<MSR>
MS 1322 \1980
ブラームス:
(1)クラリネット・ソナタ第1番Op.120-1
(2)クラリネット・ソナタ第2番Op.12-2
(3)クラリネット三重奏曲Op.114
ピアース=アオモリ・デュオ:
【青森英明(クラリネット)、ジョシュア・ピアース(ピアノ)】
(3)ダニエル・バレット(チェロ)
録音:2008年1月、6月、ニューヨーク
ジュリアード出身ニューヨーク在住のクラリネット奏者、青森英明はクラシッ
クのみならずジャズのクラリネットやサックスまで演奏し高い評価を得ていま
す。特にジャズ界の巨匠ローランド・ハナに認められ度々共演しており、CDも
発売になっています。今回はクラシックに戻り正統的レパートリーのブラーム
スに挑んでいます。ピアノはJ.ケージを得意としドイツ・レコード批評家賞も
受賞したことのあるジョシュア・ピアース。才気溢れる二人の注目の一枚です。
MS 1330 \1980
メンデルスゾーン:
2台のピアノのための協奏曲集
(第1番ホ長調、第2番変イ長調)
ジョスア・ピアース&ドロシー・ジョナス(Pf)
ビストリク・レジュハ指揮
スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1995年11月26、27日
MSRレーベルへ系統的に録音しているピアニスト、ジョシュア・ピアースが長年
デュオを組んでいるドロシー・ジョナスとのメンデルスゾーンの協奏曲集です。
ジョン・ケージのディスク(WERGO)で賞を取ったりしているため、現代音楽のス
ペシャリストと思われがちですが、幅広いレパートリーをもっています。メン
デルスゾーンが14-15歳で作曲したこれらの作品を恐ろしいほどの活気ある早い
テンポで演奏。メンデルスゾーンの若さと才能が炸裂しています。
MS 1289 \1980
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
キム・クック(チェロ)
エドワルド・セーロフ指揮
ヴォルゴグラード交響楽団
録音:2006年6月
ヴォルゴグラード、ロシア
アメリカの女流チェリスト、キム・クックがヴァルゴグラードまで出向いて録
音したショスタコーヴィチ&チャイコフスキーの協奏曲集です。クックはサン
パウロ交響楽団の首席などを勤めたあと現在はソリスト、教師として活躍して
います。安定した技術で着実に音楽を進めていきます。さらにこのCDではセー
ロフ指揮のヴォルゴグラード響がいい味を出しています。朴訥としたロシアの
ローカルな味わいをいまだに持ったオーケストラです。優秀な録音も特筆もの
です。
MS 1321 \1980
(1)エリオット・カーター(1908-):ピアノ・ソナタ
(2)コープランド:ピアノ変奏曲
(3)コープランド:ヴァイオリン・ソナタ
(4)ジョン・パティトゥッチ(1959-):湖(2007)
アン・シャイン(Pf)
(2)アール・カーリス(Vn)
録音:2007年10月ニューヨーク
アン・シャインは1939年生まれのアメリカのピアニスト。LP初期のKAPPレーベル
への録音やセル、レヴァイン、小澤、スクロヴァチェフスキーとの共演などで
などで華々しい活躍を見せていました。既に過去のピアニストだとお思いの方
も多いかと思いますが、まだまだ現役でがんばっていて、ジェシー・ノーマン
の伴奏や、何年に一度か新録音を出したりしていました。MSRへはショパン:ピ
アノ・ソナタ第3番、他(MS1119)に続く録音です。カーターとコープランドとい
うアメリカを代表する作曲家のピアノ作品集で勝負です。ゲストでコープラン
ドのヴァイオリン・ソナタを弾くのは元ジュリアード四重奏団のアール・カー
リス。アンコールはジャズの大物ウッド・ベーシスト、パティトゥッチがシャ
インのために書いた作品、と注目どころの多いアルバムです。
MS 1333 \1980
「韻文の響」-文学に関連のあるピアノ作品集
ボリス・パステルナーク(1890-1960):
ピアノ・ソナタ ロ短調(1909)、前奏曲(1906)
ラヴェル:夜のガスパール
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番(1913年原典版)
インナ・ファリクス(Pf)
録音:2008-2009年
「ドクトル・ジバゴ」で知られ、ノーベル賞も受賞した文豪パステルナークの
ピアノ作品を収録しています。パステルナークは母もピアニストで若いころは
スクリャービンに師事して作曲家を目指していました。ここに収録されたソナ
タ(1楽章形式、12分)と前奏曲(5分)もスクリャービン譲りのたゆたうような不
安でそれでいて美しいなかなかの作品です。ファリクスはウクライナ生まれの
アメリカのピアニスト。15歳でシカゴ響のソリストとしてデビューして以来、
ソリスト、室内楽奏者として活躍しています。
MS 1250 \1980
「サロンのボレアリス」-19世紀フランスの管楽器作品集
(1)タファネル:木管五重奏曲
(2)デランドル:3つの小品
(3)オンスロウ:五重奏曲Op.81
(4)シャルル・ルフェーヴル:組曲Op.57
ボレアリス木管五重奏団
録音:2007年
MSRレーベル初期から録音をしているボレアリス木管五重奏団の新盤。品のいい
フランスの木管五重奏を揃えている。フランス音楽ファン必聴!
