『シティ・オブ・ザ・デッド』
LAST RITES(2006年アメリカ)
監督 デュアン・スティネット
脚本 クリッサン・シプリー、デュアン・スティネット
出演 ノエル・G、ハワード、エーサン・エドニー
■ストーリー■
流星群がやって来る日、隕石がロサンゼルスに落下する。その場にいたホームレスたちは全員死亡する。そんなとき、アフリカ系アメリカ人のギャング、マック、ドッグ、ジェロームの3人が取引きのために、取引相手のミッチ倉庫にやってくる。一方、取引時間を間違えたヒスパニック系ギャングのシーザーたちが同じく倉庫にやってきて、マックたちと鉢合わせしてしまうのだった。いがみ合う2つのグループだったが、隕石により死亡したホームレスたちがゾンビとなりミッチの倉庫に向かっていた。シーザーのグループを捜査していた警察隊は、突然現れたゾンビの群れに襲われてしむのだった。倉庫の外の騒音から、異変に気づいたギャングたちの前に、ゾンビに襲われた警察の生き残りの警官2名が逃げ込んでくるのだった。
■感想■
2つのギャンググループと警察と気象予報士がゾンビに襲われ倉庫に立てこもるホラー映画。
襲われるのが、ギャングに警官なんで、武器がたっぷりあると思いきや、すぐに弾切れ状態に!それに仲の悪そうなギャングたちに、警官たちなんで、逆に一触即発状態で、どう考えても協力して助かりそうなイメージがわかないです!
今作の主人公は、冒頭の方に出てくるアフリカ系アメリカ人ギャングのマックと思いきや、途中であっさりと画面から退場しちゃいます!!もうこの展開で、みんな死んじゃうんだろうなぁって感じです!!
登場人物の中でも、どちらかといえば冷静な感じだし、最初から登場してるから主人公なんだろうなぁ。と思っていたらこの展開ですからね。最初にアフリカ系アメリカ人のギャングのグループが描かれるのに、途中からは、ヒスパニック系のギャングの極悪そうなシーザーが中心に描かれるんですもんね!このストーリーの一貫性の無さもいかにも低予算映画です。
まぁ、低予算のゾンビ映画だし、誰が主人公かわからない感じだし、皆殺しになっちゃうんだろうなぁって想像できちゃいます。
それにしても、こういう作品を観ると、ブルーノ・マッティ監督のゾンビ映画がいかにちゃんと作られてるのか実感できます!!ゴアシーンがキツイのと、ゴブリンの音楽しか印象に残らない『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』(80年)も今作に比べたら、全然マトモな作品に思えてきちゃいます!!
まぁ、ゾンビ映画ファンは必見なんでしょうけど(ゾンビ映画だからっていう理由でだけですけど)、それ以外のホラー映画ファンにはあんまりオススメできないかも??
途中、警官の1人が無線するために倉庫の屋上に上がるシーンがあるんですけど、街の景観が映るんですけど、普通に自動車が走ってました!!こういうところもいかにも低予算な感じです!!そんなこと言ったら、今作に比べたら大作な『サンゲリア』(79年)なんか、普通に自動車が走ってましたけどね!映画が面白ければ、自動車が走っていようが、走っていまいが関係ないんですけど、今作の場合は、ランニングタイム84分なのに、やけに間延びした感じなんで、つい突っ込みたくなっちゃいました。
ゾンビに襲われた、対立するギャングのグループや警官や気象予報士とかが倉庫に立てこもるっていう設定自体は、ゾンビ映画としては、発想は面白いと思うんですけどね。立てこもり系のストーリーはゾンビ映画としては、定番中の定番だし。
ちゃんと制作費をかけて、ホラー映画の得意な監督がリメイクしたら、もっと面白く観れると思うんですけどね!!30点
LAST RITES(2006年アメリカ)
監督 デュアン・スティネット
脚本 クリッサン・シプリー、デュアン・スティネット
出演 ノエル・G、ハワード、エーサン・エドニー
■ストーリー■
流星群がやって来る日、隕石がロサンゼルスに落下する。その場にいたホームレスたちは全員死亡する。そんなとき、アフリカ系アメリカ人のギャング、マック、ドッグ、ジェロームの3人が取引きのために、取引相手のミッチ倉庫にやってくる。一方、取引時間を間違えたヒスパニック系ギャングのシーザーたちが同じく倉庫にやってきて、マックたちと鉢合わせしてしまうのだった。いがみ合う2つのグループだったが、隕石により死亡したホームレスたちがゾンビとなりミッチの倉庫に向かっていた。シーザーのグループを捜査していた警察隊は、突然現れたゾンビの群れに襲われてしむのだった。倉庫の外の騒音から、異変に気づいたギャングたちの前に、ゾンビに襲われた警察の生き残りの警官2名が逃げ込んでくるのだった。
■感想■
2つのギャンググループと警察と気象予報士がゾンビに襲われ倉庫に立てこもるホラー映画。
襲われるのが、ギャングに警官なんで、武器がたっぷりあると思いきや、すぐに弾切れ状態に!それに仲の悪そうなギャングたちに、警官たちなんで、逆に一触即発状態で、どう考えても協力して助かりそうなイメージがわかないです!
今作の主人公は、冒頭の方に出てくるアフリカ系アメリカ人ギャングのマックと思いきや、途中であっさりと画面から退場しちゃいます!!もうこの展開で、みんな死んじゃうんだろうなぁって感じです!!
登場人物の中でも、どちらかといえば冷静な感じだし、最初から登場してるから主人公なんだろうなぁ。と思っていたらこの展開ですからね。最初にアフリカ系アメリカ人のギャングのグループが描かれるのに、途中からは、ヒスパニック系のギャングの極悪そうなシーザーが中心に描かれるんですもんね!このストーリーの一貫性の無さもいかにも低予算映画です。
まぁ、低予算のゾンビ映画だし、誰が主人公かわからない感じだし、皆殺しになっちゃうんだろうなぁって想像できちゃいます。
それにしても、こういう作品を観ると、ブルーノ・マッティ監督のゾンビ映画がいかにちゃんと作られてるのか実感できます!!ゴアシーンがキツイのと、ゴブリンの音楽しか印象に残らない『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』(80年)も今作に比べたら、全然マトモな作品に思えてきちゃいます!!
まぁ、ゾンビ映画ファンは必見なんでしょうけど(ゾンビ映画だからっていう理由でだけですけど)、それ以外のホラー映画ファンにはあんまりオススメできないかも??
途中、警官の1人が無線するために倉庫の屋上に上がるシーンがあるんですけど、街の景観が映るんですけど、普通に自動車が走ってました!!こういうところもいかにも低予算な感じです!!そんなこと言ったら、今作に比べたら大作な『サンゲリア』(79年)なんか、普通に自動車が走ってましたけどね!映画が面白ければ、自動車が走っていようが、走っていまいが関係ないんですけど、今作の場合は、ランニングタイム84分なのに、やけに間延びした感じなんで、つい突っ込みたくなっちゃいました。
ゾンビに襲われた、対立するギャングのグループや警官や気象予報士とかが倉庫に立てこもるっていう設定自体は、ゾンビ映画としては、発想は面白いと思うんですけどね。立てこもり系のストーリーはゾンビ映画としては、定番中の定番だし。
ちゃんと制作費をかけて、ホラー映画の得意な監督がリメイクしたら、もっと面白く観れると思うんですけどね!!30点
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