@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
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『シン・シティ』映像斬新すぎ

2006-06-30 07:41:21 | アクション
シン・シティ』SIN CITY(05年アメリカ)
 監督 ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー
 出演 ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン、ベニチオ・デル・トロ、イライジャ・ウッド、デヴォン・青木、ジェシカ・アルバ、ルトガー・ハウワー、ニック・スタール

 ■ストーリー■
 罪の街“シンシティ”。上院議員の息子のサイコキラーから、幼い少女を救う刑事ハーディガン。
 醜い顔のため、女性が近づいてこない巨体の男マーヴ、彼はバーでゴールディという女性に声をかけられ、一夜をともに過ごすが、ゴールディは何者かに殺されてしまうのだった。容疑をかけられたマーヴは、真犯人を探し求めるのだが…。
 顔を変えシンシティに戻ってきた男ドワイト。彼は、ウェイトレスに暴力を振るう男ジャッキーボーイを追いかえすが、ジャッキーボーイは、娼婦街でトラブルを起こすのだった。
 
 ■感想■
 シンシティを舞台にした愛のストーリー。原作はフランク・ミラーのグラフィックノベル。原作者のフランク・ミラーが自ら監督してます!原作を映画化したかったロバート・ロドリゲスと共同で監督してます。
 コミックをそのまま映像化したかったようで、白黒の映像に1部カラーでコミックそのままの映像化になってます。
 
 でも、この映像、斬新すぎ!

 「目が疲れちゃった~!」

 普通にカラーで、普通の映像で見たかった!


 あと、自分は「オムニバス映画」って、どうもダメなんですよネ!今作の場合、映画全体のランニングタイムが124分なんで、3つのエピソードが、それぞれかなりヴォリュームがあるんですけど、やっぱりダメです!

 なんか、オムニバス映画って、長編に出来ないから、短い話を3~5コくっつけました!みたいな感じで。
 1度で3倍楽しめる!っていうより、1/3に薄くなりました!って感じです。まぁ、今作の場合、薄くなりました!って印象は無いですけどネ。
 超超超豪華な出演者を見ても、お手軽感は、まるっきりないですけどネ!
 でも、もう、この疲れる映像で“お腹一杯”です!白黒の変わった映像のためか、スプラッター描写も、残酷度は、かなり薄くなってます!

 どのエピソードも良いストーリーですけど、長編映画にするなら、クライヴ・オーウェン演じるドワイトのエピソードが1番、面白いですかネ。
 ミッキー・ローク演じるマーヴのエピソードも良いですけど、キャラクター的に魅力的なのはイライジャ・ウッドだけで、ストーリーはアクション映画には、よくありがちな感じのストーリーですもんネ!コミック的といえばミッキー・ローク演じるマーヴって“不死身すぎ!”です。これじゃ、本当にコミックです!って原作はコミックか!(正確にはグラフィックノベルか!)
 
 クライヴ・オーウェンのエピソードは、キャラクター的にも、デヴォン・青木とか、ベニチオ・デル・トロとか、あと設定も娼婦街の設定とかかなり面白かったです!
 どうせなら、1つのエピソードを70分くらいにして、シン・シティvol.1&vol.2にして、真ん中にインターミッションを入れて140分くらいの作品にして作れば良かったかも!
 それでも、映像はカラーで、普通の画像にして欲しいです!
 @KOBA的には、目が疲れて、何回も見る気はしないですネ。でも、けっこう面白いんで、ちょっと残念かも…。

 早くも、続編の製作が決まったみたいですけど、みんな、この映像、評判、良かったのかな??60点
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『香港ゾンビ』ホラーコメディ

2006-06-29 08:07:25 | 香港映画
香港ゾンビ』BIO ZONBE 生化寿屍(98年香港)
 監督 ウィルソン・イップ
 出演 ジョーダン・チャン、サム・リー、アンジェラ・トン

 ■ストーリー■
 ショッピングモールのDVD屋で働くモーディとビーは、修理に出していたボスの車を取りに行った帰り道で、道に飛び出してきた男を轢いてしまう。男が持っていた謎のドリンクを飲ませ、車のトランクに男を入れ、ショッピングモールに帰ってくるのだが、そのドリンクはゾンビになるドリンクだった。

 ■感想■
 香港のゾンビをテーマにしたコメディホラーです。
 監督は『OVER SUMMER』(99年)、『トランサー霊幻警察』(01年)のウィルソン・イップ。
 出演は「古惑仔」シリーズ、『ブラック・シティ黒白森林』(03年)、『頭文字D THE MOVIE』(05年)のジョーダン・チャン。『スパイチーム』(00年)、『トランサー霊幻警察』のサム・リー。

 香港のベタな笑いを盛り込んだコメディなんで、香港映画ファン向けって感じですけど、そこさえガマンできれば、
 ゾンビ映画として十分面白いです。
 それにしても、ジョーダン・チャンと、サム・リーって、人を轢いておいて、ケガした人間を車のトランクに押し込んでおいて、そのままにしておくなんて、いくら香港映画のコメディでも、ちょっとふざけすぎ!いくらなんでも、病院に連れて行くでしょ。

 生前の記憶が残るすし屋のゾンビや、すしを食べにくるゾンビとか、いかにも香港映画らしい作品ですけど、そこがオリジナリティって言えばオリジナリティですネ。今作のゾンビは、道具を使ったり、走ったりはしませんけど、スイッチを押したりしてシャッターを閉めたりするくらいは出来ます。
 
 夜で閉まったはずのショッピングモールですけど、いつの間にかゾンビが増えてます。そんなにゴアシーンは無いので安心して見れますけど、やっぱり香港映画ファンか、ゾンビ映画ファン向けですネ。

 クライマックスから、最後の展開なんて、80年代のイタリアで、シリアスバージョンでリメイクして欲しいくらいのマジメなゾンビ物になってます!前半から中盤までの、ドタバタな展開から考えると、なぜラストだけこんなマジメになっちゃうの~??って思っちゃいます。
 「ゾンビ映画だったら、なんでも見る」っていう人は必見です!40点
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『処刑人』狼よこんにちは

