クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-06 No.9

2006年06月11日 12時15分10秒 | Weblog
<LR Music~LAUDA>
LAU 001 \2180
「冒険と魅惑の狭間に-ドン・キホーテの時代の音楽」
作曲者不詳:
「冒険の騎士」、「奥様、あなたを知ってから」、「あなたに会いたいと強く
願うものは」、「どこにいるのか、我がご婦人は?」、「百姓にはパンと玉ネ
ギが与えられ」、「愛の力はいつも」
パティーニョ:「ましてやほとんど力を要さなかったわけでなく」
ヘロニモ:「緑のミルテの木の幹に」
アギレーラ・デ・エレディア:第4旋法の大ティエント(器楽曲)
M.ロメーロ:「ミゼレーレ(主よ、憐れみたまえ)」、「樹木、雑草や植物は」
P.ゲレーロ:「おお、我が不満は大理石より強く!」
チャコン:「これぞサンチョ・パンサ」
ビクトリア:「バビロン川のほとり」
J. P.プジョル:「愛よ、私は思うのだが」、「強き郷士、ここに眠る」
アンヘル・レカセンス(指)ラ・グランド・シャペル
録音:2004年12月8-10日ベルギー、メルセン、聖ステファヌス教会
西欧文学史上、最も知られた作品「ドン・キホーテ」。その同時代かつ、関り
のある音楽が集められた録音です。ルネサンス後期の心にしみる宗教曲と、民
衆的な力に満ちた世俗曲は、ドン・キホーテが生み出された時代背景を音で描
き出し、その世界を実感させてくれます。
高名なビクトリア、王室礼拝堂楽長だったマテーオ・ロメーロとカルロス・パ
ティーニョをはじめ、フライ・ヘロニモ、セバスティアン・アギレーラ・デ・
エレディア、チャコン、フアン・パブロ・プジョル、そして、有名なフランシ
スコ・ゲレーロの兄ペドロ・ゲレーロと、作曲者も同時代を代表する面々。レ
カセンス率いるラ・グランド・シャペルの丁寧な演奏が曲の魅力を際立たせま
す。

LAU 002 \2180
「セルバンテスの時代のレクイエム」
[死者のための朝課]
M.ロメーロ:
詩編第6番「主よ、怒ってわたしを責めないでください」(4声)、
レスポンソリウム「主よ、御身が世界を裁きに」(4声)
[死者のためのミサ]
M.ロメーロ:ミサ曲「デ・プロフンディス(深き淵より)」
[葬儀式における罪の赦し]
リモンテ:
レスポンソリウム「ラザロを生かしたもう」(5声)、
レスポンソリウム「主よ、わが罪を思い出したもうことなかれ」(6声)
伝マテーオ・ロメーロ:
レスポンソリウム「リベラ・メ(主よ、解き放ちたまえ)」(8声)
[故人の埋葬式]
リモンテ:詩篇「デ・プロフンディス(深き淵より)」(7声)
ロペス・デ・ベラスコ:モテット「恋人よ、あなたはなにもかも美しく」(8声)
アンヘル・レカセンス(指)ラ・グランド・シャペル、スコラ・アンティカ
録音:2005年2月スペイン、クエンカ、サン・ミゲル教会
セルバンテスが生きていた時代に活躍した、マテーオ・ロメーロのレクイエム
を中心とした録音。彼は、フランドル楽派最後期の一人で、最も高名な作曲家
として知られていました。このレクイエムに、ペドロ・リモンテとセバスティ
アン・ロペス・デ・ベラスコの作品を組み合わせ、埋葬までの一連の葬儀を音
楽で構成しています。清澄かつ活力あるその音楽は、ルネサンス後期の、自信
に満ちた人間の足取りと、死への謹厳な態度を感じさせてくれます。

