クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-04 No.27

2009年04月21日 13時00分24秒 | Weblog
<REGIS>
RRC 1307 \880
ジョン・ステイナー(1840-1901):カンタータ「磔刑」
ジェイムズ・グリフェット(テノール)
マイケル・ジョージ(バス)
ピーターパラ大聖堂聖歌隊
スタンリー・ヴァン(指揮)
録音:1978年 原盤:ASV

RRC 1308 \880
J・S・バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲集
第1番ニ短調 BWV1052/第4番イ長調 BWV1055
第5番へ短調 BWV1056/第6番ヘ長調 BWV1057
アイヴァー・ボルトン(チェンバロ&指揮)
セントジェームズ・バロック・プレーヤーズ
録音:1987年 原盤:IMP

RRC 1309 \880
J・S・バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲集
第3番ニ短調 BWV1054(*)/第2番ホ長調 BWV1053(*)
第7番ト短調 BWV1058(*)/イタリア協奏曲ヘ長調 BWV971(+)
アイヴァー・ボルトン(チェンバロ&指揮(*))
セントジェームズ・バロック・プレーヤーズ(*)
デイヴィッド・ポンスフォード(+)
録音:1987年(*)/2002年(+) 原盤:IMP(*)/Dinmore(+)

RRC 2084 2枚組 \1760
J・S・バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲集
RRC 1308, 1309のセット。

RRC 1310 \880
ロシアのヴァイオリン協奏曲集
ニコライ・ラーコフ(1908-1990):ヴァイオリン協奏曲第1番(1944)
ドミートリー・カバレフスキー(1904-1987):
ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.48(1948)
ヴィサリオン・シェバーリン(1902-1963):ヴァイオリン協奏曲 Op.21(1940)
アンドルー・ハーディ(ヴァイオリン)
ロシア交響楽団
ヴェロニカ・ドゥダロワ(指揮)
録音:1995年 原盤:Olympia




<SEDEM Classical>
CD 18(DCD 250) \2180
エストレマドゥラ地方のピアノ音楽(20世紀終盤-21世紀初頭)
エステバン・サンチェス(1934-1997):
サン・フアン・デ・ラ・クルスのテキストによる3つの瞑想
微風(マラガ)/ガルシア・ロルカへのソネット
反射(アルカンタラ)/パウリタの小箱
マヌエル・デル・バルコ(1938-):
カプリッチョ
3つの小品;ヘススのためのメヌエット,
アントニアのための和やかな歌,マヌエルとニコラスのための喜ばしい歌
エンリケ・ムニョス(1957-):涙の交換
フランシスコ・ノベル・サマノ(1969-):鐘[Glocken]
フアン・ペレス・リベス(1931-):エストレマドゥラの午後
マリア・キンタニリャ(1979-):反射
イルミナダ・ペレス・フルトス(1972-):回想
ギリェルモ・イリアルテ(1973-):9つのナイーヴ画 から 第4,2,1曲
マヌエル・エスカランテ(ピアノ)
録音:2008年7月28-31日、マドリード王立高等音楽院マヌエル・デ・ファリャ
・ホール
スペイン内陸南西部エストレマドゥラ(エクストレマドゥラ)地方出身または
同地方に深い関わりを持つ作曲家たちを紹介するアルバム。マヌエル・エス
カランテはメキシコのピアニスト。

CD 19(DCD 251) \2180
サラサーテ(1844-1908):ヴァイオリンとピアノのための作品集
ミラマル Op.42/マラゲニャ Op.21 No.2/ハバネラ Op.21 No.2
ロマンサ・アンダルサ Op.22 No.1/ホタ・ナバラ Op.22 No.2
さようなら、わたしの山々(ソルチコ)Op.37/ビト Op.26 No.1
ハバネラ Op.26 No.2/眠り Op.11/ホタ・アラゴネサ Op.27
プライェラ Op.23 No.1/序奏とタランテラ Op.43
マヌエル・ギリェン(ヴァイオリン)
マリア・ヘスス・ガルシア(ピアノ)
録音:2008年6月27-28日、テネリフェ(スペイン、カナリア諸島)、
アウディトリオ室内楽ホール
サラサーテの没後百年にあたって制作され、当レーベルとしては珍しくメジャ
ー志向と思いきや、「ツィゴイネルワイゼン」が入らないなどやはりひとひね
りあるアルバムでした。マヌエル・ギリェンは当レーベルにトゥリナとヘス
ス・デ・モナステリオの作品を録音しているマドリード生まれの中堅。