2006-06-28 08:30:38 | アクション
処刑人』THE BOONDOCK SAINTS(99年アメリカ)
 監督 トロイ・ダフィー
 出演 ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス、ウィレム・デフォー

 ■ストーリー■
 ボストン、アイルランド系の兄弟のコナーとマーフィー兄弟は、行きつけのバーで、ロシアンマフィアとケンカになる。数人の仲間とマフィアを追い返すものの翌日、ロシアンマフィアが仕返しにやってくる。兄弟は正当防衛でマフィアを返り討ちにしてしまう。兄弟は、それをきっかけに悪党どもを殺し始めるのだった。

 ■感想■
 アイルランド系の兄弟が、ふとしたことで悪人を殺しだすコメディ風味のアクション。
 まぁ、アクション映画を普段見ないような人が見たら、バイオレンス度が高いのかもしれないですけど、製作者たちは、バイオレンスアクションを作る気は無かったと思うんですけどネ。
 
 劇中に、ショーン・パトリック・フラナリーが、“ブロンソン”の名前を出しますけど、確かに“ブロンソン映画”に影響を受けてるんでしょうネ。
 でも、影響を受けてるといっても、ブロンソンが、自警市民ポール・カージーを演じたシリーズでも、マジメな『狼よさらば』(74年)や『ロサンゼルス』(82年)とかでなくて、トンデモ映画になっちゃったシリーズ第3弾『スーパーマグナム』(85年)、第4弾『バトルガンM-16』(89年)の方でしょうけどネ。

 今まで、普通に生活してきた兄弟が、銃を手に入れた途端、凄腕の暗殺者になっちゃうのも少しヘンですけど、マジメな映画じゃないから、まぁ、良いか!って感じです。
 キャラクター的には、組織が雇った殺し屋とか、天才的なFBI捜査官ウィレム・デフォーとか、こういうB級作品にしては、かなり頑張ってるとは思うんですけどネ。それに、FBIって個人で捜査しないと思うんですけどネ。
 あと、犯罪者の大物が、捕まえても証拠不十分で逮捕出来ないって、描写があれば、ウィレム・デフォーの捜査官として、悪人どもを殺害していく兄弟を逮捕しなければならないっていうジレンマが出てて良かったかも。まぁ、今作に、そんなに悩むキャラクターなんて必要ないだろうけどネ。

 今作も、アメリカじゃ、カルト的人気が出て、続編が製作されそうな感じですけど、確かにクライマックスからラストの展開は、確かにカルト人気が出てもおかしくない展開ですネ。
 ランニングタイム110分がちょっと長いですかネ。こういうエンターテイメント作品は、せいぜい100分がちょうど良い長さじゃないですかネ。

 退屈はしませんけど、可も無く不可も無くって感じですかネ!50点
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『フライトプラン』ジョディ怖い!

2006-06-27 00:59:46 | サスペンス
フライトプラン
FLIGHTPLAN(2005年アメリカ) 
 監督   ロベルト・シュヴェンケ
 脚本   ピーター・A・ダウリング
       ビリー・レイ
 出演   ジョディ・フォスター、ショーン・ビーン、ピーター・サースガード
       マーリーン・ローストン、ケイト・ビーハン

 ■ストーリー■  
 夫を事故で亡くしたカイルと娘ジュリアは、夫の埋葬のためベルリンからアメリカへとジャンボ旅客機で帰国することにする。しかし、飛行中に、カイルが、ふと居眠りをしている間に娘のジュリアが行方不明になってしまうのだった。
 カイルは、懸命にジュリアを探すのだが、乗務員や乗客は一切、ジュリアを見ていないというのだった。そればかりか、ジュリアの搭乗記録もなく、カイルもジュリアの搭乗券を紛失してしまっていた。そんなとき機長のリッチが地上からの情報で、ジュリアは夫と一緒に死んだと伝えるのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□

  
■感想■  
 ジョディ・フォスター主演のサスペンス映画。
 ジョディ・フォスターは、居眠りしている間に、娘をジャンボジェット機の中で見失った母親カイルを演じてます。  

 “ジャンボジェットの中で、娘がいなくなる?? ”

 「えーッ、そんな!!どうせ、エイリアンが実験してるんじゃないの??  

 ところで、この犯人って、ジョディ・フォスターが、なぜアルト航空で帰国すると思ったんでしょう??
 まぁ、ヒロインが設計したジャンボ旅客機だから帰りに使う可能性は高いですけど、絶対アルト航空で帰るとは限らないでしょ!!
 
 こんな不確実な要素で、犯罪を犯すなんて、ありえません!!
 サスペンス映画なのに、ストーリーに穴がありすぎ!
 
 あと、ヒロインの娘のジュリアを、キャビンアテンダントも、他の乗客も覚えて無いなんてコトありえません!!
 犯人の計画って、全然計画になってないです!なっていない!なっていない!
 ミステリー好きな中学生が考えたライトノベルのようなプロット!!  

 絶対に誰かが覚えてます!!
  

 いくら、ジャンボ旅客機に多く乗客が乗ってても、キャビンアテンダントの誰かが覚えてます!!乗客だって、誰かが絶対に覚えてます! たまたま、覚えて無い乗客だったから、犯人の計画も成り立ったんですけど、あり得ません!!  

 これじゃ、エイリアンの実験だったっていうオチの方が、1000倍マシ
   

 でも、今作のキャスティングって、ちょっと問題あり!!
 共演者がピーター・サースガードにショーン・ビーン!!まぁ、2人ともどっちも怪しいけど、どう考えても犯人はこの2人のどっちかしかいないですもんネ。  
 また、ストーリーの流れからそうしているのかもしれないけど、最初の方のジョディ・フォスターのメイクが怖いです!でも、ストーリーが進んでいくに従って、普通のお母さんの顔になっていきますけど、最初はホントにメイクが怖すぎ! あんな怖いメイクで、ジャンボ旅客機の中で、ギャーギャー騒がれたら、キャビンアテンダントも、ショーン・ビーンもイヤでしょうね!!
 
