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『ウェイクアップ・デッドマン奇跡の朝』蘇生キャンウェイト

2007-03-31 06:00:51 | ドラマ
ウェイクアップ・デッドマン奇跡の朝』(劇場公開題:『奇跡の朝』)
LES REVENANTS(2004年フランス)
 監督 ロバン・カンピヨ
 脚本 ロバン・カンピヨ、ブリジット・ティジュー
 出演 ジェラルディン・ペラス、ジョナサン・ザッカイ、フレデリック・ピエロ、ヴィクトール・ガリヴィエ、カトリーヌ・サミー

 ■ストーリー■
 ある日、死者が生前の姿で甦った。全国で7000万人以上の者になり、その状態が2時間続いたあと始まったときのように終わるのだった。甦った者たちは、近年に亡くなった者たちで、ここ10年以内に死んだ者たちだった。彼らは、ケガもしていず、健康状態も良かった。市として受け入れる施設を確保したが、突然の事態に、周りの人々は混乱していた。

 ■感想■
 「もし死んだ者が、生前の姿で帰ってきたら」というフランス製のファンタジー系のドラマです。
 “死んだ者が帰ってきたら”なんていうので、サスペンス映画か、スリラー映画かと思って観てたら、マジメなドラマでした。死んだ人が帰ってきたら、周りの人たちは、彼らをどう受け入れるのか??っていうのが、今作のテーマになってます。
 実は、フランス映画で、死者が甦ってくる映画があるっていうんで、ずっと気になってた作品が本作です。ユーロスペースで昨年公開されたときにも、「行きたいなぁ。でも遠いし(ってそんなに遠くないんですけど)」って思って見逃していました!ビデオになったら観ようと思っていたので、早速鑑賞!
 
 今作の日本の劇場タイトル『奇跡の朝』って、かなりセンス良いかも!ビデオ題の『ウェイクアップ・デッドマン奇跡の朝』って副題は同じにしても、この“ウェイクアップ・デッドマン”のところが、いかにも、ホラー映画か、スリラー映画みたいですよ!まぁ、「奇跡の朝」だけじゃ、レンタル、セルビデオの場合、いかにもインパクトが弱いですけどね。

 ところで、死者が甦ったのって、あの町だけだったんですか??全国で7000万人って、字幕にあった気がするんですけど、同じようなコトが、他のところでもあったってコトですよね。
 いかにもフランス映画っぽい、重厚なマジメな作品として作ってます。これがハリウッドだったら、生き返ってきた死者たちが何かを企んでるとかっていうストーリーにしちゃいますもんね。こういう事件らしい事件が起きない映画も良いですね!本当にフランス映画っぽい作品です。
 ランニングタイム103分なんで、決して短い時間の作品でも無いのに、事件が特に起きないで、この周りの人たちの反応を描くだけの作品なのに飽きさせないのは、すごいかも!でも、ハリウッドでリメイクしないで良いですからね。なんでもかんでもリメイクしちゃうハリウッドなんで、そんな心配しちゃいます。
 今作の生き返ってきた死者、蘇生者なんですけど、少し動きが遅いとか、意思の疎通に問題があるっていうところも、設定がうまく出来てます。これが、元気な生前とまるっきり同じ姿で帰ってきてたら、絶対にこんな感動的なドラマに出来なかったかも。蘇生者たちが、前と少し違うというところがあるから、周りの人たちがとまどったり、悩んだりしちゃうんですもんね。
 妻が帰ってきた市長。子どもが帰ってきた夫婦。夫が帰ってきた若い女性。と世代もバラバラな3組を中心に描いています。その3組が、それぞれ、死んだ者が帰ってきたことによって起きる苦悩や葛藤、喜びを描いてます。
 やっぱり、フランス映画って良いです。ドラマなんてあんまり観ない@KOBAですけど、作品のテーマがちょっと変っただけで、ドラマだってすごく楽しめて観ることができました!今作は、発想がすばらしかった!

 だけど、実は蘇生者って、交通事故に遭った人だとか、病気で死んだ人とかも、生前の外見で帰ってきてるんで、肉体的な実体はあっても、絶対に霊的な存在なんですよね。土葬にするんだって、なにか処理して土葬するんですよね、多分。土葬って、棺桶に入れて、ただ、埋めるだけじゃ無いですよね!(ちょっと分からないです。)
 だから、今作の登場人物たちは、蘇生者たちは、霊的な存在って気づかなきゃいけないのにね!なんか、普通に「生き返って来た!」って受け入れてますけど、霊的な存在ですよ~!まぁ、そんなコト言わないでね、映画だからね!って言っちゃえば、それまでですけど。久々に面白いドラマを観ました。65点
ウェイクアップ・デッドマン~奇跡の朝~

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すいません!

2007-03-30 08:24:46 | ホントの日記
 先般、gooのブログの編集画面が少し変ったときに、ブログの設定で、
“当ブログにリンクしていない記事からのトラックバックは受け付けない”に設定してました。(ここ2日間くらいです)

 ここ2日間くらいの間にトラックバックしていただいた方、どうもすいません。
 
 「“記事にリンクしていない記事からのトラックバックを受け付けない”なのかな??」って誤解しちゃいました。
 今朝、設定を戻しましたので、どうもすいませんでした。

 トラックバックお待ちしてますので、軽い気持ちでして下さい。
 
 実は、最近、映画を観てないので、更新も止まってます!明日からまた、ドンドン更新していきますので、よろしくお願いします!
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『続荒野の用心棒』日本語吹替え最高!

2007-03-27 00:45:43 | 西部劇
続荒野の用心棒
DJANGO(1966年イタリア、スペイン)
 監督 セルジオ・コルブッチ
 脚本 セルジオ・コルブッチ、ブルーノ・コルブッチ、ホセ・グティエレス・マエッソ、フランコ・ロセッティ、ピエロ・ヴィヴァレッリ
 出演 フランコ・ネロ、ロレダナ・ヌシアク、ホセ・ボダロ、エドゥアルド・ファヤルド

 ■ストーリー■
 メキシコとの国境の寂れた町に棺桶を引きずったガンマン、ジャンゴがやってくる。殺されようとしていた娼婦マリアを助けたジャンゴは、町でメキシコ人とジャクソン少佐率いる南軍の残党が争っていることを知るのだった。

 ■感想■
 マカロニウエスタンの最高傑作の1本『続荒野の用心棒』のDVDが、SPOさんから3月24日にスペシャル・エディションとして発売されました!
 ネットで注文していたので、先週日曜に届きました!
 「うれしーッ!」
 前の記事でも書きましたけど、2001年にバンダイビジュアルさんから発売されていたDVDに付いていなかった日本語吹替え音声が付いてます!
 やっぱり、エンターテイメント映画は日本語吹替えでないとね!TVで放映した吹替え音源を使用してます。最近ではTV東京の深夜に放送されました!(“最近”って言っても、10年以上前かも)。
 
