クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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06-05 No.1

2006年05月02日 10時51分23秒 | Weblog
<日本フィルハーモニー交響楽団>
JPS-41CD \2300
ベートーヴェン:交響曲第8番
渡邊 暁雄(指揮)4/Juiy/1979東京文化会館大ホール
チャイコフスキー:交響曲第4番
小林研一郎(指揮)30/Mar/2002横浜みなとみらいホール
日本フィルハーモニー交響楽団
今年創立50周年を迎える、日本フィルハーモニー交響楽団。創立指揮者、渡邊
暁雄氏の元、当初から幅広いレパートリーを取り上げ、日本のクラシック音楽
の普及に多大なる貢献を果たしてきた日本フィルも、解散などの紆余曲折を経
て現在では日本を代表するオーケストラへと飛躍してきた。
渡邊暁雄氏のベト8の演奏はというと、これがまた実に良い。古典から現代ま
でのレパートリーを持っていた渡邊氏は、このベト8も実に優雅に、実に艶や
かに日本フィルの上手さを巧みに引き出しており、ベト7と「合唱」に挟まれ
てしまったこの8番を7番と合唱にも負けない演奏にしている。
小林研一郎氏のチャイ4は、今油が乗っている証拠であろうか、見事な集中力
と経験豊かなスコアリーディングでチャイコフスキーの核心に迫る名演である。
どうしても、小林氏の場合は昔から得意レパートリーだったためか、チャイコ
といえば「コバケンのチャイ5」というのが定着してしまっているが、このチャ
イ4はその常識を覆す説得力を持っている。制作サイドがこの2曲を選択した訳
がこのCDを聞けば間違いなくわかり、50周年記念CDとして多くの日本フィル・
ファン、クラシック・ファンに聞かれる事を切に願うと共に、自国のオーケス
トラの貴重な演奏を紹介する努めも、果たしていかなければ罪であると思わせ
る貴重な自主制作記念盤である。


●日本フィルCD 旧譜お取扱商品のご案内
JPCD-1001 \2300
プロコフィエフ:音楽物語「ピーターと狼」
語り:栗原小巻
ブリテン:青少年の管弦楽入門
語り:二階堂杏子
大友直人(指揮)

JPCD-5001 \2300
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
渡邉曉雄(指揮)

JPCD-1003 \2300
スメタナ:モルダウ(交響連詩「わが祖国」より)
チャイコフスキー:白鳥の湖
ビゼー:「アルルの女」第2組曲
シベリウス:交響詩「フィンランディア」
渡邉曉雄(指揮)

JPCD-1004 \2300
グリーグ:「ペールギュント」第1組曲
ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より」
渡邉曉雄(指揮)

JPCD-1005 \2300
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲〔小林研一郎指揮〕
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番〔オッコ・カム指揮〕
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
〔小林研一郎指揮〕
ホルスト:組曲「惑星」より“木星(ジュピター)”
〔ジェームズ・ロッホラン指揮〕
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ〔渡邉曉雄指揮〕
ラヴェル:ボレロ〔小林研一郎指揮〕

JPCD-1006 \2300
ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」序曲〔小林研一郎指揮〕
ビゼー:歌劇「カルメン」第3幕への間奏曲〔小林研一郎指揮〕
オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」序曲〔広上淳一指揮〕
フェラーリ:歌劇「マドンナの宝石」第2幕への間奏曲〔小林研一郎指揮〕
ロッシーニ:歌劇「ウイリアム・テル」序曲〔ネーメ・ヤルヴィ指揮〕
ハチャトゥリアン:バレエ音楽「ガイーヌ」より“剣の舞”〔小松長生指揮〕
ビゼー:劇音楽「アルルの女」第2組曲より“メヌエット”〔渡邉曉雄指揮〕
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲〔オッコ・カム指揮〕
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」第3幕への間奏曲〔飯守泰次郎指揮〕
チャイコフスキー:荘厳序曲「1812年」〔小林研一郎指揮〕

JPS-29CD \2300
ヴィヴァルディ:「四季」
ヤナーチェク:シンフォニエッタ
オッコ・カム(指揮)
木野雅之(ヴァイオリン独奏)

JPS-27CD \2300
ベートーヴェン:交響曲第7番
モ-ツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
広上淳一(指揮)

JPS-26CD \2300
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
ルカーチ・エルヴィン(指揮)