MS 1255 \1980
バーバラ・ハーバック作品集Vol.5(室内楽作品集第2集)
(1)RAの魂(2005/06)
(2)フリーイング・ザ・ケージド・バード(2006/07)
(3)トランスフォーメーションズ(2004)
(4)明日からの反響(2006)
(5)ケイト・ショパン(ハーバック編)リリア・ポルカ(2007)
カーク・トレヴァー指揮
(1)(3)ブラディスラヴァ室内管弦楽団(カペラ・イストロポリターナ)
(2)(5)ブラティスラヴァ木管五重奏団
(4)アンサンブル・イスロトポリス
ハーバックはアメリカの女流作曲家(生年不詳)。オルガン奏者やチェンバロ奏
者としても知られNAXOSやALBANYへ録音もしている。作曲家としても多作で、こ
のシリーズは全7巻を予定しています。調性による叙情的な美しい作品が多い。
MS 1264 \1980
「星月夜プロジェクト」-絵画に基づく作品集
(1)マシュー・ハリス(1956-):「星月夜」-7つの絵画(1984)
(2)スティーヴン・ポーラス(1949-):アート組曲(1999)
(3)リビー・ラーセン(1950-):黒い鳥・赤い丘(1996)
(4)アンドルー・・リスト(1956-):ノアノア-ゴーギャンの絵画(2008)
モンタージュ・ミュージック・ソサエティ:【(1)(4)S.ウラノフスキー(Vn)、
(1)(2)(4)M.モスコヴィッツ(Vc)、(3)(4)S.ディボール(Va)、(3)(4)B.クレディ
ター(Cl)、(1)-(4)D.エイヤーズ(Pf)】
録音:2008年5月
タイトル通り絵画に基づくアメリカの中堅作曲家の室内楽を収録。「星月夜」
はゴッホの代表作をタイトルにしていますが、他にルソー、ピカソ、マティス、
ダリなどをネタに神秘的な作品に仕上がっています。どの作品も調性に基づい
た聴きやすいものとなっています。
MS 1311 \1980
「うっとりするほど美しいロシア」
-19・20世紀ロシアの世俗合唱曲集
ダルゴムイシスキー、S.タネーエフ、ラフマニノフ、
キュイ、アレンスキー、サルマノフ、チャイコフスキー、
ファリク、カリンニコフ、チャイコフスキー、エキモフ、
ロム、ガヴリーリンの作品
ロバート・シンプソン指揮
ヒューストン室内合唱団
録音:2007年11月ヒューストン
タイトル通りの非常に美しい無伴奏合唱曲集。ちなみに指揮者と同姓同名の作
曲家がおりますが、別人です。
MS 1313 \1980
「アメリカの蜃気楼」-エキゾティック・ピアノ・イメージ
(1)チャールズ・グリフィス(1884-1920):ピアノ・ソナタ
(2)E.ウッドブリッジ・ネヴィン(1853-1937):
ロマンス形式の練習曲Op.18-1、スケルツォ形式の練習曲Op.18-2
(3)アーサー・フート(1853-1937):5つの詩Op.41
(3)エイミー・ビーチ(1867-1944):夜のつぐみOp.92-1、朝のつぐみOp.92-2
(4)マクダウェル(1860-1908):森のスケッチOp.51
(5)コープランド(1900-90):ピアノ変奏曲
ルーサン・シェンプ(Pf)
録音:2008年8月
18世紀末から20世紀にかけてのアメリカの古典ともいえるピアノ作品集。美し
くしっかりした作品ばかりで、アメリカのピアノ音楽入門にピッタリ。
MS 1329 \1980
「ジャグ&ジャージー」-クラリネット作品集
(1)リビー・ラーセン(1950-):イエロー・ジャージー
(2)レーガー:ロマンツェ ト長調
(3)ジェイムズ・デヴィッド(1978-):Eタイプ・ジャグ
(4)N.ブルグミュラー:二重奏Op.15
(5)L.ラーセン:コーカー(1977)
(6)トーマス・ウーベンホースト(1952-):イーヴン・ソング(2001)
(7)チャールズ・ロイド(1849-1919):「ボン・ボヤージュ」即興曲
(8)フランセ:主題と変奏(1974)
(9)スコット・マクアリスター(1969):ブラック・ドッグ(2001)
リンダ・チオニッティ(Cl)
(1)アラン・ウォイ(cl)
