以前から「連れて行きたい店あり」と千秋女史。
時間があったので河原町から市バスに。
適当に乗ったらば、適当な所で曲がられて、目的地と離れてしまった。
やはり世の中適当だけでは渡っていけない。
で、結局は車を拾うことになる。寂しい道にポツンとある店。
店前で千秋女史、立っててくれる。
戻り鰹のたたき、きずし(〆鯖)、花弁のように美しいぐじ(甘鯛)
千秋女史は京都のプロモーターとして頑張っている。
亭主M氏は屈指のマンドリンプレイヤー。近頃はソロでライブも
こなしている。ええこっちゃね。ビールで乾杯。
これが旨いねん・・・と大ぶりのメンチカツ
M氏お気に入り、待てずに即座に注文。
ポテサラフェチの私のために付け合わせを大盛りに・・・ニンマリ。
熱々をサクッ、中からジューシーな挽肉が・・・不味い訳がない!
主人は立派な体躯。聞けば同志社ラグビー部で大八木氏の後輩で、平尾氏、ケツカッチン和泉修くんの同級生らしい。
牡蠣のエスカルゴ風
いよいよ牡蠣のシーズンですな・・・バジル風味のグラタン。
たまらず冷酒を。酒は日本酒、ワインも取り揃える。
牡蠣のグラタン
チーズとベシャメルソース。不味い訳がない・・・ひねくれ者!旨いと書け!
牡蠣は的矢ともう一種を使い分ける。
これにカリカリのバケットに冷えたワインの1本あれば、幸せな時間をお約束する!裏判押してもいい。
煎りぎんなん
千秋女史の好物らしい。ほんの微量だが毒成分が入っているので
子供には避けた方がいいのだ、なんて言ってびびらす。
きずしを炙りで
皮めがパリッとして、よりジューシーになる。ソラ弁の焼き鯖寿司みたいなもん。京都にはいづうや花折など名代の鯖寿司があるが、翌日になって硬くなったのを、炙って食べるのもオツなもんである。
ず~っとビールで通すM氏を尻目に、ワインを所望!
オレばっかり呑んでないかぇ?
のどぐろの焼き物
なんか変だなと思ったら、左右の向きが逆だ。
だけど左向きばかり出してると、片身はどうするんだってことになる。
口の中が黒いからのどぐろ。日本海の美味。
蓮根饅頭
これを食べさせたかったという逸品。あられがまぶしてあって香ばしい。中はねっとりとして、熱いくずあんとよく合う。生姜も体を温め、冬場には持ってこいだ。
主人の育ちのよさげな(知らんけど)柔らかい接客は実にいい感じ。
人気の店なのも分かる。場所は吉田山の東麓・・・たぶん。
M夫妻とも談論風発。久々にリラックスして酔わせてもらう。いつもか?
近いうちにスイング・ジャムをしませう、ということになった。
彼がマンドリンならば、おでは喜んでリズムギターをしばき倒します。
Kihara 京都市左京区吉田神楽岡町
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