クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-03 No.9

2011年03月09日 13時28分43秒 | Weblog
<IDIS>
IDIS 6610 \800
ベートーヴェン:
交響曲第1番 ハ長調 Op.21
交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」
オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1960年(ライヴ)
1960年、クレンペラー率いるフィルハーモニア管弦楽団がウィーンに乗り込ん
でのベートーヴェン交響曲全曲演奏会、伝説的名演として知られるチクルスの
ライヴ録音がIDISから登場です。第1弾は、第1番と英雄。第1番は6月7日、英
雄は5月29日の公演。既に様々なところから出回っている音源ですが、音源収
集能力には定評のあるIDISのこと、今回は音質にも自信を持っているようで
す。続編もお楽しみに。

IDIS 6612 \800
ベートーヴェン:
交響曲第2番 ニ長調 Op.36
交響曲第5番 ハ短調 Op.67
オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1960年(ライヴ)
クレンペラー率いるフィルハーモニア管弦楽団がウィーンに乗り込んでのベー
トーヴェン交響曲全曲演奏会、第2弾は、第2番と第5番。前者が5月29日、後者
が5月31日の公演です。いずれも名演揃いののこの全曲チクルスの中でも、こ
とに第5番は巨岩のごとく揺ぎ無いのに熱気をはらんだ名演で、この時期のク
レンペラーの凄さをまざと感じさせてくれます。今回、特にこの5番に関して
は、この年代のライヴ録音としてはかなり良好な音源を得られたとのことで
期待が出来ます。

IDIS 6611 \1650
フランク:交響曲 ニ短調
チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
セルジュ・チェリビダッケ(指)
RAIローマ交響楽団(フランク)
RAIトリノ交響楽団(チャイコフスキー)
録音:1957年7月27日、ローマ,1960年4月4日、トリノ
若き日のチェリビダッケは、晩年の演奏とは違った良さがあって、いまでも
人気があります。このCDには、ローマでのフランクの交響曲と、トリノでの
チャイコフスキーの『ロメオとジュリエット」が収録されています。

IDIS 6613 \1650
バッハ:組曲 ハ長調 BWV1009(原曲 無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調)
ヴィラ=ロボス:練習曲第1番
クレスポ:ノルテーニャ
マドリゲーラ:ウモラーダ
ラウロ:クリオージョ風ワルツ
+ボーナス
ソル:大ソナタ Op.22
タレガ:
アルハンブラの思い出,アデリータ,マリエータ,ミヌエット,マズルカ
ジョン・ウィリアムズ(G)
録音:1958年
[ボーナス]ホセ・レイ・デ・ラ・トーレ(G)
録音:1950年頃
ジョン・ウィリアムズの録音は、彼の最初の最初のセッション録音から。若々
しくも高い完成度を誇る演奏です。余白には、キューバ出身の名ギタリスト
で、タレガの高弟、ミゲル・リョベットに学んだ名ギタリスト、ホセ・レイ・
デ・ラ・トーレ(1917-1994)の貴重な録音を収録。




<Hungaroton>
HCD 32684 \2080
ドホナーニ:
(1)交響曲ヘ長調(1895)
(2)ズリーニ序曲
(3)ワルツの組曲 Op.39
ラースロー・コヴァーチ(指)
ミシュコルチ交響楽団
エルネ・ドホナーニには2篇の交響曲(Op.9と40)がありますが、ここに収めら
れたものは、彼がブダペスト音楽院の学生だった1895年の作で、世界初録音。
「ズリーニ序曲」とともに1896年のハンガリー建国千年を記念した作曲コン
クールの管弦楽部門で優勝しました。初演は成功したものの、ドホナーニ自
身が封印してしまったため、これまで幻の作品となっていました。作風はド
イツ流の堅固な構成によりながらも、旋律は甘口で、バレエ音楽のようなオ
ーケストレーションが光る親しみやすさに満ちます。オスマン・トルコを破
った16世紀の英雄ズリーニを描いた交響詩的な序曲もハンガリー色濃厚、楽
しめます。

