クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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11-07 No.32-1

2011年07月30日 14時03分14秒 | Weblog
<SONY CLASSICAL>
8869792715-2 ¥1600
ナイジェル・ケネディ:『The Four Elements(四大元素)』
(「序曲」「空気」「地」「火」「水」「フィナーレ」)
ナイジェル・ケネディ(Vn)
オーケストラ・オブ・ライフ
ジー・ガジェット、サントーネ・ブラック(ヴォーカル)
[録音] 2010年イギリス
ナイジェル・ケネディ、SONY CLASSICAL専属契約第一弾!『四大元素』
2011年6月、ナイジェル・ケネディは長年所属したEMIから離れ、SONY
CLASSICALと専属録音契約を結びました。その第1弾がこの『四大元素 The
Four Elements』。ヴァイオリン、オーケストラ、バンドとヴォーカルのため
に書かれたこの作品は、「地」「水」「火」「空気」という四大元素を題材に
した描写的な音楽で、ケネディはジャンルの垣根を取り払い、クラシック、
ブルース、ダンス・グルーヴ、オリエンタルな民族音楽など、さまざまな要素
を取り入れています。この作品の標題音楽的・描写音楽的な側面は、ケネディ
が愛してやまず、自分のトレードマークでもあるヴィヴァルディの『四季』と
共通するものです。
ミックスとエレクトリック・ドラムのプログラミングは、Massive Attack や
Goldflappとの活動でも知られるDamon Reeceが担当。ヴォーカルは、元エイミ
ー・ワインハウスのバンドで活動していたジー・ガジェットとサントーネ・ブ
ラックが参加しています。
ケネディは『この音楽は、ジャンルの垣根を取り払ったものです。それらを受
け入れてくれたSONYへの最初のアルバム「The Four Elements」は、「空気」
「地」「火」「水」の四大元素からインスピレーションを受けて作曲したもの
です。それらは人間の心にある興奮、熟考、セレブレーションをよみがえらせ
てくれるはずです。』と語っています。
ナイジェル・ケネディは、この『四大元素 The Four Elements』とヴィヴァル
ディの『四季』を組み合わせて演奏する「The Four Elementsツアー」を、今
年2011年9月、ポーランドを皮切りに、2012年1月まで大規模なヨーロッパ・ツ
アーを行う予定です。

8869793230-2 ¥1600
ヴィヴァルディ:
『チェロ協奏曲変ロ長調RV.423』『チェロ協奏曲ト短調RV.416』
『チェロ協奏曲イ短調RV.420』『チェロ・ソナタ ト短調RV.42』
レオナルド・レオ:『チェロ協奏曲ニ長調』
ジョヴァンニ・プラッティ:『チェロ協奏曲ニ短調Op.657』
ソル・ガベッタ(Vc)
アンドレス・ガベッタ(指揮&Vn)
カペラ・ガベッタ(ピリオド楽器使用)
[録音] 2011年1月3-6日スイス
2007年に発売された彼女の『ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集(88697131692,
BVCC34163)』の続編となります。前回同様ソル・ガベッタは、自分のチェロに
裸のガット弦へ張替え、バロック弓を使用していますが、今回のサポートを務
めるのは兄であるアンドレス・ガベッタ。アンドレスはスイス・バロック・ソ
ロイスツのリーダーなどを務めるバロック・ヴァイオリン奏者で、バロック音
楽への自発的で開放的なアプローチと驚くべき妙技妥当性など、非常に高い評
価を得ている奏者です。彼のために集まったヨーロッパの優秀なピリオド楽器
奏者で結成されたアンサンブル「カペラ・ガベッタ」とガベッタ兄弟の掛け合
いは、新鋭らしいフレッシュな感性だけでなく、叙情性と歌心あふれる情熱的
かつ知的な表現いっぱいの魅力的なディスクに仕上がっています。


