新宿にも吉祥寺にもあったような、しょんべん横丁。マナーも何もあったもんぢゃない昔は、それこそ酸鼻を極めたであろうが、今は名前負けしていると言ってもよい。
通称、十三しょんべん横丁。でも実際はもう一本東の線路際の路地のことで、こっち側はちがうのであるが、ひっくるめて、なんとなく認識されている。
ここのほぼ入口にあり、連日異様なほど混み合っている店が居酒屋「十三屋」である。
ちょっと待ち時間ができたので、入ってみた。土曜の昼間である。8割埋まっている。
ビールと煮込みを頼む。クタクタに煮込まれ、ちょい甘めだがいい感じ。
まだ、なぜここまで混むかが解明されないでいる。
冷ややっこ
この前、高畑淳子がドラマで聴きこみにまわってたのが、この店だった。
舞台は高松だったのであるが、十三バレバレや。
相席の隣の客が頼んでたので、ツレが注文した鯛の造り。
おまいさん、本格的にトグロ巻くオツモリ・・・?
隣の人は東京に住んでいて、帰阪すれば寄るのだと言ってた。
この大勢の中に一人いると、孤独ながら不思議な連帯感もある。これかな。
ポテサラは原型をとどめていて、これはこれで愉快。
隣のテーブルに来たのは、新梅田食道街の商店会の若手まとめ役の一人、
T平さん。こんな処でバッタリ会うとは、世の中狭い。
(この写真、どなたかのお借りしました…)
この店内のにぎわいこそが、何よりのアテである。
ちょいと時間待ちなので、しっかり飲むわけにもいかず。早々に退散。
十三屋 淀川区十三本町1