HCD 32685 \2080
リスト:宗教合唱曲集
(1)十字架(舟乗りの賛歌)S.35
(2)十字架の道 S.53
(3)至福 S.25
(4)教皇に I&II S.59
(5)おお、高貴なローマ S.54
(6)いざ、すべての者は神に感謝せよ S.61
(7)主はその聖徒の魂を守り S.48
カールメン・セレシ、アンドレア・モルナール(Sop)、
テュンデ・ジェルフィ・ホヴァンツェク(コントラルト)、
タマーシュ・クルジス(Ten)、
フェレンツ・シュツ(Br)、ジョルト・フェニヴェシ(Bs)(2)、
デジェー・カラッソン(Org)、
ゾルターン・パド(指)
デブレチェン・コダーイ合唱団
リスト生誕200年を記念して、華麗なピアノ曲とは一線を画した宗教合唱曲集
がリリース。いずれも聖職者リストならではの敬虔な祈りに満ちていますが、
「十字架の道」はお経のような男声合唱が延々と続く奇作。ハンガリーの名門
コダーイ合唱団の美声を堪能できます。

HCD 31849 \2080
ジョン・ケージ:パーカッション作品集 Vol.6
(1)俳諧(1986)
(2)木の子供(1975)
(3)枝(1976)
(4)ファイヴ4(1991)
(5)コンポーズド・インプロヴィゼーション(1987-90)
(6)同(別ヴァージョン)
(7)バット・フヮット・アバウト・ザ・ノイズ・オヴ・クラムピング・
ペーパー…(1985)
アマディンダ・パーカッショ・グループ、
ニュー・ミュージック・スタジオほか
フンガロトンのカタログ中でも静かなロングヒットを続けているのがジョン・
ケージのパーカッション作品集。最新の第6巻には、即興や偶然性を中心とし
た作品が中心。とは言っても厳密な指示のもとに行われるもので、ケージなら
ではの世界が広がります。「バット・フヮット・アバウト…」は音楽史上最
も長いタイトルを持つ作品のひとつ。




<Integral>
INTEG 221180 \2080
シマノフスキ:
(1)練習曲 Op.4の3
(2)変奏曲 Op.3
(3)9の前奏曲 Op.1
(4)マズルカ Op.50の1
(5)前奏曲とフーガ
(6)幻想曲 Op.14
フレデリック・ヴァイセ=クニッテル(Pf)
フレデリック・ヴァイセ=クニッテルはポーランドの血を引くフランスのピア
ニスト。パリ音楽院で学んだ期待の若手で、アレクサンドル・タローとサン・
テティエンヌで音楽祭を運営するなど活躍中。このアルバムは彼の父祖の地
ポーランドの大作曲家シマノフスキの作品集。意外に録音のない「前奏曲と
フーガ」や「幻想曲」が魅力。颯爽とした解釈が非常に魅力的です。




