野へ山へ

2004年~

乗鞍岳(富士見岳ー大黒岳ー魔王岳)

2023年10月02日 | 山行記

翌日、畳平周辺の三座に登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2023.9.19
乗鞍岳(富士見岳ー大黒岳ー魔王岳)
行程:肩ノ小屋ー富士見岳ー大黒岳ー魔王岳ー畳平バスターミナル=乗鞍高原観光センターバスターミナルーせせらぎの湯♨ーバスターミナルー新島々バスターミナル=(松本電鉄)=松本駅/JR松本駅=(特急しなの)=JR名古屋駅=(のぞみ)=JR新大阪駅=JR新三田駅
地図:昭文社 山と高原地図『乗鞍岳』
メンバー:単独


外の明るさに目が覚めました。
窓から外を見ると朝焼け。


慌てて外に出ると、雲の中から日の出の気配。


御来光


朝陽に照らされた小屋に戻ります。


窓の外から剣ヶ峰を見納めました。

朝食の時間となり、昨夜同様、心のこもった美味しい朝食をいただきました。
食事後、真っ黒に日焼けした、"The山男"という風貌のスタッフさんに、
乗鞍岳について、色々なお話を聞かせていただきました。
この小屋での勤務は10年以上とのこと。
小屋の方とゆっくりお話が出来る機会、案外貴重なことです。


帰り支度を整え、挨拶をして肩ノ小屋を辞しました。
静かな小屋での一泊は、とても良い思い出になりました。


出発後、剣ヶ峰と小屋を振り返る


登山道の脇にはコケモモ/苔桃(ツツジ科)の赤い実がいっぱいでした。


東の方角は雲海


富士見岳取付き


西側を向くと摩利支天岳


少し進むと畳平の展望が左方向に開けました。


富士見岳 2818m登頂


富士見岳を下り、大黒岳を目差します。


山頂にはコンクリート造りの東屋が。


眺望標柱


1956年 高山ロータリークラブに依って設立、と刻印されていました。
67年前の製造とは!


三角点ではなく、??界という刻印だけ解りました。
ここは岐阜県と長野県の県境なので、境目の標石でしょうか。


高山植物の女王様、コマクサもすでに秋の風情・・


最後は魔王岳を目差します。


魔王岳 2760m登頂


畳平のバスターミナルが一望でした。
すでに乗る予定のバスが待機していました。


魔王岳のピークを行き止まりまで行ってみました。
昔は登れたという恵比須岳と対峙。


魔王園地 2761mにも寄ってみました。


畳平バスターミナルへ下山、ほどなく乗車。
帰路は下車せずにいっきにバスで下山します。


少しづつ色付いて来た山の斜面を車中から眺望・・

やがて乗鞍高原観光センターバスターミナルへ到着。
次に乗り継ぐ、新島々行のバスまで1時間。
予定通り、ターミナル前の温泉(湯けむり館)に入ろうとするも、
本日定休日!!
焦ってターミナルのお店の方に尋ねたところ、
「すぐ近くに無料の(!)温泉があります」、とのこと!
指さす方向へ☞ ☞ ☞ ダッシュしました!


ススキの小道をずんずん進むと・・・


素朴な小屋が見えて来ました。


貼り紙を熟読した後、ダッシュで脱衣、戸を開けると・・・
素敵な温泉が!!!
しっかりとかけ湯をした後、硫黄の香りにどっぷりと浸かり、
幸せな温泉時間をいただくことが出来ました。
*********
☆駆け足でしたが、念願の乗鞍岳登山が無事終了しました。
季節やルートを変えてまた必ず、訪れたいです。

(アフター登山in松本)

まずは黄金の一杯!


松本では、今も昔もやっぱりお蕎麦。
"山菜おろし蕎麦"、下山後の身体に沁みました。

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