さなディヴェルティメント》
(アンダンテと変奏曲)ヘ短調Hob.XVII-6
ピアノ・ソナタ第49番変ホ長調Hob.XVI-49
ピアノ・ソナタ第33番ニ長調Hob.XVI-33
ピアノ・ソナタ第39番ト長調Hob.XVI-39
ピアノ・ソナタ第48番ハ長調Hob.XVI-48
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
ウィーンの貴族夫人マリアンネ・フォン・ゲンツィンガーのために作曲された
「第49番」、そのマリアンネの早すぎる死が作曲のきっかけとなった「小さな
ディヴェルティメント」、ソナチネ・アルバムの1曲として幅広く知られる名作
「第35番」など、この第2集でも前作に勝るとも劣らぬ魅力を持った11作品が選
りすぐられている。
アムランの手によって学習用、練習用という鎖から解き放たれ、豊かな生命力
を吹き込まれたハイドンのピアノ・ソナタ。
瑞々しく躍動する音のシャワーからはハイドンのピアノ・ソナタが持つ"楽し
さ"を感じることができるだろう!
これまでにアルカンやカプースチン、ゴドフスキー、ブゾーニなどの超絶レパ
ートリーを次々と制覇してきたアムラン。それだけに"アムラン=超絶技巧"と
いうイメージが定着しているが、このハイドンがそのイメージを大きく変える
ことは間違いない。
録音:2008年8月27日-30日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)/
使用ピアノ:スタインウェイ&サンズ



<MEMBRAN>
NCA 60199 \1500
バッハ:
カンタータ「われ希望をもちて歩み求めん」 BWV.49
カンタータ「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」 BWV.51
カンタータ「われは満ち足れり」 BWV.82
ドミニク・ラベル(S) フローリアン・ベーシュ(B)
ジェレミー・ヨゼフ(Org)
マルティン・ハーゼルベック指揮
ムジカ・アンジェリカ・バロック・オーケストラ

NCA 60206 \1500
ゲオルク&ゴットリーブ・ムファット:オルガン作品集
トッカータ、パッサカリア、カンツォーナ 他
Wolfgang Kogert(Org)
2008年6月

NCA 60207 \1500
フローベルガー:トッカータ ト長調 FbWV 103、リチェルカール
FbWV 405、FbWV 411、カプリッチョ FbWV 505、FbWV 516 他
ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):マニフィカト、
トッカータ、カンツォーナ、パッサカリア 他
ムファット:トッカータ・プリマ
ジェレミー・ヨゼフ(Org)
2008年6月

DOCUMENTS 232676 2枚組 \1350
Rachmaninov plays Rachmaninov
CD1:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番
ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア 1939/1940
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
レオポルド・ストコフスキー/フィラデルフィア 1929
CD2:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 1939/1940
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番 1941
ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア 
セルゲイ・ラフマニノフ(P)




<SERENADE(CD-R)>
SEDR-5031/32 2枚組
フルトヴェングラー演奏会再現シリーズVI
フルトヴェングラー&VPO、1951年8月19日、ザルツブルク音楽祭
全曲拍手入り
当日のプログラム付き
ブルックナーの第1楽章のホルンのミス(2回)は修正されていません

Disc 1
フェリックス・メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」、作品26
グスタフ・マーラー:「さすらう若人の歌」
Disc 2
アントン・ブルックナー:
交響曲第5番変ロ長調(原典版)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
Recorded: 19 August 1951, Festspielhaus, Salzburg
Sources: Cetra(Italy)FE 35(Mendelssoh), FE 29(Mahler), FE 42(Bruckner)
このディスクは1951年8月19日、ザルツブルク音楽祭での全公演プログラムを
収録したものである(当時のプログラムによると、開演は午前11時)。この中で
ブルックナーの交響曲第5番はアメリカ・ディスココープ盤、RR-314から復刻
したSEDR-5007(廃盤)として1度発売している。このRR-314はこの日の公演を全
部収録した2枚組のLPだが、その後イタリア・チェトラのLPを入手して聴いたと
ころ、音質がなかなか良かったことに加え、全曲に拍手まで入ったものである
ことが判明したのである。この日の公演はフルトヴェングラー協会(日本とドイ
ツ)でもLP化されていたが、このLPもディスココープ盤と同じく拍手は含まれて
いない。さらに、EMIやオルフェオからCDも発売されたが、これらにも同様に
拍手はカットされている。たかだか拍手とはいえ、その日の会場の雰囲気を伝
えるものとしては貴重であると判断し、いささか2度手間にはなったがこうして
再現シリーズに組み入れる次第である(ただし、ブルックナーの交響曲の楽章間
のインターバルはチェトラのLPには含まれていない)。
言うまでもないが、この日はフルトヴェングラーとフィッシャー=ディースカ
ウとの初めての共演である。フィッシャ=ディースカウは当時フルトヴェング
ラーがマーラーに関心がなかったことを知らず、この「さすらう若人」を提案
したのである。しかし、これがきっかけとなってフルトヴェングラーはマーラ
ーを再認識したらしく、両者は1953年12月にベルリンでマーラーの「亡き子を
しのぶ歌」を共演している(この両者の共演はこの時が最後だった)。なお、フ
ルトヴェングラーとフィッッシャ=ディースカウとの出会いは『自伝フィッシ
ャー=ディースカウ追憶』(メタモル出版)に詳しい。(平林 直哉)

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