<TANIDOS>
SRD 367 \2180
ゴヤ風の奇想 ギター伴奏歌曲集
サルバドル・カストロ・デ・ヒスタウ(1770頃-?):
陽気なゴシキヒワは行く/あなたに会えば、あなたに話せば
あなたは恋人たちの申し出を信じない/私は愛は娯楽だと思っていた
あなたを見た男があなたを熱愛するのは決まりだ
意志なしであなたが私を理解することはできない
キューピッドを呼んだのは愚か者だ
フランシスコ・V・モリナ(1768-1847):
エル・セレニ/ため息のボレロ/ラ・カチュチャのボレロ
アンダルシアのセギディリャ/愛の宣言/愛の優しさ
マリア・ムロ(ソプラノ)
ルネ・モラ(ロマンティックギター)
スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)と同時代のコンポーザー
=ギタリストによる、ゴヤ的時代精神を反映した歌曲集。宮廷画家でありなが
ら民衆を見つめる視点を持ち続けたゴヤの作品同様、民衆的な雰囲気を持つ
音楽です。

SRD 370 \2180
ブルボン朝マドリードのチェンバロ音楽
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
ファンダンゴ ニ短調/ソナタ ト長調 K.144
ホセ・エランド(1700頃-1765):ソナタ変ロ長調
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):グラーヴェ第8旋法/ソナタ ト長調
フランシスコ・クルセリェ(1702-1778):ソナタ イ長調
ホアキン・オシナガス(1719-1789):ソナタ ハ長調
セバスティアン・アルベロ(1722-1757):
ソナタ第16番ト調(ドリア調)/ソナタ第18番ロ短調
アントニオ・ソレル(1729-1783):ファンダンゴ
パブロ・カノ(チェンバロ)
1516年より続いたハプスブルク朝スペイン王家の直系は1700年ついに途絶え、
代わってフランス国王ルイ14世の孫フェリペ5世が国王となりスペイン・ブル
ボン王家が誕生しました。当アルバムでは、その後マドリードの王宮と関わっ
た作曲家たちの作品が取り上げられています。

SRD 372 \2180
パガニーニ(1782-1840):ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6(*)
サラサーテ(1844-1908):
ジプシーの歌(ヴァイオリンと管弦楽のための)Op.20(*)
フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調(+)
ガブリエル・アルカンヘル(ヴァイオリン)
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ミケル・トムス(指揮(*))
ホルヘ・ロバイナ(ピアノ(+))
録音:2008年7月、ブルノ(チェコ)、ライヴ(*)
2007年11月、ウィーン、コンツェルトハウス(+)
ガブリエル・アルカンヘルはスペインのオレンセに生まれ、13歳でバルセロ
ナのリセウ音楽院を金メダル付きで卒業。さらにザハール・ブロンらに師事
し、特にティボール・ヴァルガには2年にわたって教えを受けました。




<EGT>
EGT 1028 \2180
地中海ソナタ ヴィオラとピアノのためのスペイン音楽
リュイス・ベネジャム(1914-1968):ソナタ「楽興の時」(1952)
サルバド・ブロトンス(1959-):ヴィオラ・ソナタ Op.28(1982)
ホセプ・ソレル(1935-):
ヴェルディの主題によるヴィオラ・ソナタ(1993-1994)
パブロ・ガルシア・トレリェス(ヴィオラ)
パスクアル・ホベル・アスルメンディ(ピアノ)
録音:2008年3月13日、5月16日、バレンシア県アルボラヤ(スペイン)、
タバレト・スタジオ
ベネジャムとブロトンスはバルセロナ、ホセプ・ソレルはバレンシア生まれ。
ソレルのソナタはヴェルディのレクィエムから主題を得た作品。ガルシア・
トレリェス(1971年生まれ)はバレンシア高等音楽院、ホベル・アスルメンディ
(1975年生まれ)はバレンシア音楽院でそれぞれ教職に就いています。

