クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-05 No.9

2012年05月13日 20時34分52秒 | Weblog
<RCA Red Seal>
8872540593-2 ¥1550
ハイドン:
『ピアノ協奏曲ヘ長調Hob.XVIII-3』
『ピアノ協奏曲ト長調Hob.XVIII-4』
『ピアノ協奏曲ニ長調Hob.XVIII-11』
オリヴァー・シュニーダー(P)
アンドルー・ワトキンソン(指揮)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
(アカデミー室内管弦楽団)
《録音》2011年12月15-16日, ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
[デジタル:セッション]
「ヘ長調」の協奏曲は、ディヴェルティメント風の様式的発展をとげた作品で、
室内楽的統一感の形成に主眼が置かれた作品。「ニ長調」の協奏曲は最も有名
な作品で、ハイドン円熟期の作品です。バロック色は排除され、溌剌とした楽
想が魅力的です。この作品をシュニーダーは、テンポの速い曲は快速テンポで
駆け抜け、躍動感にみちた演奏を成し遂げています。オリヴァー・シュニーダ
ーはスイス生まれ。10歳に満たない若さでパリのツェムリンスキー弦楽四重奏
団とのデビューを果たし、チューリヒ音楽院にてオメロ・フランセシュに師事
して最高位で卒業。その後、ウィーン国立音楽院大学、マンハッタン音楽院で
も学位を取得し、ピーバディー音楽院にてレオン・フライシャーに師事、2001
年卒業。ヨーロッパ、アメリカ、日本の各地で演奏活動を積極的に行い、ヴェ
ルヴィエ音楽祭、チューリヒ祝祭週間など主要音楽祭にも参加。トーンハレ管
弦楽団をはじめモスクワ・フィルハーモニー、オスロ・カメラ-タ、ケルン室
内管弦楽団との共演も果たしています。2004年と2006年にユリア・フィッシャ
ーとの共演で来日しています。

8869196379-2 ¥1550
フランツ・シューベルト:
交響曲第3番ニ長調D200
交響曲第4番ハ短調D417「悲劇的」
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
《録音》2011年、チューリヒ、トーンハレ[デジタル、セッション]
交響曲・序曲・協奏曲全曲を網羅するベートーヴェン・プロジェクトでスター
トし、「R.シュトラウス管弦楽曲全集」「シューマン交響曲全集」「マーラー
交響曲全集」などを経て、ジンマンが取り組み始めたシューベルト交響曲全集。
史上最速とも思える第7番「未完成」、躍動感に満ちた第1番&第2番に続く第3
弾は、シューベルトの若書きの大作である交響曲第3番と第4番「悲劇的」。
モダン・オーケストラでありながら作品の時代に合わせて演奏スタイルを自在
に変化させることのできるジンマンとチューリヒ・トーンハレは、細かなアー
ティキュレーションを適用した弦楽器、古式のトランペットとホルン、ティン
パニの使用など、ピリオド演奏の方法論を大胆に持ち込んでいます。さらにベ
ートーヴェンの交響曲でも聴かれた木管パートに即興的な装飾を大胆に取り入
れることで、若きシューベルトが渾身の力を込めて描き上げた、対照的な作風
を見せるこの2曲から、これまでに聴いたことのないような新鮮なサウンドを
引き出しています。