(2)(4)(7)(8)ナターリア・ダ・ローザ(Pf)
(3)M.G.スプリングフィールド(Pf)
(5)マシュー・ファリン(Perc)
(6)声楽八重奏
(9)ジョージア南大学シンフォニック・ウインド・アンサンブル
録音:2008年11月、12月
古典から新作までクラリネットの小品を集めたアルバム。伴奏もいろいろあっ
て面白い。
MS 1332 \1980
「メロディ」-ヴァイオリンとハープのための作品集
アンゲルブレシュト(1880-1965)、A.パドヴァーノ(1915-92)、
ニールセン、D.スカルラッティ、ヴィラ=ロボス、イベール、
モーツァルト、グルック、ゲイリン・ハットン(1928-2008)、サニエ、
ドビュッシー、スヴェインソン(1938-)、サン=サーンス、
J.ラウバー(1864-1952)、マレイ・ボーレン(1950-)の作品
オーロラ・デュオ:
【ドンナ・フェアバンクス(Vn)、リサ・リッティング(Hrp)】
録音:2008年5月、6月
オーロラ・デュオはユタ・ヴァレー大学で教鞭をとる二人の女性演奏家。BGMと
しても使えそうな耽美的な一枚。
MS 1335 \1980
「チョコレート」
-ジェイムズ・グラント(1954-):ヴィオラ作品集
チョコレート(トーチソング)/ベッツのためのワルツ/スタッフ/
秋の盛り/思いつき/エンドルフィン/うっとうしさと奇矯さ/
トリュフ(さらなるトーチソング)
ミシェル・ラコース(Va)、
マーティン・アムリン(Pf)
録音:2007年8月ボストン
ジェイムズ・グラントはアメリカの作曲家で2002年にはアーロン・コープラン
ド賞を受賞するなど認められている中堅作曲家。最初と最後にお菓子のタイト
ルをもったジャジーでけだるいトーチソングを配し間に様々なタイプのメロディ
アスな小品を収録。現代音楽的要素は全くありません。
MS 1342 \1980
「デジタル・ルーム」
-メイソン・ベイツ(1977-):作品集
(1)イントロ:ブルース7/(2)デジタル・ルーム/
(3)インタリュード:サイレン・ミュージック/
(4)固められた琥珀から/(4)インタリュード:琥珀/
(5)赤い川/(6)アウトロ:菱形
メイソン・ベイツ(エレクトロニカ)
(2)イザベル・ディマーズ(Org)
(3)シャンティクリア
(4)ビアヴァ弦楽四重奏団
(5)アンタレス(Cl、Vn、Vc、Pf)
エレクトロニカはクラブ・ミュージックで使われる打ち込み系コンピュータ音
楽といった感じのもので、ここでは初期のコンピュータ音楽風からクラブのDJ
風まで様々な音が聞こえます。だいたいがチープな雰囲気のサウンドなのです
が、それがオルガンや弦楽四重奏と共演すると、えも言われぬ違和感があり、
確かに新しい不思議な音楽です。
MS 1322 \1980
ブラームス:
(1)クラリネット・ソナタ第1番Op.120-1
(2)クラリネット・ソナタ第2番Op.12-2
(3)クラリネット三重奏曲Op.114
ピアース=アオモリ・デュオ:
【青森英明(クラリネット)、ジョシュア・ピアース(ピアノ)】
(3)ダニエル・バレット(チェロ)
録音:2008年1月、6月、ニューヨーク
ジュリアード出身ニューヨーク在住のクラリネット奏者、青森英明はクラシッ
クのみならずジャズのクラリネットやサックスまで演奏し高い評価を得ていま
す。特にジャズ界の巨匠ローランド・ハナに認められ度々共演しており、CDも
発売になっています。今回はクラシックに戻り正統的レパートリーのブラーム
スに挑んでいます。ピアノはJ.ケージを得意としドイツ・レコード批評家賞も
受賞したことのあるジョシュア・ピアース。才気溢れる二人の注目の一枚です。
MS 1330 \1980
メンデルスゾーン:
2台のピアノのための協奏曲集
(第1番ホ長調、第2番変イ長調)
ジョスア・ピアース&ドロシー・ジョナス(Pf)
ビストリク・レジュハ指揮
スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1995年11月26、27日