<deutsche harmonia mundi>
8869793241-2 3枚組 ¥2500
C・P・E・バッハ:
『ファゴット協奏曲イ短調Wq.166』『ファゴット協奏曲イ長調Wq.172』
『ファゴット協奏曲変ロ長調Wq.171』『ファゴット協奏曲ニ短調Wq.22』
『ファゴット協奏曲ト長調Wq.169』『ファゴット協奏曲ニ長調Wq.13』
『ファゴット、ヴィオラ、通奏低音のためのトリオ ヘ長調Wq.163』
『ファゴット、オーボエ、通奏低音のためのパストラーレ イ短調』
『ファゴット、クラリネット、ピアノのためのソナタ第5番』
『チェンバロとピアノのための二重協奏曲変ホ長調Wq.47*』
『チェンバロ協奏曲変ロ長調Wq.35**』『Willkommen Heiland***』
『Gott, sieh Dein Volk im Staube liegen***』
セルジオ・アッツォリーニ(Fg)
ゲオルク・エガー(Vn:リーダー)
アカデミア・ダルキ・ボルツァーノ
大塚直哉(Cemb*)荒木 紅(P*)ダヴィデ・ポッツィ(Cemb**)
[録音] 2003, 2006, 2008年イタリア
現代最高のファゴット奏者といわれる、セルジオ・アッツォリーニのC・P・E・
バッハの協奏曲集です。彼は1967年生まれ。1978-1985年にモンテヴェルディ
音楽院で学び、その後クラウス・トゥーネマンに学んでいます。ソロ・ファ
ゴット奏者として活躍し、ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブルのメンバーだ
けでなく、バロック・ファゴットの名手でもあります。ここに収録されたファ
ゴット協奏曲はもともとフルートやチェロのための協奏曲で、それをファゴッ
トで演奏しているわけですが、どれもが超絶技巧を要する作品です。速いパッ
セージが苦手なファゴットで、アッツォリーニは見事に完璧に演奏しているの
には驚きです。なお一部別レーベルから発売された音源も含む3枚組のアルバ
ムです。

8869785108-2 ¥1600
リー・サンタナ:
『HP組曲(1987)』『ペンタグラム組曲(1992)』『ギネヴィア(2009)』
ニコラ・ヴァレ(1583-1642):
『「ミューズの秘密」-「パヴァーヌ」「クーラント」「ヴォルタ」』
J・S・バッハ:
『「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」-シャコンヌ』
リー・サンタナ(リュート)
[録音] 2010年12月2-4日ツェーントシュパイヒャー(ドイツ)
フロリダ生れのリュート奏者リー・サンタナは、10代よりロックやジャズ・ギ
タリストとして活動した後、古典ギターからリュートに目覚め、現在ではヒレ
・パールやフライブルク・バロックオーケストラなどのメンバーだけでなく、
隠れたリュート作品の発掘や、自ら作曲も行っています。自作の作品ではリュ
ートの美しさを強調した和音と半音階を巧みに取り入れ、独特のレイド・バッ
ク感とトリップ感が交錯したものです。ニコラ・ヴァレとバッハの「シャコン
ヌ」を間に取り入れ、それらは全く違和感のない幻想的な音楽が奏でられてい
ます。




<FABULA CLASSICA>
FAB 2205 5枚組 ¥4050
グレン・グールド バッハ&ベートーヴェン コレクション
J.S.バッハ:
(1)ゴールトベルク変奏曲BWV988
(2)ピアノ協奏曲 ニ短調BWV1052
(3)イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971
(4)シンフォニア BWV787-801
(5)平均律クラヴィーア曲集第2巻-
ベートーヴェン:ピアノソナタ第19番、第20番
(6)エロイカ変奏曲Op.35
(7)オリジナル主題による変奏曲Op.34
(8)ピアノ協奏曲第3番Op.37
(9)6つのバガテルOp.126
グレン・グールド(P)
(2)サー・アーネスト・マクミラン(指)トロント響
(8)カラヤン(指)ベルリンPO
録音:(1)1954年 (2)1955年 (3)(4)(5)1952-1957年 (6)(7)(9)1952年 
(8)1957年5月26日
グールドのレコーディング史上に輝く「ゴールトベルク変奏曲」のほかバッハ、
ベートーヴェンの名演をお買い得価格で。



