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『唐人街探偵 THE BGINNING』 シリーズ1作目が1番面白い。

2022-06-18 11:22:11 | コメデイ

唐人街探偵 THE BIGINNIG
(2016年東京中国映画週間題:『僕はチャイナタウンの名探偵』)
 監督:チェン・スーチェン
 脚本:チェン・スーチェン
 出演:ワン・バオチャン
    リウ・ハオラン
    トン・リーヤー
    シャオ・ヤン

 ■ストーリー■
 警察学校の試験で面接で不適切な発言をして不合格となったチン・フォンは叔父タン・レンが住むタイへ旅行に行くことに。
 タン・レンはバンコクの中華街で探偵をやっていた。刑事コン・タイからの依頼で色んな仕事をしていた。タン・レンが依頼を受けたソン・バットが殺される事件が発生し、現場から金塊が盗まれるという事件が起きていた。コン・タイと次期警察署長の座をめぐり争う刑事ファンは、監視カメラの映像からソンが最後に会ったタン・レンが犯人と決めつけ逮捕しようとするのだが、、、。


 ■感想■
 中国で大ヒットし、シリーズ3作目『唐人街探偵 東京MISSION』(2021年)が2021年7月に劇場公開された”唐人街探偵”シリーズの1作目。
 
 シリーズ3作目は東京が舞台だし、日本の俳優たち、妻夫木聡、長澤まさみ、三浦友和、浅野忠信、鈴木保奈美、染谷将太等々が出演してるっていうのもあるのでメジャーに劇場公開しましたけど、、。
 
 1作目の『唐人街探偵 THE BEGINNING』は2016東京・中国映画週間で『僕はチャイナタウンの名探偵』のタイトルで上映されました。
 
 その後上映されたあと、なぜかDVD化されず、、。

 3作目が後悔されたときにソフト化すれば良かったのに、。 

 でも、そういうところで上映されただけだと多くの映画ファンは見逃したままのはず、、。
 ちなみに、2作目の『唐人街探偵 NEW YORK MISSION』(2018年)は2021年11月に公開さました。
 
 シリーズ化されることになった第1作目ですけど、かつて香港映画のアクションコメディが持っていた面白さとパワーを感じさせる作品でした。
 
 全然、期待していなかったのが幸いしたのか、けっこう楽しく観れました!!
 
 主人公の叔父タン・レンを演じているワン・パオチャンもいいかげんな役を楽しそうに演じています。


 登場人物たちがふざけているようなアクションシーンや、タン・レンが疑われる原因となった殺人事件のミステリー要素は高いですし、。
 ミステリー映画と言っても、通用するくらいのミステリー度です。かなりライトではありますけど、、。
 舞台がタイなのも、なんかかつての香港映画みたいな感じで良い感じです。

 映画後半のチェイスシーンとかまりにもバカバカしくて思わず「クスッ」って。

  ミステリー度 ★★★★
  コメディ度  ★★★
  アクション度 ★★

 1990年代くらいまでの香港映画が好きな映画ファンは楽しく観れる(かもしれない、、)。
 
 シリーズを追うごとに普通の映画になっていくので、自分は1作目が1番好きです。
 
 

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『人狼』 1999年アニメ版の実写リメイク

2022-06-12 22:22:13 | SF

人狼
ILLANG  THE WOLF BRIGADE(2018年韓国)
 監督:キム・ジウン
 脚本:キム・ジウン
 原作:押井 守
 出演:カン・ドンウォン
    ハン・ヒョジュ
    チョン・ウソン
    キム・ムヨル
    ハン・イェリ

 ■ストーリー■
 2024年、アジアで中国と日本の領土問題から、日本が軍事国家となる。アジア地区の国際的緊張から朝鮮半島の南北が統一。5年の準備期間を設定するが、それに対し、アメリカ、ロシア、中国、日本が圧力をかけてくるのだった。また、南北統一に反対する反政府組織”セクト”が台頭、国内が混乱していくのだった。政府は治安を守るためプロテクトギアで武装した”特機隊”を設立し、セクトの制圧しようとするのだった。
 しかし、特機隊を設立して1年後、特機隊は女学生徒たちを15人誤って射殺する「血の金曜日事件」を起こしてしまい批判を浴びることに、、、。
 そして、5年後の2029年、特機隊のイム・ジュンギョンは、セクトのメンバーを追い詰めるが、地下水道でセクトの少女が自爆してしまうのだった。
 少女が自爆したことで、世間から特機隊はまた批判の的に。

