しゃべりのプロ、Hさんと木屋町で鴨鍋をつついたのは桜が咲く直前のこと。ほぼ3ヶ月ぶり。ご自分のHPをされているので、お元気そうなのは確認済みだ。連れて来て下すったのは、柳通り近くにある寿司屋。
店は新しいが、もうここで50年余り。社交ダンス華やかなりし頃は、
美松ダンスホールにくる男女でたいそう賑わったといふ。
この美松ではかつて、中澤寿志がトロンボーンを吹いていた。
食前 梅酒
先付 豆乳胡麻豆腐
ビールで喉を清めて、さぁて!頂きませう
前菜 ゴーヤのおひたしをサラダ仕立て 糸かつを
飾りのアジサイを食った客がいるそうな。
アジサイの葉はシソに似ているが、食えば食中毒を起こすらしいので、
要注意。
八寸 和牛網焼き・アスパラのソテー、茄子田楽、もずく酢、
ささげ豆胡麻よごし。
こういう豆皿系は目にも楽しく、ご婦人たちは喜びそう。
向付 鮪とろ・鯛昆布〆・かんぱち(かな?)
とろっちゅうものは、沢山はいらない。でかいのも野暮。
これくらいありゃあ十分。
煮物 鱧の時雨煮 大根おろし
岩手の水神をひやで
Hさん、自転車で琵琶湖一周なすったそうな。浜大津を朝出て、彦根で昼食、夜は余呉湖畔「徳山鮓」泊。客は一人だった由。行程120㌔超の健脚ぶり。翌日は、グルリと湖西を回って帰ってきたというコース。
自転車レーンが完備されているらしい。い~な~。
昔はチャリンコ小僧だったが、今、はたしてオレにできるかなぁ・・・。
蒸し物 ぐじだったか思い出せない。失敬、見事に聞きもらした。
そのくせ、焼酎の肴にいか塩辛を所望し、めっぽう塩辛かったことは
記憶。久しぶりに身震いするほどしょっぱかった。
大根おろしをもらって、うめて事なきを得た。
そして最後に、寿司7貫。海胆はさっと炙りで。
これ、なかなか嬉しいですぞ。
これに赤だし・デザートがついたコースが@四千円しないのだから
かなりのお値打ち!高コスパ店。いい店教わった。
この次は私の手札から・・・とは言ったものの、このコスパ店に匹敵する店、何かあったかなぁ。このハードル、意外に高いっす。
「和食dining さらら」 中京区新京極通り中之町
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