<C major>
KKC 9015(3Blu-Ray BOX) \18200
字幕:日・英・仏・西・伊・韓・中
「ベートーヴェン:交響曲全集 / ティーレマン&ウィーン・フィル」
[BD 1] 全編:326mm【本編:156mm、ドキュメンタリー:170mm】
ベートーヴェン:
・交響曲第1番ハ長調Op.21
 収録時期:2008年12月(ライヴ) 撮影監督:ブライアン・ラージ
・交響曲第2番ニ長調Op.36
 収録時期:2008年12月(ライヴ) 撮影監督:ブライアン・ラージ
・交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
 収録時期:2009年3月(ライヴ) 撮影監督:アグネス・メート
・序曲「コリオラン」Op.62
 収録時期:2008年12月(ライヴ) 撮影監督:ブライアン・ラージ
・「エグモント」Op.84序曲
 収録時期:2009年11月(ライヴ) 撮影監督:ミヒャエル・バイヤー
 収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
・ドキュメンタリー「ディスカヴァリング・ベートーヴェン-クリスティアン
・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」
(交響曲第1番、第2番、第3番「英雄」)
[BD 2] 全編:300mm【本編:130mm、ドキュメンタリー:170mm】
ベートーヴェン:
・交響曲第4番変ロ長調Op.60
 収録時期:2009年3月(ライヴ) 撮影監督:アグネス・メート
・交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
 収録時期:2010年4月(ライヴ) 撮影監督:カリーナ・フィビヒ
・交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
 収録時期:2010年4月(ライヴ) 撮影監督:カリーナ・フィビヒ
 収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
・ドキュメンタリー「ディスカヴァリング・ベートーヴェン-クリスティアン
・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」
(交響曲第4番、第5番「運命」、第6番「田園」)
[BD 3] 全編:325mm【本編:156mm、ドキュメンタリー:170mm】
ベートーヴェン:
・交響曲第7番イ長調Op.92
 収録時期:2009年11月(ライヴ) 撮影監督:ミヒャエル・バイヤー
・交響曲第8番ヘ長調Op.93
 収録時期:2009年11月(ライヴ) 撮影監督:ミヒャエル・バイヤー
・交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」
 アネッテ・ダッシュ(S)、藤村実穂子(A)
 ピョートル・ベチャワ(T)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs)
 ウィーン楽友協会合唱団(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)
 収録時期:2010年4月(ライヴ) 撮影監督:アグネス・メート
 収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
・ドキュメンタリー「ディスカヴァリング・ベートーヴェン-クリスティアン
・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」
(交響曲第7番、第8番、第9番「合唱つき」)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
(映像制作:ユニテル・クラシカ)
ドキュメンタリー撮影監督:
クリストフ・エンゲル(交響曲第1番、第2番、第4番、第5番、第6番、第7番、
第8番&第9番)
アンカ=モニカ・パンデレア&クリストフ・エンゲル(交響曲第3番&第9番)

