@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『アンダーフィールド』

2020-06-05 22:12:09 | ドラマ

アンダーフィールド
THE INFORMANT(1997年アメリカ、アイルランド)
 監督:ジム・マクブライド
 脚本:ニコラス・メイヤー
 原作:ジェラルド・シーモア
 出演:アンソニー・ブロフィー
    ケイリーエルウィズ
    ティモシー・ダルトン
    マリア・レノン
    

 ■ストーリー■
 1983年アイルランド、武器の輸送で5年服役したあと、南部地方で身を潜めていたジンジーことショーン・マカナリーの元にIRAのメンバーが呼び戻しにくる。
 拒否するジンジーだったが断ることは出来ず、妻ローシンと子どものもとへと帰って来るのだった。IRAからの指示は白昼ロケット弾を使った暗殺だった。ロケット弾は残り1発しかなく、使いこなせるジンジーが呼び戻されたのだった。
 
 暗殺は、ロケット弾は命中、判事と2人の警官、3人が爆殺されるのだった。逃走中にイギリス治安兵のフェリス中尉に顔を見られ、すぐに逮捕されるが、戻ってきて2日で逮捕されたことでジンジーの妻はIRAに密告者がいると言い出すのだった。アルスター警察の警部レニーも、容疑者の逮捕したのは密告者がいたとニセの情報を流すのだった。

 ジンジーが逮捕されるとき、暴力的だったイギリス兵から救ったフェリス中尉を使い、レニー警部はジンジーを寝返らせて転向させて情報を得ようとするのだった。
 レニー警部の思惑通り、ジンジーは、恩赦で終身刑になるのを避けるため、IRAのベルファスト支部の師団長の名前を伝えることにするのだが、、、。


 ■感想■
 今回も、未DVD化、古い作品を記事にします。
 最近、昔観た映画をまとめていたノートが出てきたので、そのノートをもとに、記事にします、、、。

 ストーリー、細かくチェックしてました、、、。

 

 新作もそれなりに観ているんだから記事にしたいなぁと思いつつ、、、。

 今作は、ジェラルド・シーモア原作「テロリストの荒野」の映画化作品です。
 TVムービーのような作りなんですが、どうなんでしょう??

 今作は【ヴェネチア国際映画祭】1997で、金獅子賞でノミネートされました。
 脚本のニコラス・メイヤーは【ペン・センター・USA・ウエスト】文学賞受賞しました。TELEPLAYで受賞なんで、TVムービーなんでしょうか??
 
 ヴェネチア国際映画祭でノミネートされているんで劇場作品なんでしょうが、、。

 そうそう、ヴェネチア国際映画祭でノミネートされるような作品なんで、自分はハッキリ言って苦手、、、です。
 TVムービーだとしたら良く出来ているとは思うのですが、、、。

 
 ストーリーは、どこかで観たコトあるような、、、想像通りの展開!!!と、思ったら映画を観る前に原作読んでました(⇐単なる字数かせぎ、、汗)。
 でも、原作も細かい部分忘れまくり、、、。

 原作を読まないで観たら、もっと面白く観れた気もするんですが、、、。

 VHSはアクション映画のようなパッケージだったと思うのですが、ジャンルは、完全にドラマ。すこーしアクションシーンもありますけど、、。
 

 ジェラルド・シーモア原作の映像化作品は、

 「襲撃指令」(ハヤカワ文庫)を映像化した『グローリー・ボーイズ』(TV題:『暗殺者の影 恐怖の殺人計画』)(1984年)
 「暗殺者のゲーム」(ハヤカワ文庫)を映像化した『ハリーズゲーム』(1982年)
 「レッドフォックス」(新潮文庫)を映像化した『二重誘拐』(1991年)と、今作が日本では公開されてますが、、、(TV公開、ビデオスルーですが)

 今作のあと映像化された作品は2作あって、"The Waiting Time"(1999年)と"A Line in the Stand"(2004年)がありますが、ともに未公開。

 ジェラルド・シーモアの作品自体、いつまにか邦訳されなくなっちゃいました、、、。
 ヴォリュームがあって、読むのがけっこう大変なわりに、ストーリーがすごくイギリス的、、

 って、全然 オススメでない文章になってしまいました。

 今作のVHSに日本語吹替版が存在していたのか不明ですが、こういうこじんまりした作品を地上波のTVの映画枠で日本語吹替で放送して欲しいです、、、。
 でも、地味で見せ場がないから、チャンネル変えられちゃうんでしょうねぇ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする