クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-04 No.18-1

2009年04月14日 20時07分55秒 | Weblog
●価格改定のご案内
このところの為替レートを反映してか、ONDINEレーベル、ALBAレーベル商品
の価格が改定・値下げになります。今後の入荷分より新価格となりますので
よろしくお願いいたします。

●新価格例 ( )は旧価格
\1850 (\2080)
\1980 (\2080) ※通常CD
\2080 (\2300) ※SACD-Hybrid

★ONDINEレーベル価格変更記念アイテム
廃盤になっていたベルグルンドのブラームス交響曲全集。
お買い得価格で再プレス! 5月下旬入荷予定。
お早めにご注文下さい。

ODE990 3枚組 \2580
ブラームス:交響曲全集
パーヴォ・ベルグンド(指)ヨーロッパ室内管弦楽団
録音:2000年5月
11-14日バーデン・バーデン(ライヴ)
ベルグルンドのブラームス全集。ヨーロッパ室内管の名コンビ。ヴァイオリ
ンは両翼配置を採用し、あらゆる声部がこれほど立体的に明瞭に力強く聴き
取れる演奏は稀で、込み入ったブラームスのオーケストレーションを心より
堪能できます。抜群の音質の高さはオンディーヌの誇り。ライヴ収録という
ことを忘れさせてくれるこだわりの録音です。

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<Profil>
PH05028 \2180
(1)グノー:聖チェチーリアの荘厳ミサ曲
(2)ビゼー:テ・デウム
(1)アンジェラ=マリア・ブラシ(S)、クリスティアン・エルスナー(T)、
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
(2)アンジェラ=マリア・ブラシ(S)、クリスティアン・エルスナー(T)
ミュンヘン・モテット合唱団
ハンス・ルドルフ・ツェベレイ(指)ミュンヘン交響楽団
当時の基準で技巧的な点でも、またオペラ的な様式の導入という点でも画期
的で、グノーの教会音楽家としての名を不動にした聖チェチーリアの荘厳ミ
サ曲。当代の名バリトン、ヘンシェルが参加しているのに注目です。ほかに
ビゼーの珍しい宗教曲を収録。

PH06021 \2180
ブラームス:
(1)3つの四重唱曲Op.31
(2)3つの四重唱曲Op.64
(3)4つの四重唱曲Op.92
(4)6つの四重唱曲Op.112より憧れ / 夜に
アンドレアス・ロートコプフ(P)
シュトゥットガルト室内合唱団
フリーダー・ベルニウス(指)
うつくしいハーモニーと精度の高いアンサンブルで評価の高いベルニウス率
いるシュトゥットガルトのチームによるブラームス。

PH07002 \2180
ブルックナー:
(1)舌もて語らしめよWAB33
(2)乙女らは王の御前に導かれWAB1
(3)王の旗は翻るWAB51
(4)われらがためキリストは死のもとにWAB10
(5)この場所は神が造り給うWAB23
(6)正しき者の唇は知恵を語るWAB30
(7)私は僕ダヴィデを選びWAB20
(8)主よ、我を解き放ちたまえWAB21
(9)アヴェ・マリアWAB6
(10)愛する者よ、あなたはすべてに美しいWAB46
(11)エサイの枝は芽を出しWAB52
(12)見よ、大いなる司祭をWAB13
(7)ヴォルフガング・チェルスタ、クラウス・バウエルレ、
ペーター・レトヴィグ、フリッツ・レシュ(Tb)
(8)(10)(12)マンフレート・フーク(Org)
(10)オリ・ファフ(T)
ハンス・ザノテッリ(指)
シュトゥットガルト・フィルハーモニア声楽アンサンブル
カーリヒ原盤の再発。