EGT 991 \2180
【未案内旧譜】
わが肉において アリカンテの礼拝堂楽長たちによる祝典礼拝のための音楽
ジュアン・カバニリェス(1644-1712):
バタリャのティエント(入場のパッサカリア)
ガブリエル・アスナル(?-1780):インヴィタトリオ(イントロイトゥス)
ジョルディ・ロドリゲス(?-1720頃):ミサ第4旋法 から キリエ,グローリア
アグスティン・イランソ(1748-1804):
シオンよ、ほめたたえよ(グラドゥアーレ)
アンブロシオ・デ・コテス(1550-1603):
吟遊詩人の小品(オフェルトリウム;器楽)
ジョルディ・ロドリゲス:ミサ第4旋法 から クレド,サンクトゥス
アンブロシオ・デ・コテス:吟遊詩人の小品(エレヴァツィオ;器楽)
マヌエル・デ・レオン/マルティネス・デ・リリョ(1624-1691):
おお、主イエス・キリストよ
ジョルディ・ロドリゲス:
ミサ第4旋法 から ベネディクトゥス,オザンナ,アニュス・デイ
ジュアン・カバニリェス:ティエント・デ・ファルサス(コムニオ)
マヌエル・デ・レオン/ジュアン・バプティスタ・マルティネス・デ・リリョ:
おお、主イエス・キリストよ(ポストコムニオ;器楽)
ジュアン・カバニリェス:ティエント第7旋法(イテ・ミサ・エスト)
ピラル・モラル、スザナ・ピュチ(ソプラノ)
クリスティナ・ファウス(アルト)
アントニオ・ロサノ(テノール)
カルロス・ロペス・ガラルサ(バス)
カペリャ・サエタビス
ロドリゴ・マドリード(指揮)
録音:2005年12月7-8日、バレンシア大学、知恵の礼拝堂(スペイン)
スペイン南東部の都市アリカンテの聖ニコラス教会、聖母教会、聖顔修道院
で礼拝堂楽長を務めたイランソ、ロドリゲス、マルティネス・デ・リリョ、
アスナルの作品を中心に構成された祝典ミサ。カペリャ・サエタビスはロド
リゴ・マドリードが2000年に創設したグループ。バレンシア地方の知られざ
る楽曲を中心に、主として1800年以前の音楽に取り組んでいます。

EGT 1017 \2180
【未案内旧譜】
フェルナンド・ソル(1778-1839):ギターのための幻想曲&練習曲集
練習曲 ホ短調 Op.6 No.11/イ長調 Op.6 No.6/ニ短調 Op.31 No.16
変ホ長調 Op.29 No.22/ヘ長調 Op.29 No.14/ト長調 Op.29 No.23
幻想曲第7番 Op.30
練習曲 イ長調 Op.6 No.12/イ短調 Op.31 No.20/変ロ長調 Op.29 No.13
イ長調 Op.31 No.19/ホ長調 Op.6 No.3/ハ長調 Op.29 No.17
悲歌風幻想曲 Op.59
マヌエル・バビロニ(ギター)
マヌエル・バビロニ(バビローニ)はスペインのカスティリョンに生まれ、バ
レンシア音楽院を卒業、さらにホセ・ルイス・ゴンサレスに師事しました。
1981年よりカスティリョン音楽院教授を務め、また各地でマスタークラスを
開催。1997以来度々の来日で日本のギター・ファンを喜ばせています。