<Sony Classical>
8872540973-2 ¥1550
J・S・バッハ:
『カンタータ第1番「輝く暁の星のいと美わしきかな」BWV.1』
『カンタータ第48番「われは幸うすき者、誰かわれを救わん」BWV.48』
『カンタータ第78番「イエスよ、汝わが魂を」BWV.78』
『カンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.140』
ウィンズバッハ少年合唱団
カール=フリードリヒ・ベリンガー(指揮)
シビラ・ルーベンス(Sp), レベッカ・マーティン(Ms),
マルクス・シェーファー(T), クラウス・メルテンス(Bs),
ドイツ・カンマー=ヴィルトゥーゾ・ベルリン
《録音》2011年9月, ウィンズバッハ [デジタル:セッション]
ドイツの数ある少年合唱団の中でも、その正確な音程と一糸乱れぬ完成度の高
さをもつ、1946年に設立されたドイツの名門少年合唱団「ウィンズバッハ少年
合唱団」。最近ではバッハだけのアルバムの録音は少なかったので、ファンに
はこたえられない1枚でしょう。ここに収録された4曲は、1723-1731年バッハ
のライプツィヒ時代の作品。4曲目にはバッハのカンタータの中でも最も有名
なカンタータ「140番」が歌われており、夾雑物もよけいな重量感も感じさせ
ない、神への感謝に包まれた優しい曲想が聴く者の心を慰めます。

8869196064-2 ¥1550
シューベルト:
『交響曲第3番ニ長調D.200』
『交響曲第7(8)番ロ短調D.759「未完成」』
アントネッロ・マナコルダ(指揮)カンマーアカデミー・ポツダム
録音2011年4&6月, ポツダム・ニコライザール [デジタル:セッション]
アントネッロ・マナコルダは、マーラー・チェンバーオーケストラの元コンサ
ートマスターで、現在ではイタリアやドイツのオーケストラ、歌劇場で非常に
高い評価を得ている指揮者です。彼は昨年よりカンマーアカデミー・ポツダム
の首席指揮者に就任。モダン楽器によるオーケストラですが、ピリオド楽器奏
法を取り入れることによって、軍楽的な扱いによるトランペットとティンパニ
によるスピーディーでスマートな「3番」や、シューベルトらしい旋律の美し
さや歌唱性、叙情性によってしっとり歌い上げた「未完成」など、現代的な明
快で颯爽とした演奏をきかしてくれます。なお、ホルンとトランペット、ティ
ンパニは古楽器を使用しています。




<deutsche harmoniamundi>
8869791138-2 ¥1550
シューベルト:
『序曲変ロ長調D.470』
『序曲ニ長調D.556』
『序曲ホ短調D.648』
『イタリア風序曲ニ長調D.590』
『イタリア風序曲ハ長調D.591,Op.170』
『交響曲第5番変ロ長調D.485』
ミヒ・ガイック(指揮)
オルフェオ・バロック・オーケストラ(ピリオド楽器使用)
《録音》2011年7月29日-8月1日, リンツ [デジタル:セッション]
シューベルトが20才前後に書いた管弦楽作品を収録したアルバムです。「イタ
リア風序曲」は、「交響曲第6番」の作曲の合間に書かれ、「イタリア趣味と
その代表者ロッシーニ氏にならった作品」と評されたものです。ドイツ的な曲
想をしめす導入部ののち、典型的にイタリア的なアレグロ主部がはじまります。
1817年にレストランのホールで初演され、シューベルトの演奏会場におけるデ
ビュー作となりました。「交響曲第5番」は、軽やかな木管による対話風の主
題で始まる、調和のとれた美しい作品ですが、ピリオド楽器使用によるメリハ
リのついた管弦楽と人間的な音色によって、快活なリズムと極めて美しい旋律
を両立させた演奏です。またピリオド楽器による序曲集は珍しく、その意味で
も貴重なリリースです。

