クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-02 No.10-1

2010年02月09日 20時38分28秒 | Weblog
<イタリア Decca>
4763357 \2180
J.S.バッハ:鍵盤ソナタ集
1.アダージョ ト長調BWV.968
2.鍵盤のためのソナタ ニ長調BWV.963
3.同 イ短調BWV.967
4.同 ハ長調BWV.966
5.同 イ短調BWV.965
6.同 ニ短調BWV.964
ラミン・バーラミ(ピアノ) 録音:2007年
1976年にイランのテヘランで生まれた注目の若手ピアニスト、ラミン・バーラミ。
ワイセンベルク、シフ、レヴィンなどに師事した彼ですが、何より忘れてはなら
ないのが、ロザリン・テュレックから受け継いだバッハ作品解釈です。好評を博
した《パルティータ》や《フーガの技法》に続く当盤でも、真摯な正統派演奏を、
甘く柔らかい語り口で綴っています。

4763367 \2180
ボッケリー二:フルート五重奏曲集
1.フルート五重奏曲ニ長調Op.17‐1、G.419
2.同 変ロ長調Op.17‐4、G.422
3.同 ト長調Op.17‐5、G.423
4.同 ト短調Op.19-2、G.426
5.同 ハ長調Op.19-3、G.427
6.同 ニ長調Op.19-4、G.428
アンドレア・グリミネッリ(フルート) 
クレモナ弦楽四重奏団
録音:2008年
ハイドンやモーツァルトの影に隠れがちですが、近年は、優美で時に憂いを含む
作風の再評価が高まっているボッケリー二。ハイドンとの対比から、「ハイドン
夫人」とも呼ばれる彼の魅力がたっぷり詰まったフルート五重奏曲集です。ラン
パルとゴールウェイの薫陶を受け、あのパヴァロッティに見出された現代最高の
フルート奏者の一人グリミネッリと、2000年結成のイタリアを代表するカルテッ
ト、クレモナ弦楽四重奏団が共演した、輝かしく暖かなアンサンブルをお届けし
ます。

4763434 \2180
誰も寝てはならぬ-アルミリアート・シングス・プッチーニ
1.《エドガール》-大饗宴だ!
2.《妖精ヴィルリ》-ここがあの家…苦しい僕のこの思いを
3.《マノン・レスコー》-栗色、金髪の美人たちの中で
4.同-見たこともない素晴らしい美人
5.同-ああ、マノン、またしても君は
6.同-ご覧下さい、狂った僕を
7.《ボエーム》-冷たい手を
8.《トスカ》-妙なる調和
9.同-星は光りぬ
10.《蝶々夫人》-愛の家よ、さようなら
11.《ジャンニ・スキッキ》-フィレンツェは花咲く木のように
12.《外套》-お前の言うとおりだ
13.同-お前の口付けが欲しい
14.《西部の娘》-6ヶ月たった
15.同-やがて来る自由の日
16.《トゥーランドット》-泣くなリュー
17.同-誰も寝てはならぬ
ファビオ・アルミリアート(テノール) 
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団 
指揮:マルコ・ボエーミ
録音:2008年
プッチーニの可憐で雄弁な音楽に、イタリア・オペラ界のスター・テノール、アル
ミリアートが堂々と渡り合う勇姿を楽しめるアリア集。甘さ、輝き、深みをすべ
て備えた極上の宴をたっぷりお楽しみください。

4763775 \2180
プッチーニ・アリア集
1.《マノン・レスコー》-華やかに着飾っても
2.同-捨てられて、ひとり寂しく
3.《ボエーム》-私の名はミミ
4.同-私が町を歩くと(ムゼッタのワルツ)
5.同-さようなら、あなたの愛の呼ぶ声に(ミミの別れ)
6.《トスカ》-歌に生き、恋に生き
7.《蝶々夫人》-ある晴れた日に
8.同-坊やの母さんに雨の日も風の日もおまえを抱え
9.同-名誉を守ることができなければ名誉のために死ぬ…おまえ?おまえ?小さい
神さま!
10.《修道女アンジェリカ》-母もなく
11.《ジャンニ・スキッキ》-私のお父さん
12.《つばめ》-ドレッタのすばらしい夢
13.《西部の娘》-愛情は別なものよ…ソレダードでは
14.《トゥーランドット》-ご主人様、お聞きください!
15.同-この宮殿の中で
16.同-氷に包まれた貴女様
ダニエラ・デッシー(ソプラノ) 
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団
指揮:マルコ・ボエーミ
録音:2009年
現代イタリアを代表する名ソプラノ、ダニエラ・デッシーの待望のプッチーニ・
アリア集。《マノン・レスコー》《ボエーム》《トスカ》《蝶々夫人》《トゥー
ランドット》など、彼女の得意演目を中心に、ボエーミ指揮・アレーナ・ディ・
ヴェローナ管の好サポートを得て、繊細かつのびやかに歌い上げた珠玉の1枚です。

