『ロスト・フライト』
PLANE(2023年イギリス、アメリカ)
監督:ジャン=フランソワ・リシェ
脚本:チャールズ・カミング
J・P・デイヴィス
原案:チャールズ・カミング
出演:ジェラルド・バトラー
マイク・コルター
ヨソン・アン
ダニエラ・ピネダ
トニー・ゴールドウィン
■ストーリー■
シンガポールから東京に向かうトレイルブレイザー社の旅客機の機長のブロディ・トランスはフィリピン沖の嵐の上を飛んで飛行するよう指示されるのだった。乗客は14人だったが、その中には、アメリカへ移送する殺人犯ガスパールが刑事と一緒に乗り組んでくるのだった。
順調に飛行するものの、嵐の中、落雷に遭い電気機能が停止してしまうのだった。残った燃料でなんとか発見した島に着陸するのだが、、、。
■感想■
ジェラルド・バトラー主演のアクション映画。
監督は『アサルト13 要塞警察』(2005年)、『ブラッド・ファーザー』(2016年)のジャン=フランソワ・リシェ。
ランニングタイム107分があっという間に、、
あれよあれよという間にクライマックスに!!
面白い映画は時間が経つのが早すぎです!!
あと20分くらい長くても良かったのに、、、。
後半、ジェラルド・バトラー絶体絶命のピンチに航空会社の緊急対策チームが!!
ピンチはこの時くらいで、あとは安心して観ていられます!
もっと、困難なコトが起きても良かったかも??
航空会社トレイルブレイザーってLCCの設定だと思うのですが、危機管理能力が高いです!!スカースデイルを招集して早々の的確な対応!!
スカースデイルは社内の人間なんでしょうか??
今作のHPを見たら、外部の人間って、、。
良く観てませんでした、、。
スティーヴン・セガールのように、全然危険な感じがしない、、。
シークレットサービスとしてアメリカ合衆国を救ったり、、気象管理衛星の暴走から世界を救ったり、、戦争が起きそうな状態を防いだ原子力潜水艦の艦長だったり、、
そんな役ばかり演じているジェラルド・バトラーなんで、全然危機的状況に見えない!!
ジェラルド・バトラーに任せておけば大丈夫!!
っていう印象が強すぎ!!
でも、今回の役は機長役、、なんで、役的には少し不安が、、、、
と、思っていたら、航空会社招いたがスカースデイルが派遣した危機管理チームがやってきます!!
しかも、あっという間にッ!!
不時着した島が分かったら、次のシーンでは着いてました!!
「早すぎ―!!」
しかも、全員、『ランボー 最後の戦場』(2008年)で民間人を救出しに来たようなチームみたいな感じで、、超安心モード!!
危機管理チームが出てくるまで、ジェラルド・バトラーを助けるのは移送される犯罪者ガスパール。設定が機長ですから、あまりにも強すぎたらオカシイっていうことなんでしょうか??
ガスパールが最初から(正確には島に着いてから、、)、善人みたいなキャラクターなので犯罪者っていう設定が必要だったのかどうか?、
この設定って『ジョン・カーペンターの要塞警察』(1976年)でギャングの襲撃に巻き込まれた犯罪者のナポレオンみたいな感じなんでしょうか?
偶然、乗っていたのが移送される犯罪者でなく、
元シールズの教官ケイシー・ライバックとか、、
何回もテロを阻止した元CIAエージェント、マット・ハンターとか、、
そんなどこかで観たような設定のB級アクション映画系ノリでも良かったのでは??
でも、そうしたらアクション映画ファンだけが満足のいつもの作品になっちゃいますね、、、。
それにしても、反政府ゲリラに対して、あまりにも主人公たちが強すぎる気もしちゃいますが、、。あっという間に乗客の元にたどり着いて脱出させちゃいますもんね、、
機長が、元特部隊員のように暴れまくり、、躊躇なさすぎ、、。
でも、これぐらいでないと無事脱出できないですもんね、、。
それにしても、LCC(多分)のトレイルフレイザー社が、対応が良い会社で良かったです、、。映画が始まったばかりの頃は、てっきり見殺しにされちゃうのかな??と思ったんですが、人命尊重で救出しようとしてくれたんで超安心しました、、。
家族みんなで楽しめる度(映画好きなら)★★★★
ジェラルド・バトラー頼りがいある度 ★★★★
もう少し長くても良かった度 ★★★★
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