MSRレーベルへ系統的に録音しているピアニスト、ジョシュア・ピアースが長年
デュオを組んでいるドロシー・ジョナスとのメンデルスゾーンの協奏曲集です。
ジョン・ケージのディスク(WERGO)で賞を取ったりしているため、現代音楽のス
ペシャリストと思われがちですが、幅広いレパートリーをもっています。メン
デルスゾーンが14-15歳で作曲したこれらの作品を恐ろしいほどの活気ある早い
テンポで演奏。メンデルスゾーンの若さと才能が炸裂しています。
MS 1289 \1980
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
キム・クック(チェロ)
エドワルド・セーロフ指揮
ヴォルゴグラード交響楽団
録音:2006年6月
ヴォルゴグラード、ロシア
アメリカの女流チェリスト、キム・クックがヴァルゴグラードまで出向いて録
音したショスタコーヴィチ&チャイコフスキーの協奏曲集です。クックはサン
パウロ交響楽団の首席などを勤めたあと現在はソリスト、教師として活躍して
います。安定した技術で着実に音楽を進めていきます。さらにこのCDではセー
ロフ指揮のヴォルゴグラード響がいい味を出しています。朴訥としたロシアの
ローカルな味わいをいまだに持ったオーケストラです。優秀な録音も特筆もの
です。
MS 1321 \1980
(1)エリオット・カーター(1908-):ピアノ・ソナタ
(2)コープランド:ピアノ変奏曲
(3)コープランド:ヴァイオリン・ソナタ
(4)ジョン・パティトゥッチ(1959-):湖(2007)
アン・シャイン(Pf)
(2)アール・カーリス(Vn)
録音:2007年10月ニューヨーク
アン・シャインは1939年生まれのアメリカのピアニスト。LP初期のKAPPレーベル
への録音やセル、レヴァイン、小澤、スクロヴァチェフスキーとの共演などで
などで華々しい活躍を見せていました。既に過去のピアニストだとお思いの方
も多いかと思いますが、まだまだ現役でがんばっていて、ジェシー・ノーマン
の伴奏や、何年に一度か新録音を出したりしていました。MSRへはショパン:ピ
アノ・ソナタ第3番、他(MS1119)に続く録音です。カーターとコープランドとい
うアメリカを代表する作曲家のピアノ作品集で勝負です。ゲストでコープラン
ドのヴァイオリン・ソナタを弾くのは元ジュリアード四重奏団のアール・カー
リス。アンコールはジャズの大物ウッド・ベーシスト、パティトゥッチがシャ
インのために書いた作品、と注目どころの多いアルバムです。
MS 1333 \1980
「韻文の響」-文学に関連のあるピアノ作品集
ボリス・パステルナーク(1890-1960):
ピアノ・ソナタ ロ短調(1909)、前奏曲(1906)
ラヴェル:夜のガスパール
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番(1913年原典版)
インナ・ファリクス(Pf)
録音:2008-2009年
「ドクトル・ジバゴ」で知られ、ノーベル賞も受賞した文豪パステルナークの
ピアノ作品を収録しています。パステルナークは母もピアニストで若いころは
スクリャービンに師事して作曲家を目指していました。ここに収録されたソナ
タ(1楽章形式、12分)と前奏曲(5分)もスクリャービン譲りのたゆたうような不
安でそれでいて美しいなかなかの作品です。ファリクスはウクライナ生まれの
アメリカのピアニスト。15歳でシカゴ響のソリストとしてデビューして以来、
ソリスト、室内楽奏者として活躍しています。
MS 1250 \1980
「サロンのボレアリス」-19世紀フランスの管楽器作品集
(1)タファネル:木管五重奏曲
(2)デランドル:3つの小品
(3)オンスロウ:五重奏曲Op.81
(4)シャルル・ルフェーヴル:組曲Op.57
ボレアリス木管五重奏団
録音:2007年
MSRレーベル初期から録音をしているボレアリス木管五重奏団の新盤。品のいい
フランスの木管五重奏を揃えている。フランス音楽ファン必聴!
