『コードネーム:プリンス』
THE PRINCE(2014年アメリカ、イギリス)
監督 ブライアン・A・ミラー
脚本 アンドレ・ファブリッツィオ
ジェレミー・バスモア
出演 ジェイソン・パトリック
ブルース・ウィリス
ジョン・キューザック
レイン(ピ)
カーティス・”50セント”・ジャクソン
ジェシカ・ロウンズ
ジーア・マンテーニャ
■ストーリー■
田舎町で自動車整備工をしているポールは、大学へ行って1人暮らしをしている娘ベスのと連絡がとれなくなり、心配になりベスの元へ向かうのだった。ベスの部屋で見つけた写真に写っていたバーで情報を得ようとするが何も得られないでいた。写真に写っていたベスの友達アンジェラを発見して行方を聞き出すのだった。
アンジェラによれば父親に拘束されて育てられたベスは1人暮らしで、自由になったことで、ドラッグに手を出し、売人たちとつきあい始めていたというのだ。ベスが売人と最後にいた場所ニューオーリーンズへと向かうポールだったが…。
■感想■
ジェイソン・パトリックが娘を探す元殺し屋の父親を演じるアクション映画。
ジェイソン・パトリックまで、スティーヴン・セガールみたいな役を演じることに…。
『スピード2』(1997年)のときより全然良かったです!!どんどん、今作と同じような役を演じてB級アクション出演しまくりして下さい!!ファンになっちゃいます!!
監督は、C級アクション『傭兵奪還』(2013年)のブライアン・A・ミラー。
脚本も兼ねていた『傭兵奪還』と違い、今作は監督のみ。脚本は、『デッド・シティ2055』(2015年)でもブライアン・A・ミラー監督の脚本を書いているアンドレ・ファブリッツィオとジェレミー・パスモア。
ブルース・ウィリス、ジョン・キューザック、レイン(ピ)とジェイソン・パトリック以外の他の出演者も、こういう内容のアクション映画にしては、やたら豪華な今作ですが、1800万ドルの製作費の多くが出演者のギャラになってしまったんでしょうねぇ。
ローマ帝国がスコットランドとの境界に建てたハドリアヌスの長城のエピソードまで出して、無法地帯に育った主人公を説明していましたが、これっていつの話??近未来の「マッドマックス2」の世界でないんだから、警察とかある時代の話なのに、誰も手を出せない地区って、どんな国の話??
クライマックスで、警察が車でにすべてを片付けるみたいな感じで、主人公が敵のビルに攻め込んでいきますが、警察なんて、出てこないでしょ!!ジェイソン・パトリックは当然として、ブルース・ウィリスもレイン(ピ)も、麻薬の売人たちも殺しまくりで、法律や警察は存在していないような世界!!
こんなところまで、スティーヴン・セガールの作品をまねしないでも良いのに!!
ランニングタイムが93分、実質本編90分弱と、まさにB級アクション!!
ジェイソン・パトリック、こういう作品に出まくって欲しいです!!
映画の内容は、普通です!スティーヴン・セガールの作品を楽しめる映画ファンなら今作も楽しめるはず!! 65点
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ブルース・ウィリス,ジェイソン・パトリック,RAIN(ピ),ジョン・キューザック | |
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