@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『ジェノサイド004』 オーストラリアSci-Fi映画。

2022-01-01 20:17:06 | アクション

ジェノサイド004
MONSTERS OF MAN(2020年オーストラリア)
 監督:マーク・トイア
 脚本:ジェフ・ハンド
    マーク・トイア
 原案:マーク・トイア
 出演:ブレット・チューター
    ホセ・ロセット
    ニール・マクノドー
    デヴィッド・ハヴァティ
    ポール・ハーパニエミ
    マー・ライネット
    カイリ・トラン

 ■ストーリー■
 現在200社以上の企業がAI搭載のロボットを作っているが、多くが軍事目的である。
 カンボジアとベトナムと国境付近の森林に、麻薬組織の武装した村の偵察を実験場として、戦闘型ロボットが森の中の村に4体投下されるのだった。そのころ、その村へは、車が故障し道に迷った末にたどり着いた医療ボランティアの学生のジョーダンのグループがやってきていた。村人たちからは良くは思われていなかったが、村人キアラの厚意ににより1晩だけ村に泊まることに。
 ロボット4体のうち投下のときに1体、BR4が故障、BR1、2,3の3体で任務を実行することになるのだった。指令コードにバグが発見され任務は翌日スタートすることに。翌朝、キアラの子どもリープがBR4のコントロール装置を外したためBR4が動き出すのだった。
 そして、ロボット3体による村人殺戮が始まるのだった。村にはまだ医療ボランティアの学生たちや、かつて任務に失敗してトラウマを抱えた元特殊部隊のメイソンが住んでいて、キアラ、リープを連れ村から逃げようとするのだが、、、。

 
 ■感想■
 東南アジアのジャングルに投下された戦闘型ロボットを描くオーストラリアのアクション映画。

 昨年のベスト10にあげた作品ですが、記事にしていませんでした。
 ランニングタイム132分と少しだけ長めの作品ですが、全然だれることなく最初から最後まで緊張感ある132分でした!
 ロボットの操作を管理する開発者、ロボットを軍事利用するための軍部、麻薬組織、ボランティアの医師のグループ、元特殊部隊員がからんでストーリーが進んでいきます。
 
 AI搭載のロボットが自我に目覚めたり、元特殊部隊員がトラウマを抱えていたりと、こういう作品を観なれた映画ファンにとっては定番の展開で、展開が読めてしまいがちですが、すごーくマジメに作っていてエンターテイメント作品として本当に面白いです!!

 ジャングルでロボットが暴れる作品といえば、イタリア映画ファンは、ヴィンセント・ドーン(ブルーノ・マッティ)監督、レブ・ブラウン主演のアクション映画『サイバーロボ』(1988年)がすぐに思いつくと思いますが、、、全然完成度が違います。
 製作費、製作期間も全然違うと思いますが、、。
 『サイバーロボ』は、ロボットがメインでなく、『プレデター』がヒットしたから、エイリアンをロボットのして作っちゃいました系の作品ですが、、。
 でも、自分は、ブルーノ・マッティ監督の作品、けっこう好きです!!
 『エイリアンネーター』(1989年)、『ストライクコマンドー』(1986年)、『サイバーロボ』等々、Z級の作品を観なれた今観ればすごーく大作に見えるかも、、。
 ブルーレイ化してくれないでしょうか??『ストライク・コマンドー』(TV放映タイトル:『地獄のバトル・コマンドー』)はTV放映時の吹替音声つきで。


 
 今作『ジェノサイド004』ですが、面白すぎ!オーストラリア映画のエンターテイメント作品。

 監督のマーク・トイアは今作で、脚本(ジェフ・ハンドと共同脚本)、製作、撮影(トニー・オロックランと共同)もしています。

 今後も要チェックですね。監督作は、今のところ今作のみのようですが、、、。

 こういう作品があるから、劇場未公開映画を観るのをやめられないです!!2時間半枠で地上波で放送してくれると、何気なく観た人が映画好きになるのに、、とも思うんですが、。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あけましておめでとうござい... | トップ | 『それ行けスマート0086笑い... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アクション」カテゴリの最新記事