マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

三津寺の美肉

2006-12-25 11:37:07 | 


三津寺といえば、大阪ミナミの一大焼肉激戦区!特に堺筋の方に近づくに連れ、韓国系の店がどエライことになっている。ここは心斎橋筋と御堂筋の短い間にある。こことて一頭買いの有名店、ホルモンの店など火花がバチバチ飛んでいる。
三津寺のトイ面、アクロスビルB1に今年5月に開店した『牛匠ひがし』。
高級感ある店舗で、もくもく煙った感じは一切ない。ロースの見事なサシ! 俺ぐらいの年齢になると、こういうのは少しありゃいい。


前菜に出てきた4種盛り。左上からレバー・手毬寿司・刺身・ユッケ…
これから始まる肉の饗宴を期待させるプレリュードやん。
運んでくるオネエサンも肉に負けず劣らず、なかなか可愛いのだ。

塩タンは2種類。厚切りタンも結構。レモンをつけると持ち味が消えるので、そのまんまで行った。豪州産もよろしんぢゃないですか。

正肉は豊後牛。大分ニード牧場のオーガニック牛を一頭買いする。この一頭買いも珍しくなくなってしまったな。ニードって職を持たずぶらぶらしてる牛を想像してしもた。売りはこうした稀少部位。これが部位の形そのままにカットされて、お重で出てくる。

ちょっとオレには似合わず上品であるが、さっと炙って塩で食すと、口の中でとろける。塩は塩辛さの異なる3種を厳選。燃料は炭だが、維持が大変なのでガスに切り替えるという。意外に温度調節が難しいのだ。個人的には朗報…。

野菜は黒門鍋治の大阪野菜などを籠盛りで各テーブルに売りに来る。趣向としては面白い。一旦引っ込んで、焼き野菜になる。

上ミノとトロテッチャン。心地よし。もうちょいピリ辛にするなどパンチがあってもいいかもしれん。
酒は南海酒販の井上氏がアドバイザーとして、ワインなどもごっそり揃えている。へぇ、梅酒が23種もあるぢゃないの・・・

シメは焼肉屋にはちょい珍しいガーリックライス。都ホテルの鉄板焼きにいたこともあるオーナー東氏の肝煎りで始めたそう。見えるところでやれれば、もっとそそるだろうがな。でも…やっぱり最後は…

冷麺も行っときたい。ぜひメニューに、独自の一品物も研究して加えてね、とお願いしてきた。腹さすりながら地上へ。仕上げに法善寺まで歩き、バー「路」のカウンターへ。ハイボール、ジンリッキー。あんまり老舗とは言いたかない。オレと同い年なんだ。


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