クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-03 No.14-2

2009年03月15日 14時08分44秒 | Weblog
<GLOR>
ドイツの新しいレーベル≪GLOR CLASSICS≫の取り扱いを開始します。
合唱指揮者にして作曲家、ヨスハルト・ダウス率いるグロール・クラシックス
・レーベル。ダウス指揮の合唱作品のほか、カンブルランやドミンゴ指揮によ
る管弦楽作品、声楽作品が続々リリース予定です。

GC 08061(CD+ボーナスDVD) \2280
(1)ラヴェル:ボレロ
(2)同:高雅で感傷的なワルツ
(3)同:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ
(4)ムソルグスキー=ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」
オラフ・ベーア(Br)
シルヴァン・カンブルラン(指)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:(1)(3)2002年1月4-5日(4)2003年12月31日バーデン・バーデン、祝祭劇場
(2)2001年9月8-9日フライブルク、コンツェルトハウス / ルツェルン、
文化会議センター(SWR製作)
ムソルグスキー作「展覧会の絵」のアレンジを代表例に、ラヴェルがオーケス
トレーションで天才的センスをみせたことはあまりにも有名。そのラヴェル編
曲の「展覧会の絵」ほか、ボレロなどを取り上げたこのアルバムこそは、まさ
に「色彩の魔術師」カンブルランのために用意された最高のプログラムといえ
るでしょう。
じっくりと聴かせてゆく「ボレロ」につづいて、幻想的なムード漂う「ワルツ」
名バリトンのベーアを迎えた歌曲と進むなか、圧巻はやはり「展覧会の絵」。
トランペットのファンファーレ冒頭からどこまでも華麗。最弱音からトゥッ
ティまで終始ゆたかな響きで満たされて、もはやキエフの大門たるやもの凄い
ことになってます。優秀録音。

GC 08151(CD+ボーナスDVD) \2280
モーツァルト:
(1)交響曲第33番変ロ長調KV.319
(2)交響曲第35番ニ長調KV.358「ハフナー」
(3)交響曲第38番ニ長調KV.504「プラハ」
シルヴァン・カンブルラン(指)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:(1)2006年6月17日バート・エムス、クアテアーター 
(2)2002年6月20-21日フライブルク、コンツェルトハウス 
(3)2005年11月12日バーデン・バーデン、祝祭劇場
これまで映像作品を中心にオペラに限られていたカンブルランのモーツァルト
に、ようやくシンフォニーが登場します。じゅうぶんに魅力的であったオペラ
における美しさと絶妙なテンポ感から交響曲のすばらしさもある程度予想され
たことですが、これは期待以上。しかも手兵南西ドイツ放送響との顔合わせと
なればなおさらです。ピリオド・アプローチなどの新機軸を用いずとも、まだ
まだこのように楽しく新鮮に聴かせることが可能であるというお手本のような
モーツァルト演奏。録音もすぐれています。

GC 08041(CD+ボーナスDVD) \2280
ハイドン:
(1)ミサ曲第9番ニ短調「ネルソン・ミサ」Hob.XXII-11
(2)交響曲第103番変ホ長調Hob.I-103「太鼓連打」
エヴァ・リント(S) インゲボルク・ダンツ(A) ジェイムズ・テイラー(T) 
ラインハルト・ハーゲン(Bs)
オイローパコールアカデミー、ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)
ミヒャエル・ギーレン(指)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:(1)1999年9月8-11日(2)2004年3月4日フライブルク、コンツェルトハウス
近現代レパートリーを得意とするギーレンが、古典派の大家ハイドンを取り上
げた興味深いアルバム。ともに晩年に書かれ、器楽と声楽それぞれのジャンル
の傑作「太鼓連打」と「ネルソン・ミサ」。前半のミサは、しなやかで力強く
自在な動きをみせる、ダウス率いるコーラスの出来栄えがとにかくみごと。リ
ントのしっとりとした美声、伸びやかな歌声のテイラーなどソリストのアンサ
ンブルも充実しています。同様にヴァイオリン両翼配置のオケが生み出す明晰
なサウンドが印象深い交響曲は、愉悦と格調の高さで現代楽器によるハイドン
の良さを再認識させるもの。ギーレンのハイドン、要チェックです。