<VAI>
VAIDVD4463(DVD-Video) \3450
MONO字幕なし
モンセラート・カバリエ リサイタル
ヴィヴァルディ:「勝利のユディタ」
ガルッピ:「シリアのアドリアーノ」
グルック:「アルミード」
サリエリ:「ダナオスの娘たち」
ベッリーニ:「ビアンカとフェルナンド」
パチーニ:「テミストークレ」
からのアリア
ジョルダーニ:カーロ・ミオ・ベン
ラヴェル:カディッシュ,永遠の謎,メエルケ
ビゼー:別れを告げるアラビアの女主人,君の心を開け
チャピ:ロマンツァ
セラーノ:ヴェネツィアの歌
バルビエリ:パロマの歌
モンセラート・カバリエ(S) ミゲル・ザネッティ(P)
収録:1983年,マドリッド
モンセラート・カバリエが1983年にマドリッドで行ったリサイタルの収録で
す。ガルッピ、サリエリ、パチーニの珍しいオペラのアリアや、ヴィヴァル
ディ、グルック、ベッリーニの作品でもマイナーものから採ってくるなど、
かなり意欲的なプログラムが目を引きます。ことに全く知られていないパチ
ーニ「テミストークレ」のアリアは、「こんな名曲があったんだ!」と驚い
てしまうほどの名曲。さらにラヴェルやビゼーの歌曲、サルスエラのアリア
など、盛りだくさんです。カバリエの円熟の歌唱の素晴らしさについては、
言うまでもないでしょう。ラヴェルの濃密な音楽にノックアウトされます。

VAIDVD4465(DVD-Video) \3450
白黒MONO
字幕:英語(「ノルマ」のみ)
ベッリーニ:「ノルマ」第1幕(演奏会形式)
+ボーナス
カバリエ リサイタル
ヘンデル:「エツィオ」,「アタランタ」,「ジョシュア」
ヴィヴァルディ:「テルモドンテのエルコレ」,「オリンピアーデ」, 
「バヤゼット」,「グリゼルダ」
ケルビーニ:「デモフォンテ」
からのアリア
グラナドス:愛の歌,予言の鳥,永遠の哀歌
チャピ:カルセレラス
ヒメネス:「セビリアの理髪師」から
モンセラート・カバリエ(S ノルマ) 
ロブレート・メロッラ(T ポリオーネ)
マルガレータ・エルキンス(Ms アダルジーザ) 
ジェイムズ・モリス(Bs オロヴェーゾ)
エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指)RTVE管弦楽団,合唱団
収録:1971年1月30日,マドリッド
[ボーナス]モンセラート・カバリエ(S)ミゲル・ザネッティ(P)
収録:1979年,マドリッド
カバリエの貴重な映像が発掘です。メインは1971年1月30日に行われた「ノル
マ」第1幕の演奏会形式上演。カバリエはこの前年の1970年にバルセロナで初
めてノルマを歌い、大絶賛を浴びたばかり。ここでは既に完成形といってよ
いほど完璧なノルマを築き上げています。

VAIDVD4464(DVD-Video) \2900
カラーMONO
字幕なし
アルフレード・クラウス リサイタル
マスネ:「マノン」,「ウエルテル」
グノー:「ロメオとジュリエット」
ドニゼッティ:「愛の妙薬」,「ファヴォリータ」,「ルチア」
ヴェルディ:「トラヴィアータ」,「リゴレット」
からのアリア
バレーラ:さらばグラナダ
ロイグ:キエレメ・ムーチョ
キンテーロ:モルーチャ
ほか
アルフレード・クラウス(T) ホセ・トルデシラス(P)
収録:1984年,マドリッド
0偉大なテノール、アルフレード・クラウスが1984年にマドリッドのレアル劇
場で行ったリサイタルの収録です。50代後半のクラウスは極めて絶好調。非の
打ち所のない声、気品ある歌をたっぷり楽しめます。また収録されている曲
が彼の得意なものばかり。これにマドリッドっ子が大熱狂、まるで闘牛場の
ような熱気に包まれています。テノール・ファンならぜひ!

VAIDVD4482(DVD-Video) \2900
カラー
STEREO
字幕:伊英独仏西
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
グノー:「フィレモンとボーシス」から
ボーイト:「メフィストーフェレ」から
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」から
ヴェルディ:「ドン・カルロ」から
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」から
プッチーニ:「トスカ」から
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から
ミレッラ・フレーニ(S) チェーザレ・シェピ(Bs)
ブルーノ・アマドッチ(指)スイス・イタリア語放送管弦楽団
収録:1985年5月17日,ルガーノ
以前FABULA CLASSICAからFAB29909で発売されたものと同内容です。まだバリ
バリに現役だったフレーニと、数年後に引退するシエピの貴重な共演の記録
です。しかもカラー映像ですから、ファンには嬉しいもの。