LAU 003 \2180
「イカロスの飛翔-バロック風エロスにまつわる音楽」
M.コレーア:
「愛し合っているあなた方のを聞け」、「なぜ私は生きたいのだろう?」
作曲者不詳:
「愛よ、あなたは私に何を助言してくれるだろうか?」、「たとえ悲しみを消
したとしても」、「これが恋、経験のある者はそれを知っており」、「蝶よ、
注意しなさい」、「3つの小唱句」(器楽曲、第2旋法)、「風よ、私を起こさ
ないでおくれ」、「私の大胆な翼を太陽に溶かさせ」
M.ロメーロ:「幸福な考え」(二重唱曲)
カバニーリェス:
左手のためのトッカータ(器楽曲、第5旋法)、ティエント・デ・ファルサ(器
楽曲、第1旋法)
マシャード:「人は常にイカロスについて描く」
B.ムリーリョ:「ヒラ、パートナーを替えることは」
ドゥロン:「愛の戦い」
アンヘル・レカセンス(指)、ラ・グランド・シャペル
録音:2005年9月12-14日ベルギー、アントワープ、聖母マリア礼拝堂 
エルゼンフェルト
ルネサンスは、死後を大切にする世界観から、生きている人間中心の世界観へ
と転換した時代でした。その特徴を、ギリシャ神話の「イカロスの飛翔」を題
材に、「生の希求、もしくは、根源的欲望」を意味するエロスという言葉をキ
ーワードにして曲を集め、音楽的に描き出したのがこの録音。表題の「イカロ
スの飛翔」を生かし、収録曲を「蝋の翼」、「イカロス」、「太陽」、「飛翔」
「墜落」という5部で、物語風に構成しています。
この時代のスペインを代表する、マヌエウ・コレーア、マテーオ・ロメーロ、
フアン・バウテゥィスタ・ホセ・カバニーリェス、マヌエウ・マシャード、ベ
ルナルド・ムリーリョ、セバスティアン・ドゥロンの作品を、レカセンス率い
るラ・グランド・シャペルが生き生きと演奏しています。




<WERGO>
WER 6685 \1850
ハラルド・ヴァイス:「静かな壁」(全15曲)-弦楽四重奏とテープのための
ノモス弦楽四重奏団
スタジオジブリ系の映画のサントラを髣髴とさせるサウンドです。ヴァイスと
いえば、どちらかといえばヒーリング、ニューエイジ系の世界でも大物ですが、
このたび弦楽四重奏のための作品が登場しました。弦楽四重奏の音色が波のよ
うにひたひたと聴くものの心に寄せては返します。どこまでも優しい雰囲気の
作品で、さすがヒーリングの大家、何を書かせても実にじっくりと心にしみて
きます。ただひたすら癒されたい!という方に是非おすすめの一枚です。

WER 6687 \1850
「the drum speaks」-ドラムは語る
朗読「私の心を見よ」 
クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:Ndim Lo! (見よ!私を見よ!) 
朗読「地獄の保護」 
クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:「夢をみないことを夢見る夜」 
朗読「グァバ・ジュース」 
朗読「スペア」 
クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:チャカ 
朗読「音楽ゲリラ讃」 
クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:ウンラバ 
朗読「レッド・ソング」 
朗読「リーン・ブルース」 
朗読「トラック・オブ・トラックス(トラックの痕跡)」 
クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:ルガーディ 
朗読「わが祖国への愛の詩」 
クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:歳をとらない夜-祈り
朗読:サンディル・ディケーニ
カリン・レヴィン(Fl)、ジェニファー・ハイマー(Pf)、
ステハン・フロレイクス&オラフ・パイラス(打楽器)、
オンファロ四重奏団(打楽器)
アンドレアス・ケーニヒ&アキ・ホフマン(Pf)
日本の横笛を思わせる鬼気迫る迫力のフルートの焦燥感、閉塞感を抜け出そう
とする旋律に、アフリカの打楽器のリズムが絡み、ドラマティックな物語的世
界を繰り広げています。曲と曲の間に入る詩は、サンディル・ディケーニとい
う南アフリカ出身のジャーナリストでもある詩人が、政治的理由で牢獄に入れ
られていたときに創作したもの。自己の存在を認められないもどかしさと閉塞
感を詠んだもの、死についての考察など、人生についての深い考えが反映され
た主題の詩が多くみられます。詩人本人による朗読のため、韻をふんでいる箇
所、詩の山場などの表現も実に巧みで、朗読自体がなにか歌曲を聴いているか
のような説得力をもってせまってきます。合間合間に入る音楽も詩の内容と連
動したもので、なかなか奥深い一枚です。