8869791105-2 ¥1550
『カイオニ写本より:ポーランド舞踊』『J・フックス:パルティータ K.329』
『シュメルツァー:バレ』『伝承曲:4つの舞曲』
『カイオニ写本より:DadeZingaricum』
『J・フックス:シンフォニア ハ長調「トルコ風」』『伝承曲:Arazbar』
『Anna Szirmay Keczer写本より:5つの舞曲』
『Janos Madach-Rimay写本より:Pongeset koboznak』
『カイオニ写本より:O, mely csudalatos Isten』
『カイオニ写本より:トランシルヴァニア舞曲』
アクサンチュス・オーストリア(ピリオド楽器&民族楽器アンサンブル)
録音2011年8月, ウィーン・アルベルトゥス・マグヌス大学教会
[デジタル:セッション]
ハンガリーの伝統的なジプシー音楽と、オーストリアのバロック音楽は、お互
いに影響しあい融合を図っていました。さらにヨーロッパの東にあるウィーン
には、トルコや中近東の音楽が影響をあたえてきました。このアルバムでは、
初期バロック期のウィーンに影響した、影響された音楽を中心にセレクトされ
ています。1988年に結成された「アクサンチュス・オーストリア」は、ピリオ
ド楽器と民族楽器を扱い、ヨーロッパの各国、イスラエル、モロッコなどの民
族音楽や、中世からバロックの世俗・宗教的音楽まで、幅広いレパートリーを、
バグパイプやいくつかの古典的な木管楽器と弦楽器の一種やダルシマー、パー
カッションが歌手を伴奏していくもので、シンプルでながら祈りから興奮へと
進む音楽は人間味あふれるもので、これらの曲のいくつかは現在ハンガリーに
おいても、ポピュラーに演奏される作品です。

8869798742-2 ¥1550
ヘンデル:
『合奏協奏曲集Op.3,HWV.312-317(全6曲)』
『オーボエとファゴットのための協奏曲 ト短調』
シモーネ・トニ(Ob), ローラン・ル・シュナデック(Fg)
コラド・ロヴァリス(指揮)
アンサンブル “シレテ・ヴェンティ!”(ピリオド楽器アンサンブル)
録音2009年12月, ミラノ、サン・マルコ教会 [デジタル:セッション]
「合奏協奏曲Op.3」は、ロンドンの出版業者ジョン・ウォルシュによって出版
され、弦楽が中心のOp.6とは違い、オーボエを中心とした管楽器が多く活躍す
る作品です。ヘンデルらしい力強さを持つ急速楽章と表情豊かな緩徐楽章の対
照が、様々な部分で印象的に感じられます。最近キエフの図書館から発見され、
ヘンデルの作品であろうとされている「オーボエとファゴットのための協奏曲
ト短調」が、世界初録音されています。オーボエとファゴットの掛け合いが
印象的な二重協奏曲です。
ここで演奏するピリオド楽器アンサンブル「Silete Venti!(西風よ!)」は、
オーボエのシモーネ・トニが中心となって設立され、指揮者のコラド・ロヴァ
リスをむかえバロックから古典派の演奏に取り組んでいます。コラド・ロヴァ
リスは、ベルガモ出身、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学び、モーツァルト、
パイジェッロ、ロッシーニなどの歌劇で大変評価の高い指揮者で、2005年から
はフィラデルフィア・オペラ・カンパニーの音楽監督を務めています。

8869792408-2 ¥1550
モーツァルト:
(1)『オーボエ協奏曲ハ長調K.314』
(2)『ファゴット協奏曲変ロ長調K.191』
(3)『2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190』
パオロ・グラッツィ(Ob:(1)), アルベルト・グラッツィ(Fg:(2)),
マッシモ・スパダーノ(Vn:(3)), マウロ・ロペス(Vn:(3)),
アルフレード・ベルナルディーニ(指揮&Ob(3)),
アンサンブル・ゼフィロ(ピリオド楽器アンサンブル)
録音2006年12月, モンドヴィ、サラ・ギスリエリ [デジタル:セッション]
イタリアの古楽管楽器奏者といったらグラッツィ兄弟をはずすわけにはいかな
いでしょう。パオロ・グラッツィ(Ob), アルベルト・グラッツィ(Fg)の2人は、
イタリアだけでなくドイツ、イギリスのオーケストラからも客演奏者として招
かれるほどテクニックと表現力は圧倒的。新録音は、まさにこの2人のために
書かれたようなモーツァルトの協奏曲。決してテクニックに溺れず、イタリア
風な斬新さにも走ることなく、センチメンタリズムとロマンティシズムの違い
を見事に表現しながら、節度あるテンポで過度に思い入れることなしに音楽を
奏でることによって、聴き手はモーツァルトの美しいメロディーを純粋に堪能
することができるのです。(1)(2)では、ベルナルディーニはオーケストラ内で
オーボエを吹きながら彼らを支えています。(3)では、ベルナルディーニがソ
ロ的に扱われるオーボエを担当しています。
ゼフィロの由来は、ギリシア神話に登場する優しい西風の神を意味するゼフィ
ルスのイタリア語。1989年、ヨーロッパ屈指のオーボエ奏者のアルフレード・
ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、ファゴット奏者のアルベルト・グラ
ッツィがピリオド楽器オーケストラの卓越したプレイヤーに声をかけて設立さ
れました。18世紀音楽の、特に管楽器のレパーリーを中心としたアンサンブル
として活躍を続けています。創立以来、ゼフィロはヨーロッパの主要な音楽祭
をはじめ各国で演奏を続け、聴衆からもマスコミからも高評を得ており、彼ら
の録音の数々は国際的な賞を受賞し、ピリオド管楽アンサンブルの世界のトッ
プと評価されています。