 ちなみに今回のDVDに使われた吹替え音源のキャスティングは
 
 ジャンゴ :フランコ・ネロ(小林清志)
 マリア  :ロレダナ・ヌシアク(来宮良子)
 ウーゴ  :ホセ・ボダロ(穂積隆信)
 ジャクソン:エドゥアルド・ファヤルド(大平透)のバージョンです。

 とにかく、今作はマカロニウエスタンを代表するような作品だけあって、もう一言で感想を言えます!
 「面白い!面白い!面白すぎ!超面白すぎ!超々面白すぎ!」(あれ、一言になってなかった!!)
 何回観ても面白い映画ってありますけど、今作が、そうです!本当に面白い!TVの映画劇場で何回か観てるのに、また観ちゃいました!なんで、今まで、この傑作が日本語吹替え付きでDVD化されなかったのか不思議なくらい!
 ランニングタイム93分、ムダがまるっきり無いです!オープニングの主題歌が流れるところから、もう画面にクギづけ!そのあとは93分間、ずっと画面から目が離せません!まぁ、そうは言っても、ビデオでも観てるから、もう覚えてるんですけどね!
 この作品については、もう書くことなんて無いです!西部劇ファンで、今作を観てない人なんて、ほとんどいないでしょう!
 
 大体、この作品って、西部劇なのに、多分、100人くらい人が死んでますよ!100人ですよ!100人!マカロニウエスタンがブームになる前のアメリカの西部劇では考えられないです!っていうより、マカロニウエスタンでも突出した死者の数かも!
 でも西部劇の魅力って、やっぱりガンファイトとリンチシーンですもんね!(あれ、リンチシーンはマカロニだけ??)
 でも、今作や『夕陽のガンマン』みたいな超傑作を出すまでも無く、西部劇っていえばマカロニウエスタンですよね!(な~んてコト言ってるだけで年齢がバレバレですね!)
 
 マカロニウエスタンの世界中の大ヒットによって、本国アメリカでの西部劇も、アクションシーンやリンチシーンが過激になったり、ノーテンキにガンファイトを描くような作品が増えたのもうなずけます!
 クリント・イーストウッドがアメリカ帰国後に出演した『奴らを高く吊るせ!』(68年)なんて出演者がアメリカの俳優でなくイタリア、スペインの俳優で作って、ガンファイトとリンチシーンを増やしたらマカロニウエスタンみたいですもんね。グレゴリー・ペックのスリラー系ウエスタン『レッド・ムーン』(68年)も絶対にマカロニの影響を受けてる気がするんですけどね。
 その他、70年代に入るとマカロニウエスタンの影響を受けた西部劇どころか、マカロニそのものみたいなウエスタンが次々と製作されました。『荒野のアニマル』(70年)とか『チャトズ・ランド』(72年)とか。日本映画『御用金』のリメイク『マスター・ガンファイター』(75年)とか、チャールトン・へストン、ジェームズ・コバーン主演、ブライアン・ガーフィールド原作の『大いなる決闘』(76年)なんて、ノリはもうほとんどマカロニウエスタンですもんね!
 『荒野のアニマル』『マスター・ガンファイター』もDVD化して欲しいですネ!『大いなる決闘』も十数年前までは、たまにTVの映画劇場で放映されてました。日本語吹替えつきで、DVD化して欲しいです。
 
 あれ、またまた、違う作品の話になっちゃいました。話題を『続荒野の用心棒』に戻すと、そんな、アメリカの西部劇にまで影響を与えたであろうマカロニウエスタンというジャンルの代表的な作品が、今作『続荒野の用心棒』です!
 マカロニウエスタンは、西部劇どころか、それ以後のアクション映画にも影響与えてますよね!
 
 今作って、若い映画ファンが観ても、ガンファイトやリンチシーンで楽しめるし、大人の映画ファンが観ても、ジャンゴとヒロイン、マリアとの愛の物語として楽しめる作品なんですよね!ガンファイトや、ストーリーの面白さに気を取られがちですけど、今作って色んな年齢の映画ファンが観て楽しめる作品になってるんですよね!
 本作のヒットによりドイツでは、フランコ・ネロが主演の作品には、タイトルに“DJNGO”がついたそうです。DVDの特典映像で、フランコ・ネロが言ってました。
 でも、今作って、1966年の作品なんですよね。1966年って、今から40年以上前です!こんな面白いアクション映画が40年以上前の作品だなんて!
 アクション映画のジャンルに限って言うと、60年代~のマカロニウエスタンや70~80年代のポリスアクション以降、香港映画以外では、そんなに進歩が無いのかも!最近の作品って、それなりに面白いアクション映画はあっても、それなりって感じが!そんなことを思わせちゃうくらいの大傑作が今作です!100点満点ですけど、今回はプラス20点で120点! 
続 荒野の用心棒

エスピーオー

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『刑事ニコ法の死角』セガールデヴュー作

2007-03-26 00:41:39 | アクション
刑事ニコ法の死角
NICO(a.k.a.ABOVE THE LAW)(1988年アメリカ)
 監督    アンドリュー・デイビス
 脚本    スティーブン・プレスフィールド
        ロナルド・シャセット
        アンドリュー・デイビス
 原案    アンドリュー・デイビス
        スティーヴン・セガール
 出演    スティーブン・セガール、ヘンリー・シルヴァ、パム・グリア
        シャロン・ストーン・ダニエル・ファラルド

 ■ストーリー■
 元CIAの工作員の刑事ニコ・トスカーニは、麻薬取引の現場で犯人を捕らえ麻薬とC4爆弾を押収するが、その後、FBIから圧力がかかり犯人たちは釈放されてしまうのだった。この事件を不審に思ったニコは、上司の命令も聞かずに単身調査を続けるが、この事件の背後には、ベトナム戦争時代、ニコの仲間だったCIAのゼーガンがいたのだった。

 ■感想■
 スティーブン・セガールのデヴュー作の刑事アクション。
 2007年3月23日深夜に、フジTVで放映(27:00~28:51)されました。別に観る気は無かったんですけど、起きてたんで鑑賞しちゃいました。字幕での放映っていうんで、全然興味無かったんですけどね。
 今作を観るのは、まだTBSで映画劇場の放送枠があったころに観て以来です。今作は1988年の作品なんで、多分90年ころに放送されたんでしょうね。
 当然、そのときは、ゴールデンタイムでの放映だったんで吹替えで観たんですけど、印象がメチャクチャ変りました!カタコトの日本語しゃべるシーンもあって、ビックリ!やっぱりエンターテイメント作品は、日本語吹替えに限ります!DVDにだって日本語吹替えが付いてるのに、あえての字幕放送って

 「なぜ??」

 フジTVって、最近、土曜の「土曜プレミアム」の枠でも映画を放送しないことが多いし、
 日本語吹替えの映画放映に優しく無い!