 現場で割れた壁から発見された手帳から、自爆した少女は、爆弾の運び屋で”赤ずきん”と呼ばれるセクトのメンバー、イ・ジェヒだと判明するのだった。
 イ・ジェヒを殺してしまったことがトラウマになってしまったイムは、彼女の姉のユニを呼び出し、遺品の手帳を渡すことにするのだった。セクトに入ってしまった妹とイムの立場が違うことを理解し、ユニはイムを恨んでいる様子はなかった。イムと一緒に過ごし、イムはユニに惹かれていくのだった、、。
 しかし、ユニは減刑と入院している弟の治療費の援助をネタに、公安に協力させられていたのだった。公安はセクトを利用し、特機隊を亡きものにし権力を得ようとしていたのだった、、。


 □■□ネタバレあり!□■□
 オリジナルのアニメ版がすごーく好きで「改変はイヤだ」っていう映画ファンはこの記事飛ばして読まないで下さい!

 ■感想■

 沖浦啓之監督、押井守原作、脚本のアニメ映画『人狼 JIN-ROH』(1999年)の韓国での実写リメイク作。
 
 何の情報もなく観たので、リメイクであることもわかりませんでした、、。
 観はじめて、ストーリーが中盤に行くまで全然気づきませんでした、、。
 20年くらいしてからリメイクするとは。

 とにかく1番の印象は「ま、ま、まさかのリメイク!!」

 さすがに、それは忘れすぎっ!というか、事前情報を入手しなさすぎ!という感じですが、、。

 日本では、劇場公開、ソフト化もされずNETFLIXで配信のみ、、。

  基本、アニメ版のリメイクということもあるんでしょうけど、なぜ?なぜ?なぜ?配信だけ??

 こういう面白い作品こそ、ソフト化したり、レンタル版を出して欲しい、、。

 舞台を架空の歴史の東京から、韓国にして、ラストを変更しての実写映画化しています。
 舞台を韓国にするのは、これは、韓国映画だからどうしようもないんですが、、。

 最も違うのは、ラストの展開!!

 ラストはアニメ版が良いのか、実写版の今作の方が良いのか好みによりますが、どっちも捨てがたい!!

 今作のあまーいラストの変更はいかにも韓国ドラマ的ですが、。
 ずいぶん、細かいところまでリメイクしていながら、このラストの改変!!
 でも、何とも言えないラストが好きなオリジナル版が好きな映画ファンには評価が低そう、、。

 自分は、どちらも好きですけど、どうなんでしょう??

  「赤ずきん」の物語がうまくストーリーに組み込まれているかと言われると、ちょっと疑問ですけど、実写映画が好きな映画ファンは今作を楽しく観れる(はず)
 オリジナル版に思い入れが、あまりない映画ファンの方が楽しく観れるはず!!
 このラストの改変は映画全体の印象も変えているって言っても言い過ぎでないかも??

 実写リメイク度    ★★★★
 韓国アクション映画度 ★★★★
  ラストの甘甘度    ★★★★★

 オリジナルのアニメ版がランニングタイム98分なのに、クライマックスのアクションシーンなどをプラスして今作はランニングタイム139分と少し長めに、、。でも、139分間、全然だれないので、あっという間に終わっちゃいます。

 でも、リメイクが韓国でこんなにうまく作られちゃうって、、、。
 日本でも実写化リメイクとか、そういう企画、なかったんでしょうか?? 

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『アンテベラム』 社会派スリラー

2022-06-06 20:27:00 | スリラー

アンテベラム
ANTEBELLUM(2020年アメリカ)
 監督:ジェラルド・ブッシュ
    クリストファー・レンツ
 脚本:ジェラルド・ブッシュ
    クリストファー・レンツ
 出演:ジャネール・モネイ
    エリック・ラング
    シエナ・マローン

 ■ストーリー■
 南北戦争時代、南軍に支配されたプランテーションで奴隷として働くエデンは、逃げ出そうとする仲間イーライを手助けようとするが失敗、イーライの妻は殺されてしまうのだった。また、エデンも身体に焼き印を押されるのだった。
 時は移り、現代、人種差別問題の第一人者ヴェロニカ・ヘンリーは本の出版イベントでニューオーリーンズに来ていた、、、。

 □■□少しだけネタばれしてるので観る前に読まないで下さい□■□
 映画を鑑賞後に読んで下さい。

 ■感想■
 なんか驚きの展開というコトで評判になっていたスリラー映画。
 南北戦争時代の奴隷と、現代に活躍する女性を交互に描いています。
 この2つのストーリーが、どうからむのか、、、??
 