8869798863-2 ¥1550
『ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調「海の嵐」Op.10-1,RV.433』
『ジョルジョ・マイネリオ:「Schiarazula Marazula」
「La Lavandara Gagliarda」』
『ジョヴァンニ・バティスタ・スパディ:Anchor che col partire』
『ジョヴァンニ・バティスタ・リッチオ:4声のためのソナタ』
『カステッロ:ソナタ第1番』
『マッシミリアーノ・ネーリ:8声のためのソナタ第10番』
『カステッロ:ソナタ第4番』
『ジョヴァンニ・バッサーノ:リチェルカータ第4番』
『B・マルチェッロ:ソナタ Op2-12』
『アントニオ・カルダーラ:室内ソナタOp2-2よりガヴォット』
『A・マルチェッロ:フラウティーノ協奏曲』
『ヴィヴァルディ:フラウティーノ協奏曲イ短調RV.445』
『フィリップ・ヴェルドロ:あわれな心が』
ドロテー・オーバーリンガー(Bfl)
ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ(ピリオド楽器アンサンブル)
録音2011年9月, サン・ヴィジリオ、コル・サン・マルティノ
[デジタル:セッション]
現在ヨーロッパ古楽界で、人気実力ともに高い評価を得ているドロテー・オー
バーリンガー。これまで中世音楽から、様々な国のバロック期の作品を録音し
てきました。今回はルネッサンス期からバロック期のヴェネツィアの音楽に焦
点をあてています。最初のヴィヴァルディの「海の嵐」からしてダイナミック
な激しい演奏で突進。2曲目はなんとバス・リコーダーでしっとり歌い、ソプ
ラノ・リコーダーで舞曲の楽しみを教えられ、フラウティーノ(ソプラニーノ
・リコーダー)による超絶技巧の協奏曲まで、11本の楽器を使い分け、リコー
ダーという楽器に限界などないのだということを実感させてくれます。
オーバーリンガーはデビュー以来、今やヨーロッパ主要音楽祭の常連で、2005
年からはザルツブルク・モーツァルテウム音楽院の教授をも務めています。彼
女の高い芸術性と見事なテクニックに裏打ちされたオーセンティックで鮮やか
なヴィルトゥオジティは、他を寄せ付けない完璧とも言える音楽を形作ってお
り、これは音楽以外に文学や言語学を学んだことも大きなプラスになっている
とも言えるでしょう。