 で、久々に観た今作なんですけど、スティーヴン・セガールの頭が、今よりも薄い!薄い!やせているのは、当たり前としても、この髪の毛には少し驚きが!次作の出演作『ハード・トゥ・キル』(90年)でも、もう少し髪があった気が!

 1988年の作品ということもあって、1970~1980年代のノリ全開でしたね!
 前に観たときは何とも思わなかったのに!

 女性刑事パム・グリアとのコンビも良い感じです。CIA工作員時代のエピソード、行方不明の女性の捜索、麻薬の取引現場での銃撃戦、南米からの移民のエピソード、背後に浮かび上がる巨大な陰謀と、最近のスティーヴン・セガールの作品と比べると、かなりマジメな作品になってますね!
 出演してる俳優もヘンリー・シルヴァ、パム・グリアとアクション映画ファンが喜ぶキャスティング。もう、みなさん知ってるでしょうけど、メジャーになる前のシャロン・ストーンも出演してます。
 
 監督は1985年にチャック・ノリス、ヘンリー・シルヴァの『野獣捜査線』を監督したアンドリュー・デイビス。アクション映画は、手馴れた感じで演出しています。後年、スティーヴン・セガールから「監督がヘタ!」みたいなコメントされてませんでしたか??
 大ヒットした同じくセガール主演の『沈黙の戦艦』(1992年)も監督してもらってるのに、ちょっとヒドクないですか??

 スタッフで言うと、ロナルド・シャセットが脚本書いています!ロナルド・シャセットと言えば、SF&ファンタジー系、ホラー系の映画ファンだったらピンとくるはず!
 ロナルド・シャセットが関わった主な作品をあげると、『エイリアン』(1979年)の原案。『ゾンゲリア』(1981年)の製作、脚本。『トータルリコール』(1990年)の製作、脚本。『ヘモグロビン』(1996年)の脚本などなど!

 「なんで、アクション映画の今作の脚本書いたの??」

 って思っちゃいます!

 でも、さすが、1980年代のアクション映画。しっかり観るとおかしいところがいくつか。
 行方不明になっていた若い女性が隠れていたクラブのマスターが、なぜか、ヘンリー・シルヴァの手先になってるのは、オカシすぎですけどね!

 「あんた、麻薬組織の1員だったの??」

 出てくる必要がなかった気がするんですけどね。
 
 あと、CIAのコンピュータって、あんなに簡単にハッキングできちゃうの??なんか、ショールームのパソコンから、ちょちょいのチョイで、ハッキングされちゃってますからね。
 
 確かTBSで放映した吹替え版では、セガールを真昼間に襲った殺し屋の1人が、拳銃を向けているセガールに「停職中だろ」みたいなこと言ったのに、セガールが「だから」みたいな感じで“バーン”って撃ち殺すシーンがあった気がするんですけど思い違いですかね??
 今回の字幕版では、同じシーンでは、殺し屋の1人が「こっちは大勢いるんだ」って言うとセガールが「だから容赦しない」“バーン!”でした。字幕版の方が正しいんでしょうけど、吹替え版のこのシーン好きだったんですよね。実際、セガールは停職中だし、殺し屋はライフルを地面に捨ててるのに、“バーン!”って唐突でおかしすぎ!

 初めて今作を観たときは、この銃殺シーンの、あまりの唐突さに、呆然を超えて、“笑い”のシーンになってました!(笑ったの自分だけ??
 
 中盤にいくつか、セガールとヘンリー・シルヴァの雇った殺し屋との銃撃戦がありますけど、その銃撃戦が1番盛り上がるシーンで、クライマックスは、超あっけない!
 
 「え、それで終り??」って感じですからね。
 ヘンリー・シルヴァも、バート・レイノルズの刑事アクション『シャーキーズ・マシーン』(1982年)のときぐらい不死身とまではいかなくても良いですけど、いくらなんでもあっけなさすぎ。 
 スティーヴン・セガールvsヘンリー・シルヴァとの対決シーン、もうちょっと盛り上がっても良かったのに!
 でも、今作では、セガールが敵に捕まって、殴られまくりで、血まみれの顔に!ピンチのセガールも良いですよね!70
 
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スティーヴン・セガール,シャロン・ストーン,パム・グリア
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【映画ポスター】刑事ニコ/法の死角 スティーヴン・セーガル
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『ホステル』ツーリストトラップinヨーロッパ

2007-03-25 00:43:57 | サスペンス
ホステル
HOSTEL(2005年アメリカ)
 監督 イーライ・ロス
 脚本 イーライ・ロス
 出演 ジェイ・ヘルナンデス、デレク・リチャードソン

 ■ストーリー■
 バックパッカーでヨーロッパ旅行中のアメリカ人の大学生パクストンとジョッシュは、フランスで知り合ったアイスランド人オリーの3人でアムステルダムにやって来る。アムステルダムである若者から、スロバキアのブラチスラヴァという町には外国の男たちを求める女性ばかりがいるホステルがあると聞き早速、そのホステルへと向かうのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 『キャビン・フィーバー』(02年)のイーライ・ロス脚本、監督の旅行ホラー映画。2006年、ホラー映画ファンの間で最も話題になった作品の1本が本作です!今作と、アレクサンドル・アジャ監督の『ハイテンション』(03年)、ニール・マーシャル監督の『ディセント』(05年)の3本がなんと言っても話題になりました!
 製作総指揮をクエンティン・タランティーノがやってます(スコット・スピーゲル、ボアズ・イェーキンと共同)あと、スタッフでは無いですけど、日本の三池崇史監督がセリフのある役で1瞬出てきますよ。
  
 ところで、ストーリー上、しょうがないですけど、アメリカ人のバックパッカーの2人がノーテンキすぎ!アイスランド人もですけど。大体、言葉の通じなさそうな外国に何も調べずに行っちゃダメ!英語は世界共通とでも思ってるの??まぁ、主人公の1人、パクストンはドイツ語も話せる設定ですけどね!調べても、あんなホステルのことは書いてないでしょうけどね。
 もっと、スプラッター、スプラッターした作品かと思いきや、どんどんと登場人物が減って、クライマックスは活劇風な展開に!スプラッタームービーっていうより、ホラー系のサスペンス映画って感じです。
 こんな展開の作品だとは、思ってもいなかったです!ノーテンキなアメリカ人が外国のホステルに泊まったら、そのホステルが“恐怖の宿”みたいな『悪魔の沼』系な展開だと思っていたのに、良い意味で裏切られました!
 それにしても、ただでさえ旅行中は、無防備なのに、外国だからどうしようも無いですよね!言葉が通じない上に、みんなが敵に思えてくる演出!「怖いよ~!」こういう映画を観ると、外国旅行したくなくなっちゃいます。
 怖いといえば、あのスロバキアの子どもたちも怖すぎ!あの子どもたちと、組織の追っ手たちとの争いのシーン、かなり笑えました!(あれ、あのシーンって、笑うシーンじゃないのかな??)あの追っ手たちは拳銃持ってるのに、子どもたちに皆殺しにされちゃいますもんね!!命の安い描写が満載です。
 スロバキアの国の人が観たら怒りそう。少なくともブラスチラヴァの人が今作を観たら怒りますよ!まぁ、舞台設定にブラスチラヴァを選んだのは、多数のアメリカ人が、スロバキアがどこにある国かもわからないだろうから選んだんでしょうけど。(あれ、そんなことないのかな??みんなスロバキアが、どのあたりか分かるのかな??)
 