 ところでキャビンアテンダントをバカにしすぎ!!
 確か、キャビンアテンダントの組合からクレームついてボイコットが起きたんじゃなかったでしたっけ??こんなストーリーじゃ、キャビンアテンダントの組合から文句言われてもも言えないですヨ、もう!!

  でも、なんだかんだ言っても、トンデモ映画として観ればそれなりに、けっこう面白いです。でも、あくまでもトンデモ映画としてですけどね!! 
 ランニングタイム98分も、こういうエンターテイメント作品にちょうど良い長さです!トンデモ度★★★★★なストーリーにガマン出来れば、映画自体は退屈しないのでそれなりに楽しめるはず!!50
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『奇談 キダン』 妖怪ハンター映画化

2006-06-26 01:16:27 | 日本映画

奇談 キダン』(2005年日本)
 監督         小松 隆志
 脚本         小松 隆志 
 原作         諸星 大二「生命の木」
 出演         阿部 寛
            藤澤 恵麻
            ちすん

 ■ストーリー■
 1972年、民俗学を学ぶ大学生、佐伯里美は奇妙な「穴」と「少年」の夢を見るようになる。彼女は、図書室の本から、自分が幼いころ渡戸村にいたことを知るのだった。
 彼女は小学生のときに田舎に預けられたのだが、記憶の無い2ヶ月間があったのだ。里美は渡戸村に夢の謎があると確信し調査に向かうのだったが、、、。

 ■感想■
 諸星大二郎のコミック「妖怪ハンター」シリーズの1編「生命の木」の映画化です。
 製作は『リング』(1998年)、『発狂する唇』(1999年)の一瀬隆重。
 今作のタイトルは「奇談」だとばかり思ってましたけど、「奇談 キダン」らしいです、知りませんでした。
 
 妖怪ハンターの考古学者、稗田礼二郎は人気TVシリーズ「トリック」で超常現象の調査をするハメになる上田次郎役で同じような役を演じている阿部寛が演じてます。
 当然、今作では超々マジメモードです(当たり前ですが、、)

 コミックそのまんまの映画化なんで、原作のファンは映画になった映像の確認って感じになるんでしょうか??
 妖怪ハンターの映画化といえば、1991年に沢田研二主演で『ヒルコ妖怪ハンター』が映画化されてますが、今回の方が自分は好きです!

 『ヒルコ妖怪ハンター』までじゃなくて良いですから、せっかくの映画なんだから、「妖怪ハンター」のシリーズも、原作とは違った魅力を出せるような作品を原作にしても良かったのかもしれないですけど、今作は今作でけっこう良い感じです。

 ただ、映像化しました!っていう印象もぬぐえないないわけじゃないですけど、、

 結局ほめているのか、けなしているのか分からない文章ですいません、、!
 ランニングタイム88分とエンタメ作品としてすごく観やすい時間も良いです!!
 
 自分は熱狂的な「妖怪ハンター」のコミック」のファンじゃないので、あんまり原作ファンでない個人的な意見として映画化するなら「黄泉からの声」あたりのエピソードの方が、映画向きな気がするんですけど、どうなんでしょう??

 でも、今作は、それなりに良く出来てるので、阿部寛主演でシリーズ化してくれないかな??こういうファンタスティック映画のシリーズ物って、邦画にあまり無いですもんネ。
 カッコ良すぎ!阿部寛!
 今作の1番の印象は阿部寛カッコ良い!!

 でも妖怪ハンターの稗田礼二郎って、事件の傍観者になりやすい印象があるので、原作から多少アレンジして映画化して欲しいですけどネ。それは、それで、原作ファンが怒っちゃいますよね、、。
 自分的には原作のイメージから、すごく逸脱しなかったら全然OKですけどネ。

 

 

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『ソウ2』評判作の続篇。

2006-06-25 09:02:12 | サスペンス
ソウ2』SAW Ⅱ(05年アメリカ)
 監督 ダーレン・リン・バウズマン
 出演 ドニー・ウォールバーグ、ショウニー・スミス、トビン・ベル、フランキー・G

 ■ストーリー■
 警察の情報屋のマイケルがジグソウに殺された。殺害現場には「近くで見ろ、マシューズ刑事」という字が天井に書かれていた。かつて鬼刑事と呼ばれたマシューズは今では内勤をしていた。その字が気になり、警察がジグソウのアジトに踏み込むとき同行するマシューズ。ジグソウは警察に確保されるが、マシューズにゲームを仕掛けてくるのだった。ジグソウのアジトに設置されたモニターには、マシューズが逮捕した男女と息子のダニエルがある屋敷に捕らえられている映像が映し出されていた。

 □■□ネタバレあり□■□
 ■感想■
 低予算ながら、大大大ヒットしたサスペンス映画『ソウ』の続篇。
 監督は前作のジェームズ・ワンからダーレン・リン・バウズマンへバトンタッチ。前作の脚本のリー・ワネルは、今回も監督のダーレン・リン・バウズマンと脚本書いてます。

 前作は、あれもこれも入れたいっていうことだったのか、ランニングタイム103分もあって少し長すぎでしたけど、デビュー作とうことで、
 「まぁ、しょうがないのかな??」とも思えましたけどネ。前作よりは、多分余裕があるはずの続篇なんで、今作はもう少し、短くして欲しかった!!
 今作も前作同様ランニングタイムは90分超えの100分ですけど、長すぎです!!!
あと20分くらい短かったら良かったのに!!!!! 80分くらいだったら、傑作だったのにネ!残念!確か前作もランニングタイム103分を「20分カットして~」って思ったんですけど、今作も同じ感想になっちゃいました!
 「あと20分カットして~!