8869788579-2 ¥1550
マリアンナ・マルティネス(1744-1812):
『序曲 ハ長調』『カンタータ「初恋」』『チェンバロ協奏曲ホ長調』
『チェンバロ・ソナタ イ長調』
『アリア「ベレニーチェ、なにをしているの」』
ヌリア・リアル(Sp),
ニコレッタ・パラシベスク(指揮&Cemb)
ラ・フロリディアーナ(ピリオド楽器アンサンブル)
録音2011年2月, スイス、アルレスハイム [デジタル:セッション]
マリアンナ・マルティネスは、1744年ウィーンに生まれ、1812年に亡くなった
女流作曲家。幼いころから音楽だけでなく、様々な国の言語の教育、文学を学
びました。イタリアの詩人メタスタージオなどとも家族ぐるみの交流があった
ようです。音楽もハイドン、ポルポラ、ハッセなど当時人気の作曲家に音楽教
育を受け、17歳で作曲した作品はウィーン宮廷礼拝堂で上演されました。その
後マリア・テレジアのための作曲家、鍵盤楽器奏者として活躍しました。1773
年にはボローニャのフィルハーモニー・アカデミー会員の試験で「驚くべき作
曲の精度」と高い評価を得ました。この時代の典型的ウィーン風の形式による
美しく繊細なメロディーは、モーツァルト、ハイドンやハッセとは違った巧み
な創造性を感じ取ることができましょう。
指揮者ニコレッタ・パラシベスクは、ルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカ
デミー、バーゼル・スコラ・カントールム、シュトゥットガルト音楽演劇大学
で研鑽を積み、現在、バーセル・テオドール教会専属オルガニストを務めてい
る女流鍵盤楽器奏者です。深い知識に裏打ちされた女性らしい繊細な演奏は、
ときに鋭いリズミックなタッチを生み、独自の美の世界を作り出しています。
歌曲はヌリア・リアルを起用。いつものように愛情のこもった美しい歌声が印
象的です。「チェンバロ・ソナタ」以外は、すべて世界初録音となります。

8869191407-2 ¥1550
ヴィヴァルディ:
『ファゴット協奏曲ホ短調RV.484』『ファゴット協奏曲イ短調RV.497』
『ファゴット協奏曲ニ短調RV.481』『ファゴット協奏曲イ短調RV.498』
『カンタータ「お願いだ、もうやめてくれ」ト短調RV.684』
『カンタータ「懐かしき森、友なる牧場」ハ長調RV.671』
『ソナタ ニ短調「ラ・フォリア」Op.1-12,RV.63』
ブラク・オズデミール(Fg&指揮)
ダニエル・バべック(C-T)
ムジカ・セクェンザ(ピリオド楽器アンサンブル)
録音2010年10月, ニューヨーク、レフラック・コンサートホール
[デジタル:セッション]
ニューヨークのピリオド楽器アンサンブル「ムジカ・セクェンザ」のデビュー
・アルバムです。この団体の音楽監督を務めるのは、ジュリアード音楽院を
2010年にトップで卒業したファゴット奏者、ブラク・オズデミール。彼は、
モダン・ファゴット、バロック・ファゴットも熟すというだけでなく、ロック
やトランス・ミュージックをシンセサイザーとファゴットのコラボレーション
で行うなど、天才的な才能で話題沸騰中。このアルバムでは、ヴィヴァルディ
のファゴット協奏曲4曲を、彼なりに選曲しソネットと組み合わせて「新しい
四季」として演奏されます。ヴィヴァルディは、37曲ものファゴット協奏曲を
残していますが、ここに収録された作品は、名人芸が必要されるというだけで
なく、清らかな抒情をたたえた魅力的な旋律、憂愁を帯びた美しい旋律が特徴
的で、オズミールのファゴットはその要求に見事に応えた演奏です。

