野へ山へ

2004年~

△氷ノ山三ノ丸 (県境尾根ー三ノ丸ーバリエーション尾根ーやまめ茶屋)

2021年02月07日 | 山行記

往きは県境尾根、復路はバリエーションコースを通り、氷ノ山三ノ丸を周回しました。

GPS軌跡(二度クリックで二度拡大されます。)


2021.1.31(日)
 △氷ノ山三ノ丸(県境尾根ー氷ノ山三ノ丸ーバリエーション尾根ーやまめ茶屋)
行程:国道29号線 氷ノ山登山口付近駐車地P(車デポ)=戸倉トンネル手前待避所P(車デポ)
-旧29号線ー取り付きー(県境尾根)-△氷ノ山三ノ丸ー(殿下コース)-殿下コース登山口
ー(バリエーション尾根)-反射板ー四等三角点『坂ノ谷』-やまめ茶屋裏ー車デポ地
1/25000地形図:『戸倉峠』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ


早朝にやまめ茶屋前の駐車地に集合しました。
前夜の降雪で道路は薄っすら雪が乗っていました。


出発からスノーシューを履き、旧29号線を取り付きまで進みます。
適度に締まった良い感じの雪でした。


赤谷山登山口(戸倉トンネル側)を通過。
今日は登山口標柱が頭を出していました。


今回の取り付き場所。(いつもの巨樹の尾根とは違います。)
急な法面、スノーシューの前爪を駆使して登りました。


斜面をやり過ごすと、穏やかな極楽尾根に乗りました。


今回の山行はこのプレートを付ける目的もありました。
距離を測ってkmに記入していきます。
プレートを何枚も入れたリーダーさんのザックが重そうでした・・


雪の県境尾根では古いコースプレートを発見するのも楽しみです。


これも。


「そこに立つから写して~!」
可愛い娘にせがまれて、お父さんは張り切ります!


段々、陽も差して良い感じ!


樹氷のエリアに入りました。


白いサンゴ、あるいは繊細なガラスの支脈・・


拙い写真で伝わらないとは思いますが、めちゃくちゃ美しい!


今年も県境、来て良かったです!!


どの人も撮影の手が止まりません・・


ずっとこんな天国の様な場所を進みます・・・


満開の冬桜!


青空は一瞬でした・・すぐに吹雪いて来たりガスって来たり。


稜線の雪原に乗りました。


今日は空も大地も白く、地図上ではどこを歩いているのか解らない、
不思議な感覚でした・・・


そして三の丸休憩舎に到着。


△氷ノ山 三ノ丸 1464m
☆今日の目標地まで到達しました。


氷ノ山山頂はガスで眺望出来ず・・・寒いので先を進みます。


振り返って、休憩舎を望む。


三ノ丸避難小屋
ここでお昼休憩を取りました。


大きな雲がすごい速さで頭上を流れて行きます。
山上で見上げたあの感じ、現場でないと解らない臨場感です。


みごとな冬桜、そしてパノラマの山々は宍粟の名峰がずらり・・・


冬桜の中を颯爽と行くTさん


夏は背の高いネマガリザサの中を歩く殿下コース、
積雪期はどこまでも見渡せる別世界!


再び陽が差して来て、雪のブナ林に美女も映えますね、いい感じ


殿下登山口のバイオトイレ
白い帽子を被って冬の様相。


林道を渉り、バリエーションルートへ。
奇しくも同日、逆側からトレースを付けて下さった八木さんのお友達、Hさんに感謝です!


スキーコースのプレートは[戸倉峠コース|28|神姫バス]になっていました。



 
戸倉反射板 1995年12月に設置された様です。


この反射板の前からはまさに天空回廊、50名山の1000m峰が多く見渡せました。




雪の下には、
△四等三角点
点名:『坂ノ谷』(さかのたに)
標高:938.70m


急斜面を下り・・・


最後は川を渡って・・


やまめ茶屋の脇を通って・・駐車地へ。

☆雪の県境尾根は冬限定の醍醐味です。
広大な雪原、そして殿下コースを経てバリエーション尾根へ・・
贅沢なスノーシューハイクを計画して下さったリーダーさんには
「感謝」のひと言に尽きます。

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