マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

京都ラーメンの系譜を受け継ぐ!

2016-12-02 04:39:10 | 京都

四方を山で囲まれた盆地である京都の冬は厳しい。まことに冷える。

今のようにコンビニもスーパーもない時代、京都の学生たちは

どてら着て火鉢抱えて震え上がり、時たま銭湯へ行って温もり、

さらに懐に余裕のある時は、屋台の中華そばをすすった。

京都にはこの屋台発祥のラーメンの系譜というものがある。 

「天下一品」も「横綱ラーメン」もみな出発点は屋台である。



 



ここ「ほそかわ」はかの銀閣寺「ますたに」の出身。ますたにも古くからの屋台だった。

鶏ガラ豚骨をベースに、仕上げに背脂を散らした、いわゆる背脂チャッチャ系。

いかにもコッテコテだが、食べてみると意外にあっさりしている。





 

なので女性にもファンがいるといふ。

麺はシコシコとした中細ストレート麺。 



 



弾みがついて餃子も行っといた。

バリッとした焼きがいい具合だ。



 


京都伝統系はいろいろひねったメニューはなく、直球である。

いざぎよい。 貧乏学生にはラーメンとめしはベストマッチング。





 

顕彰する意味でも行っといた。

固めのお米がいい感じだ。 醤油ベースのスープと合う。


ラーメンは中盤以降、酢を掛け回し、一味をふるとまた趣が変わって、

もうひと盛り上がり楽しめる。

カプサイシンでさらに温もるしね。




 




ここは「ほそかわ」の城陽店。 「花屋町ほそかわ」の出身。

痩身の本店主人にはお茶へ誘ってもらったっけな。




 

 

ますたに~ほそかわの主人と弟子のラーメン道は

今も脈々とつながっている。

 


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