MS 1255 \1980
バーバラ・ハーバック作品集Vol.5(室内楽作品集第2集)
(1)RAの魂(2005/06)
(2)フリーイング・ザ・ケージド・バード(2006/07)
(3)トランスフォーメーションズ(2004)
(4)明日からの反響(2006)
(5)ケイト・ショパン(ハーバック編)リリア・ポルカ(2007)
カーク・トレヴァー指揮
(1)(3)ブラディスラヴァ室内管弦楽団(カペラ・イストロポリターナ)
(2)(5)ブラティスラヴァ木管五重奏団
(4)アンサンブル・イスロトポリス
ハーバックはアメリカの女流作曲家(生年不詳)。オルガン奏者やチェンバロ奏
者としても知られNAXOSやALBANYへ録音もしている。作曲家としても多作で、こ
のシリーズは全7巻を予定しています。調性による叙情的な美しい作品が多い。
MS 1264 \1980
「星月夜プロジェクト」-絵画に基づく作品集
(1)マシュー・ハリス(1956-):「星月夜」-7つの絵画(1984)
(2)スティーヴン・ポーラス(1949-):アート組曲(1999)
(3)リビー・ラーセン(1950-):黒い鳥・赤い丘(1996)
(4)アンドルー・・リスト(1956-):ノアノア-ゴーギャンの絵画(2008)
モンタージュ・ミュージック・ソサエティ:【(1)(4)S.ウラノフスキー(Vn)、
(1)(2)(4)M.モスコヴィッツ(Vc)、(3)(4)S.ディボール(Va)、(3)(4)B.クレディ
ター(Cl)、(1)-(4)D.エイヤーズ(Pf)】
録音:2008年5月
タイトル通り絵画に基づくアメリカの中堅作曲家の室内楽を収録。「星月夜」
はゴッホの代表作をタイトルにしていますが、他にルソー、ピカソ、マティス、
ダリなどをネタに神秘的な作品に仕上がっています。どの作品も調性に基づい
た聴きやすいものとなっています。
MS 1311 \1980
「うっとりするほど美しいロシア」
-19・20世紀ロシアの世俗合唱曲集
ダルゴムイシスキー、S.タネーエフ、ラフマニノフ、
キュイ、アレンスキー、サルマノフ、チャイコフスキー、
ファリク、カリンニコフ、チャイコフスキー、エキモフ、
ロム、ガヴリーリンの作品
ロバート・シンプソン指揮
ヒューストン室内合唱団
録音:2007年11月ヒューストン
タイトル通りの非常に美しい無伴奏合唱曲集。ちなみに指揮者と同姓同名の作
曲家がおりますが、別人です。
MS 1313 \1980
「アメリカの蜃気楼」-エキゾティック・ピアノ・イメージ
(1)チャールズ・グリフィス(1884-1920):ピアノ・ソナタ
(2)E.ウッドブリッジ・ネヴィン(1853-1937):
ロマンス形式の練習曲Op.18-1、スケルツォ形式の練習曲Op.18-2
(3)アーサー・フート(1853-1937):5つの詩Op.41
(3)エイミー・ビーチ(1867-1944):夜のつぐみOp.92-1、朝のつぐみOp.92-2
(4)マクダウェル(1860-1908):森のスケッチOp.51
(5)コープランド(1900-90):ピアノ変奏曲
ルーサン・シェンプ(Pf)
録音:2008年8月
18世紀末から20世紀にかけてのアメリカの古典ともいえるピアノ作品集。美し
くしっかりした作品ばかりで、アメリカのピアノ音楽入門にピッタリ。
MS 1329 \1980
「ジャグ&ジャージー」-クラリネット作品集