<CARPE DIEM>
CARPE 16274 \2180
デ・プロフンディス
ミシェル・ゴダール(1960-):
「深い淵から私はあなたに向かって叫ぶ」による即興曲
ヴォルフガング・エブナー(1612-1664):深い淵から私はあなたに向かって叫ぶ
ゴダール/シェッパー:蜘蛛
リー・サンタナ(1959-):島の上の島/ミスター・エド/今回が最後
オラツィオ・ベネヴォリ(1605-1672):彼を君主たちと共に並ばせ
アレッサンドロ・グランディ(1575/1580-1630):神が私たちを憐れみ
アルベリク・マザーク(1609-1661):天上は静穏であった
マウリツィオ・カツァーティ(1620頃-1677):天上で大戦争があった
ミシェル・ゴダール:マニフィカト
アントニオ・チフラ(1584-1629):博士たちは星を見て
ヨハン・メルヒオール・グレートレ(1626-1683):アヴェ・マリア
トーマス・アイゼンヒュート(1644-1702):サルヴェ・レジナ
トレ・バッシ
アラン・ビュエ、ポール・ウィレンブロック、フィリップ・ロシュ(バス)
ミシェル・ゴダール(セルパン)
ヒッレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ、リローネ)
リー・サンタナ(キタローネ)
3人のバスと3つの低音楽器による音楽。3人のバス歌手によるグループ、トレ
・バッシ(Tre Bassi;3人のバス)が当レーベルでおなじみのヒッレ・パール、
リー・サンタナらと共演したユニークなプロジェクト。セルパンはコルネッ
ト(ツィンク)族の最低音楽器で、蛇のようにくねった長い管を持っています
(画像)。ミシェル・ゴダールはフランスのテューバ奏者としてジャズとクラ
シックの両ジャンルで活躍、また数少ないセルパンのスペシャリストとして
貴重な存在です。
歌詞・英訳はウェブサイトを参照する形となっています。
低声と低音の共演ですがけけっして重苦しくはありません。17世紀の様々な
作曲家たちが3人のバスのための音楽を書いていたのは少々驚きですが、彼ら
がバスという声によって意図したものは威嚇や鈍重さではなく、落ち着きで
あったことがわかります。全体にヒーリング志向と受け取れますがユーモラ
スな部分もあり、とにかくユニークなアルバムです。

CARPE 16276 \2180
彼らが私の名呼ぶならば
ディエゴ・ピサドル(1509/10?-1557以後):歌曲&ビウエラ曲集
「ビウエラの譜本」(1552年、サラマンカにて出版)から
Si me llaman a mi llaman / Quien tuviesse tal poder /
Fantasia a tre bozes del quarto to... /
Para que es dama tanto quereros / Partense partiendo yo
Y con que la lavare / Por una vez que mis ojos alce
Fantasia por el quarto tono sobre ... / Si la noche haze escura
No me llamen sega la yerba / O bene mio fa famme uno favore
Madonna mia fan me von / Guarte guarte el rey don Sancho
Lagrime mesti / Fantasia sin passo ninguno a tres ...
Passeavase el rey Moro / Gentil cavallero, dadme ora un beso
A quand'a quand'haveva / Sempre me fingo / En la fuente del rosel
Fantasia del sexto tono a quatro / Aquellas sierras madre /
La manana de San Juan / Si te quitase los hierros /
Herida va la garca / Pues te partes y te vas
エル・コルテサノ
ホセ・エルネンデス=パストル(男性アルト)
アリエル・アブラモヴィチ(ビウエラ)
スペインの作曲家・ビウエラ奏者ピサドルの「ビウエラの譜本」には58のビ
ウエラ伴奏歌曲と37のビウエラ独奏曲が収められています。
ホセ・エルネンデス=パストルはバーゼルのスコラ・カントールムでリチャー
ド・レヴィットとアンドレアス・ショルに師事したスペインのカウンターテ
ナー。アリエル・アブラモヴィチはロック、ジャズ、ラテンから転向してバ
ーゼルのスコラ・カントールムで学んだというユニークな経歴を持つアルゼ
ンチン生まれのギター&ビウエラ奏者。1998年、二人がバーゼルでデュオを
組みエル・コルテサノを結成しました。
歌詞・英訳はウェブサイトのPDFファイルを参照・印刷する形となっています。

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