 と、全然思いませんでした、、。

 まず、驚きの展開とか、想像を絶するとかって宣伝するの止めて欲しいです。
 
 全然驚けなかったです、、。

 映画が始まって南北戦争時代のストーリーが始まって、「あれ、今作って現代が舞台の作品じゃないの、、、」って思って観ていると、途中から現代が舞台になって、???

 観ている間、絶対に何かあるはずとか思って観ているもんだから、てっきり、これは1861年の南北戦争時代じゃなくて、奴隷問題でアメリカが争っている近未来に違いないと思っちゃいました。
 大体、1861年とか1865年とかテロップが出ないのがオカシイって思っちゃって観てるし。

 新しくやってきた妊婦の奴隷ジュリアがエデンのコト知ってるっていうシーンがあるので、わかりやすい。

 武器が古いのは資源がなく、”マッドマックス2”的な世界になっちゃってて近代的な装備がないに違いないって思いこんじゃいました、、。

 まぁ、驚かせるのが目的でなく、人種差別問題を描いた社会派スリラーなんでしょうが、、。

 社会派スリラー度      ★★★★★
 エンターテイメント度   ★★★
 オチには気づいちゃう度 ★★★ 

 

 

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『REVENGE リベンジ』 みんな行動おかしい、、。

2022-06-05 21:14:05 | スリラー

REVENGE リベンジ
REVENGE(2017年フランス)
 監督:コラリー・ファルジャ
 脚本:コラリー・ファルジャ
 出演:マチルダ・ルッツ
    ケヴィン・ヤンセンス
    ヴァンサン・コロンブ

 ■ストーリー■
 ジェニファーは不倫相手のリチャードと砂漠にあるリチャードの別荘にやって来る。別荘にハンティングの約束をしていたハンティング仲間スタンとディミトリがやってくる。リチャードが翌朝、散歩にでかけた隙にスタンにナンパされるのだった。断るジェニファーに怒ったスタンは彼女を暴行、ディミトリはそれを止めずにいるのだった。
 帰ってきたリチャードから口止め料を払うと言われるが、怒り心頭のジェニファーは、リチャードの妻に関係をばらすと言い、大事に。リチャードに殴られたジェニファーは砂漠に逃げるが、3人の男に崖まで追い詰められ、ついに崖に落とされてしまうのだった、、、。
 崖の途中でひっかかり生き延びていたジェニファーは、3人へ復讐するため別荘へ舞い戻るのだった。
  
 ■感想■
 不倫関係にあった男性の別荘で、男友達に乱暴され、ケンカになり殺されかけたヒロインが復讐するスリラー映画。

 どこかで聞いたコトあるようなストーリーのいつもの映画!!
 日本版タイトルは、やっぱりどこかで聞いたコトあるような"REVENGE リベンジ"ですが、でも原題も”REVENGE”でした、、。 
 今作は原題も””だからしょうがないですけど”リベンジ”っていうタイトル止めて欲しいです、、。
 でも、調べたら”リベンジ”ってタイトルの映画はケヴィン・コスナー主演の『リベンジ』(1990年)と、ジョセフ・グズマン監督の低予算のC級系アクション『リベンジ』(2009年)くらいでした、、。
 
 ヒロイン、不倫相手の別荘に来て、不倫相手の男友達に挑発的な態度をとっていたようにも見えなくもないのですが、、、。

 身体に木が刺さったヒロインですけど、火で傷口焼いたら治っちゃったんですけど、、ジョン・ランボー??

 ストーリーは、登場人物わずか4人で、上記のストーリーから復讐劇が展開するだけなのに、ランニングタイム108分!!
 