<harmonia mundi>
HMU 807525(SACD-Hybrid) ¥2500
1. Motherless Child(C.H.ジョンソン編)
2. 天国と呼ばれた町(レオナール・ドゥ・ポール編)
3. すぐに、ああ、なされるだろう/私は安らかに死にたい(C.H.ジョンソン編)
4. すぐに、ああ、なされるだろう(ウィリアム.L.ドーソン編)
5. 厳しい試練(C.H.ジョンソン編)
6. ホールド・オン(モーゼス・ホーガン編)
7. Been in de Storm/ Wayfaring Stranger(C.H.ジョンソン編)
8. Oh Graveyard(Lay This Body Down)(D.ラング編)
9. いい知らせじゃないか!(ウィリアム.L.ドーソン編)
10. スティール・アウェイ(ティペット編)
11. 共に歩こう、子らよ(モーゼス・ホーガン編)
12. ダット・ロックに家を買った(モーゼス・ホーガン編)
13. 谷間の百合(ウェンデル・ハルム編)
14. プレンティ・グッド・ルーム(On the Glory Train)カービー・ショウ作
15. 私の神はかたき岩(アリス・パーカー&ロバート・ショウ編)
16. フリーダム・ソング(ロバート・キール作)
17. スウィング・ロウ、スウィート・チャリオット(タリック・オレガン編)
クレイグ・ヘッラ・ジョンソン(指揮)
コンスピラーレ&カンパニー・オブ・ヴォイセズ(合唱)
録音:2010年10月
19世紀の終わり、アメリカに滞在したドヴォルザークは、「黒人のメロディー
と呼ばれるものの上にこの国(アメリカ)の音楽が成り立っている。アメリカの
黒人のメロディーに、私は、必要なものすべてを見つけることができる」と語
りました。ブルース、ソウル、ラップ、ゴスペル、ブロードウェイミュージカ
ル、ジャズ、ロック、R&B…さらに現代アメリカのオペラや交響曲のいくつか
は、ここに収められている音楽の流れをくんでいます。アメリカ音楽の根っこ
の部分を今一度味わって頂くための1枚です。
「霊歌(スピリチュアル)は1700年頃からアメリカに移住を余儀なくされたアフ
リカ人奴隷(1862年の奴隷解放宣言まで制度は続いた)によって作られ、歌われ
ていた民謡である。国立図書館には7000を超える霊歌の録音(断片含む)が残さ
れている。1867年に出版された「アメリカ合衆国の奴隷の歌」はこうした歌の
貴重な記録であり、これにより南部のみならずアメリカ全土でこれらの歌が知
られることとなった。1868年に設立されたFisk Schoolは、新たに解放された
奴隷たちの教育の場であった。学校設立資金を集めるために、Fisk Jubilee
Singersはこれらの歌をコンサートで披露していった。最初はシンプルな和声
の伴奏で歌っていたが、次第に手の込んだアレンジで歌うようになる。これが
霊歌のコンサート用アレンジの始まりである。今回の録音にあたり、あまり知
られていない作品には、現代作曲家にアレンジを依頼した。さらに、デイヴィ
ッド・ラング、タリック・オレガン、ロバート・キールらによる、アフリカの
伝統音楽に基づいたオリジナル作品も収録している。さらに私(クレイグ・ヘ
ッラ・ジョンソン)の作品も収録した。今日の合唱のコンサートでは、こうし
た霊歌はコンサートの最後におかれ、非常に盛り上がって終わる、というのが
一般的な流儀だが、私はここで、それぞれの作品を掘り下げて、音楽自体が体
現しているものが何なのかを皆様に提示したかった。今日にも当てはまる力強
いメッセージをもち、人類の普遍的なハートを感じさせてくれるこれらの作品
の魅力を味わって頂ければ幸いである。」(指揮者クレイグ・ヘッラ・ジョン
ソンの言葉抄訳)

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