4765245 \2180
ロッシーニ序曲集
1.《泥棒かささぎ》序曲
2.《セミラーミデ》序曲
3.《シンデレラ(チェネレントラ)》序曲
4.《ウィリアム・テル》序曲
5.《オテロ》序曲
6.主題、アンダンテと変奏曲(フルート、クラリネット、ホルン、ファゴットの
ための)
アンドレア・グリミネッリ(フルート)コラード・ジュフレディ(クラリネット)
ダニーロ・マルチェッロ(ホルン) リノ・ベルニッツィ(ファゴット)
録音:2008年 (デジタル録音)
ロッシーニ・オペラの魅力を凝縮した珠玉の序曲を、フルート、クラリネット、
ホルン、ファゴットの優美で凛とした管楽四重奏版でお届けする1枚。グリミネッ
リをはじめ、名手たちの贅沢な共演でどうぞ!

4769203 \2180
ヴェルディ・アリア集
1.《リゴレット》-俺たちは同じだ!
2.同-悪魔め、鬼め
3.《エルナーニ》-若き日よ
4.《2人のフォスカリ》-ついに一人になった…ああ、年老いた心よ
5.《マクベス》-憐れみも、誉れも、愛も
6.《ルイザ・ミラー》-伴侶を選ぶのは聖なること
7.《椿姫》-プロヴァンスの海と陸
8.《トロヴァトーレ》-君が微笑み
9.《シチリア島の夕べの祈り》-富を手にして
10.《運命の力》-この中に私の運命がある
11.《オテロ》-無慈悲な神の命の命ずるままに
12.《ドン・カルロ》-カルロとロドリーゴの二重唱
13.同-カルロ、聞いて
14.《仮面舞踏会》-あなたの生命には
15.同-立て、おまえの息子は向こうにいる…おまえであったのか、この魂を
レオ・ヌッチ(バリトン) プラシド・ドミンゴ(12:テノール) 
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
指揮:リチャード・アームストロング(1-8、10) 
イギリス室内管弦楽団 指揮:ジャンフランコ・マジーニ(9)
シカゴ交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ(11)
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド(12-3)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1982年1月(12-13)、10月(1-8、10)、1986年11月(9) ロンドン、
1989年1月 ウィーン(14-15)
当代最高のヴェルディ・バリトン歌手として、今なお活躍するベテラン、レオ・
ヌッチ。彼が今から20年以上前に、錚々たる巨匠たちと残した名歌唱を集めた若
き日の珠玉のアリア集です。ドミンゴと共演した《ドン・カルロ》の二重唱も含
む全15曲を、心行くまでご堪能ください!

4766376 \2180
ロマンティック・カンツォーネ集
1.ビクシオ:マンマ
2.ディ・カプア:マリア・マリ
3.トスティ:最後の歌
4.ジョルダーノ: 愛さずにはいられないこの思い
5.デ・クルティス:ナポリの歌
6.ベッチェ:あなたは私の人生
7.デンツァ:妖精の瞳
8.マイアベーア:おお、パラダイス
9.ディ・カプア:オ・ソレ・ミオ
10.ビクシオ:愛の歌
11.レオンカヴァッロ:朝の歌
12.ピエトリ:僕は知っている、誰にも知られていない庭を
13.ストラデッラ:ピエタ・シニョーレ
14.カルディッロ:カタリ・カタリ
15.デ・クルティス:こんなにも君を愛している
16.ガスタルドン:禁じられた音楽
17.クレシェンツォ:クアン・”ア・フェンメナ・ヴォ”
18.ビゼー:耳に残る君の歌声
19.トスティ:セレナータ
20.デ・クルティス:ルチア・ルチ
21.フロトー:夢のごとく
22.デ・クルティス:忘れな草
ファビオ・アルミリアート(テノール) 
パルマ王立歌劇場 管弦楽団
指揮:スティーヴン・メルクリオ
録音:2007年
イタリア・オペラ界のスター・テノール、アルミリアートが、故郷イタリアのロ
マンティックなカンツォーネを歌った一押し盤。端正で情感もたっぷりな歌唱の
数々は、オペラ・ファンにもイタリアン・ポップス・ファンにもお薦めの1枚です。




