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個人的に神戸の豚まんを見直す!

2018-10-12 22:11:27 | 神戸

 

大阪は「蓬莱」「二見」なんのかんの申しても、やっぱり「551蓬莱」の独り勝ち否めません。

あそこまで利用しやすくて、あらためてよく出来ています。

では、関西の中華の本場神戸の豚まんはどんなものなのでしょう。

先に新開地「春陽軒」は登場いたしました。

南京町界隈を探ってみることにしました。





 

 神戸の人間に聞くと、自分のひいきの豚まんがあるのに驚きます。

 中でも途切れることのない行列店、ご存知、元町「老祥記」。

 創業大正4年(1915)。南京町市場と言ってた時代から、陽の当らない雑然とした路地で

 営業していた中華まんじゅう。初代曹松琪さんが天津包子を豚饅頭と名付けて売り出した。



     

 

  店は立派になり、この正面には別館である「曹家包子館」があり、

  ここでも豚まんは買えるのだが、人が人を呼ぶのか本店ばかりが行列。

 

      

 
 
 持ち帰りもいいけど、やっぱりここで蒸し立ての豚まんにパクつくのが一番。

 予約は受けてない。一度2000個のオーダーあり。後ろのお客さんを待たせて

 取りかかったがエライ目にあったので、それからは内規で1000個までとなった。

 それでも40分ほどはかかるそう。


     
      



 狭い厨房の中、全員で包みに取りかかっている。

 全員野球、全員豚まん。



      



 日本の豚まんは戦後、飢えた国民に腹いっぱい喰わせたいということで巨大化したが、

 元の包子はこれぐらいの大きさ。 



     



 どんな食べ方も自由だが、店的にはまず、そのまま食べてもらいたいという。

 しっかりあんまで醤油で味付けがされている。 

 その後は酢醤油でいったり、辛子とソースでいったり。

 皮に染み出すほどジューシー。

 

      


     
 南京町を出て、元町の南駅前に面した「四興楼」。

 地元にはここのファンも多い。

 若干、薄汚れた…多少くたびれた外見だが、ピカピカよりは期待が持てるというもの。



     

 

 ここは豚まん専門店ではなく、いろいろ取り揃えている。

 洋食まであるのがうれしい。飾らない浮かしながらの大衆食堂のノリ。



   

 

     
 11月11日は豚まんの日。 豚の鼻の見たてなのか。

 南京町では毎年、豚まんサミットが行われる。

 四興楼、老祥記、それに三宮一貫楼が一度に会する。


 

     


 来たよ、豚まん。 オーダーは2個からなので2個としたが、

 なかなか大き目である。 喉が渇いてビールなどたのんだのが敗因。


     



  あんが少しミディアムレアっぽいので、一番肉々しい感じ。   

      

     



 ちゃんと、へぎでできた座布団がくっついているのがいいでしょう? 

       

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