 前作でジグソウのゲームで生き残ったアマンダが再登場です!ジグソウもしつこいですネ~、せっかく生き残ったのに!
 マシューズ刑事の息子のダニエルも、なんの罪もない気がするんですけど、まぁ、ジグソウって連続殺人犯だから、文句言ってもしょうがないか??
  
 でも、前作よりは、映画的に普通の作品になった気もします。でも、あのみんなが閉じ込められた家って、出口から出られなかったんですか??マシューズ刑事が普通に入ってきた感じがしたんですけど。
 あと、ラスト、ジグソウの声の入ったカセットテープが残ったままでしょ。良いの??
マシューズ刑事の乗ってきた警察車両が、あの家のそばに停まってるからあの家の場所がいづれバレちゃうしネ。ジグソウ証拠残しすぎでしょ。

 でも、サスペンス映画としては、十分面白いですかネ。自分的には余り好みじゃないですけど。だって痛そうなシーンが多いですからネ。前作からですけど、ジグソウもあんまりフェアじゃないしネ。

 ストーリー的にも「見てる人を驚かせよう!」っていうことに集中しすぎです!もっと、ストーリーを練るか、ランニングタイムを短くした方が好みかな??
 驚き度も前作ほどじゃないしネ!
  
 前作は、キャストにダニー・グローバーがいたんでビックリしましたけど、続篇の今作はドニー・ウォールバーグが出演してます。マーク・ウォールバーグのお兄さんです。でも、ダニー・グローバーが出演してる方がインパクトが強かったです!自分的には、ドニー・ウォールバーグってあんまり、印象がないんですよね。(ドニー・ウォールバーグファンの方、ごめんなさい)

 まぁ、前作見て面白かったと思った人向けですかネ!50点
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『コニー&カーラ』シェークスピア

2006-06-20 00:56:18 | コメデイ
コニー&カーラ』CONNIE AND CARLA(04年アメリカ)
 監督 マイケル・レンベック
 出演 ニア・ヴァルダロス、トニ・コレット、デビッド・ドゥカブニー、スティーブン・スピネラ、デビー・レイノルズ

 ■ストーリー■
 コニーとカーラは空港のカフェでショーをやって暮していた。しかし、ある日、カフェの経営者フランクがギャングとのいざこざで殺される現場を目撃してしまうのだった。しかし、ギャングからも目撃していたのがバレて追われるハメに!コニーとカーラはロサンゼルスに身を隠すのだが、偶然立寄ったゲイバーでダンサーを募集しているのを知りオーディションを受けるのだった。

 ■感想■
 『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』(02年)のニア・ヴァルダロスが製作総指揮、脚本、主演のコメディです。共演は『シックス・センス』(99年)、『ラスト・ショット』(04年)のトニ・コレット。TVシリーズ「X-ファイル」のデビッド・ドゥカブニーも出てます。

 ギャングに追われた売れないショウダンサー2人が、ギャングに追われて逃げ込んだ先のゲイバーで大スターになるっていういかにもアメリカ的なコメディです!
 
 ギャングに追われた女性が、ドラッグクイーンになって人気者になるって設定も、今までにもいかにもありそう設定ですけど、無かったですかネ??『お熱いのがお好き』(59年)の逆パターンですネ!

 ゲラゲラ笑うって感じじゃないですけど、それなりにキャラクターの会話で笑わせてくれます!
 車の中での「ナム」と「ベトナム」の言い方のシーンとか笑えました!

 でも、あの2人、無防備すぎ!有名になって、取材でTV局がやってきても

 「多分、ローカルよ!」って。
 
 まぁ、それがコメディ映画の良いところですけどネ。
  
 全体的に、家族みんなで楽しめる作品です!でも、ゲイネタとかあるから、どちらかといえば大人向けですネ!

 あと、女装してる方たちを、なぜドラッグクイーンって言うの??って意味が分かりました!元がシェークスピアだったなんてビックリ!50点
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『アウトロー・コップ』イタリアンポリスアクション

2006-06-19 00:36:21 | イタリア映画

アウトロー・コップ
THE REBEL(1980年イタリア、西ドイツ)
 
 監督:ステルビオ・マッシ
 脚本:ボッシ・フーバー
    アート・ベルンド(アルトゥール・ブラウナー)
 音楽:ステルヴィオ・チプリアーニ
 出演:マウリツィオ・メルリ
    ジュタ・スピーデル
    ラインハート・コルデホフ

 ■ストーリー■

 刑事ニックは 昔の知り合いのトニーから護衛の仕事の手伝いを依頼されるのだった。
 過去2回、事前に予告があり、その通りテロリストに襲撃され、外国の実業家たちの護衛に失敗し殺されていたのだった。どうしても失敗するわけにはいかないトニーからの頼みを断り切れず、ニックは国際警察もからんだドイツの銀行家の護衛の仕事をしぶしぶ受けることに。
 ニックの予想通りの場所でテロリストからの襲撃を受け反撃するものの、護衛の仕事は失敗、銀行家は殺されてしまうのだった。
そしてまた、その任務中にトニーも重傷を負い死んでしまうのだった。
 ニックは、襲撃犯グループの生き残った男に成りすまし、グループに潜入するのだが…。

 
 ■感想■
 『フェラーリの鷹』(1976年)のステルビオ・マッシ監督&マウリツィオ・メルリ主演のイタリア警察アクション映画。
 
 1970年代に流行したイタリア警察物ポリッツイオテスキの1本です。
 今作の場合、警察物というより、主人公が勝手に暴れまわるシュワルツェネッガー風のアクション映画になっちゃってますが、、。

 犯人たちの目的は襲撃の引き換えに金を要求するテロリストたちで、かなり大きなグループのような感じです。最後、組織を一網打尽にするはずが、捕えていた犯人の1人が脱獄、主人公とヒロインが大ピンチに、、、。
 イタリア映画なので、脱獄シーンもなければ、ヒロインがリンチされるシーンもないですが、、、。