VAIDVD4486(DVD-Video) \2900
カラー
MONO
字幕:伊英独仏西
“カルロ・ベルゴンツィ ライヴ・イン・コンサート”
ヴェルディ:「オベルト」,「アロルド」,「仮面舞踏会」, 
「トロヴァトーレ」,「ルイーザ・ミラー」
プッチーニ:「トスカ」
からのアリア
ほか
カルロ・ベルゴンツィ(T)
ブルーノ・アマドゥッチ(指)スイス・イタリア語放送管弦楽団
収録:1981年11月20日
以前FABULA CLASSICAからFAB29909で発売されたものと同内容です。まだバリ
バリに現役だったフレーニと、数年後に引退するシエピの貴重な共演の記録
です。しかもカラー映像ですから、ファンには嬉しいもの。



<SUPRAPHON>
SU3978 \1780
(1)ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ(1914-21)
(2)ノヴァーク:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調(1891)
(3)ネドバル:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調Op.9(1893-94)
イヴァン・ジェナティー(Vn)
マルティン・カシーク(P)
録音:2008年12月8-10日プラハ、アカデミー・オブ・ミュージック、
マルチヌー・ホール
19世紀末から20世紀初頭にかけて作曲されたチェコの3つのヴァイオリン・ソ
ナタ。ヤナーチェクの名作に、ドヴォルザークの高弟ふたり、ノヴァークと
ネドバルの初期作品を収録しています。演奏は同じチェコの中堅ふたり、
1962年生まれ、スークに学んだジェナティーと、1976年生まれで、ベルマン、
バドゥラ=スコダ、クラーンスキーに師事したカシーク。
ノヴァークのソナタは学生時代の作、ドヴォルザークのクラスに入って最初
の作品。ノヴァークは強情な生徒でドヴォルザークと衝突を繰り返し、師に
意見されて完成までに何度も改訂が重ねられました。血気盛んな「疾風怒濤」
(ノヴァークの論文作者ヴラディミール・レーブル)の内容は従来ショパンや
リストの影響を指摘されてきましたが、内省的な箇所はむしろチャイコフス
キーや、フィビヒを含むほかの後期ロマン派の影響が認められます。音楽院
卒業間もない20歳の作となるネドバルのソナタは、当時チェコ四重奏団の活
動でヴィオラを担当していた経験も活かされて、ピアノ・パートとのバラン
ス、両楽器の扱いも巧み。また、創意ゆたかな旋律と様式美が際立っていま
す。様式的にロマン派の色彩を強くとどめているこれら2作を聴いたあとでは、
対してヤナーチェクのソナタは円熟した巨匠の作であり、まぎれもなく20世
紀の音楽であることが分かります。

SU3844 \1780
「スメタナ:ピアノ曲集Vol.4」
(1)3つのサロン用ポルカOp.7
(2)6つのアルバムブラットOp.2
(3)性格的小品Op.3
(ロベルト・シューマンに / 旅人の歌 / ざわめき、沸き立ち)
(4)スケッチ集Op.4(前奏曲 / 牧歌 / 思い出 / 根気のよい努力)
(5)スケッチ集Op.5
(スケルツォ-ポルカ / 憂鬱 / 懐かしい景色 / ラプソディ)
(6)3つの詩的ポルカOp.8(変ホ長調 / ト短調 / 変イ長調)
(7)メロディー集(前奏曲 / カプリッチョ / 終曲)
イトカ・チェホヴァー(P)
録音:2008年11月24、25 &27日&12月1-3日プラハ、
ボヘミア・ミュージック・スタジオ
ショパン弾きとして有名だったスメタナは、ショパンにならい、長短調すべ
てを用いて24曲からなるアルバムブラットの作曲を構想していました。スメ
タナは、まず、初めに6曲をOp.2としてライプツィヒで出版するものの、それ
以後の作品については順序正しく出版される見込みが立たないように思われ
たので、このプランを断念。続いて8曲を選び、スケッチ集Op.4とOp.5として、
さらに別個に、このアルバムではOp.3として収録されているうち、「ロベル
ト・シューマンに」と「旅人の歌」を出版しています。
シリーズ第4集では、上記アルバムブラットの構想に遵い、内容的に関連性の
ある作品のほか、当時のチェコで人気があり、スメタナが好んで書いたポル
カまで、技巧的にして素朴な味わいの作品の数々を楽しむことができます。