KKC 9019(9DVD BOX) \18200
画面:カラーNTSC 16 : 9 / Region All
音声:dtsサラウンド5.1 / PCMステレオ
字幕:独・英・仏・西・日
「ベートーヴェン:交響曲全集 / ティーレマン&ウィーン・フィル」
【本編:446mm、ドキュメンタリー:510mm】
[DVD 1]
ベートーヴェン:
・交響曲第1番ハ長調Op.21
 収録時期:2008年12月(ライヴ) 撮影監督:ブライアン・ラージ
・序曲「コリオラン」Op.62
 収録時期:2008年12月(ライヴ) 撮影監督:ブライアン・ラージ
・「エグモント」Op.84序曲
 収録時期:2009年11月(ライヴ) 撮影監督:ミヒャエル・バイヤー
 収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
[DVD 2]
ベートーヴェン:
・交響曲第2番ニ長調Op.36
 収録時期:2008年12月(ライヴ) 撮影監督:ブライアン・ラージ
・交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
 収録時期:2009年3月(ライヴ) 撮影監督:アグネス・メート
 収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
[DVD 3]
・ドキュメンタリー「ディスカヴァリング・ベートーヴェン-クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」(交響曲第1番、第2番、第3番「英雄」)
[DVD 4]
ベートーヴェン:
・交響曲第4番変ロ長調Op.60
 収録時期:2009年3月(ライヴ) 撮影監督:アグネス・メート
 収録場所:ウィーン、ムジークフェライン大ホール
[DVD 5]
ベートーヴェン:
・交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
 収録時期:2010年4月(ライヴ) 撮影監督:カリーナ・フィビヒ
・交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
 収録時期:2010年4月(ライヴ) 撮影監督:カリーナ・フィビヒ
 収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
[DVD 6]
・ドキュメンタリー「ディスカヴァリング・ベートーヴェン-クリスティアン
・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」
(交響曲第4番、第5番「運命」、第6番「田園」)
[DVD 7]
ベートーヴェン:
・交響曲第7番イ長調Op.92
 収録時期:2009年11月(ライヴ) 撮影監督:ミヒャエル・バイヤー
・交響曲第8番ヘ長調Op.93
 収録時期:2009年11月(ライヴ) 撮影監督:ミヒャエル・バイヤー
 収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
[DVD 8]
ベートーヴェン:
・交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」
 アネッテ・ダッシュ(S)、藤村実穂子(A)
 ピョートル・ベチャワ(T)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs)
 ウィーン楽友協会合唱団(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)
 収録時期:2010年4月(ライヴ) 撮影監督:アグネス・メート
 収録場所:ウィーン、ムジークフェライン大ホール
[DVD 9]
・ドキュメンタリー「ディスカヴァリング・ベートーヴェン-クリスティアン
・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」
(交響曲第7番、第8番、第9番「合唱つき」)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
(映像制作:ユニテル・クラシカ)
ドキュメンタリー撮影監督:
クリストフ・エンゲル(交響曲第1番、第2番、第4番、第5番、第6番、第7番、
第8番&第9番)
アンカ=モニカ・パンデレア&クリストフ・エンゲル(交響曲第3番&第9番)
「BEETHOVEN9」と銘打って2008年12月よりスタートし、2010年4月をもって遂
に完結した、クリスティアン・ティーレマン&ウィーン・フィルによるベート
ーヴェン交響曲全曲演奏会。ウィーンのムジークフェラインザールでおこなわ
れたすべてのコンサートの模様は、オーストリア放送協会(ORF)とユニテル・
クラシカの共同制作により、HDハイディフィニションと5.0サラウンド・サウ
ンドで収録されましたが、いよいよブルーレイ&DVDボックスでリリースされま
す。ベルリン・ドイツ・オペラの総音楽監督、ミュンヘン・フィルの総音楽監
督を歴任し、あらたにまたシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任
しようというまさにこの時期、ドイツ本流のマエストロとして邁進している
ティーレマンにとって、ベートーヴェンこそ待望度一番のプログラムであった
わけですが、このキャリアの命運をかけた最重要プロジェクトに選んだ相手が
数多の名演奏を生んできた名門ウィーン・フィルともなれば、なんの不足もあ
りません。
「9つすべてのシンフォニーにおいて、ベートーヴェンはそれぞれ異なる世界
を切り開いたのです。しかも、ベートーヴェンは初めからこうしようと計画
していたのです。」と語るティーレマン。ヴァイオリン両翼配置を採用した
大編成のウィーン・フィルを相手に、ティーレマンがさっそうと繰り広げる
音楽は、これこそ21世紀のベートーヴェン演奏といわんばかりの確固たる自信
にあふれたものです。
なお、約440分のコンサート本編の映像に併せて、トータル約510分におよぶ
充実したボーナス・パートもこのたびのセットのおおきな特徴となっていま
す。ドイツの高名な音楽評論家ヨアヒム・カイザーとティーレマンとの対談
「ディスカヴァリング・ベートーヴェン」では、過去60年以上に亘り偉大な
巨匠たちのベートーヴェン演奏に間近に接してきたカイザーを通して、ティー
レマンの音楽観が語られる一方、フルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、
バーンスタインといった巨匠たちのベートーヴェン演奏の映像や画像を織り
交ぜながら触れられているのも興味深く、この内容から本編の演奏をより深
く理解することが可能です。




