『アナトミー』
ANATOMIE(2000年ドイツ)
監督:ステファン・ルツォヴィッキー
脚本:ステファン・ルツォヴィッキー
出演:フランカ・ポテンテ
セバスチャン・ブロンベルク
ベンノ・フユルマン
■ストーリー■
1999年度のロベルトコッホ試験に高得点をあげドイツで2位の成績をとったパウラ・ヘニングは、夏の間、ハイデルベルグ大学の講義を受けれることになる。
ミュンヘンから、遠くハイデルベルグに向かう列車の中で同じく受講生のグレーチェンと知り合うのだった。ある日、ハイデルベルグに向かう列車内で助けた心筋症の青年ダーヴィドの死体が解剖室にあったコトに疑問を持ったパウラは、ダーヴィドの死因を探り始めるのだった。そして、ダーヴィドの血液に異常を感じ、分析を依頼するのだった。また、ダーヴィドに死体にあったAAAのマークから、16世紀に発生したアンチヒポクラテス派が事件に関わっているのではないかと疑い始めるのだった。
□■□ネタバレ少しだけあり□■□
最後の方で判明するあることに触れてます!観る予定の方は読まないように。
■感想■
2000年に本国ドイツで、国内興行成績1位の大ヒットしたスリラー映画。
主演は『ラン・ローラ・ラン』(1998年)、『ボーン・アイデンティエティー』(2002年)、『0:34 レイジ34フン』(2004年)、『ミューズ』(2017年)のフランカ・ポテンテ。
監督のは、今作のあと、『アナトミー2』(2003年)、『リリーと空飛ぶドラゴン Episode1:新しい魔法使いの誕生』(2008年)、『デッドフォール 極寒地帯』(2012年)、『コールド・キラー』(2017年)、『インフェクテッドZ』(2018年)等を撮りました。
なぜか、観てる作品が多い!
この記事を書くまで、全然気づきませんでした!!
『リリーと空飛ぶドラゴン Episode1:新しい魔法使いの誕生』はファミリー映画として十分面白い作品でしたけど、『デッドフォール 極寒地帯』、『コールド・キラー』(2017年)『インフェクテッドZ』(2018年)とかってB級感あふれまくり、、。
ちなみに、アカデミー外国語映画賞のまじめそうな作品『ヒトラーの贋札』(2007年)未見です、。
今作『アナトミー』は医学部の学生が主人公で、解剖等がテーマになっているのでグログロ??と思いきや、そういう心配はあまりなく、ごくごく普通のスリラー映画です。学生が主人公なのでアメリカ映画にありがちなティーンホラーなのかと言われると、そうでもないし、、。
しかも、あまり盛り上がらない、、。
スリラー度 ★★
サスペンス度 ★★★
ティーンホラー度 ★
最後の方で、ヒロインの祖父がアンチヒポクラテス派だったことが分かるのが少しだけ驚きと言えば、驚きの展開ですが、それ以外はあまりにも普通すぎ、、。まぁ、それもサスペンス映画では定番の展開かもしれないですけど、、。
結局、事件を起こしたのも若者グループの暴走って感じだし、、、。
■日本語吹替キャスト(ソフト版)■
フランカ・ポテンテ(パウラ) :百々 麻子
ベンノ・ヒュルマン(ハイン) :森川 智久
アンナ・ローズ(グレーチェン):本田 貴子
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