 
 かつて、1980年代まで、TV各局の映画劇場枠(当然、地上波です)では、こうしたアクション映画が、イヤって言うほど放映されてたんですけどネ。

 深夜枠でいいから、カット版でも良いから(90分枠でも良いです!)これからも放映してくれないかなぁ…。
 
 監督は『刑事マルク』(1975年)、『スペシャリスト44』(1976年)、『ブラック・コブラ』(1987年)アクション映画が得意なステルビオ・マッシ。

 脚本のアルトゥール・ブラウナー(今作ではアート・ベルンド名義)はポーランドの1940年代から製作者で300本以上製作している大ベテラン。脚本も30作品以上書いています。
 
 主演のマリツィオ・メルリは、傑作刑事アクション『ナポリ犯罪ルート』(1976年)、『特攻警察』(1976年)でポリッツオテスキに出演してます。
 『フェラーリの鷹』のと同じコンビの監督&出演者の作品なんで、イヤがおうでも、期待度が高まります!
 
 ポリッツィオテスキとしては、標準的な作品でした!

 1980年代のイタリアのアクション映画なんで、中盤からすでに、ベルリンの街中で銃撃戦が!
 イヤイヤ、冒頭のベニスの町でも、銃撃戦が起きてました!
 1970~1980年代のアクション映画って、平気で街中で銃撃戦が起きてたんですネ。
 
 ベニスの町での銃撃戦では、マウリツィオ・メルリが拳銃で、200メートルくらい先の狙撃班を1発で仕留めてました!
 「『リーサル・ウェポン』のマーチン・リッグスか??
 って、思わず、突っ込んじゃいました!
 
 そのシーン以外でも、拳銃で100発100中です!
 そんなアホな!!とか思いますけど、イタリア映画だから!

 100発100中の件よりも、突っ込みどころは、主人公ニックの役です!
 ニックって国をまたいで仕事してますけど。ベニスでは護衛の仕事して、ベルリンでは潜入捜査して、どこの警察なの??
 悪人とはいえ、殺しまくりで逮捕されないのは、警察の仕事中ってことですよね。

 とにかくイタリア映画好き必見!!
 ブルーレイ発売して下さい!!

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『トゥルー・クライム』

2006-06-18 20:42:20 | サスペンス

トゥルー・クライム
TRUE CRIME(1999年アメリカ)
 
 監督:クリント・イーストウッド
 脚本:ラリー・グロス
    ポール・ブリックマン
    スティーヴン・シフ
 原作:アンドリュー・クラヴァン「真夜中の死線」(創元推理文庫)
 出演:クリント・イーストウッド
    イザイア・ワシントン
    ジェームズ・ウッズ
    デニス・リアリー

 ■ストーリー■

 オークランドトリビューンのスティーヴはやり手の記者だが女にだらしないのが難点。
 今は、デスクのボブの妻とつきあっていた。スティーヴは事故死した同僚の代わりに、刑務所で真夜中の0時1分に死刑が執行される死刑囚フランクのインタヴューをすることになるのだが、事件の取材を始めるうちに、事件に疑問を抱くようになるのだった、、、。


 ■感想■

 クリント・イーストウッド監督、製作、主演のサスペンス映画です。
 
 原作はアンドリュー・クラヴァンの「真夜中の死線」です!劇場公開したとき全然知りませんでした!
 アンドリュー・クラヴァン原作の映画化といえば『サウンド・オブ・サイレンス』(2001年)が有名ですが、「真夜中の死線」も映画化されてたんですネ。
 
 今作は、「あ~、イーストウッドの映画なのかぁ」くらいの感想しかなくて、見逃していました!
 ランニングタイム127分と長めだし!もうこのランニングタイムだけで、少し見る気無くしてました。

 1990年代前半くらいまでは、イーストウッドの映画も喜び勇んで見てたんですけど、だんだん観ない作品も増えてきて、今や、全然見てないです。
 今作『トゥルー・クライム』も、先週の日曜洋画劇場で放映されてたんで、やっと観ました。でも、TV放映版なんで、30分くらいカットされてますけど…。
 

 タイトルが、「真夜中の死線」が『トゥルー・クライム』。でも、原作の原題も“TRUE CRIME”です。

 あと、6年間の間に何回も裁判で争われたであろう事件が1日で解決っていうのは、ちょっと疑問ですけど、原作通りだからしょうがないですね。
 
 原作も600ページ近い長編なんで、映画も長くなっちゃうのかな??って思っちゃいますけど、原作も映画同様、ミステリーの要素はけっこう低いんですよね。
 原作からして、死刑まで17時間っていうタイムリミットが1番のサスペンス要素で、あとは、どうしようも無い主人公スティーヴや死刑囚フランクの描写にかなりページを費やしてます。
 TV放映版で十分面白かったです。
 
 原作にある映画的なシーンもしっかり映画化されてて原作ファンが見ても十分面白いようにできてます。
 原作では35歳の主人公が、イーストウッドかぁ??って思っちゃいますけど。映画版のスティーヴは何歳の設定なんでしょうか?

原作もすごく面白いです。あっという間に読み終わっちゃいます。

真夜中の死線東京創元社このアイテムの詳細を見る

  

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『オーメン』なぜリメイク??

2006-06-17 11:22:23 | ホラー
オーメン
THE OMEN(2006年アメリカ)
 監督 ジョン・ムーア
 出演 リーブ・シュレイバー、ジュリア・スタイルズ、ミア・ファーロウ、デビッド・シューリス

 ■ストーリー■
 6月6日、在イタリアのアメリカ副大使ロバートと妻のキャサリンに、子どもが生まれるが、すぐに死んでしまう。同じ時間に、同じ病院で生まれたの男の子がいたが、母親が死んでしまい、神父の薦めもあり、ロバートはその子を、秘密裡に引き取るのだった。夫婦は子どもにダミアンと名付け、育てるのだが、数年後から、夫婦の周りに不吉な事件が起こるようになるのだった。

□■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 76年の大ヒットオカルト映画『オーメン』のリメイクです!
 オリジナル版は、グレゴリー・ペック、リー・レミック、デビッド・ワーナーと豪華な配役でしたけど、リメイク版は、普通のキャスティングです。あれ、今作のキャストのファンの方、すいません!
 あ、でもリメイクの今作でも、『ローズマリーの赤ちゃん』(68年)のミア・ファーロウが出演してます!
 怪しすぎ!ミア・ファーロウ!絶対、乳母に雇わないです!あんな怖い雰囲気の乳母!

