マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

06.8.05  いつもの立ち呑みで

2006-08-05 15:14:10 | 

   
            

うちのごく近所にある「だるま屋」という立ち呑み屋。
目の前にジャズカフェがあり、親爺と目が合ったりするので、
ちょっと気ぃ使って、そこのカウンターでタンカレーのジンと
エスプレッソをクイッとやって、それから
大手を振って、向かいの立ち呑みの暖簾をくぐる。

主人は元制作会社のディレクター。カウンター内の動きを
眺めているだけで、この男はそこそこ使える人だったろうと思える。
腰が軽い、目配りがきく、客をほっといてくれるし、それでいて
話しかければ、乗ってくる。
さすがは元々立ち飲み客だったはずだ。

最近のお洒落系はどうもなぁ、つまり、作為が見える
立ち呑みはどうかと思う。
ここはごく普通。そこそこ清潔感があり、気持ちよく飲める。
女のいる店もいくつもあるが、気が散っていけない。
「○子いち押しのメニュー」なんて書かれた日にゃあ、どうもね。
でもババアの店ならいい。気など散るものか。

画像は、まぐろのヅケ¥150、この値段で全く文句などないね。
なめたけの山かけ¥200、エビスの生中が¥380。
何をかいわんや。
ここでも「いつものアレ」などと贅沢が言えるほどの常連に非ず。
ごく普通の店で、ごく普通の顔をして、安い酒を頂いて
サッと風のように立ち去りたい。 

最近、見ないねアイツ…
あ、あいつ死んだらしいよ…
あァ、そうなのかぁ…
酒場とはそのくらいの距離感でいたいなぁ。



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