<avanti classic>
5414706 10232(SACD-Hybrid) \2450
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
シューマン:幻想小曲集op. 73
ドーラ・シュヴァルツベルグ(Vn)
マルタ・アルゲリッチ(Pf)
録音:2005年12月
フランクのヴァイオリン・ソナタは音楽史上の名曲として親しまれており、こ
れまでにも数々の録音がありますが、新たに殿堂入りの名演だと断言できるも
のの登場です。冒頭からやや遅めのテンポ設定に驚かされますが、そんな驚き
も一瞬のこと、アルゲリッチの熱く厚いタッチによる和音が二度目に奏でられ
るときには完全にノックアウトされてしまいます。ものすごい集中力と引力!
続くヴァイオリンの繊細な響きで奏でられる旋律のひとくだりでもう完全に引
きこまれてしまいます。第二楽章のうねりにうねるピアノはアルゲリッチなら
では、激しく熱いタッチに心がぞわぞわしてしまいます。ドビュッシーもシュ
ーマンも言うこと無し、ぴったりと息の合ったアンサンブルは見事としかいい
ようがありません。アルゲリッチのフランクとシューマンの録音は何種類か存
在していますが、最高のSACDハイブリッドDSD録音での登場ははじめて。どの
曲をとってもお勧め二重丸ポイントだらけ、録音をとっても最高の音質、アル
ゲリッチのピアノの生々しい迫力と、シュヴァルツベルクのヴァイオリンの熱
さに身を包まれる喜びを味わうことのできる何拍子もそろった一枚です。





<Harmonia Mundi France>
HMC 901912 \2080
ディートリッヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
カンタータ「われらがイエスの四肢」BuxWV75
カンタータ「われらより取り去りたまえ、主よ」BuxWV78
コンラッド・ユングヘネル(指)カントゥス・ケルン
ブクステフーデは北ドイツのリューベックにある聖マリア教会のオルガニスト
でした。北ドイツのオルガン楽派最大の音楽家であり、J.S.バッハのオルガン
音楽に最大の影響を与えました。またブクステフーデはオルガン曲だけでなく、
多くの宗教的なカンタータを残しています。その彼の傑作のひとつ「われらが
イエスの四肢」。オルガニストであったブクステフーデの重厚な響きを、小編
成ながらも透明感を帯びた美しい演奏に仕上げています。





<haenssler>
93 176 \2080
ワインベルク:チェロソナタ第2番 Op.63
ショスタコーヴィチ:チェロソナタ ニ短調 Op.40
ボリス・チャイコフスキー:チェロソナタ
ヨハネス・モーザー(Pf)、パウル・リヴィニウス (Pf)
ショスタコーヴィチと、彼に可愛がられたふたりの弟子による旧ソ連のチェロ
ソナタ集。当時のソ連にはロストロポーヴィチやシャフランがいたため、作曲
家たちはチェロの技巧的・表現的な可能性を拡大することができ、また多くの
名作が生まれました。いずれも20世紀の作品ながら現代的ではなく、ボルテー
ジの高いアレグロ系音楽が魅力。2002年の第12回チャイコフスキー・コンクー
ル、チェロ部門で特別賞受賞の若手、モーザーがフレッシュな感性で再現、こ
とにワインベルクとボリス・チャイコフスキーの新録音は大歓迎です。