 ところで、アメリカ人だけでなく日本人とかアイスランド人とか、見境無しに殺しまくり!でも、アメリカ人が1番高いみたいですネ!(あれ、日本人の方が高いみたい)ヨーロッパの人からも嫌われてるってコトですかね。バックパッカーとはいえ、行方不明者がどんどん出たら、絶対に疑われるはず。いくらなんでも、設定にムリがあるような気がするんですけどね!だって、この映画のストーリーの中だけでも、5人くらいの犠牲者がいましたからね(1瞬だけ映る犠牲者も入れてます)。ストーリーから想像すると、スロバキアのあのホステルに泊まった若者たちが、ドンドン行方不明になってるはずだから、絶対に捜査の手が伸びるでしょ。
 あと、主人公って、逃げるときパスポート持って逃げたんですか?けっこう冷静でしたね!普通は動揺して、逃げるのが精一杯だと思うんですけどね。逆に冷静に「パスポート!」って思うのかな??
 今作は、アメリカ本国で大ヒットしたんで、同じくイーライ・ロス脚本、監督で続編が製作中なんで、今からすごく楽しみです。
 今作の主人公が、引き続き同じ役で出演するみたいなんで、ストーリーは一体どうなるんでしょう??楽しみです。65点 
コメント (4)
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『氷の微笑2』面白エンターテイメント

2007-03-24 16:09:44 | サスペンス
氷の微笑2
BASIC INSTINCT2(2006年アメリカ) 
 監督   マイケル・ケイトン=ジョーンズ
 脚本   レオラ・バリッシュ
       ヘンリー・ビーン
 出演   シャロン・ストーン、デビッド・モリッシー、シャーロット・ランプリング

 ■ストーリー■
 ベストセラー作家キャサリン・トラメルが運転する車が川へハイスピードで突っ込む。同乗していたサッカー選手は死亡するもののキャサリンは脱出する。保釈のための精神鑑定を精神科医グラスが担当するのだった。刑事ウォッシュバーンは、“刑事の勘”で彼女を疑うのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 
 ■感想■
 2006年にゴールデンラズベリー賞のワースト作品賞、ワースト主演女優賞、ワースト脚本賞、ワースト続編賞を受賞したスリラー映画。
 
 もちろん1992年のポール・ヴァーホーヴェン監督の傑作スリラー映画『氷の微笑』の14年ぶりの正式な続編!主演は前作に引き続きシャロン・ストーン。
 普段、B級、C級のスリラー映画やサスペンス映画を観てると、こういうA級のスリラー映画をみせられると、ついつい画面に引き込まれちゃいます!
 でも、シャロン・ストーン以外の俳優がどうも馴染みが無い!シャーロット・ランプリング以外のメインの俳優さんたちがわからないです!
 精神科医マイケル・グラスを演じるデビッド・モリッシーとかシャロン・ストーンを疑う刑事にデビッド・シューリスとか、どうも普段作品を観たことないような気が!
 シャロン・ストーンとデビッド・モリッシーが並んでると、どうしてもシャロン・ストーンの存在感が大きすぎ!デビッド・モリッシーの印象が薄すぎ!釣り合いが取れてないです!(デビッド・モリッシーのファンの方、すいません!自分が知らないだけですから!)

 なんといってもこの続編は、14年ぶりということもあって、なおかつ前作の監督のポール・ヴァーホーヴェンや脚本のジョン・エスターハスが参加を断ったから、もう期待度が低かったんですよね!

 「なんで断っちゃったの!ポール・ヴァーホーヴェン!」
 
 別に脚本のジョン・エスターハスはどうでも良かったですけどね。この続編の企画があがった当時、違う作品に参加してたからでしたっけ??

 そういえば、一時、シャロン・ストーンは、監督にマイク・フィッギス、パティ・ジェンキンスを希望してたのに、プロデューサー側はヤン・デ・ボンやジョン・マクティアナンを監督にしたがって、調整してましたもんね。ジョン・マクティアナンは断ったんじゃなかったでしたっけ??
 確か、デビッド・クローネンバーグが監督候補になったこともありました。
 ポール・ヴァーホーヴェンで無かったら、デビッド・クローネンバーグの監督版を観たかった!
 もめたのは、監督だけでなく、シャロン・ストーンの相手役も、次から次へと変りました!ピアース・ブロスナンやベニチオ・デル・トロ、ヴィゴ・モーテンセンと候補が何人ものあがりました!

 でも、今作も、あの傑作スリラーの正編『氷の微笑』と比べなければ、けっこう面白いかも!
 ゴールデンラズベリー賞を4部門も取るなんて、ちょっとジョークがキツイかも!確かに続編としては14年も経っちゃってるし、“旬”では無いかもしれないですけど、ランニングタイム114分を飽きさせずに魅せるのは、かなりのモノです!
 
 でも、続編なのに、ヴァイオレンスシーンもエロチックなシーンも、前作と比べて少ない上におとなしすぎ!
 中学生向きな作品並みシーンの連続なのに、R-18ってなぜ??

 期待してなかったのが良かったのか、それなりに楽しく観れました!
 ところで、劇中のセリフでサンフランシスコで刑事2名が死んだことになってますけど、マイケル・ダグラス演じた刑事ニックって死んだことになってるの??だったらキャサリン・トラメルって訴えられてるでしょ!そういうところは、シッカリして!

 前作では、完全に犯人だったキャサリンですけど、今作では犯人は誰??キャサリンが書いた新作のとおりの犯人だったりして!そういうシーンは無いですけど、映画的には、その方が面白いです!だって、これで犯人がキャサリンだったら、単なる殺人マニア!(あれ、もともと殺人マニアかな??
 あまり評判にならなかったですけど、かなり好きです!更なる続編だって作られたら、観ちゃいますよ!次は14年後じゃなくて、1年後くらいに作ってね!75点
 
氷の微笑

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今作を観る前にどうぞ!


