『カンフーハッスル』
KUNG FU HUSTLE 功夫(2004年中国、香港)
監督 チャウ・シンチー
脚本 チャウ・シンチー
ツァン・カンチョン、
ローラ・フオ
チャン・マンキョン
出演 チャウ・シンチー
ユン・チウ
ユン・ワー
ホアン・シェンイー
ラム・ジーチョン
ブルース・リャン
チャン・クォックワン
ティン・カイマン
■ストーリー■
文化革命前の中国、チンピラのシンは強くなることだけにあこがれていた。ある日、相棒と貧乏長屋に斧を使って人々を恐れさせるギャング“斧頭会”の名を語りユスリにやって来るのだった。
■感想■
『少林サッカー』(2001年)のチャウ・シンチーが監督、出演のコメディアクション映画で。
なんと、今作は2005年1月1日からの劇場公開という“めでたい公開日”でした!
とにかく、オープニングから、映画のラストまで、「笑い!」「笑い!」「笑い!」の連続!連続!連続!メチャクチャ笑わせてくれます!
「笑い」のシーンを、ホンの少しだけネタバレしちゃうと、チャウ・シンチーがナイフ投げたりするシーンとか、ユン・ワー演じる大家さんが、奥さんから投げ飛ばされる冒頭の方のシーンとか、メチャクチャ最高です。
奥さんに、部屋から投げ飛ばされた大家さんが、地面にゲキトツして、そのあと大家さんの体から血が!血が!血が!
あの血の出方、大家さん、普通死んじゃってますよ!死んでなくても、大事故です!!香港映画なんで、平気で次のシーンから出てきますけど。
あと、斧頭会のボスが、車の中で震えながら、側近にタバコの火をつけてもらってるシーンとかも、最高に笑えました!
なんで震えているかは、映画を観てのお楽しみにして下さいネ。あのシーンはまさに爆笑シーン!!
そこで終わらず、そのあとのシーンで、ボスの乗っている車と、その前の車とあわせて、2台の車が、火だるまになって、通り過ぎるシーンとかは、もう最高です!!ボスの乗っている車の後ろの席とかが火だるまなんですから!!
今作は、チャウ・シンチーのカンフー映画への愛情たっぷりのオマージュと、日本のコミック好きの要素が、「笑い」のシーン以上に目一杯に詰まってます!!
「少年ジャンプ」の連載コミックのように、出てくる強敵を倒しても、次に出てくるのは、もっと強敵!それを倒しても次にでてくるのは、もっと強いヤツ、そいつを倒しても、またまた、もっと強いヤツが登場してきます!倒しても、倒しても、敵、味方ともに、次に登場してくるキャラが、前のキャラクターよりも強敵で登場してきます!
今回は、チャウ・シンチー映画では定番の美人ヒロインのブスメイクもなくて、ヒロインが超カワイイです!!
もうこの作品の感想は
「面白い!面白すぎ!なんでこんなに面白いんだッ!」
って表現で十分です!!
ホントにありえない面白さです!
香港映画が苦手な人にこそ見て欲しい1本ですネ。
さすがチャウ・シンチー!『少林サッカー』も、もちろん100点満点の面白さでしたけど、今作『カンフーハッスル』もモチロンは100点満点です!
でも、あまりの面白さに20点オマケで 120点
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