<NEOS>
NEOS10822/23(SACD-Hybrid) 2枚組 \5280
ペーター・ルジツカ(b.1948):弦楽四重奏曲全集
(1)「内省」弦楽四重奏曲第1番(1969/1970)
(2)「...断章...」弦楽四重奏曲第2番(1970)
(3)パウル・ツェランの12の詩-「時の屋敷」より(朗読のみ)
(4)「音の影」(1991)
(5)「消失の彼方へ…」弦楽四重奏曲第3番(1992)
(6)「…見失っていた」弦楽四重奏曲第4番(1996)
(7)「秋」弦楽四重奏曲第5番(2004)
(8)「記憶と忘却」弦楽四重奏曲第6番(2008)
ミンゲ四重奏団
(3)ペーター・ルジツカ(語り)
(6)クリストフ・バンツァー(語り)
(8)モイカ・エルトマン(ソプラノ)
録音:2008年
近年は指揮者として、またザルツブルク音楽祭の音楽監督としても多方面に活躍
するルジツカの初期から近年の作品までを収めた弦楽四重奏曲集。リゲティなど
の音群的発想、コラージュ、特殊奏法主体の音響など、ヨーロッパ前衛音楽の王
道を地で行くような作風だが、そんな中にもそこはかとなく漂う無常観、調性的
な響きに硬質のロマンティシズムが感じられる。ひとつのトラックではまるまる
パウル・ツェランの詩がルジツカの朗読だけで収録されたりと、こだわりのアル
バム作り。《秋》は前衛的な響きを使いながら晩秋のヨーロッパをイメージさせ
る見事な音の細密画を聴かせる。最新作《記憶と忘却》ではソプラノ独唱も入り、
ますますドラマティックでエネルギッシュな音楽になっている。

NEOS11018 \2500
「ダブル・ベースのための音楽」
(1)ジャチント・シェルシ(1905-1988):夜(1972)
(2)イサン・ユン(1917-1995):アキのためにI(1981)
(3)イサン・ユン:アキのためにII(1981)
(4)ヤニス・クセナキス(1922-2001):テラプス(1976)
(5)マンフレート・シュターンケ(b1951):ストリート・ミュージックIII(1995)
(6)ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(b.1926):1207年8月9日S.ビアジオ(1977)
(7)ベント・ロレンツェン(b.1935):深く(1993)
フランク・ライネッケ(Cb)
録音:2004-06年
フランク・ライネッケは1960年ハンブルク出身。バイエルン放送響の奏者を勤め
る傍ら、室内楽、ソロなど精力的に活動している。とりわけ現代作品の紹介、初
演に意欲を燃やし、多くの作曲家が彼のために作品を書いている。メリスマティ
ックな旋律(?)にどこかコダーイ?を感じさせるシェルシ作品、ユーモラスなユ
ン作品、そして圧巻はエネルギッシュな音が渦巻くクセナキス作品で、その傍若
無人のパワー(とライネッケの超絶技巧)に圧倒される。




<DORON>
DRC3050/51 2枚組 \4160
(1)ストラヴィンスキー:「兵士の物語」
(2)ストラヴィンスキー:「レナルド」
(3)フランス6人組のメンバー(オーリック、ミヨー、プーランク、
タイユフェール、オネゲル)共作:「エッフェル塔の花嫁花婿」
ロベール・デュナン指揮ジュネーヴ・アカデミウム・コレギウム合奏団
(1)W.ジャック(語り手)、F.ベルテ(兵士)、ジャン=リュック・ビドー(悪魔)
(2)P.-A.ブラセール(T)、M.マルキシオ(T)、M.ブロダール(B)、
フランソワ・ループ(B)、S.シュミード(ツィンバロン)
(3)ジャン=リュック・ビドー(語り)
録音:(1)(2)1978年、(3)1983年、初CD化
ロベール・デュナンが指揮するジュネーヴ・アカデミウム・コレギウム合奏団は
バロックから現代曲までをレパートリーとする室内オーケストラとしてかつて知
る人ぞ知るアンサンブルであった。指揮のデュナン(1928-1991)はかつてスイス・
ロマンド管弦楽団に打楽器奏者として在籍しアンセルメ、マルケヴィッチのバト
ンのもと多くの作品を演奏した。そのせいか、この二人の都会的なセンスとオー
ケストラを豊かに鳴らす色彩センスが引き継がれている。コクトーが画策しデュ
レ以外のフランス6人組メンバーが共作した「エッフェル塔の花嫁花婿」では古
き良き時代のパリの香りが漂う。





<MEGADISC>
MDC7796 \2250
「2人のためのシアター」
-ハオ=フ・ジァン(張豪夫,1952-):二重奏作品集
(1)2人のためのシアター/(2)クレプスキュール
(3)イン・ヤン/(4)天国の歌
(5)2人のためのシアターII
ムヒッディン・デュログル=デミリツ(Pf)、
(1)アレクサンドラ・グロット(Fl)、
(2)(4)マリー・ハリンク(Vc)、
(3)ウジェーヌ・ガラン(Pf)、
(5)グラフ・ムーリャ(Vn)
録音:2008年
張豪夫は中国出身で現在はベルギー在住。平義久、デニソフらに師事し、1997年
よりブリュッセル王立音楽院で教鞭を取っている。IRCAMでも研鑽を積み、ヨーロ
ッパでは数々の受賞暦がある。フランス、ベルギーで学んだせいか、彼の音楽に
は旋法を主な素材とした鮮やかな色彩にあふれている。中国的な旋律と西洋の現
代語法がバランスよく折衷されており、時にドビュッシー、リゲティ、武満を思
わせる。2つのためのシアターはフルート版とチェロ版があり、冒頭のトーン・
クラスターから浮かび上がるエキゾチックな旋律はいかにも東洋の神秘を思わせ
て美しい。

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