<MARSTON>
52051 2枚組 \4360
「レオポルド・ゴドフスキ全集 第2集」
ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
ショパン:
練習曲 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」、練習曲 変イ長調 Op.25-1 「エオリアン
・ハープ」、練習曲 変ト長調 Op.25-9 「蝶々」、ワルツ 変ホ長調 Op.18
「華麗なる大円舞曲」、ワルツ 変イ長調 Op.34-1 「華麗なる円舞曲」、
ワルツ 変イ長調 Op.42 「大円舞曲」、バラード 変イ長調 Op.47(短縮)、
ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26-1、ポロネーズ イ長調 Op.40-1「軍隊」、ポロネ
ーズ 変イ長調 Op.53「英雄」(短縮)、夜想曲 変ニ長調Op.27-2、幻想即興
曲 嬰ハ短調 Op.66、スケルツォ 変ロ短調 Op.31、子守歌 変ニ長調 Op.57、
ショパン(リスト編):
6つのポーランド歌曲-「喜び」(2種),「乙女の望み」
ドビュッシー:
ゴリウォーグのケークウォーク、ミンストレル、月の光、水の反映
ゼックワー:小舟で
リスト:
「ヴェネツィアとナポリ」-タランテッラ(短縮)、小人の踊り(2種)、
演奏会用練習曲「軽やかさ」、「リゴレット」パラフレーズ、
「愛の夢」第3番 変イ長調(2種)
ドホナーニ:カプリッチョ ヘ短調 Op.28-6
シュット:最愛の人に
ヘンゼルト:子守歌 ト短調 Op.45
リャードフ:音楽の嗅ぎ煙草入れ
シンディング:春のささやき
グラナドス:スペイン舞曲-祈り
シャミナード:おべっか使い
マクドウェル:魔女の踊り
シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲第1番
ルビンシュタイン:天使の夢
レイン:賭博師
レオポルド・ゴドフスキ(ピアノ) 録音:1922年-1925年
第1集(52046 2CD 1913年から1922年までの録音)に続く、大ピアニスト、レ
オポルド・ゴドフスキ(1870-1938)の録音全集第2弾。近年、超絶技巧を要す
る彼の作曲、編曲の人気が高まったことで、 ゴドフスキの演奏にも感心が集
まっている。この50代前半の脂ののった演奏を聞くと、ゴドフスキの卓越した
技法もさることながら、その技術力を音楽の躍動、飛翔に全て注いでいること
にこそ驚かされる。名人的に微妙にリズムを揺らしながら、常にクリアで説得
力のある響きで、ファンタジックに音を舞い上がらせる、その音楽の訴えかけ
てくる力は、80年という時を越えて非常に大きい。マーストンの復刻は非常に
見事で、ゴドフスキの真価を遺憾なく伝えてくれる。




<NBB>
NBB 17
「”UN BACIO SOLO”~せめてキスだけ」
横山潤子:「アンダンテよりやや遅く」
ヘンデル:「協奏曲」(原曲オーボエ)
ボッテジーニ:「メロディア」、「グァルダミ アンコーラ」(トリオ)、
「せめてキスだけ」(トリオ)、「ユヌ ブシェ エイメ」(トリオ)、
「コントラバス協奏曲第2番」
バッハ:「無伴奏チェロ組曲第1番」(原曲チェロ)
斎藤輝彦(コントラバス)
アンナ・トッカフォンディ(ピアノ)
レオナルド・デ・リーズィ(テノール)
ヴィンチェンツォ・ガッリレイ管弦楽団
録音:2005年5月、12月
NBB08でお馴染みの日本を代表するフレンチ弓奏者、斎藤輝彦の待望の2枚目で
ある。NHKの合唱コンクール課題曲他で大活躍、前作の赤とんぼ等編曲でおな
じみの横山潤子氏の書き下ろしの新曲、コントラバスのオリジナル作品かと思
わせるヘンデルの協奏曲、イタリア人テノールソリストが共演した、非常に珍
しいボッテジーニのトリオ(アルバムタイトルになっている)、弦楽オーケス
トラ伴奏のボッテジーニ協奏曲(日本人初)、フィレンツェ郊外の中世に建て
られた教会で録音した、バッハの組曲(自然音響での録音)等、大変興味深い
アルバムに仕上がっている。

NBB 19
「Movin' in the Movies」
ニーノ・ロータ、エンニオ・モリコーネの作品を中心に
トリオ・ニーノ・ロータ& アルベルト・ボチーニ(コントラバス)
録音:2005年11月、12月
「トリオ・ニーノ・ロータ」はピアノ、フルート、ヴィオラの三重奏団。レー
ベルの主宰者で人気の「ザ・ベール・ギャング」(今年の来日も決定!)のメ
ンバーでもあるコントラバス奏者ボチーニが共演した映画音楽アルバムです。
うちピアニスト以外の3人が指揮者ズービン・メータ率いるフィレンツェ歌劇
場のオーケストラの団員です。彼らの演奏する曲は ニーノ・ロータ、モリコ
ーネ、ピオヴァーニ、などのイタリアを代表する映画音楽を中心に、全てメン
バーであるピアニストのオリジナルアレンジで構成されています。2001年には、
アフリカ・イタリア文化会館主催、イタリア大使館後援のナイロビで開催され
た「ヨーロッパフィルムフェスティバル」のオープニング演奏を飾るなど、イ
タリア内外で広く活動しています。今回発売されるCDは、クラシック奏者の確
かな技術に、スウィングなどの軽快で絶妙なアレンジが加わり、いつの間にか
イタリア映画の世界に迷い込んでしまうような気にさせる、そんなイタリアの
エッセンスがぎゅっと詰まったCDです。

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