氷の微笑 2 アンレイテッド・エディション

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「ダリオ・アルジェント恐怖の幾何学」

2007-03-21 00:11:38 | 映画、DVDに関する雑記
 今日は本の紹介です!ダリオ・アルジェントの研究本「ダリオ・アルジェント恐怖の幾何学」がABC出版さんから発売になりました。定価3800円(税込み3990円)です。
 もう書店で見かけた方、購入された方もいらっしゃると思いますけど、紹介しちゃいます。
 
 著者は、矢澤利弘氏。「ダリオ・アルジェント」の専門ウェブサイトDARIO ARGENTO“AVETE VISTO”DARIO ARUGENTO PAGEをやっていらっしゃいます。
 スゴイですよ!この本!336ページもあります!ダリオ・アルジェントが映画評論家時代は当然として生い立ちから、監督作、制作作まで、最近の『ドゥー・ユー・ライク・ヒッチコック』の作品紹介まで、細かく書かれています。
 音楽バンド「ゴブリン」についてのページまでありますから!もうダリオ・アルジェント監督のファンだったら、購入して損は無いはず!

ダリオ・アルジェント―恐怖の幾何学

ABC出版

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 こういう映画監督の研究本、どんどん発売されて欲しいですね!もちろん、自分が好きな監督の本ですけど!ラリー・コーエンの研究本とか発売されないですかね!
 昨年は洋泉社から「ブライアン・デ・パルマWorld is yours」が発売されましたけど、その前はしばらく発売されてませんでしたからね!
ブライアン・デ・パルマ―World is yours

洋泉社

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 その他の監督についての書籍をいくつか!
恐怖の詩学 ジョン・カーペンター―人間は悪魔にも聖人にもなるんだ

フィルムアート社

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セルジオ・レオーネ―西部劇神話を撃ったイタリアの悪童

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河出書房新社

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『ゴースト・ライト』デミ・ムーア未公開ホラー

2007-03-20 00:17:01 | ホラー
ゴースト・ライト
HALF LIGHT(2006年イギリス、ドイツ)
 監督 クレイグ・ローゼンバーグ
 出演 デミ・ムーア、ヘンリー・イアン・キュージック
 
 ■ストーリー■
 ロンドンに住む作家レイチェルは事故で息子を亡くす。8ヵ月後、レイチェルは執筆活動のため人里離れたスコットランドのインゴニッシュ湾にある1軒の家を借りるのだった。しかし、田舎で暮らし始めたレイチェルの周りで怪奇現象が発生するのだった。

 ■感想■
 デミ・ムーア主演の日本未公開ホラー。
 デミ・ムーアが主演でも、日本未公開のDVDスルーになっちゃうんですね!もう、よっぽどの人気スターが出てないと、大ヒットした作品以外は、劇場公開されないですね!
 でも、展開がノンビリしてます!事件らしい事件が起きるのも1時間くらい経ってからですから!ランニングタイム110分は長すぎ!
 スコットランドに引っ越すまでの展開も遅すぎ!香港映画のアクション映画だったら、引っ越すまでの展開が5分くらいですんじゃうのに!
 
 デミ・ムーアの夢の中に死んだ子どもが出てくるんで、この子の幽霊が、ストーリーの重要なポイントになってるんだろうなぁ!とか思ってると、驚きの展開になります!色々な霊現象みたいなことが起きて、1時間を過ぎたあたりから、俄然、映画は面白くなってきます!それだけに、この前半ダラダラは惜しい!

 デミ・ムーアの死んだ子どもが夢に出てくるシーンとか、霊能力の強い女性の登場とかって、後半の展開に向かってのミスディレクションのつもりなんでしょうけど、前半部分が、あまりにも展開が遅い!遅い!遅い!
 結局、この霊能力の強い女性も、ヒロインを助けるのにあまり役立ってないですからね!
 
 せっかくの後半のサスペンス部分が損なわれてますよ!今作も前半を20分くらいカットして、全体で90分くらいの作品にしたら、かなりの傑作だったかも!10年に1本の傑作とは言わないですけど、未公開作品の中ではかなりの傑作になったのに!でもこの110分は、ホントにもったいないです!
 でも、未公開作品にしては、かなり面白い方かも!とにかく、全然想像していなかった展開になるんで、かなり驚けました!今作を観る人は、あまり事前に作品の情報を得ない方が、面白く観れるはずです!

 ところで、デミ・ムーアがスコットランドの田舎町で知り合った灯台守りの若者アンガスに、灯台とかを案内してもらったお礼に自分の書いた処女作の本「ドリーマーは起きている」を渡すシーンがありますけど、いくらなんでも、お礼に自分の書いた本を渡すなんて!小説家って、そういうもんなんですか??
 『氷の微笑』のキャサリン・トラメルが書いた本だったら、読んでみたいですけどネ!50点
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マカロニウエスタンDVD!

2007-03-19 00:56:59 | DVD新譜の記事
 以前の記事「欲しいDVD」で3月24日に『続・荒野の用心棒』、4月27日に『情無用のジャンゴ』『ガンマン無頼』のDVDが日本語吹替えつき&デジタルニューマスターでDVDが発売になるという記事を書きましたけど、発売元のSPOさんのマカロニウエスタンのサイトが2月に出来てました!サイトによると次のような発売予定だそうです!

 5月25日に
 『殺しが静かにやって来る
 『野獣暁に死す
 
 7月25日に
 『怒りの荒野
 『ミスター・ノーボディ
 
 あとは
  『荒野の1ドル銀貨
  『続荒野の1ドル銀貨
  『盲目ガンマン
 
 が発売されるそうです!全作品デジタルニューマスター&日本語吹替え(TV放映版)つきだそうです!
 「あ~、残念!『荒野のドラゴン』は再発されないのね
 それどころか『荒野のドラゴン』のDVDは生産終了だそうです!
 あの“ぶっ飛び具合”、好きなんですよね!まさにイタリア映画!当時のイタリア映画は、わけの分からないアクション映画をマジメに作ってくれてました!
 今だったら、こんなアクション作品をマジメに作れるのは香港映画くらいですよね!まだ、欲しい人でまだ買ってない人は、大型のDVD屋かネットで買っておいた方が良いかも!

荒野のドラゴン

エスピーオー

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 自分的には、SPOさんから以前に発売された作品で、日本語吹替えつきで再発して欲しかったのは『荒野のドラゴン』以外だと『怒りの用心棒』、『傷だらけの用心棒』、『皆殺しのジャンゴ』、『真昼の用心棒』、『バンディドス』あたりですかね!
 あ、『バンディドス』も生産終了だそうです!欲しい人は早めに買っておいた方が良いかも!
 『バンディドス』の監督はマックス・デルマン(マッシモ・ダラマーノ)。イタリアン警察アクション『復讐警部 白昼の凶悪爆破魔 (』(78年)、ジャッロ『ソランジェ 残酷なメルヘン』(72年)の監督です!同じくジャッロ『濡れたウィークエンド女子学生寮半裸惨殺死体の謎』(78年)の脚本家でもあります。
 『バンディドス』はマカロニウエスタンとしては、オーソドックスな作品ですけど、好きなんですよね!
 