 ところで、
なぜ、なぜ、まるっきり同じようにリメイクしたの??

 こんなリメイク作らないで、オリジナル版『オーメン』とは違う方向性で映画を作って欲しかった!
 
 バチカン市国も2001年に異変に気づいていたんなら、なぜ5年間もほっといたの??5年間で、なんとかして下さい!
 暗殺者を雇うとか、世界中の教会に誰かいなかったの??世界中のキリスト教の宗派の中で、すごい人はいるでしょ!
 聖堂騎士団の神父ドルフ・ラングレンとか、元情報部員の神父アントニオ・バンデラスとか、吸血鬼ハンターのジェームズ・ウッズとか、教会で普段から使ってる人たちがいるでしょ!
 まぁ、ジェームズ・ウッズは吸血鬼ハンターだけど、神父じゃ無いから、悪魔は専門分野じゃないだろうけどネ。
ヴァンパイア 最期の聖戦

ハピネット・ピクチャーズ

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 小説とかだと、A・J・クイネル「ヴァチカンからの暗殺者」とかでもありますけど、バチカンも暗殺者雇ったりしてますもんネ。でも、聖職者とかじゃないと、ダミアンを倒せないのかな??
 でも、カメラマンのジェニングスが、「俺がダミアンを殺す!」とか言ってたから、そんなこと無いですよネ!
 それにしても、バチカンも分かってたんなら、なにか行動を起こして下さい!

 どうせなら、ダミアン、ダミアンのおとりまきと、教会側の神父軍団の戦いとかをメインにアクションホラー映画風にでもして欲しかったです!
 ドルフ・ラングレンが、変なグローブつけて、変な剣持って、ダミアン追ってくる姿、そんなシーン見れたら面白そう!
 でも、それは、それで、正統派オカルト映画ファンが怒りそう!

                  

ヘブンズ・ゲート』(98年)
 無敵!ドルフ・ラングレン! 
      

 オリジナル版を見たこと無い人が見れば十分、面白いんじゃないのかな??オリジナル版見てなければ70点くらいの面白さはあるのかもしれないですけどネ!
 でも、今作って、ダミアンの謎を解明するの、カメラマンのジェニングスですけど、主人公のロバートって、“少しバカ”って思っちゃいます!大体、風邪や病気にかからない子どもなんていないです!奥さんが正しいです!
 でも、『オーメン2ダミアン』(78年)とか『オーメン最後の闘争』(81年)とかは、もうリメイクしないでネ!50点 
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『ベルベット・ゲーム偽りの守護者たち』マルコ・マク監督作

2006-06-16 00:35:23 | 香港映画
ベルベット・ゲーム偽りの守護者たち』借兵 SET TO KILL(05年香港)
 監督 マルコ・マク
 出演 レイモンド・ウォン、ニン・チン、カール・ン、イザベル・チャン、ラウ・シーミン、マルコ・ロッ

 ■ストーリー■
 投資銀行に勤めるコニーは、マネーロンダリングの口座を発見して上司のビリーに相談する。しかし、その日から何者かにコニーは命を狙われ始めるのだった。ビリーは、警察に届けず、以前黒社会にいたクイにコニーの警護を要請するのだった。クイはコニーの元恋人のニックをはじめ4人のボディガードを派遣するのだった。

 ■感想■
 『潜入黒社会』(01年)、『ブラック・シティ黒白森林』(03年)のマルコ・マク監督の描く、香港映画お得意のノワール系アクション映画です!
 出演は『ブラック・シティ黒白森林』(03年)、『インファナル・アンフェア無間笑』(04年)のレイモンド・ウォン。『ディバージェンス運命の交差点』(03年)のニン・チン。

 『ブラック・シティ黒白森林』は『インファナル・アフェア』(02年)の影響受けまくりの超エンターテイメント作でしたけど、今作は、『ザ・ミッション非情の掟』(99年)の影響受けまくりの映画になってました!
 マネーロンダリングの口座を見つけた女性を守るボディガード4人の活躍を描くって、そのまんま『ザ・ミッション非情の掟』です!

 パーティ会場で襲われて、そのまんま、厨房に逃げ込んで戦うシーンや、ショッピングモールでの銃撃戦とか、そのまんまですヨ!でもどっちの銃撃戦も、今作の方がハデで見せ場が良く出来てますけどネ!
 その2つの銃撃戦で、ボディガード4人に活躍の場が与えられてるんで、けっこう良いですネ。
 『ブラッディ・レイン』(04年)みたいに、主人公たちが活躍の場が与えられないで終わっちゃう映画より全然良いです!

 でも、でも、でも、今作のストーリーって何??せっかくアクションシーンは、良いのに、ラストにかけての、意味の無いドンデン返しの連続の嵐で、ストーリーが全然盛り上がらないです!
 誰が味方で、誰が敵か、見てる方は全然分からないので、全然盛り上がらないです!

 「アクション映画なんだから、ハッキリしてくれ~!!」って感じです。

 マルコ・マク監督って、『潜入黒社会』を見ても、やっぱり暗い作品の方が好きなんでしょうネ。
 せっかく、ボディガード物っていう単純なテーマなのに、こんなに複雑なストーリーではネ~。複雑でも面白ければ良いですけど、どうも、このストーリーは自分の好みでは無かったですネ。60点
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『秘密のかけら』暴露!