GC 08034(2SACD Hybrid+ボーナスDVD)) \2700
ベルリオーズ:レクィエムOp.5
ポール・グローヴス(T)
オイローパコールアカデミー
ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)
シルヴァン・カンブルラン(指)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:2004年3月31日フライブルク、コンツェルトハウス /
2004年4月2日フランクフルト、アルテ・オーパー(SWR製作)

GC 08131 2枚組(2CD+ボーナスDVD) \3150
ベルリオーズ:聖三部作「キリストの幼時」H.130(Op.25)
ヤン・ブロン(T) ジェーン・ヘンシェル(A) フィリップ・ルイヨン(Bs)
ガーボル・ブレツ(Bs-Br) エリク・マルタン=ボネ(Bs)
オイローパコールアカデミー
ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)
シルヴァン・カンブルラン(指)
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2007年12月6日ルクセンブルク、フィルハーモニー
劇的交響曲「ロメオとジュリエット」や序曲集、オーケストラ伴奏つきの歌曲
集といったアルバム、さらに「トロイアの人々」や「ファウストの劫罰」の映
像作品をつぎつぎと発表するスペシャリスト、カンブルランが手掛ける期待の
ベルリオーズ。破格の編成が衝撃的で、大迫力の音響が鳴り渡る宗教曲ばなれ
した「レクィエム」と、簡潔で古風なスタイルで書かれ平穏と静けさが支配す
る異色作「キリストの幼時」という、対照的な2作品を取り上げていることも
注目されます。
これまでのリリースでも分かるとおり、カンブルランの紡ぐときに鮮烈、とき
に精妙な色彩感覚は、同じく異常ということでは引けを取らないベルリオーズ
と通じるところがあるのでしょう。さらに、ここでは両作品ともコーラスの表
現力が圧倒的で、動と静とまったく性格の異なる内容を歌い分けています。な
お、2002年小澤&サイトウ・キネン・フェスティヴァルの「第九」ガラで一躍
その名を知られることになったグローヴスに、デイヴィス&LSOの最新盤でも
同名役を務め抜群の存在感を示したブロンと、ソリストに実力派を並べている
のもポイントといえるでしょう。

GC 08011(CD+ボーナスDVD) \2280
GC 08012(DVD-Video+ボーナスDVD) \2700
ヴェルディ:レクィエム
クリスティーナ・ガラルド=ドマス(S)
フレドリカ・ブリレンボーグ(Ms)
マルコ・ベルティ(T)
イルダール・アブドラザコフ(Bs)
オイローパコールアカデミー
ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)
プラシド・ドミンゴ(指)
アメリカ・ユース・オーケストラ
録音:2006年8月6日ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(ライヴ)
音楽が国境を越えた!28カ国200人の若者たちが、かれらにとってのカリスマと
いうべき大テノール、ドミンゴのもとに集い、作り上げた感動のライヴです。
2000年にニュー・イングランド音楽院によって結成されたユース・オケの強み
はなによりやる気にあふれていること。かれらを強力にサポートするコーラス
を束ねるダウスはもちろん、指揮するドミンゴもまた、みずからじっさいに何
度も歌って知り尽くした内容だけに曲の勘所を心得ています。ここに聴く一体
感は得難いもので、こんなにも熱いヴェルディのレクィエムはほかに聴いたこ
とありません。
2007年2月にご案内したGLOR 162202(未入荷)と同内容です。GLOR 162202で承っ
たオーダーは全てキャンセルさせて頂きます。GLOR 162202は廃盤とさせて頂
きます。

