『S.W.A.T.闇の標的』
S.W.A.T.:FIREFIGHT(2011年アメリカ)
監督 ベニー・ブーム
脚本 リード・スタイナー
原案 リード・スタイナー
ランディー・ウォーカー
マイケル・アルバニース
エド・アーメソン
出演 ガブリエル・マクト
ロバート・パトリック
クリスタナ・ローケン
ジャンカルロ・エスポシト
シャノン・ケーン
カーリー・ポープ
ニコラス・ゴンザレス
ジノ・アンソニー・ペシ
■ストーリー■
ロサンゼルスのSWATのポール・カトナーは、人質救出の腕を買われ、デトロイトのSWATに2週間の期間、教官として派遣されるのだった。早速、デトロイトのSWATチームの教育を始めるが、そんなとき、ビルでの人質事件が発生するのだった。人質を救出に向かうチームだったが、犯人と思われた男ウォルター・ハッチを確保するものの、人質の女性ローズが自殺してしまうのだった。その事件は、実はローズが起こした物で、ウォルターが人質だったのだ。恋人のローズが死んだのはSWATチームのせいだと、逆恨みしたウォルターは、ポールたちをつけ狙い始めるのだった。
■感想■
コリン・ファレル、サミュエル・L・ジャクソン主演『S.W.A.T.』(2003年)の続編。
続編と言っても、前作とはまるっきり関係ない作品です!
本国アメリカでも、オリジナルビデオ(DVDスルー)として公開された作品です!
オリジナルビデオなのに、ロバート・パトリック、クリスタナ・ローケンが出演しちゃうあたり、映画製作に対する意気込みが、日本とは違いますよね~。
クリスタナ・ローケンは登場してわずかなシーンで退場しちゃいますけどね。
オリジネルビデオとして観ないでも、「銀座シネパトス」とかで劇場公開してもおかしく無いくらい面白いです!
「いや~、本当に面白い!面白い!」
ソニー・ピクチャーズエンタテイメントさんもこんな面白い作品なら、日本語吹替え音声つきでDVD発売して下さい!!日本語吹替え音声つきだったら、廉価版で無くともスグに購入しちゃうのにッ!!
今作の主人公って、良い男で、仕事も出来て、女性にモテモテでけっこうイヤなヤツなんですけど、アクション映画だから、まぁOKなんですかね。事件に次ぐ事件で、感情移入出来ないとか言ってるヒマも無いです!なんてたって、ランニングタイム89分の実質本編85分の作品ですからね。
今作のロバート・パトリックの役って、どんな役なんでしょうね??政府から護衛されている証人ってことらしいですけど、殺し屋みたいな連中、雇っちゃうしね~。そんな説明もないまま、映画はクライマックスに突入しちゃいます!
保釈金100万ドルを普通に支払っちゃたりして・・・!100万ドルですよ!100万ドル!100万ドルあったら、超低予算映画1本製作できちゃいます!
オープニングのTVシリーズ「特別狙撃隊S.W.A.T.」のテーマが流れるところ♪から、気分が盛り上がっていきます!!
ロサンゼルスでの事件!
デトロイトでのSWATの到着時間のテスト!
訓練シーン!
ロバート・パトリックの起こした事件!
仲間との交流!
新しい仲間の登場!
ロバート・パトリックの保釈!
もう次から次へと展開していくので、画面から目が離せません!!ただ、余りにも、色んなことが起きて、以降の展開に関わるような深い伏線になるような事件とか、キャラクターの掘り下げとかは、全然無し!
でも、85分間、テンポ良く楽しめるんだから、全然、OKです!!
アクション映画としては、十分、合格点です!!このテンポの良さは、香港映画のアクション映画なみのテンポの良さです!!こういう面白い作品に出会えるから、未公開映画を観るのやめられないんですよね。
でも、ラストの爆弾のベストを投げつけて、それを撃つのは無謀すぎでしょ!あんなそばにいるのに爆発したら主人公もヒロインも巻き添えくらっちゃうでしょ。1989年の香港映画『群狼大戦』のラストの出演者、大ヤケド状態間違い無しです!!
B級&C級アクション映画ファン必見の1本です! 70点
前作も、メジャー作品としてすごく面白い!
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S.W.A.T. [DVD] |
サミュエル・L.ジャクソン,コリン・ファレル,ミシェル・ロドリゲス,LL・クール・J,オリヴィエ・マルティネス |
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
オリジナルの1970年代のTVシリーズもソフト化されています。
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