2006-06-15 01:00:34 | ドラマ

秘密のかけら
WHERE THE TRUTH LIES(2005年カナダ、イギリス、アメリカ)
 
 監督:アトム・エゴヤン
 脚本:アトム・エゴヤン
 原作:ルパート・ホームズ
 出演:ケビン・ベーコン
    コリン・ファース
    アリソン・ローマン

 ■ストーリー■
 
 1972年、ロサンゼルス、15年前に解散した人気コンビのラニー・モリスとヴィンス・コリンズの暴露本を書こうとしたカレン・オコナーは、解散の原因とも思われる女性の変死事件の調査を始めるのだが、、、。

 ■感想■
 
 ケビン・ベーコン、コリン・ファース主演のサスペンス系の普通のドラマです。

 いくらでも、ミステリー映画にでも、サスペンス映画にも出来るような感じですけど、ストーリーのネタがあまりふくらまない映画です。
 
 監督&脚本がアトム・エゴヤンだから、大して期待もしてなかったんですけど。

 「ミステリー映画かな??」とか思って見たんで、超ガッカリ!

 今作は、原作もあるので、原作通りならアトム・エゴヤンが悪いワケでもないですが、、、。

 主演のケビン・ベーコンは『ワイルドシングス』(1998年)、『コール』(2002年)、『インザカット』(2003年)、『ミスティック・リバー』(2003年)とミステリー映画(&ミステリー風映画)に好んで出演してるので、今作もミステリー映画だろう。って勝手に期待しちゃいました。

 だって、『ワイルドシングス』では製作総指揮まで、やってますからネ。
 今作も、ケビン・ベーコンが出演してなかったら観てないです!ホントに!
 
 今作は「バスタブに沈んだ変死体」「暴露本」「人気スターの謎」くらいのことしかわからずに鑑賞。
 今回も何の事前情報も調べずに観てます。

 全然、ストーリーが盛り上がらない!
 ランニングタイム108分も長すぎ!長すぎ!長すぎ!
 この内容なら、あと38分カットしてOKです!ミステリー映画として観るなら、2000年代の日本のTVの2時間サスペンスなみの内容です!
 
 またまた、観るのが苦痛の作品を観ちゃいました!

 この映画を見て「ミステリー映画って面白いなぁ~」って感じる人っているんですか??
 
 時代設定が1972年なんで成り立つストーリーなんでしょうけど、、、。でも、なんで、こんな1970年代でしか成り立たないような古臭いストーリーを映画化したんでしょうねぇ??
 もちろん、監督&脚本のアトム・エゴヤンもミステリー映画を作るつもりなかったんでしょうけどネ。
  
 でも、ミステリー映画としてじゃなく、普通のドラマとして観れば良いんでしょうが、、、。

 

 

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「特捜班CI★5」DVD-BOX第2弾エピソード決定!

2006-06-14 00:18:56 | 映画、DVDに関する雑記
 @KOBAお気に入りのイギリスの超ハードアクションTVドラマ
「特捜班CI★5」のDVD-BOXの第2弾が、㈱スティングレイさんから、発売されるという記事を、以前に書きましたけど、とうとうDVD-BOX第2弾に収録されるエピソードが決定したようです!

 DVD-BOX第2弾に収録されるエピソードは、
人気投票によって決定する!っていうので、
どのエピソードがされるのか、不安でドキドキしてたんですけどネ。
 
 特捜班CI★5のDVDオフィシャルサイトに、どのエピソードがDVDになるのか、発表されました!

 人気投票の結果を見ると、かなり順当な感じもします!
 
 『味方とは敵より少ないものなんだ
 『男の正義は野生の証し
 『作戦暗号名スージー その女を保護せよ
 『ロング・ショットは曲がりが問題なんだ
 『盗みのプロの行先はどこだ!!
  
 等々の傑作の12話がDVD化されます!
 どのエピソードも傑作ぞろいなので、DVDを見たら、記事にします!
今から、楽しみ、楽しみ、超楽しみです!
 
 「早く発売されないかな~!」
 
 今回、DVD化されるエピソードは、全部で12話ありますので、あと、どのエピソードがDVD化されるのかは、オフィシャルサイトから、投票結果のページに行けるので、興味ある方は、行ってみて下さい!
 どのエピソードが、今回の投票で、人気があったのかもわかります!でも、1番お気に入りのエピソードを1話だけ選ぶんで、単純に人気度を反映してるわけではないでしょうけど、ある程度、傾向はわかります!
 

 でも、でも、でも、自分の最もお気に入りのエピソードが…。
 『恋におちた女優のもう一つの顔
 が、今回の第2弾でも、なりませんでした!
 
 このエピソードは、ホントに、面白いアクション系スパイ小説を読むような面白さのエピソードだったんで、DVDでぜひ見たかったです!
 このエピソードの後味の印象は、かなりのものです。これって、ホントにTVシリーズなの??って感じです!この突き放し感は、もう感動物です!!
 
 あと、今回DVD化に選ばれなかった中で、気になったエピソードと言えば、
 
 『裏切り者は秘かに闇の彼方に葬れ!!
 『ある夜コソ泥が見てしまったものは…』 
 『優秀な奴ほどキレると怖いものだ』等々、
 
 まだまだ、大傑作エピソードが、たくさん、たくさん、たくさんあるので、ここは、DVD-BOX第2弾がたくさん売れて、全話DVD化になって欲しいです!

 もちろん、第2弾のBOXも買いますよ!
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『24エスケープ』ルイス・モルノー監督!