バンディドス

エスピーオー

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 というより、TV放映した作品は、すべて日本語吹替えつきで全作品再発して欲しいくらいです!
 前回のDVDの販売状況からみての各作品の再発なんでしょうけど、日本語吹替えつきだったら、売り上げはかなり違うと思うんですけどね!自分も『ガンマン無頼』や『真昼の用心棒』は以前のバージョンは買いませんでしたけど、今回のTV音源の吹替えつきということで『ガンマン無頼』は買う予定ですから!
 もっともっと日本語吹替えつきで発売してくれないかなぁ!
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「39プレゼント応募」

2007-03-18 23:20:37 | ホントの日記
 gooのブログが3月9日で3周年だそうです!プレゼントキャンペーンをやってるので、今回はその記事を!
 だから、この記事は映画に関係ないです!

 でも、ちょっとだけ映画の話!(やっぱり)
 今、TVの日曜洋画劇場で『ヴァン・ヘルシング』観ながら、この記事を書いてます!最後のクライマックス、ドラキュラ城での話しですけど、カールが狼男を戻す薬を投げてケイト・ベッキンセール演じるアナが空中で受け取るシーンがありますけど、あんなのムリ!絶対にムリ!第一、薬を投げたカールが間に合ってるじゃない!投げなくても良かったのに!
 
 あと、ラストはこういう展開だったんですね!劇場に観にいったのに忘れてました!最後は、3人仲良く帰って終りだとばっかり思ってました。最後の方はかなり暗かったんですね!ハッピーなエンディングだとばかり思ってたのに!
 あと最後の草原って、ドラキュラ城がある土地だったんですね!雪が吹雪いてなかったんで、てっきりこっちに帰ってきたと思ってましたけど、フランケンシュタインの怪物がイカダに乗ってるんで、まだまだ、ドラキュラ城の近くだったんですね!「あの鏡の通路は通れないのに、どうやって帰ってきたの??」って思ってたのに、大いなる勘違いでした!

 今回、日曜洋画劇場は、もちろん日本語吹替えで放映してますけど、日本語吹替えで観ると面白い~!劇場で観たときより300倍は面白いです!
 主人公ヒュー・ジャックマンの声は、山寺宏一!やっぱりすごく良いです!カッコ良い!さすが日曜洋画劇場!日本語吹替えに力がはいってます!
 あと、オリジナルタイム133分の作品ということで、時間枠延長で放映ですけど、21:00~23:19の放映枠なんで、多分CMカットすると108~115分くらいのはず!(すいません、計って無いです
 この20分近いカットが、テンポを良くして面白くしてるはず!TVの映画劇場での映画のオリジナル版からのカット放映には、本当は反対派なんですけどね!最初から映画を作るときから、もう少し短くして欲しいですね!
ヴァン・ヘルシング

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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 でも、ホント、今回のTV放映版を録画すれば良かったかも!DVD版の吹替えがどうなのか分からないですけど、日曜洋画劇場なんで、多分新録ですよね!山寺宏一版の『ヴァン・ヘルシング』面白かったです!ちなみに、『ヴァン・ヘルシング』は、68点
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@KOBAが選ぶ世界の映画監督

2007-03-18 11:04:23 | 映画、DVDに関する雑記
 第60回カンヌ映画祭の記念作“TO EACH HIS OWN CINEMA”に、世界の25ヶ国の映画監督35人が、「劇場」をテーマに3分間の短編を製作することになったらしいです。日本からは北野武監督が選ばれました。その他の監督は、デビッド・クローネンバーグ、コーエン兄弟、マイケル・チミノ、ロマン・ポランスキー、ウォン・カーウァイなどなどらしいです。

 そこで、@KOBAも好きな監督35人(存命の監督さん)を選んじゃいます。あ、順は不同です。自分は、日本とアメリカの監督しかわからないですけどね。

■ブライアン・デ・パルマ
 大好き!デ・パルマ!
 メジャーな作品よりも、サスペンス映画をもっと撮って!

■ジョン・カーペンター
 大好き!ジョン・カーペンター!
 もっと映画を撮って!
 プロデュサーは撮らせてあげて!

■ラリー・コーエン
 超エンタメ派!
 監督っていうより脚本家や原案の方が多いかな!
 最新作はエリシャ・カスバート主演のサスペンス映画“CAPTIVITY”
 の原案、脚本。

■ジョニー・トゥ
 香港映画を代表するノワール映画の鬼才(違うジャンルも撮ってます)
 
■アンドリュウ・ラウ
 『バレット・オブ・ラブ』(01年)、『インファナル・アフェア』(02年)、『デイジー』(06年)。どの作品も好き!

■バリー・ウォン
 香港映画界を代表するエンターテイメント監督

■チャウ・シンチー
 次はどんな作品??

■ダリオ・アルジェント
 魔女物の第3作目も控えてますけど、自分はジャッロが好き!

■ウェス・クレイブン
 普通の映画撮りますけど、やっぱりホラー、サスペンスを撮って!

■クリストフ・ガンズ
 日本映画大好きなオタク監督!
 『クライングフリーマン』『サイレントヒル

■サム・ライミ
 「スパイダーマン」以外もどんどん撮って!

■ジェームズ・キャメロン
 『ターミネーター』(84年)、『エイリアン2』(86年)、『ターミネーター2』(91年)!

■ピーター・ハイアムズ
 まさに良い意味でのエンターテイメント映画の職人監督!
 ピーター・ハイアムズに使う“職人”は超ホメ言葉!

■ジョージ・A・ロメロ
 リビングデッド物撮って下さい!

■トビー・フーパー
 1番好きなのは『スペースバンパイア』(85年)!


■北村 龍平
 『あずみ』(03年)は衝撃的でした!
 70年代後半風の時代劇を作れるなんて!

■ギレルモ・デル・トロ
 メキシコからはギレルモ・デル・トロ

■ピーター・ジャクソン
 『ロード・オブ・ザ・リング』と『キングコング』!
 『ブレインデッド』(92年)の方が好きだったりして。

■デビッド・クローネンバーグ
 いまや、普通の映画での方が有名ですもんね!

■ウッディ・アレン
 いまだに精力的に映画を作り続けるのは、すごすぎ!

■カート・ウィマー
 『ウルトラヴァイオレット』(06年)みたいなコミック系な作品を撮れるなんて、ある意味才能溢れてます。

■ポール・W・S・アンダーソン
 ポール・トーマス・アンダーソンじゃ無いですからね!

■ニール・マーシャル
 『ドッグ・ソルジャー』(02年)、『ディセント』(05年)とこれからも楽しみなイギリスのエンターテイメント派。

■イーライ・ロス
 『キャビン・フィーバー』(02年)、『ホステル』(05年)とホラーを撮り続ける新鋭!