(1)リビー・ラーセン(1950-):イエロー・ジャージー
(2)レーガー:ロマンツェ ト長調
(3)ジェイムズ・デヴィッド(1978-):Eタイプ・ジャグ
(4)N.ブルグミュラー:二重奏Op.15
(5)L.ラーセン:コーカー(1977)
(6)トーマス・ウーベンホースト(1952-):イーヴン・ソング(2001)
(7)チャールズ・ロイド(1849-1919):「ボン・ボヤージュ」即興曲
(8)フランセ:主題と変奏(1974)
(9)スコット・マクアリスター(1969):ブラック・ドッグ(2001)
リンダ・チオニッティ(Cl)
(1)アラン・ウォイ(cl)
(2)(4)(7)(8)ナターリア・ダ・ローザ(Pf)
(3)M.G.スプリングフィールド(Pf)
(5)マシュー・ファリン(Perc)
(6)声楽八重奏
(9)ジョージア南大学シンフォニック・ウインド・アンサンブル
録音:2008年11月、12月
古典から新作までクラリネットの小品を集めたアルバム。伴奏もいろいろあっ
て面白い。
MS 1332 \1980
「メロディ」-ヴァイオリンとハープのための作品集
アンゲルブレシュト(1880-1965)、A.パドヴァーノ(1915-92)、
ニールセン、D.スカルラッティ、ヴィラ=ロボス、イベール、
モーツァルト、グルック、ゲイリン・ハットン(1928-2008)、サニエ、
ドビュッシー、スヴェインソン(1938-)、サン=サーンス、
J.ラウバー(1864-1952)、マレイ・ボーレン(1950-)の作品
オーロラ・デュオ:
【ドンナ・フェアバンクス(Vn)、リサ・リッティング(Hrp)】
録音:2008年5月、6月
オーロラ・デュオはユタ・ヴァレー大学で教鞭をとる二人の女性演奏家。BGMと
しても使えそうな耽美的な一枚。
MS 1335 \1980
「チョコレート」
-ジェイムズ・グラント(1954-):ヴィオラ作品集
チョコレート(トーチソング)/ベッツのためのワルツ/スタッフ/
秋の盛り/思いつき/エンドルフィン/うっとうしさと奇矯さ/
トリュフ(さらなるトーチソング)
ミシェル・ラコース(Va)、
マーティン・アムリン(Pf)
録音:2007年8月ボストン
ジェイムズ・グラントはアメリカの作曲家で2002年にはアーロン・コープラン
ド賞を受賞するなど認められている中堅作曲家。最初と最後にお菓子のタイト
ルをもったジャジーでけだるいトーチソングを配し間に様々なタイプのメロディ
アスな小品を収録。現代音楽的要素は全くありません。
MS 1342 \1980
「デジタル・ルーム」
-メイソン・ベイツ(1977-):作品集
(1)イントロ:ブルース7/(2)デジタル・ルーム/
(3)インタリュード:サイレン・ミュージック/
(4)固められた琥珀から/(4)インタリュード:琥珀/
(5)赤い川/(6)アウトロ:菱形
メイソン・ベイツ(エレクトロニカ)
(2)イザベル・ディマーズ(Org)
(3)シャンティクリア
(4)ビアヴァ弦楽四重奏団
(5)アンタレス(Cl、Vn、Vc、Pf)
エレクトロニカはクラブ・ミュージックで使われる打ち込み系コンピュータ音
楽といった感じのもので、ここでは初期のコンピュータ音楽風からクラブのDJ
風まで様々な音が聞こえます。だいたいがチープな雰囲気のサウンドなのです
が、それがオルガンや弦楽四重奏と共演すると、えも言われぬ違和感があり、
確かに新しい不思議な音楽です。