 少し長すぎ!
 この内容なら75分くらいで良かったような気も、、。
 ライフル持って家の中をおっかけっこしているような印象しか残っていない、。
 3か月もしたら、内容忘れていそう、、。

 スリラー度  ★
 感情移入度  ★★
 アクション度 ★★
 
 
 こういうリベンジ物、いつも観るのやめよう!もうやめよう!
 
 と思っているのに、ついつい観ちゃうんですよね、、。それで観たあと後悔!!
 でも、自分が観る作品の90%くらいは、そういう作品だし、、(泣)
 絶対的に観たい作品、面白そうな作品しか観ないつもりなのに、、、。
 面白そうな作品を選ぶセンスなし、、です。

 フランスでは、こういうヒロインは大丈夫なのかもしれないですけど、不倫関係にあってなおかつ、この態度、どう考えても自分はこのヒロインに感情移入できない!
  
 不倫相手のリチャードも、ジェニファーとスタンとデミトリへの対応が違えばこんな大事にならなかったような気も、、。

 

 

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『REVENGE リベンジ 鮮血の狩人』 うーん、微妙な、、、。

2022-06-04 13:14:17 | スリラー

REVENGE リベンジ 鮮血の狩人
HUNTED(2020年ベルギー、フランス、アイルランド)
 監督:ヴァンサン・パロノー
 脚本:ヴァンサン・パロノー
    レア・ポルノレ
    ステフェン・シールズ(ポーランド語
 出演:ルシー・ドゥベ
    アリエ・ワルトアルテ
    キアラン・オブライエン
    ライアン・ブロディ
    シモーン・ミルスドクター

■ストーリー■
 仕事に疲れたイヴはある夜バーで、ある男に出会い良い雰囲気になり、家に向かうが連れの男がいることに恐怖を感じ車から降りるのだった。徒歩でガソリンスタンドへ助けを求めに行くが深夜のため車を呼ぶことが出来ず、閉店後町まで送ってもらうことにするのだった。
 しかし、その男たちがガソリンスタンドにやってきて、ガソリンスタンドの店員を殺し、イヴを連れ去っていくのだった。その男たちは連れ去った女性をビデオに撮り殺している殺人鬼だったのだ、、。

 ■感想■
 バーで殺人鬼に知り合った女性を描くスリラー映画。
 ”リベンジ”系なタイトルついていますが、ちょっとおかしな感じの作品でした、、。
 しかも、この日本版タイトル、2020年のアメリカ映画『REVENGE リベンジ 鮮血の処刑人』と似すぎ、、、。
 あまり気にしていないと間違ってしまいそうな感じ!!

 今作は、色んな映画祭に出品してブリュッセル国際映画祭と、シトヘス・カタロニア国際映画祭ではノミネートもされました。

 【ブリュッセル国際映画祭】2020年
  最優秀ベルギー映画賞、ノミネート
 【シトヘス・カタロニア国際映画祭】2020年
  公式コンペティション、ノミネート
 【モンスターフェスト】2020年
  公式参加作品
 【ナイトストリーム】2020年
  公式参加作品

 今作の殺人鬼、何も考えずに手当たり次第に殺しすぎ!!
 しかも、カッターとかで、、。
 森の中では、女性を子どもの前でアーチェリーの矢で刺し殺しちゃいます!!

 その後、当然のように子どもに狙われますが、、、。

 ベルギーやフランスって、こんな殺人鬼がいる怖い国なんでしょうか??
 森と言っても、町まで異様に近いし、、。こんな町に近い森で何も考えずに行動したら、すぐに逮捕されそうですけど、、。

 後半、今作のヒロインのテンションがめちゃくちゃアップするんですけど、普通の人なんで反撃も、あくまでも普通な感じ、。
 狩られる方から狩る方に転じて、すごーくなるのかと思いきや、あくまでも普通の人。
 反撃され返されると、すぐにやられそうに、、。

 テンションあがってナイフできれかかったロープを口でかみ切ろうとしたりコメディ??みたいなシーンもあったりして、しかも笑えない、、。

 リアルと言えばリアルですが、森の中で殺した母親はスタンガンで起きてきちゃうし、、。
  意味不明ともとられちゃうシーンもでてきます。

 笑い度    ★
 こじんまり度 ★★★
 スリラー度  ★★

 ソフトのパッケージを見て借りると、全然印象の違う作品に、、。

似たタイトルですけど、、、。

 

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