クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-03 No.22-2

2007年03月30日 18時31分26秒 | Weblog
<AULOS(MUSIKADO)>
AUL66153 \2080
クロンベルク・アカデミー・ザ・ヴィジョン・シリーズVol.1
コダーイ:J.S.バッハの様式による3つのコラール前奏曲/
バルトーク:狂詩曲第1番Sz86/
ストラヴィンスキー:「プルチネッラ」からイタリア組曲/
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタニ短調op. 40
ラースロー・フェンイェ(Vc)、
オレク・ポリャンスキ(P)
2006年4月録音
コダーイは若い時バッハの音楽を好み、また子供の頃、家で弦楽四重奏を演奏
する際はチェロを弾いたので、室内楽曲ではチェロのための作品を最も多く作
曲しています。「イタリア組曲」は、ペルゴレーシのチェンバロ曲に基づいて
ディアギレフのロシア・バレエ団のために作曲した「プルチネッラ」からの5曲
をチェロとピアノ用に編曲したものです。
フェンイェは初めブダペストのリスト音楽院で学び、1994年から1998年まで
リューベックでダフィート・ゲリンガスに師事しました。1987年にハンガリー
国内コンクールで1位となった後、数々のコンクールに入賞し、2004年パブロ・
カザルス国際チェロ・コンクールで優勝し、2005年にはハンガリー国内のフラ
ンツ・リスト賞を受賞しました。ハンガリーの主要なオーケストラで演奏した
後、フランクフルト放送交響楽団主席チェロ奏者を務めています。

AUL66157 \2080
「ジャクリーヌ・フォンティン(1930-):管弦楽作品集第2集」
(1)アコーディオンと12の弦楽器のための協奏曲「東風」
(2)緑の陰の中で
(3)ピアノ協奏曲「寂しい岸」
(4)希望
(1)ダニエル・グリュセル(アコーディオン)、
ヴォルフガング・ヘントリヒ指揮 ドレスデン・フィル
(2)(3)ペーター・ヒルシュ指揮 ザールブリュッケン放送響、
(3)コリア・レッシング(P)
(4)ロベルト・グロスロット指揮 フランダース青年フィル
2006・1999年録音
フォンティンはベルギーのアンヴェルス(アントワープ)で生まれ、同地とパ
リでピアノと作曲、ウィーンでハンス・スワロフスキーに指揮を学びました。
1963年から1991年まで、アンヴェルス王立音楽院、続いてブリュッセル王立音
楽院の理論教授を務めました。100曲以上の作品の多くは、自然の美しさや友
人に触発されて作曲されたもので、和声の効果や楽器使用法の探求によってそ
の語法を発展させてきました。「東風」はフィンランドの画家マッコネンの絵
「東から来る風」、「緑の陰の中で」は中国の絵に刺激されて書かれました。
「希望」はフランダース青年フィルが南アフリカの希望峰で演奏するために委
嘱され、同国が平和で繁栄するようにという希望を表現しています。




<TUXEDO>
TUXCD1212 \1250
ヴェルディ:歌劇「椿姫」抜粋
第1幕前奏曲/思い出の日から/ああ、そはかの人か/プロヴァンスの海と陸/ジ
プシーの合唱/さようなら過ぎ去った日よ/パリを離れて 他
エディット・ラング(S)、ジョン・マロイ(T)、
ジョン・モデノス(Br)、
ナポレオーネ・アンノヴァッツィ指揮
ハンブルク放送響&合唱団
1974年録音
美しい声を持つラングはアメリカ人で、ハンブルク州立歌劇場の主要なドラマ
ティック・ソプラノの一人でした。マロイはインディアナ大学と南カリフォル
ニア大学で学び、1957-58年フルブライトの奨学金を得てハンブルクで学びま
した。1958-65年ドイツとスイスの歌劇場でテノールの主要な役を歌い、1966
-2006年イーストマン大学で教えました。モデノスはアメリカン・シアター・
ウィング・コンサート賞を受賞後、「椿姫」で歌劇にデビューしました。ギリ
シアに住み、歌手として初めてアテネのギリシア国立歌劇場の芸術監督となり
ました。