<DOREMI>
DHR 8006/8 3枚組 \5950
「アイダ・シュトゥッキVol.2 / 放送用ライヴ録音集」
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
 アイダ・シュトゥッキ(Vn) ワルター・フライ(P)
 録音:1972年チューリヒ放送スタジオ(放送用ライヴ)
・ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51-2
 アイダ・シュトゥッキ、ジュゼッペ・ピラッチーニ(Vn) 
ゲルハルト・ヴィーザー(Va) ヴァルター・ヘフェリ(Vc)
 録音:1971年チューリヒ放送スタジオ(放送用ライヴ)
・シューマン:ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲ハ長調Op.131
 アイダ・シュトゥッキ(Vn)
 ロルフ・ラインハルト(指揮)シュトゥットガルト・プロ・ムジカ管弦楽団
 録音:1953年11月23日(Vox-Period音源復刻)
・ハイドン:ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲ヘ長調Hob.XVIII-6
 アイダ・シュトゥッキ(Vn) ハンス・アンドレーエ(Cem)
 エーリヒ・シュミット(指揮) チューリヒ放送管弦楽団
 録音:1960年(ライヴ)
・ブラームス、シューマン&ディートリヒ共作:F.A.E.ソナタ
 アイダ・シュトゥッキ(Vn) ピナ・ポッツィ(P)
 録音:1956年(パリ・ラジオ・フランス・ミュジクによる放送用ライヴ)
・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第27番ハ長調 K.303
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
 アイダ・シュトゥッキ(Vn) ピナ・ポッツィ(P)
 録音:1962年(スイス・イタリア語放送による放送用ライヴ)
・ドヴォルザーク:テルツェット ハ長調Op.74, B 148
 アイダ・シュトゥッキ、ジュゼッペ・ピラッチーニ(Vn) 
ヘルマン・フリードリヒ(Va)
 録音:1969年(チューリヒ放送による放送用ライヴ)
ドイツ・レコード批評家賞を受賞した、モーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲
全集&ソナタ集」(DHR.7964/9)につづく、DOREMIのアイダ・シュトゥッキ第2弾。
前作に引き続きこのたびも大半を占めているのが、シュトゥッキの母国スイス
の放送局を中心に収録した放送用ライヴ音源の数々。同じスイスの名手フライ
と組んだブラームスのソナタ全曲ほか、「ピラッチーニ=シュトゥッキ・クヮ
ルテット」として知られるアンサンブルの演奏なども含まれ、充実の復刻内容
となっております。
「私にとっての特別な先生は、生涯を通じて私にインスピレーションを与え
続けてくれています」
9歳のときにアイダ・シュトゥッキに師事することになった、世界的なヴァイ
オリニストのアンネ=ゾフィー・ムターがこのように敬愛してやまないシュ
トゥッキの魅力に浸れるすばらしいセットといえるでしょう。




<ACCENT>
ACC 25313(SACD-Hybrid) \2580
J.S.バッハ:カンタータ集Vol.13
復活祭オラトリオ BWV249、
カンタータ第6番 われらと共に留まりたまえ BWV6
ソ・イェリ(S)ペトラ・ノスカイオヴァ(A)クリストフ・ゲンツ(T)
ヤン・ファン・デア・グラッベン(B)
シギスヴァルト・クイケン(指)
ラ・プティット・バンド
録音:2009年
4クイケンのOVPP(One Voice Per Part=各パート1人)による大好評カンタータ
集シリーズの第13弾です。今回は「復活祭オラトリオ」とカンタータ第6番。
「復活祭オラトリオ」は大作のヨハネ&マタイ受難曲とは対照的に、明るく楽
しい雰囲気のイースター用の素晴らしい作品です。
クイケンのすっきりとした見通しの良い演奏は、冒頭のシンフォニアから清涼
感溢れる名演です。
復活節(復活祭)第二日用に書かれたカンタータ第6番。弟子たちが復活したイ
エスであると中々気付かずパンを与えられてようやく悟ったというストーリー
がベースになっています。韓国出身のソプラノ歌手ソ・イェリの高貴な歌声が
美しく、クリストフ・ゲンツの深みと真摯な歌唱が印象的。そして終曲のコラ
ールでは情感にみちた感動的な演奏を聴かせてくれます。





<OBSIDIAN>
OBSCD 706 2枚組 \2700
トマス・タリス&ウィリアム・バード:
聖歌集(カンティオネス・サクレ)1575
アラミレ デイヴィッド・スキナー(指)
録音:2009年2月、3月、2010年1月フィッツァラン教会、アランデール城
古楽研究家であり演奏者でもあるディヴィッド・スキナー率いる合唱団アラミ
レは、全30巻からなる15世紀から英連邦が発足した1930年代頃までのイギリス
教会音楽を演奏&録音するプロジェクトを始動させました。最初のリリース
は、当時の出版社の計画通りトマス・タリスとウィリアム・バードの聖歌集
です。タリスとその弟子であったバードは、1575年エリザベス1世から楽譜出
版販売の許可を受け、彼らの聖歌集からそれぞれ17のモテットを選び出版しま
した。これらの作品は、その後の教会音楽の重要なレパートリーとして受け継
がれています。

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