マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

熱いぞ倫敦 京都で宇治“金”!

2012-08-10 00:29:57 | Weblog


賢明なる諸兄姉、お暑うございます。

ちょいと歩けば、額、や背中など汗だく。 思考停止。

ましてこの夏はロンドン五輪で寝不足。いながらにして時差生活である。

なんだか昼間もふわふわしております。

大したスポーツっ子でもないのに、にわかナショナリズムをくすぐられている今日この頃。


さて、忘日午後、京都河原町。







見上げれば、まことに抜けるがごとき高い空。 

遮るものは何もない。 かかってこいやぁ、オゾンホール!







古い町家などから火があがらないのが不思議なぐらいの、熱波。

え~い、あんまり暑いんで避難ぢゃ。 祇園ホテル1Fのメジャー系カフェ。

入ってから気付いた…ひいき目に見ても、8割は中国人観光客。


中国人民には親しみこそあれ恨みは無いが、マナー悪いのがいるからね。

昭和30年代、高度成長期の日本人もマナー言えた義理ではなかった。

ペッペ道でツバ吐いてるオッサンなどいただろ。







気が付けばぐるり、みんな中国人。 オレ独りでアウェー気分。

隣りはテーブルにドテッと突っ伏したおばさん。 気持ちはわかるけどね。

さて、小仕事を済ませて外へ出るかぁ…。

あぢあぢあぢ・・・

やっぱり逃げるに限る。

学校でいじめに合ってる子供たちにも告ぐ。 逃げよ、そして生き延びよ。







そんな、大層な決意もなく、西木屋町を下がった甘味処「弥次喜多」へ。







ほとんど全員が「かき氷」をたのんでいる。

そんなに得意でもないんだけどね。 頭痛くなるし。






相方がたのんだ、白玉ミルク宇治金時 1000円

ちょいと安くないが、ちゃんと茶筅で抹茶を立てて、

その濃厚なお茶をかけるのである。自家製餡は底に鎮座する。


器が見えない、さよう。 てんこもりの氷をこぼさず、中にいかに収めながら

食べ進むかが、氷食べの醍醐味となる。







こちらはスタンダードなる宇治金時 720円

だいぶ食べ進んだところ。

雲を食べるようなふんわり感が値打ちなので、

氷とは、氷自体のよさと、氷削り機の刃のよさが決め手となる。

なまくらな刃で掻いたら、すぐ融けるし、食感のいい氷にはならない。






陰陽礼讃。

店内、ちょいと薄暗い感じもいいが、写真は撮りにくい。

もうひとつ、氷の旨さを際立たせるために、冷房は切ってある。

冷房びんびんにきいていては、氷の旨さも半減だあね。

舞妓ちゃん連れて来たりするとええんだが、そんな甲斐性などありゃしねぇ。