<Orfeo>
ORFEO 677061 \2080
カリヴォダ:
交響曲第5番ロ短調 Op.106
同第6番ヘ長調 Op.132
フリーダー・ベルニウス(指)ホーフカペレ・シュトゥットガルト
ボヘミアに生まれ、ドイツで活躍したヨハン・ヴェンツェスラフ・カリヴォダ
(1801-1866)。彼は驚くべき多作家で、交響曲も7篇残しています。シューマン
も褒めたという交響曲は美しいメロディと巧妙なオーケストレーションが冴え
る意外な掘り出し物です。





<audite>
AU 92557(SACD-Hybrid) \2180
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調Op.100
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
トーマス・ザンデルリング(指)ノヴォシビルスク・アカデミックSO.
ラフマニノフに次ぐ、今年創立50周年を迎えるノヴォシビルスク響のaudite
第2弾。指揮はノヴォシビルスク生まれ、2002年より同オケの終身客演指揮者の
ポストにあるトーマス・ザンデルリング。今回も内容は得意のお国モノ、言わ
ずと知れた二大名曲ですが、この演奏の魅力はなんといってもオケの音色。な
かでもチャイコフスキーでの甘美な第2主題など原色そのまま、濃いニュアンス
はちょっと他では替え難いものです。


AU 92552(SACD-Hybrid) \2180
シューベルト:弦楽四重奏曲集
第15番ト長調D.887, Op.161
第9番ト短調D.173
マンデリング四重奏団
マンデリング・カルテットによる全集シリーズ第3弾は、最初期18歳の作と晩年
29歳、最後の四重奏を収録しています。シューベルトがわずか10日間で一気に
書き上げた第15番。人気の点では「ロザムンデ」や「死と乙女」にゆずるもの
の、随所にシューベルトらしさが満ち溢れているといわれ、傑作の呼び声高い
作品です。





<ORTHO SPECTRUM>
KDC 6001 \2250
日本語オビ解説つき
宇野功芳 企画・指揮 有山麻衣子 幻のコンサート
=曲目(作詞 / 作曲)=
1.花かげ(大村主計 / 豊田義一)
2.十五夜お月さん(野口雨情 / 本居長世)
3.雨ふり(北原白秋 / 中山晋平)
4.花嫁人形(蕗谷虹次 / 杉山長谷夫)
5.七つの子(野口雨情 /本居長世)
6.リンゴのひとりごと(武内俊子 / 河村光陽)
7.きいろいきいろい歌(サトウハチロー / 中田喜直)
8.月の沙漠(加藤まさを / 佐々木すぐる)
9.摘草(小学唱歌[3年])
10.虫のこゑ(小学唱歌[3年])
11.牧場の朝(小学唱歌[4年])
12.海(小学唱歌[5年])
13.鯉のぼり(小学唱歌[6年])
14.我は海の子(小学唱歌[6年])
15.さくら(日本古謡・中田喜直編)
16.愛国の花(福田正夫 / 古関裕而)
17.子守歌(野上彰 / 團伊玖磨)
18.庭の千草(里見義 訳詞 / アイルランド民謡)
19.マリアの子守歌(べーリッツ[宇野通芳 訳詞] / レーガー)
20.春への憧れ(オーヴァべック[上山友昭 訳詞]/ モーツァルト)
21.バルバリーナのカヴァティーナ「落としてしまった、どうしよう」
(モーツァルト)
22.ツェルリーナのアリア「ねえ、あなたおとなしくしていたら」
(モーツァルト)
23.ピエ・イエス(慈悲深きイエスよ)(フォーレ)
24.バイレロ(オーヴェルニュ民謡[カントルーブ編])
有山麻衣子(ソプラノ)佐藤和子(ピアノ)
録音:2006年3月18日ムラマツ・リサイタルホール新大阪(ライヴ)
「声の訓練を日常受けつづけるプロの歌手には、絶対こんな声は出ない。ぼく
はクラシックの歌手にアレルギーを持っている人にこそ、このCDを聴かせたい。
なまじ専門の声楽を習っている人は文句をつけるかも知れないが、芸術のいち
ばんの敵は常識なのだ。」宇野功芳(ライナーノーツより)
宇野功芳の秘蔵っ子ソプラノ、有山麻衣子のソロ・コンサート・ライヴ・アル
バム。ノン・ヴィブラート、手垢にまみれぬ清楚な歌声で聴くなじみ親しんだ
名曲の数々は、多くの人の心を惹きつけることでしょう。録音にはインフラノ
イズ社製のオルソ・スペクトラム高精度クロック、A/Dコンバーターほか音にと
ことんこだわった機材を使用していてオーディオ的魅力もいっぱいです。レコ
ード芸術8月号「志木折々」欄にて当アルバムは紹介される予定です。
有山麻衣子(ソプラノ)…宇野功芳に師事。東京をはじめ金沢、富山、横浜、
埼玉でリサイタルを開催。また、アンサンブル・フィオレッティーにも参加し、
各地で演奏活動を続けている。





