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『殺意のシナリオ』埋もれたミステリーの佳作

2005-05-15 19:16:19 | ミステリー

殺意のシナリオ
(ビデオ題:『仮面のレジデンス』)
TOO SCARED TO SCREAM(1985年アメリカ)
 監督          トニー・ロー・ビアンコ
 脚本          ニール・バーベラ
              グレン・レオポルド
 制作          マイク・コナーズ
 出演          マイク・コナーズ
              アン・アーチャー
              イアン・マクシェーン
              レオン・アイザック・ケネディー
              ジョン・ハード

 ■ストーリー■
 ニューヨークのマンハッタンの高級マンションで連続殺人事件が起きる。警察はマンション内に犯人がいるのではと疑い、捜査を始める。刑事のアレックスとケイトは、怪しげなマンション関係者に目星をつけるのだが…。

 ■感想■
 俳優のトニー・ロー・ビアンコが監督した劇場未公開ミステリー。
 
 トニー・ロー・ビアンコと言えば『フレンチ・コネクション』(1971年)、『重犯罪特捜班ザ・セブンアップス』(1973年)や、数多くのTVムービーに出演している俳優です。
 主人公の刑事役では、人気TVシリーズ「名探偵マニックス」のマイク・コナーズが出演しています。今作では、制作もしています!
 
 長らく「“TOO SCARED TO SCREAM”ってホラー映画があるなぁ・・・、いつか観れるのかなぁ??」と思っていたら、突然TVの深夜枠の映画劇場で放映されたんで、そのときはビックリした記憶が!
 
 タイトルから、てっきり『13日の金曜日』(1980年)、『バーニング』(1981年)、『サランドラ』(1977年)系の田舎を舞台にしたスラッシャームービーだと思っていたら、都会を舞台にした殺人ミステリーだったんで2重にビックリしました。

 TVの深夜枠で放映されたあと、ビデオバブルのころ、『仮面のレジデンス』としてリリースされたんで、ビデオで観た映画ファンも、けっこういるでしょう。
 何の期待もせずに見たんで、かなり楽しむコトが出来ました。
 映画を観る時「いかに期待しないか」っていうのが、1番重要な要素だと実感しました! 

 今作『殺意のシナリオ』のラストのオチは、デヴィッド・カッパーフィールドが出演したことでも有名なミステリー系ホラー映画『テラートレイン』(1980年)くらいのインパクトがあります!
 やっぱりミステリーは、こうでないと!!
 

 一昔前というか二昔前は、本当に、色んな未公開映画やTVムービーがTVの映画枠でやってました・・
 
 意味不明のサイコ物『ヌードモデル危機一髪』SNAPSHOT(a.k.a.THE NIGHT AFTER HALLOWEEN)(198年オーストラリア)
 1970年代イギリス製ホラー『愛欲の魔神島 謎の全裸美女虐死体』TOWER OF EVIL(1972年イギリス)
 イタリアの警察物でマウリツィオ・メリルがメチャクチャかっこいい『ナポリ犯罪ルート』NAPOLI VIOLENTA(1976年イタリア)
 同じく、マウリツィオ・メリル主演のイタリアの警察物『特攻警察』ITALIA A MANO ARMATA(1976年イタリア)
 思わずビックリ!!のラストの『ハネムーンクライシス新妻蒸発』(ビデオ題:他人の向う側 私の家に見知らぬもう一人の妻がいる)ONE OF MY WIVES IS MISSING(1975年アメリカ)
 
 とかとか。
 
 ビデオバブルのときいくつかの作品はビデオ発売されましたけど、字幕つきでした。やっぱり娯楽作は日本語吹替えで見ないとね。またTVの映画劇場でやってくれないかなぁ。
 少なくとも、最近の日本の知能指数が100くらい低下するような2時間ドラマなんか観る気なくなりますよね!  65点

 


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