■エロリー・エロカイェム
 『ブラッダ』(00年)、『スパイダーパニック』(02年)と虫映画が得意なの??と思っていたら、最近「バタリアン」シリーズの4、5作目を監督してます。



 あれ、35人選ぶつもりが、これだけでした!それにこのラインナップって、まるでサスペンス映画、ホラー映画の監督+αって感じ!
 こういった監督たちの作品が好きなんですよね!
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『7セカンズ』スナイプス運動会③

2007-03-17 20:07:38 | アクション
7セカンズ
7 SECONDS(2005年ルーマニア、スイス、イギリス)
 監督 サイモン・フェローズ
 脚本 マーティン・ホイーラー
 出演 ウェズリー・スナイプス、デオビア・オバレイ、タムジン・アウスウェイト

 ■ストーリー■
 ジャック・タリバー率いる強盗団は、カジノからの現金輸送会社を襲い現金と、偶然中身のわからないトランクを強奪する。しかし、仲間の裏切りにあい、逃走中に襲われてしまう。ジャックは逃走するものの、仲間を殺され恋人を誘拐されてしまうのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 ウェズリー・スナイプス主演のイギリス、スイス、ルーマニア合作のアクション映画。スナイプスの大運動会として公開された『ザ・マークスマン』(05年)、『デトネーター』(06年)に続く3作目。
 監督はヘザー・グレアム主演のホラー『エヴァンジェリスタ』(04年)のサイモン・フェローズ。脚本は『撃鉄2クリティカル・リミット』(05年)、『デトネーター』(06年)のB級アクション映画まっしぐらのマーティン・ホイーラー。

 ところで、今作はアメリカ版は101分あるみたいですけど、日本版は95分版です。まぁ、95分版で十分の感じですけどね!あと10分くらいカットしても良いかも!大体、アクション映画なのに、ロシアンマフィアは倒すのに、その他の敵は結局倒さずじまい!
 「えー、なんで??」
 絵画を運ぶ、ボディガードの運送屋の2人組みとも対決シーンは無しですから!良く考えると(良く考えなくても)、絵画の運び屋は、仕事してるだけで、なんも悪いコトしてなかったです。

 でも、警察のパトカーとのカーチェイスシーンで、警官は死んでるか、生きててもかなり重傷のはず!そういうところは、イギリス、スイス、ルーマニア映画なのに大雑把なハリウッド的なんだから!
 『ザ・マークスマン』、『デトネーター』と続いてきたスナイプスの大運動会ですけど、「う~、どれもこれも同じような作品を連続公開したなぁ」って思っちゃいます!
 自分的には、『デトネーター』が1番良かったですけど、それだって、スナイプスファン向けであって、アクション映画ファン以外には、オススメ出来ない感じ!
 この作品での、ドンデン返し系のスナイプスの彼女スーザが裏切り者だっていうのも、こういう映画ではありがちな展開ですから!全然、ビックリ出来ない!それより、巻き込まれたNATO軍のケリーがヒロインだったの??っていう方がビックリだったかも!

 今作は、珍しいスイス映画っていうことが、セールスポイントですかね??でも、それにしてもアクション映画としては、消化不良なクライマックス!
 絶体絶命のピンチに、主人公は、手をあげてお手上げ状態!助けにくるのが、主人公を1度罠にはめたヤツですからね!
 そのあとは、パトカーの追っ手を振り切って、終りですからね!アクション映画ファンを裏切る展開!でも、それはそれで、この映画の魅力かも。アクション映画として活きてるかどうかは別ですけど。
 だって、007映画みたいに、いつもいつも、クライマックスで、敵のアジトに乗り込んでいって銃撃戦っていうのも飽き飽きですけどね!
 『007オクトパシー』(83年)、『007リビング・デイライツ』(87年)とかって、クライマックスが長すぎですもんね!あ、またまた違う作品の話になっちゃいます!

 でも、スナイプスのファンは、必見!(でもないかな??)55点
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『ザ・ダーク』未公開ホラー

2007-03-16 08:38:30 | ホラー
ザ・ダーク
THE DARK(2005年ドイツ、イギリス)
 監督 ジョン・フォーセット
 出演 マリア・ベロ、ショーン・ビーン、グウェニス・ペティ

 ■ストーリー■
 アデルは娘のサラを連れてニューヨークから、別れた夫ジェームズの住むウェールズ地方にやってくる。しかし、ジェームズが住むその場所はスタンブルヘッドと呼ばれる記念碑がある場所だった。50年前まで小さな集落があったのだが、集落の指導者が宗教的儀式として、アンヌンという天国に行くために崖から集落の人々が全員身投げした場所だった。ある日、サラから目を離したすきにサラが行方不明になってしまうのだった。そんなとき、不思議な少女エヴリスが現れるようになるのだった。

 ■感想■
 日本未公開のイギリス、ドイツ合作のホラー映画です。
『ザ・ダーク』と言っても、ジョン・バッド・カルドスが監督した1979年のB級傑作ホラー(実はSF)じゃないですからね!!『ザ・ダーク』(79年)は、当初、トビー・フーパー監督が撮っていた、暴力小説作家が巻き込まれる殺人スリラー映画が、折からのSFブームで、「SF映画に変更しろ!」っていうプロデューサーからの依頼があって、その依頼を断ったために監督交代したいわくつきの映画です!
 この唐突なクライマックスは、トンデモ映画(ホメ言葉ですよ!)としてみても『フォーガットン』(04年)以上!トビー・フーパー監督も、ガマンして撮り直せば良かったのに!けっこう、B級映画ファンからも相手にされていない作品かもしれないですけど、@KOBAは大好きなんです!TV東京でまた放映してくれないかなぁ!お願いします!TV東京さん!
 『ザ・ダーク』も日本語吹替えつきでDVD化して下さい!世間では評判悪いですけど、自分はかなり好きな作品です!

 で、今作『ザ・ダーク』ですけど、マリア・ベロ、ショーン・ビーンと超メジャー俳優も出演してますけど、日本未公開です。それにしても、映画館でホラー映画が見れなくなりましたね!まぁ、そういう自分だって、ホラー映画どころか、映画館で映画を見なくなりましたけどね!
 昨年、劇場で観た映画なんて10本無いかも!とにかく入場料が高いかな??1本1000円だったら、もっとバリバリ観に行くのに!昔なら映画をロードショーで観にいかないと、2番館、3番館に行くか、TV放映するまで見れなかったっていうのもあったとは思いますけどね。
 でも、こうやって、DVDで最新作の未公開ホラー映画が日本語吹替えで見れるなんて、スゴイことですよね!