GC 08141(CD+ボーナスDVD) \2280
ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」全曲
オイローパコールアカデミー、ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ブラムウェル・トヴェイ(指)
録音:2006年3月16-17日ルクセンブルク、フィルハーモニー(ライヴ)
1953年イギリス生まれのトヴェイ率いる手兵ルクセンブルク・フィルによる
「ダフニスとクロエ」ライヴ。ピアニスト、作曲家としても知られるトヴェイ
は、カナダのウィニペグ響(1989-2001)やバンクーバー響(2000-2010まで継続)、
そしてルクセンブルク・フィルの音楽監督(2002-2006)在任期間中に、オペラ、
声楽、英国もの、現代レパートリーを取り上げて評価を高めました。ダウス率
いるオイローパコールアカデミーとの共演となった本作は、ルクセンブルク・
フィルとの集大成といえる出来栄えとなっています。

GC 08171 2枚組(2CD+ボーナスDVD) \3150
シューマン:楽園とペリop.50
シルヴァン・カンブルラン(指)
SWR南西ドイツ放送交響楽団、オイローパコールアカデミー
ソルヴェーグ・クリンゲルボーン(S) ドロテー・ヤンセン(S) 
ダグマル・ペツコヴァー(Ms)
クリストフ・ホンベルガー(T) アンドレアス・カライシアク(Br) 
ラッセル・ブラウン(Br)
録音:2002年5月15日
罪をおかして楽園を追放されたペリが、様々な試練を乗り越えて再び楽園へと
迎え入れられる、という内容のオラトリオ。シューマンが33歳のときに作曲、
自らの指揮で初演。この初演が大変好評となり、作曲家としてのキャリアの大
きなステップとなった作品です。カンブルランは、シューマンが描いた美しい
音物語を、気品ある色彩でやわらかに描いています。

GC 08021(CD+ボーナスDVD) \2280
モーツァルト:レクイエムKV 626
ヨスハルト・ダウス(指)
オイローパコールアカデミー、メンデルスゾーンシンフォニア
クラウディア・バラインスキー(S) クラウディア・リュッゲベルク(A)
トーマス・デヴァルト(T) カールステン・メーヴェス(Bs)
録音:2007年4月4日
4ダウスによるモーツァルトのレクイエム。ラクリモサでは、重くなることなく
大きめに拍をとっているのが印象的。合唱の見事なコントロールが光ります。

GC 08071(CD+ボーナスDVD) \2280
C.P.E.バッハ:ルカ受難曲
ヨスハルト・ダウス(指)
オイローパコールアカデミー
メンデルスゾーンシンフォニア
ダニエル・グローガー(CT) クラウディア・バラインスキー(S) 
トーマス・デヴァルト(T)
ヴォルフガング・ノイヴェルラ(Br) カールステン・メーヴェス(Bs) 
ステファニー・ダッシュ(S)
エグル・シキンスカイト(A) ジュリオ・フェルナンデス(T)
録音:2007年4月、2008年3月
父であるJ.S.バッハの死の翌年に書かれた、C.P.E.バッハの受難曲。J.S.バッ
ハの受難曲が、冒頭の合唱曲は長大なものなのに対し、C.P.E.バッハのルカ受
難曲は、4声体のコラールで穏やかに幕を開けます。さらに、福音史家をカウン
ターテナーが務めるのも違うところ。劇的な場面のひとつである「十字架につ
けろ」の場面も、淡々と物語が進んでいきます。バロック時代の後、前期古典
派時代は、多声部がからみあう対位法を駆使した作風から、旋律と伴奏、和声
が明確な作風へと変わっていったといわれますが、このルカ受難曲は、まさに
時代の変遷が明確に感じられる作品となっています。グルックの「オルフェオ
とエウリディーチェ」などに似ている、と思う瞬間も多々あります。どうして
もJ.S.バッハの受難曲と比較してしまいますが、なかなかにシンプルな優しさ
に満ちた受難曲となっています。