TUXCD5066 \1250
「アントン・カラス-ツィターと共に」
アントン・カラス:映画「第三の男」/カフェ・モーツァルト・ワルツ
ヨハン・シュトラウス2世:
美しき青きドナウ-ウィーン気質-ウィーンの森の物語
ヨハン・シュトラウス2世:ウィーンのボンボン
ツィーラー:ウィーン娘
エマヌエル・ホルニッシャー:ウィーンの密輸者行進曲
ツィーラー:レントラー
ツィーラー:ワルツ「ウィーンの市民」
レハール:刺激的なワルツ-金と銀他
アントン・カラス(ツィター)
19世紀後半から20世紀初めにかけての主に舞曲が、民族色豊かなツィターで演
奏されています。カラスはハンガリー人の家系で、1907(6?)年ウィーンで
生まれ、ウィーン音楽院で学びました。1948年ウィーンのカフェでのツィター
演奏をイギリスの映画監督キャロル・リードに認められました。翌年、キャロ
ルが監督した映画「第三の男」の音楽を担当して、世界的に有名になりました。
ツィーラーはオーストリアのオペレッタや舞曲の作曲家です。



<PIERRE VERANY>
PV706101 \2250
フォーレ:
優しき歌op. 61(ピアノと弦楽による伴奏付き版)/
ピアノ五重奏曲第1番ニ短調/月の光op. 46-2/
憂鬱op. 51-3/牢獄op. 83-1
ジェローム・コレア(Bs-Br)、
フィリップ・ビアンコーニ(P)、
ドミニク・ドジャルダン(Cb)、
パリシー四重奏団
2005年4月録音
ここに収録された歌曲は皆ヴェルレーヌの詩につけられたものです。「優しき
歌」は当時としては革新的な作品で、幸福な関係にあったエマ・バルダックを
思って作曲され、彼女に献呈されました。ピアノ五重奏曲第1番はあまり演奏
されませんが、最も優れた作品の一つで、難聴の兆候の出始めた1906年に完成
し、イザイに献呈されました。
コレアはパリ音楽院で学び、世界各地でバロックから20世紀までの歌劇に出演
し、トゥルーズ音楽院でバロック時代の歌唱法を教えています。1997年に17・
18世紀のイタリア音楽を専門とするバロック・アンサンブル「レ・パラダン」
を結成しました。ビアンコーニはカサドシュ国際コンクールとベオグラード青
少年音楽国際コンクールで優勝し、ヴァン・クライバーン国際コンクールで銀
メダルを受賞しました。ガルネリ四重奏団、東京クヮルテット、ジャン=ピエ
ール・ランパルなどと共演しています。

PV707021 \2250
クロード・バルバートル(1724-1799) :「未出版のクラヴサン曲集」
アリエッタと牧歌/アンダンテ/戦いの行進曲/前奏曲/陽気なエア/揺り床/前
奏曲とロンドー/バルバートル氏のロマンス/メヌエット/ロマンス/ミュゼット
と牧歌/狩他
ジャン=パトリス・ブロス(Cemb)
2006年6月録音
バルバートルは、18世紀パリで最も有名で、才能があり、活躍していたオルガ
ン・クラヴサン奏者の一人でした。生地ディジョンのオルガン奏者を務めた後、
1760年ノートル・ダム大聖堂のオルガン奏者、1766年王の弟(後のルイ18世)
のオルガン奏者となり、マリー・アントワネットやシャトル公にクラヴサンを
教えました。最初に出版されたのは1759年のクラヴサン曲集で、後にオルガン
のためのノエル集などを出版しています。ここに収録された作品は、1770年代
末に書かれたと思われる、フランス国立図書館が所蔵する手稿譜「様々な作曲
家によるクラヴサンと組織されたフォルテピアノの曲集」や、ヴェルサイユ市
立図書館所蔵の、1777年の日付のある、バルバートル自筆と思われる手稿譜に
含まれています。

PV707022/23 2枚組 \4500
ヴィヴァルディ:「様々な楽器のための協奏曲集」
協奏曲ハ長調RV558/葬送協奏曲変ロ長調RV579/協奏曲ハ長調RV555/
協奏曲ハ長調RV560/協奏曲ハ長調RV559/協奏曲ハ長調RV556「聖ロレンツォの
祝日のために」/協奏曲へ長調RV577/協奏曲へ長調RV572/2つのヴァイオリン
の協奏曲ニ短調RV566/2群の合奏のための協奏曲イ長調RV585/協奏曲ハ長調
RV557/ヴァイオリンとオーボエの協奏曲ト短調RV576
ジャン=クリストフ・スピノジ指揮
アンサンブル・マテウス
1995年12月・1996年10月録音
分売で出ていたスピノジの名盤ヴィヴァルディの協奏曲集(PV796023と
PV704052)のセット化。
アンサンブル・マテウスは1991年に演奏を始め、演奏曲目によって5人から
35人の、古楽器又は現代の楽器を使用する若い演奏家で構成されます。特に
ヴィヴァルディの研究と演奏で評価され、日本を含む世界各地で演奏してい
ます。アムステルダムのファン・ヴァセナー国際コンクール、「付随音楽の
最優秀作品に対する音楽批評家賞」、「アントニオ・ヴィヴァルディのディ
スク国際賞」、「年間最優秀ディスク賞」などを受賞しました。