 「あれ、また、話題ずれまくり!」
 
 いや、最近はオリジナルビデオ(DVD)のビデオスルー作品が多かったんで、こういうちゃんとしたホラー映画を観ると、それだけで得した気分です!
 でも、得した気分ですけど、さすがイギリス映画!作りがていねいすぎ!これは、これでアリですけど、どちらかというとホラー映画初心者向きみたいな感じの作品です!
 でも2000年代の作品だけあって、展開はそれなりに早いんですけどね。始まって1時間強のあたりで謎がすべて解けてマリア・ベロが海に飛び込んじゃうのが最近の作品て感じで、時間的に早すぎ!で、その後の展開は、今までのていねいな描写がウソのような救いの無い70年代後半か80年代の作品のノリ!
 でも、やっぱりそれでもランニングタイム93分がちょっと長すぎ。あと10分くらい短かったら良かったのに!まぁ、これくらいのデキの作品だと、やっぱり未公開もやむを無いですかね??
 特にあのラストも、ホラー映画にありがちな感じのラストなんで、別にビックリしないです。まぁ、普通の感じということで50点
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『ハードキャンディ』長い…

2007-03-15 00:49:44 | サスペンス
ハードキャンディ
HARD CANDY(2005年アメリカ)
 監督 デビッド・スレイド
 出演 パトリック・ウィルソン、エレン・ペイジ

 ■ストーリー■
 出会い系サイトで知り合った写真家のジェフは14歳の少女ヘイリーと知り合う。ジェフは、ヘイリーと実際に会う約束をして、実際に会い、意気投合した2人はジェフの家に行くのだった。

 ■感想■
 舞台が限られた空間、主な登場人物が2名な低予算スリラー。
 でも、デビッド・スレイド監督は長編デヴュー作ということもあってか、思い入れが強かったか、やっぱり長すぎ!ランニングタイム103分!
 被害者になるジェフが、眠らされて気づくまでに20分!ここまでで20分!時間使いすぎ!103分もあるから、ここまでで20分も使っちゃう!

 こういう作品は出来るだけ短くしないと、観てる方はツライと思わないの??まぁ、それでも長編にしなくちゃいけないから、70~80分にはしなくちゃいけないんでしょうけど!
 103分の今作が80分になったら、それなりには面白いかも!それでも23分カットですね!気分的には30分カットしても良いかも!

 後味が悪い作品なんで、もう観なおすこともないから、ランニングタイムは何分でも良いですけど、それにしても、映画監督の新人のデヴュー作って、内容に比べて長い映画になりがちなんですよね!
 少しはロバート・ロドリゲス監督の『エル・マリアッチ』(92年)とかを見習って欲しいです!今の貨幣価値や物価が違うから単純に比べられないですけど、確か7000ドル(!!)くらいで製作したんじゃなかったでしたっけ??
 その後、全米配給するのに音楽(というより音そのもの)やら何やらお金をかけましたけど、基本的に7000ドルで作ったんだから!ちなみに『エル・マリアッチ』のランニングタイムは80分!ジョン・ウーばりのスローモーションも、時間かせぎをするためっていうところも泣かせます!
エル・マリアッチ コレクターズ・エディション

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 映画監督を目指す人は観て欲しい作品の1本です!アクション映画ファンはもちろんですけど、そうでない人にも観て欲しい作品です!低予算映画っていうのは、いかにムダを無くして、なおかつ面白い映画にするかっていうのが大切ですからね!
 
 それに、比べて今作『ハードキャンディ』は、ごくごく普通のサスペンス映画の内容なのに、思わせぶりな主人公と少女との対決を延々と描いているだけなんですもん!あまりにも延々とダラダラと展開してるんで、主人公の言い分が正しくても、少女の言い分が正しくても、どっちでも良くなっちゃいます!最後まで観てたのに、とうとう最後まで盛り上がらなかったです。0点
コメント (2)
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『氷の挑発』氷のサスペンス

2007-03-14 23:35:03 | サスペンス
氷の挑発
BETRAYED(2005年アメリカ)
 監督 ヴァレリー・ランズバーグ
 出演 スティーブン・ボールドウィン、クリスティ・スワンソン

 ■ストーリー■
 重要証人を爆死させてしまい、捜査中に相棒を死なせてしまった刑事マックス・ギャレットは、停職処分になり殺人課に配置転換させられるのだった。ある殺人現場を捜査中に写真家のローラ・クロスと出会うのだった。

 ■感想■
 シャロン・ストーンの『氷の微笑2』(06年)のリリースに合わせたかのような、スリラー映画がリリースされたスリラー映画。
 日本タイトル『氷の挑発』って、スゴイですね!間違って借りちゃうかも??(借りないか!)
 主演はクリスティ・スワンソン、スティーブン・ボールドウィン。どうやら、オリジナルビデオみたいです。オリジナルビデオにしては、良く出来てるかも!つまらないTVムービーなみには面白いかも!(あれ、これって、ホメテるの??けなしてるの??)
 
 ヒロイン役のクリスティ・スワンソンが製作総指揮も兼ねてますけど、そんなにどうしても作りたかった作品がコレなの??クリスティ・スワンソンが、絶対的な美人に見えないっていうのが、失敗要因の1つかも!シーンによっては、すごくキレイなのに、美しく撮れてないシーンも多すぎ!実際に、クリスティ・スワンソンみたいな女性がいたら、すごくキレイなんでしょうけど、こういう映画的にはどうなの??って感じです。
 低予算のオリジナルビデオだから、しょうがないんでしょうけど、ちょっと美人に撮れてなくて、ちょっとひどすぎ!せっかく、製作総指揮までやってるのに!こんなリアリズムいらないです!
 
 とにかく、ラストは、ミステリー映画ファン驚愕の展開です!
 「えーっ、そんなのあり??」
 この展開って、日本の2時間サスペンス??って、それくらいのデキです!(あ、あくまでもイメージです。自分は日本のドラマを年に数本しか観ないので)

 ミステリー要素なんかどうでも良かったのね!クリスティ・スワンソンとスティーブン・ボールドウィンの恋愛を描きたかっただけなのね!

 アル・パチーノ、エレン・バーキン主演、ハロルド・ベッカー監督の『シー・オブ・ラブ』(89年)の方が10000倍面白いです!
 あれ、『シー・オブ・ラブ』って1989年の作品だから、『氷の微笑』より前に製作された作品だったんですね!てっきり『氷の微笑』が流行ったから、作られたのかと勘違いしてました!
 って、実は(実はって、自分がチェックしてなかっただけですけど)、『シー・オブ・ラブ』の脚本ってリチャード・プライスだったんですよね。『死の接吻』(95年)、『身代金』(96年)の脚本家です。小説も書いていてます。小説のタイトルは「フリーダムランド」(文春文庫)で、同作の映画化作品『フリーダムランド』(06年)の脚本も書いてます。早く映画版『フリーダムランド』がソフト化されないかなぁ!かなりの作品らしいので楽しみにしてるんですよね!
 脚本家的な意味だけで言うと『シー・オブ・ラブ』って、エロチックなミステリー『氷の微笑』より正統派のミステリーだったんですね!勘違い!勘違い!すいませんでした。

 で、話題を今作『氷の挑発』に戻すと、ホントにミステリー映画的にはダメダメです!まぁ、それでもミステリー映画としてじゃなくて、日本のTVの2時間サスペンスと思って観れば、まぁまぁな感じなのかな!実質本編80分強の短いランニングタイムも幸いしているかも!35点
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