8869192604-2 2枚組 ¥1950
ヘンデル:
『主は言われた(Dixit Dominus)HWV.232』
『たとえ暴虐の中に地は荒れ狂おうともHWV.240』
アントニオ・カルダーラ:
『娘女王を見よ』『ラエタトゥス・スム(われ喜べり)』
ヘンデル&カルダーラ:
『サルヴェ・レジナHWV.241』
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)
アカデミア・モンティス・レガリス(ピリオド楽器アンサンブル&合唱団)
録音2011年7月, モンドヴィ、アカデミア・モンティス・レガリス
[デジタル:セッション]
カルダーラとヘンデルの関係に光をあてたアルバム。カルダーラ(1670-1736)
はヴェネツィアに生まれ、ここでレグレンツィに学んだあと、マントヴァの宮
廷楽長などを経て、1710年代以後、フックスのもとでウィーンの宮廷副楽長と
して活躍しました。ヘンデルは、渡英前の修業時代にローマで活躍をしていま
した。カトリックの総本山ローマで、ルター派だったプロテスタントのザクセ
ン人ヘンデルがカトリック風に作曲した大がかりな作品「主は言われた」。ロ
ーマのコロンナ枢機卿が依頼した、「カルメル山の聖母マリアの祝日」のため
の典礼音楽の音楽です。そしてヘンデルの「サルヴェ・レジナHWV.241」は、
1709年のカルメル会の式典のために書いた、ヘンデルとカルダーラの合作では
ないかという仮説に基づいて、このアルバムの全体の収録曲が選ばれています。
指揮者のアレッサンドロ・デ・マルキは、現代楽器とピリオド楽器の垣根をこ
え、世界各地で活躍しています。サンタ・チェチーリア音楽院でオルガンと作
曲を学び、バーゼル・スコラ・カントールムにてチェンバロと室内楽を。ルネ
・ヤーコプスのアシスタントを、ベルリン国立歌劇場の客演指揮者。ザルツブ
ルク音楽祭でアバドやバレンボイムのアシスタントを務めました。1998年、バ
ロック・オーケストラ、アカデミア・モンティス・レガリスの音楽総監督に就
任し、この気心知れたアンサンブルと、イタリアらしい情熱的な演奏を展開
しています。

8869790181-2 ¥1550
『クリストフ・ベルンハルト:
カンタータ「深き淵より、主よ、われ汝に呼ばわる」』
『パッヘルベル:4声のためのパーティ 嬰ヘ短調』
『ブクステフーデ:カンタータ「主よ、あなたさえこの世にあれば」』
『フランツ・トゥンダー:「バビロンの流れのほとりに」』
『ディートリヒ・ベッカー:4声のためのソナタ ホ短調』
『フランツ・トゥンダー:「ああ 主よ、あなたの愛する天使を遣わされ」』
『ニコラウス・ブルーンス:宗教的コンチェルト「全世界よ、神を讃美せよ」』
『ニコラウス・アダム・シュトルンク:3声のためのソナタ ニ短調』
『ヨハン・フィリップ・フェルチュ:
カンタータ「深き淵より、主よ、われ汝に呼ばわる」』
ドロテー・ミールズ(Sp)
コンチェルト・メランテ(ピリオド楽器アンサンブル)
録音2011年3月, イエス・キリスト教会 [デジタル:セッション]
様々な古楽アンサンブルらとの共演で魅力的な歌を聞かせるドロテー・ミール
ズ。ヘレヴェッヘやブリュッヘン、フェルトホーフェンなどが彼女を起用し、
バッハのカンタータやヘンデルのオラトリオなどにはかかせない歌手でしょ
う。彼女のくせのない柔らかい声、ヴィブラートをかけずとも伝わる豊かな感
情表現。そして簡素な言葉の中に盛り込まれたメッセージを、さりげなく的確
に伝えてくれるのです。このアルバムでは、バロック時代の作曲家たちによる
あまり演奏されない宗教的アリアを中心とした意欲的なプログラム。聴き通し
てみると温かくて心安らぐ優しさが心に響いてきます。学究的な枠をはるかに
超えてヒューマンな音楽であり、献身的でやさしく慈愛に満ちた彼女の歌唱
によって、素直な気分にさせてくれるはずです。バックで器楽アンサンブルを
務める「コンチェルト・メランテ」は、ベルリン・フィル、ベルリン古楽アカ
デミー、フライブルク・バロック・オーケストラのメンバーによるピリオド楽
器のアンサンブルで、ベルリン・フィルハーモニー公認室内楽アンサンブルと
して認定もされています。
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