マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

立ち飲み最期の日

2008-04-27 14:55:49 | 

神戸・新在家「ぐいぐい酒場 カシモト」。この日で長年の営業を
閉じると聞き、行ってきた。



神戸製鉄など重厚長大な産業が盛んだった時代、ここは工場帰りの
軽く一杯ひっかけて帰るオッサンたちで大いに賑わった。



最終日ということで、多くのファンが詰め掛けていた。



燗酒と湯豆腐。これをもう一度食べたくて来た。



ソーセージには、皿盛り・明治屋の缶詰・魚肉の3種類あり。
神戸の師匠は常は缶詰ばかり、皿盛りを頼んで感動したと言う。
長年通った人は、センチメンタルな気持ちにもなろう。


壁の振り子時計は85年1月17日の阪神淡路大震災の日に
停まったままだ。


9時には閉店。もう肴は何にもなくなった。
ここは酒屋併設だが、それもひとに貸してしまうのだと聞いた。
常連ではないので、一歩先に店を出る。
サヨナラだけが人生なのである。


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3 コメント

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オールドタイムムービー (ボブ)
2008-04-29 21:04:18
立ち飲み最後の日の写真で、足元というのがカッコいいですね。全国各地立ち飲み屋の足元を写すというのは面白そうですね。何か表情が、時代が、土地が、その人の性格が(知りませんが)、、、こういう店はお酒は変わらず特定の銘柄が出場せず、お客様が登場人物というのが、、、脚本家?にとっては演出が難しいかもしれませんね。私は足元を写される方しか知りませんから。駄文すみませんでした。いつも楽しみにしてます。
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オールドタイムムービー(修正というか) (ボブ浅野)
2008-04-29 21:13:45
先ほどボブという名で投稿しましたが、すみませんボブ浅野が本名?です。こんなことに神経使うのは、、、、、後は性格判断のプロにお任せします。ということで、昔~の~名前で~出て~いま~す。失礼しました。
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立ち飲みの存在理由 (管理人)
2008-04-29 23:59:00
ボブさん ご丁寧に本名まで有難うございます。
酒場の空気は店の姿勢もさることながら、客が醸しだすものだなぁ…としみじみ思います。
そんなふうに客を仕向けていくのもまた、店側の姿勢だったりします。お客様は神様です…といって、何でも受け入れておもねるのも方法ですが、あくまで立ち飲みなんですから、客は安く済まそうと思っている。ならば客にも最低限、店側に協力する姿勢っつうのが欲しくなりまさぁ。そうでない客は自然と居辛くなる。判る客が残り、みんなで盛り立てて行く。そうして地域にとって大事な店になることが立ち飲みの存在理由みたいな気がするんですなぁ。
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