浅草飲みあるきに旧友を誘った。
中野のジャズ・サックスプレーヤー藤田絢三、遠路浅草まで出て来てくれた。
先ほどの神谷バーで待ち合わせして、さて、もう一軒。
こっちは一足先に路地から路地を歩き、行きたい店のロケハンを済ませている。
永井荷風もきっと歩き回ったであろう仲見世界隈の路地。
ってことで、オーセンティックバーの「浅草サンボア」へ。
なにも関西系のバーへ行かなくてもいいぢゃないか…とも思うが、
いやいや、一度は行っておかねばなるまい。
サンボアは大正年間、神戸で創業したバー。
ここは北新地のサンボアが母体で、マスターの松林さんは銀座で修業したとのこと。
一度は大阪へ行きたいと思ってるんですけどね…という。
サンボアのハイボールには氷が入らない。
ドライでまことに結構。
バーテンダー泣かせのジョッキで出すサントリーはどうかしてるんぢゃないか。
自社のウイスキーの収益のために、酒文化をないがしろにしてやしないだろうか。
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