SU3977 \1480
(1)フランティシェク・ベンダ(1709-1786):ヴァイオリン協奏曲ニ長調
(2)ヴァーツラフ・ピフル(1741-1805):ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.3-1
(3)アントニーン・ヴラニツキー(1761-1820):ヴァイオリン協奏曲ハ長調
(4)[ボーナスビデオ]ヴラニツキー:ヴァイオリン協奏曲ハ長調より第1楽章
ガブリエラ・デメテロヴァー(Vn)
プラハ室内管弦楽団(コンサートマスター:ミラン・ライチーク)
録音:1994年10月17-19日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
旧品番SU.0002のミドルプライス移行再発。時の王侯貴族たちに仕え、作曲家
として、カペルマイスターとして、なによりすぐれたヴァイオリニストとし
て活躍した点で共通する、ベンダ、ピフルそしてヴラニツキー。様式上、後
期バロックから古典派全盛期におよぶその内容は、いずれも技巧的で当時の
最先端をゆく独創性にあふれ、今日の演奏家をもじゅうぶん惹きつけてやま
ないものです。チェコを代表するヴィルトゥオーゾ、デメテロヴァーが存分
に腕前を発揮した録音は長らく廃盤でしたがようやく復活となります。なお、
CDエキストラ仕様により、WindowsもしくはAppleのPCではヴラニツキーのコ
ンチェルト第1楽章の演奏シーンをご覧になれます。

SU3979 2枚組 \2960
モーツァルト:
(1)ディヴェルティメント ヘ長調K247
(2)ディヴェルティメント 変ロ長調K287(271b)
(3)ディヴェルティメント ニ長調K334(320b)
ズデニェク&ベドジフ・ティルシャル(Hrn)
シュターミッツ四重奏団
録音:1991年1月29-31日、2月1-2日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
旧品番11.1523(K.247)と旧品番11.1524(K.287)に、K.334をあらたに加えて
セット化。3曲のディヴェルティメントは、いずれも6楽章形式で、モーツァ
ルトがザルツブルク時代に作曲したもの。すべてに優雅なメヌエットが置か
れているのも特徴となっています。なお、このアルバムのポイントはなんと
いっても名手ティルシャル兄弟の起用で、極上のひとときを演出しています。




<Grand Slam>
GS2035 \2250
ステレオ
ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
ブルーノ・ワルター(指)
コロンビア交響楽団
録音:1958年1月13、15、17日、カリフォルニア、
アメリカン・リージュン・ホール
使用音源:Columbia(U.S.A.)MS6012
製作者より
ワルターの最晩年のステレオ録音は、小編成の録音用オーケストラを起用し
て収録されたため、ホール・トーンを多めに取り入れたり、さまざまな操作
によって化粧が施されていると言われています。ところが、最初期のLPはの
ちに発売されたLPやCDのような音ではありません。録音された直後の活きの
良いオリジナル・マスターから制作されたLPは、さまざまな加工など必要な
いのでしょう、マスタリング・エンジニアも「各奏者の座席位置までもがは
っきりと聴き取れるほどだ」と驚いていました。最新技術による復刻CDも市
販されている状況の中で、LP復刻盤に対して疑問を持つ人も少なからずある
と思います。
しかし、最初期のLPには最新技術でもなかなか得られない独特の雰囲気があ
ることは間違いありません。
■解説書の内容
復刻に使用した初出LP MS6012には何と、ベルリオーズの曲目解説が掲載さ
れています。この文章はかつてベルリオーズ著『ベートーヴェンの交響曲』
(橘 西路訳、角川文庫/絶版)にも含まれていましたが、当時のLPにはフラ
ンス語の原文から英語に抄訳されたものが使用されていました(この経緯に
ついては木幡一誠氏が詳しく解説しています)。歴史的な事実として、さら
には興味深い読み物として全訳をブックレットに掲載します。  
(以上、平林 直哉氏)

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