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『アーバンウォーリアーズ 人類最後の未来都市』

2020-07-06 00:40:02 | イタリア映画/SF

アーバンウォーリアーズ 人類最後の未来都市
URBAN WARRIORS(1987年イタリア)
 監督:ジョゼフ・ウォーレン(ジョゼッペ・ヴァリ)
 脚本:ピエロ・レニョーリ
 出演:カール・ランドレン
    アレックス・ヴィターレ
    デボラ・キース
    ブリジッテ・ポルシェ

 ■ストーリー■
 3人の技術者が地下の研究所で仕事をしていると、地上で核爆発が起きる!3人は地上に出て生存者を探すのだが、地上では野蛮なミュータントと化した暴徒が暴れまわっていた…。

 □■□ネタバレあり!□■□
 映画のラストに触れています!!

 ■感想■
 前回に続き、またまた未DVD化、古い作品の感想を記事に、、、。

 しばらくこんな感じで記事をアップしていきます。

 ジョゼッペ・ヴァリ監督、ピエロ・レニョーリ脚本の”マッドマックス2”系イタリアのSF映画。


 ピエロ・レニョーリは数多くの作品の脚本を書いているので、イタリアのエンターテイメント映画ファンは、彼が脚本を書いた作品を少なからず観ているはず!!
 マカロニウエスタン、感動物、マフィア物、ホラーと多くの作品の脚本を書いています。
 主な作品をあげると
 『帰ってきたガンマン』(1966年)
 『さすらいのガンマン』(1966年)
 『白い牙』(1973年)
 『新ゴッドファーザー』(1978年)
 『ゾンビ3』(1979年)
 『ナイトメア・シティ』(1980年)
 『レプリコップ未来刑事』(1985年)
 『ルチオ・フルチの新デモンズ』(1990年)
 『ルチオ・フルチの地獄の門2』(1992年)等々。

 監督もベテランのジョゼッペ・ヴァリですが、全然盛り上がらないに突っ込みどころ満載の作品になっています!!

 核爆発後、主人公たち3人は地下の研究所からすぐに地上に出てきたのに、なぜか地上には誰もいません!
 
 死体も無い!!無い!無い!!
 
 作品の主な舞台は、なぜか、採掘場みたいな場所でウダウダしているだけ!!
 
 どこが街??
 
 核爆発や放射線から生き残ったミュータントは普通の人たち!!
 町の中にどこにでもいるような人たちばかり!!

 低予算映画はキライではないですが、今作は節約しすぎ!!
 
 節約といえば、主人公たちとは別に、山に囲まれた谷にいたために生き残った(←おいおい、つっこんじゃいます)人々をミュータントが襲う回想シーンが出てきますが、このシーン、『ラスト・ソルジャー』(ビデオ題:『ザ・エクスキューター』)(1983年)のシーンの使い回し!!

 『レプリコップ未来刑事』以外にも『ラスト・ソルジャー』のシーンが使われていたとは知りませんでした!!
 
 しかも、映画のデキが、ロモロ・グェッリエリ監督の『ラスト・ソルジャー』が名作に思えてくるくらいグダグダの展開!!
 
 「本当に真剣に映画を作っているの??」と思ってしまうくらいのユルユル度!!

 クライマックスは時速15キロくらいで走る車に飛び乗る主人公!!実際は、危険なスタントなんでしょうが、映画的には、そう見えない!!迫力が全然ない!!

 最後は、主人公が絶対絶命の危機に、敵のボスのような筋肉男をヒロインが後から銃で撃っておしまい!!
 「えーっ、何それ??」
 同じような展開なら、ウッディ・ストロードが突然出てきて、撃って欲しかったです!!  
コメント
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