マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

山家の蕎麦も楽しからずや

2012-09-10 12:21:27 | Weblog

そうだ、山を越えて蕎麦食いに行こう。

そう思うと矢も盾もたまらず、高槻市から亀岡へと向かった。






目指したのは、亀岡の「拓郎亭」。

しかし、午後の休みに入ってしまっていた。

やっぱ蕎麦屋は通しでやってもらいたい。

昼酒を楽しみたい人も少なくないだろうから。

で、周辺の蕎麦屋へと急きょハンドルを切った。







亀岡から一番近そうな場所ということで、越畑の「まつばら」を目指すことに。

近いったって、結構ありそう。

やっと見つけた看板には、ここからまだ車2分とある。

2分でなど行けなかった。







何にもない、里にひょっこり出てくる新しい民家風。

越畑フレンドパークと名前が付く。

働き口がなく、高齢化が進んでいく地元救済策として助成金をうけて、

蕎麦屋をひらき、受け皿としたといったところ。

バイクのツーリング客などもいた。







過疎の村で、農村の姿を残しながら生き残って行く、

一つのサンプル事業となっている。







入口のところで地元の野菜をちょっと売ったりして、雰囲気は悪くない。





店内はゆったり。右の打ち部屋で蕎麦が打たれる。

ちょっと手荒いが、そこは山家の蕎麦である、固いこと言いっこなし。

左手の窓の外には・・・




こんな景色が広がる。

山のマイナスイオンっつうか、前菜がわりに深呼吸を。







蕎麦にゃ日本酒と行きたいが、道路交通法がなくても

ここで酩酊して山道を帰れるだけの自信は毛頭ない。

揚げ蕎麦ポリポリやりながら、蕎麦茶でかっぽれ。

なんだか、冴えないなぁ~。

場所は箸袋の裏に。







ものすごいざっくりしてる…。







ざるそば大盛り  ¥1150

蕎麦粉は季節には地元産もあるけど、ブレンドだと聞いた。

麺はちょいと細めで歯応え、香りあり、つゆも割としっかりしていた。

ふん、こりゃなかなかいい。







こっちは天ざる ¥1470   何でもない野菜の天ぷらが旨い。

そりゃあこれだけ走らして来て、旨く感じなきゃウソだろう。






そば湯はしっかり濃いパターン。






緑は色濃い。

さぁ、山越えして帰らねば。

フンドシ引き締めて、アクセルを踏み出すのだった。

ポテチン。




      手打ちそば「まつばら」   京都市右京区嵯峨越畑鍋浦 11~16時(冬季は~15時)



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