2006-06-13 23:09:49 | アクション
24エスケープ』BET YOUR LIFE(04年アメリカ)
 監督 ルイス・モルノー
 出演 ショーン・キャリガン、コリーン・ヴァン・リック・ド・グルー、ビリー・ゼイン

 ■ストーリー■
 借金を抱えるソニーは、取立て屋の女賞金稼ぎカーメンに追われ、路上で殺された男から奪った会員証で、ジョセフという男が経営するタワーカジノに逃げ込むのだった。そこである賭けをもちかけられるのだった。その賭けとは、ジョセフの人間狩りゲームだった。24時間生き残ることが出来れば報奨金の240万ドルがもらえるというものだった。借金のあるソニーはその賭けを受けるのだが…。


 ■感想■
 ルイス・モルノー監督が描く人間狩りがテーマのTVムービーです。
 自分の命と引き換えに、24時間逃げれたら大金を手に入れることが出来るという、もうテーマ自体B級アクション映画の王道をいく感じですネ。

 でも、いくらB級のアクション作品でも、主人公ソニーを追うジョセフたちって、銃で脅して、車を奪ったり、街を破壊しまくりです。警察にとっくに捕まってるでしょ!
 あと、ソニーが金を借りたサルバトーレに雇われた賞金稼ぎのカーメンも、強盗したり、拳銃撃ちまくったり、今作のアメリカって、まさに無法地帯そのもの!

 ところで、今作のテーマの“人間狩り”ですけど、今作の場合、最も危険なゲームになってないです!だってフェアじゃないです!
 ハンディキャップが、“追う方が15分後に追い始めるっていうことだけ”なんですから!
 追われる方はGPSの追跡装置つけられてる上に、追う方は、完全武装してバイクやヘリコプターで追ってくるんですもんネ。「狩り」として面白くないんじゃ無いのかな??って思うんですけどネ。

 今作の監督がルイス・モルノーだったんで、つい期待しちゃいました!ルイス・モルノー監督の作品と言えば、
 
 タイムトラベル物の傑作アクション映画『リバース』(97年)。
 
 ジョエル・シルバー製作の犯罪アクション『ブルズ・アイ』(98年)。
 
 動物パニック系モンスター映画『BATS蝙蝠地獄』(99年)。

 と、お気に入りの作品が多かったんで、かなり期待しちゃいました。でも、今作は普通のデキでした。 
 
 あ、ちなみに、今作の製作総指揮は、ジョエル・シルバーです!だから、ドンパチ、破壊がスゴイのか!

 まぁ、つまらなければチャンネルを変えられちゃうTVムービーだからか、退屈はしないです。ヒマなときに、何にも考えずに見るなら満足度は高いのかな??40点
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『真夜中のピアニスト』マッド・フィンガーズリメイク

2006-06-12 23:02:13 | ドラマ
真夜中のピアニスト』DE BATTRE MON COEUR S'EST ARRETE(05年フランス)
 監督 ジャック・オーディアール
 出演 ロマン・デュリス、ニールス・アルストップ、オーレ・アッティカ、リン・ダン・ファン

 ■ストーリー■
 トムは、不動産のブローカーとして、取立てをメインに暴力が横行する仕事の世界で生計を立てていた。しかし、ある日、街で昔の音楽の恩師に再会する。恩師からオーディションを受けるよう言われたトムは、密かにピアノのレッスンを始めるのだった。そんなトムにピアノを教えてくれるのはフランス語を話せない中国出身の女性ピアニストだった。

 ■感想■
 ハーヴェイ・カイテル主演の78年のドラマ『マッド・フィンガーズ』のリメイクです。
 70年代後半のニューヨークを舞台にした作品のリメイクなのか??監督のジャック・オーディアールが、「なんかリメイクを」って言われて答えたのが『マッド・フィンガーズ』だったそうです!よっぽどリメイクしたかったんでしょうね。

 『マッド・フィンガーズ』は確かに、ピアニストを目指す青年が、暴力の世界で生きるという面白いテーマだったんで、リメイクしたかった気持ちも良~くわかります!自分だったら超暴力的なアクション映画にリメイクしちゃいますけどネ!
 オリジナル版は、青春物としては、いざ知らず、ノワール調の犯罪物とか、アクション映画としては、今ひとつ盛り上がりに欠けるデキだったんで、いかにも、ジャンル的には中途半端な感じだったんで、リメイクしたかったんですかネ??

 で、リメイクの今作なんですけど、本国フランスをはじめ、ドイツ、イギリスで数々の映画賞を受賞しました!
 
 第31回セザール賞では、作品賞、監督賞、助演男優賞(ニールス・アルストラップ )有望若手女優賞 (リン・ダン・ファン)、 脚色賞(ジャック・オーディアール、トニーノ・ブナキスタ)音楽賞(アレクサンドル・デプラ)、撮影賞、編集賞です!

 05年のベルリン国際映画祭では、銀熊賞(音楽賞)受賞してます。

 また、05年の英国アカデミー賞では、外国語映画賞 受賞してます。

 ジャック・オーディアールがリメイクしたかった作品を、自ら脚本、監督しただけあって、今作は、かなり、主人公の生活感や人間関係がしっかり描かれていて、オリジナル版より、人物描写が全然良いです!
 オリジナル版のハーヴェイ・カイテルって、何やって生活してるのか、まるっきり分からなかったですからネ!あとは、どこに行っても、ラジカセを大きい音で鳴らして、かなり近所迷惑なヤツでした!
 
 主人公の仕事とかも、ちゃんと描かれていて、リメイク版の方が良いです!良いです!あと、暴力シーンも、なぜか、リメイクの今作の方が、印象深いです!
 オリジナル版は、ハーヴェイ・カイテルの役者の魅力に頼りすぎって感じでしたからネ。

 今作では、職場の同僚が出てきたりして、ちゃんと生活してるんだな。っていうのが分かりますから。あと、主演のロマン・デュリスも神経質っぽくって、作品のテーマにも合ってます!
 ハーヴェイ・カイテルがピアニストを目指すナイーブな役なんて似合わないです!トイレでタニア・ロバーツ襲ったり、ラジカセをバリバリどこでもかけたりする方は、似合ってましたけどネ。

 最後の決着のつけ方が、オリジナル版の方が“映画的”ですけど、今作の終わらせ方も、現実的で良いかもネ!60点
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