野へ山へ

2004年~

△三郡山

2018年01月22日 | 山行記

△三郡山(さんぐんやま)に登りました。


△三郡山 登山口(1)
本日は規定ルートを時計回りで周回します。


尾根には趣のある標識が設置してありました。


水の張った土管は、私にとって三郡山の魅力のうち、大きなウェイトを占めています。


お天気も良く、柔らかな尾根歩きに和みます。


また魅力の的が。




872ピーク


872ピークの近くに「PILOT Re’xGRIP 1.0 赤色」
が落ちていました。 預かっておりますのでお心当たりの方はコメント欄に。


△三郡山 950m
別撰の新しい標柱が昨秋に建ってからは初めての登頂です。
朝陽射すピークは“新春”という雰囲気でした。


今回は展望地からさらに足を延ばして・・


△四等三角点 「間歩谷」まで寄り道しました。


このピークは眺望が良いです。場所は養父市と朝来市の市堺になります。


△四等三角点
点名:「間歩谷」(まぶだに)
標高:967.24m
☆平成16年に選点、設置されている三角点なので、
私の持っている平成13年度測量の1/25,000地形図「神子畑」には表記されていませんでした。


「大屋市場」と「神子畑」の地形図のちょうど際に位置しています。


黒原山(くろばらやま)977.5m


△黒原山 977.5m
△二等三角点
点名:『神子畑』(みこばた)
標高:977.48m


アンテナピーク


マスプロアンテナと言えば“かみなり親子”のCMが有名です。
肉感的な“かみなりママ”と「見え過ぎちゃって・・♪」のCMが懐かしいです。


△奥組山(おぐみやま)
△四等三角点

点名:『朝来』(あさこ)
標高:845.59m


展望の良い△奥組山ピークからは北斜面に雪の乗った△千町ヶ峰がよく望めました。


△奥組山からは市境尾根を外れて鹿除け網に沿う尾根を下ります。
尾根に「初井境」という石標柱がありましたが、山主(持ち山)の領域表示か
昔の町村の境表示か・・?何でしょう。


作業道へ下りるとミツマタ(ジンチョウゲ科)の広域な群落がありました。
黄色い花が開花する春は壮観でしょうね・・


△三郡山 登山口2へ下山。

2018.1.21(日) 
 △三郡山(宍粟市)
行程:神戸三田IC=(中国自動車道)=山崎IC=R29=県道6号線=R429=奥組 簡易水道施設横P(駐車地)
        -登山口1-(ロングコース)-ピーク834-ピーク872-△三郡山ー展望地ー△四等三角点「間歩谷」-展望地ー△三郡山
    -△黒原山ーアンテナピークー△奥組山ー鹿除けネット尾根ー分岐ー作業道ー登山口2-P(駐車地)
   ~~往路に同じ~~神戸三田IC
地図:1/25000地形;「神子畑」(みこばた)「大屋市場」(おおやいちば)
メンバー:夫・自分
☆昨秋、登山口標柱と山頂標柱が新たに設置され、要所に道標も増え、
以前よりルートも明瞭になった△三郡山を気持ち良く周回いたしました。
出会ったのは一人の猟師と目前を横切った鹿一頭。





***************************************

(三郡山で見た植物他)

オオトラノオゴケ?
カガミゴケ?
(この倍率では解りません。)


コケ (ルーペ越し)
☆今日はコケ以外にもルーペで色々と観察しました。
一番、面白かったのはタヌキの糞(フン)です。ほぐして内容物を覗くと、捕食物が想像出来て、
興味深い世界でした。(ルート中はタヌキの溜め糞がとても多く見られます。)


ホソウリゴケ(ハリガネゴケ科)?


カモジゴケ(シッポゴケ科)?


国調標柱にコケ


ヤドリギ(ビャクダン科)


ヤドリギ②
弱ったコナラ?の木にしっかりと宿ったヤドリギを間近に観察しました。

コメント