PV707031 \2250
ジョルジュ・オンスロー(1784-1853):
弦楽五重奏曲第21番ト短調op. 51/
弦楽五重奏曲第34番ホ長調op. 82
サロン・ロマンティク
【ピエール・フランク(ヴァイオリン)、 ヴィオレーヌ・ド・グルネ(ヴァ
イオリン)、オディル・ポドポヴィトニ(ヴィオラ)、 ソフィー・セルフ
(ヴィオラ)、 パウリーヌ・ワルニエ(チェロ)】
2006年6月録音
サロン・ロマンティクによるオンスロウの弦楽五重奏曲集第2弾。
オンスロウはJ.L. ドゥシェクとJ.B. クラマーにピアノを習い、1801年メユー
ルの歌劇を聴いて作曲家になることを決め、A. レイハに作曲を学びました。
貴族たちがパリの邸宅で過ごす冬には、そこで新作の主に室内楽曲を演奏しま
した。1827年の歌劇「行商人」は成功を収め、1842年学士院会員となりました。
70曲の四重奏曲・五重奏曲を含む多数の室内楽曲のほか、3つの歌劇、4つの交
響曲など100曲以上の作品があります。最後の室内楽曲となった第34番は、オ
ンスロウの他の五重奏曲では楽器の選択が任意(ヴィオラかチェロ2つ、又は
チェロとコントラバス)であるのに対し、ヴィオラ2つと指定されています。
サロン・ロマンティクは、当時の楽器を用いて19世紀の室内楽曲を演奏し、サ
ロンの雰囲気を再現しようとする弦楽合奏団で、編成は演奏する曲によって変
わります。




<WALHALL>
WLCD0194 2枚組 \1750
カール・ミレッカー:オペレッタ「乞食学生」
ヘルタ・テッパー(パルマティカ)、ヴィルマ・リップ(ラウラ)
ローズル・シュヴァイガー(ブロニスラヴァ)、カール・テルカル(シモン)
クルト・ベーメ(オレンドルフ大佐)
ヴェルナー・シュメット=ベルケ指揮バイエルン放送管弦楽団、合唱団
1956年4月 ミュンヘンでのスタジオ録音
カール・ミレッカー(Carl Millocker 墺 1842-99)
スッペに見出されグラーツの指揮者になり、後にウィーンで活躍した、オペ
レッタ作曲家です。このオペレッタ「乞食学生」には「おまえはセーヌ」、
「金もなく、追放の身」「ああ私は彼女の肩に口づけしただけだった」等、
有名なアリアが含まれます。
※音質はとても良好です。

WLCD0198 \1050
プッチーニ:歌劇「外套」(ドイツ語)
クリステル・ゴルツ(ジョルジェッタ)、
ギュンター・トレプトゥ(ルイージ)
ヴィルヘルム・ロイブナー指揮
ウィーン交響楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団 1950年11月ウィーンでのスタジオ録音
※音質はとても良好です。

WLCD0199 \1050
モーツァルト:歌劇「羊飼いの王」
アルベルト・ヴァイケンマイア(アレッサンドロ王)、
アグネス・ギーベル(アミンタ)
ケーテ・ネントヴィヒ(エリーザ)、
ヘティ・プリュマッハー(タミーリ)
グスタフ・ルント指揮
シュトゥットガルト・トーンスタジオ管弦楽団
1954年 シュトゥットガルトでのスタジオ録音
レシタティーヴォを含まない演奏による全曲収録版です。
※音質はとても良好です。

WLCD0200 2枚組 \1750
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」ドイツ語
アレクサンダル・ヴェリッチ(ボリス・ゴドゥノフ)
アンネリーゼ・ローテンベルガー(フョードル)、
ルドルフ・ショック(グレゴリー)
マルタ・メードル(マリーナ)
ヴィルヘルム・シュヒター指揮
北ドイツ放送交響楽団、合唱団
1950年10月 ハンブルクでのスタジオ録音
※音質はとても良好です。

WLCD0201 2枚組 \1750
R.シュトラウス:歌劇「サロメ」
リューバ・ヴェルチュ(サロメ)、ハンス・ホッター(ヨカナーン)
セット・スヴァンホルム(ヘロデ王)、エリザベート・ヘンゲン(ヘロデヤ)
フリッツ・ライナー指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1952年1月19日 ニューヨークでのライヴ録音
※音質は良好です。
以前MYTOレーベルから発売あり。

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