<GENUIN>
GEN 86068 \1980
リスト:ラ・カンパネッラ
D.スカルラッティ:ソナタ二短調K.141
リスト:ドン・ジョヴァンニの回想
モーツァルト:ピアノ・ソナタイ短調K.310(第8番)
ドビュッシー:
前奏曲集-「妖精たちはあでやかな舞姫」「ラヴィーヌ将軍、風変わりな」
「花火」
シチェドリン:バッソ・オスティナート
ショパン:練習曲ハ長調Op.10-1
リスト:ハンガリー狂詩曲第13番
カロリーネ・フィッシャー(ピアノ)
録音:2006年1月
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・メンデルゾーン・ホール
カロリーネ・フィッシャーは1982年ベルリン生まれのピアニスト。9歳で奨学
金を得、16歳のときにすでにハンス・アイスラー音楽大学入学するなど天才ぶ
りを発揮。スタインウェイ国際ピアノ・コンクール(ベルリン)、ソフィ・
シャルロッテ女王国際コンクール、ベルリン・ヤング・ピープル・コンクール、
チェコやミュンヘンでの国際コクンクールなど多数の優勝、受賞暦がある。ま
たヴェーバージンケ、バドゥラ=スコダ、ナセトキンなどのマスタークラスに
も参加し、めきめきと腕を上げています。このアルバムでもリストやショパン
といった高度な技術を要するロマン派を中心にバロック、古典、現代と幅広い
レパートリーを相当なヴィルトゥオージティを発揮し、美しく仕上げている。
確かな腕を持った期待の若手ピアニストです。

GEN 86061 \1980
「ノルベルト・ブルグミュラー:ピアノ作品全集+メンデルスゾーン、F・ブ
ルグミュラー」
N.ブルグミュラー:
ピアノ・ソナタヘ短調Op.8、ワルツ変ホ長調、マズルカ 変ホ長調、
狂詩曲変ロ短調、ポロネーズへ長調
メンデルスゾーン:
葬送行進曲Op.103(ノルベルト・ブルグミュラーのために)
フレデリク・ブルグニュラー:
幻想的夢想Op.41、25の練習曲Op.100-第2番「アラベスク」、第5番「無邪気」
第15番「バラード」、華麗なる円舞曲Op.106
トビアス・コッホ(ピアノ) 録音:2005年11月
教則本で有名なブルクミュラーの兄ノルベルト(1810-36)のピアノ作品全集。
カップリングにノルベルトの早すぎる死を偲んでメンデルスゾーンが作った葬
送行進曲と弟の有名な教則本からの3曲を含む作品を収めた好企画盤です。ノル
ベルトはわずか26年の生涯の中で2曲の交響曲、ピアノ協奏曲など多数の作曲
活動を行い長生きしたら大作曲家として名を残したかもしれない逸材でした。
シューマンやメンデルスゾーン等初期ロマン派のピアノ音楽ファンの方なら興
味はつきない1枚でしょう。

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