GC 08091(CD+ボーナスDVD) \2280
(1)プーランク:スターバト・マーテル
(2)ブラームス:5つの歌op.104
クラウディア・バラインスキー(S)
ヨスハルト・ダウス(指)
オイローパコールアカデミー、北西ドイツフィルハーモニー
録音:2007年11月6日
4荘厳な雰囲気をもちつつも、和声が豊かで時に官能的なプーランクのスター
バト・マーテル。ダウスの見事な声と器楽のコントロールで、色彩豊かなプー
ランクの世界が広がります。ブラームスでは一転、シンプルな響きで聴かせま
す。

GC 08181(CD+ボーナスDVD) \2280
ドビュッシー:聖セバスティアンの殉教(歌唱/フランス語、語り/ドイツ語)
ハイディ・グラント・マーフィー(S) ダグマル・ペツコヴァー(S) 
ナタリー・シュトゥッツマン(A)
デールト・リッセヴスキ(語り)
シルヴァン・カンブルラン(指)コレギウム・ヴォカーレ
バーデン=バーデン・フライブルクSWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:2005年1月19-20日
ドシュッシー晩年の神秘劇音楽。イタリアの詩人ダヌンツィオのテキストに作
曲されたもので、ローマ軍の親衛隊長だったセバスティアンの殉教を描いたも
の。東洋・和風の響きが多用されるプレリュードから始まる、繊細な和声の管
弦楽はカンブルランの本領発揮。各楽器の音色を立てつつ、全体を見事に融け
合わせています。それに乗る歌唱も皆この神秘劇の世界に浸りきっています。

GC 08081(CD+ボーナスDVD) \2280
デュサパン:グラヌム・シナピス
I.ストラヴィンスキー:合唱とふたつのブラス・クヮルテットのためのミサ
ダッラピッコラ:プリジョーニアの歌
シルヴァン・カンブルラン(指)
オイローパコールアカデミー、マンハイマー・シュラークヴェルク
録音:2006年10月22-26日
カンブルランの棒が冴え渡る、見通しのよい20世紀合唱作品集。

GC 08161(CD+ボーナスDVD) \2280
ヨーロッパのクリスマス
-ポーランド、スペイン、リトアニア、ドイツのクリスマス無伴奏合唱作品集
ヨスハルト・ダウス(指)
オイローパコールアカデミー
録音:2006年12月
ダウスが率いるオイローパコールアカデミーの魅力を満喫できる、無伴奏合唱
作品集。クリスマスの優しい雰囲気に包まれます。

GC 08051(CD+ボーナスDVD) \2280
ヨーロッパの歌
ドイツ、オーストリア、イタリア、ルーマニア、ポーランド、スウェーデン、
フィンランド、イギリス、
アイルランド、ベルギー、ルクセンブルク、ギリシャ他の民謡、新しい歌 
(全28曲)
ヨスハルト・ダウス(指)
オイローパコールアカデミー、ハインツ・クレッシュマー・アンサンブル
録音:2008年5月
ヨーロッパ各国に伝わる、古い歌や新しい歌をまとめたもの。

★すべての商品には以下の内容のボーナスDVDが付いています。
NTSC / 16 : 9  ステレオ  ボーナスDVD
[収録内容]
・ドキュメンタリー「ヨスハルト・ダウスとオイローパコールアカデミー」
(15’55)
・メイキング・オブ・ヨーロッパ・カンタータ(6’18)
・「ベルリオーズ:キリストの幼時」メイキング(8’12)
・トレイラー「ヴェルディ:レクィエム / プラシド・ドミンゴ(指)」(5’15)
・2008年GLORクラシックス・カタログ
ドキュメンタリーでは、ダウスのインタビューを交えながら、リハーサル&実
演風景や音楽学校での授業風景などを収録しています。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 09-03 No.13-1 | トップ | 09-03 No.14-1 »

Weblog」カテゴリの最新記事