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『アフターショック』シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション2013①

2014-02-14 01:41:42 | パニック

アフターショック
AFTERSHOCK(2012年チリ、アメリカ)
 監督          ニコラス・ロペス
 脚本          ニコラス・ロペス
              イーライ・ロス
 原案          ニコラス・ロペス
              イーライ・ロス
 出演          イーライ・ロス
              アンドレア・オズヴァルト
              ナターシャ・ヤロヴェンコ
              ニコラス・マルティネス
              マルシアル・タグレ

 ■ストーリー■
 アメリカ人観光客のグリンゴは、知り合いのチリ人アリエルと、その友人ポヨに案内され、南米チリを観光していた。金持ちのポヨがナンパに成功しロシア人姉妹とナイトクラブにくりだすのだった。しかし、彼らがナイトクラブにいたとき、大地震が発生するのだった…。

 ■感想■
 イーライ・ロスが原案、脚本、製作、出演したチリ製のスリラー映画。
 
 ノーテンキな若者たちが、遊んでいるときに大地震に遭ったらという、それだけの作品です。前半のノーテンキさと、後半のハードなスリラー描写で、後半のハードな展開が際立つようになっています!
 前半の青春映画のようなダラダラさが、地震以降、ウソのようにハードになっちゃいます!バーで棚に挟まれた女性を助けようとした、アリエルが手がもげるシーンから始まって、その後は怒涛の不幸が襲ってきます!
 ナイトクラブから脱出するのを助けてくれた清掃のおばさんが地上に出ようとして起こる出来事!
 前日、金の力でケーブルカーの順番を守らなかったポヨが、アリエルを助けようとして、ケーブルカーの管理人に謝るシーンも感動的なシーンになるはずが、次のシーンでは、悲劇に襲われて、せっかくの親切さがムダになったり…。
 また、地震によって刑務所が破壊され、囚人たちが破壊された町にあふれだし、超デンジャラスな状態に!

 本当に次から次へと、危険なことに襲われ、笑いを狙っているかのような感じに…。今まで普通にしていた人間が次のシーンでは、あっという間にいなくなっちゃって!
 これがチリ風のスリラー映画のノリなんでしょうか??
 現実に起きたら決して笑っていられないコトが起きまくり!ランニングタイム89分と、どちらかといえば短めの作品ですが、あまりのハードさに長い映画を観た印象を受けちゃいます!なおかつ、重たい気持ちに。

 最後の展開は、想像できる範囲ですけど、ここまで後味の悪い作品にしなくてもと思っちゃうくらいでした! 70点
 

アフターショック Blu-ray
イーライ・ロス,アンドレア・オズヴァルト,アリエル・レヴィ
松竹
アフターショック DVD
イーライ・ロス,アンドレア・オズヴァルト,アリエル・レヴィ
松竹
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『クライシス』ロサンゼルス大パニック

2009-05-06 12:37:30 | パニック

クライシス
RIGHT AT YOUR DOOR(2006年アメリカ)
 監督          クリス・ゴラック
 脚本          クリス・ゴラック
 出演          ロリー・コクレイン
              メアリー・マコーマック

 ■ストーリー■
 ある朝、ロサンゼルス各地で同時多発テロが発生、爆発が発生しダウンタウンでは煙が立ち上がり、非常事態宣言が発声されるのだった。ブラッドは妻のレクシーが出勤したため迎えにいこうとするが、ダウンタウンを始めとする道路は封鎖されてしまうのだった。爆発と同時に発生した煙の中に有毒物質が含まれている可能性があり、ブラッドは止む無く家に帰り戸締りをするのだった。そんな中、妻のレクシーが帰ってくるのだった。

 ■感想■
 インデペンデント映画の祭典、サンダンス映画祭で撮影賞を受賞したというサスペンス映画。
 でも、出演者はTVで活躍するロリー・コクレイン、映画に多数出演しているメアリー・マコーマックと、それなりに豪華な作品です。
 監督、脚本は、『バーバー』(2001年)、『ファイト・クラブ』(1999年)などで美術監督をしたクリス・ゴラック。今作は2006年の作品ですが、今作以降は2009年現在は、監督作は無いようですね。
 低予算だけあって、限られた空間と少ない登場人物たちをうまく使ってます。街の破壊されたシーンを映さず、何となく郊外の混乱した様子とラジオ放送をうまく使ってパニック状態を演出してます。
 こういうアイデアで勝負したような低予算映画を観ると、なんか得した気分です。


 アイデア勝負っていうのは、低予算のエンターテイメント映画の重要な要素ですからね!
 今作の100倍くらい制作費がかかっていそうなSF映画『リバース』(1997年)も20分間だけタイムスリップして事態がドンドン悪くなっていくというアイデア勝負の傑作でしたよね。
 『リバース』もかなり好きな作品なんですけど、DVD化されないですよね~。劇場公開もされているのに…。

 なんか話題がづれちゃいましたけど、今作『クライシス』はクライマックスの展開には、ちょっとだけ驚かされました。この展開のおかげで、映画全体がピリリと引き締まって、全体の印象を10点はアップさせてますよね。
 
 「どうせ、低予算のサスペンス映画だし、限られた空間を舞台にしたまんま、少ない登場人物たちだけで展開して、何となくバッドエンディングで終わっちゃうんだろうなぁ…

 って軽い気持ちで観てたんで、ちょっとビックリしちゃいました。

 ランニングタイムが84分と短いのもテンポがダレなくて良かったです。あと5分くらい短くても良かったかもしれないですけど、ちょうど良いと言えばちょうど良い感じです。 65点

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