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映画感想のブログ!!
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『キャンディ・ウィッチ』 スマホ大活用

2025-04-09 16:38:22 | ホラー

キャンディ・ウィッチ
CANDY WITCH(2020年イギリス)
 監督:レベッカ・J・マシューズ(ベッカ・ヒラニ)
 脚本:スコット・ジェフリー
 製作:スコット・ジェフリー
    レベッカ・J・マシューズ(ベッカ・ヒラニ)
 編集:レベッカ・J・マシューズ(ベッカ・ヒラニ)
 出演:ジョン・キャラウェイ
    アビ・カッソン・トンプソン
    ケイト・ラッシュ
    ヘザー・ジャクソン
    リチャード・D・マイヤース
    

 ■ストーリー■
 現世に残る霊と話す能力を持つリースは、キャットとコンビを組んで霊現象に悩む顧客を相手に調査、霊を解放してまたそれを配信していた。ある日、ルースという女性から連絡を受け調査に向かうことに。
 ルースが話すには、かつてジェニファーというシッターが幼い娘のリアと息子のトムに虐待を行っていて、発覚後家から追い出し、行方がしれなくなっていたのだが、昨年よりその霊が現れているのではないかというのだった。
 リースが館に残って調査し、キャットはジェニファーのことを知るトリッシュに情報を聞きに町に行くのだった。トリッシュによれば、ルースの家族がジェニファーが虐待をしているという噂を流し、小さな町だったのですぐに噂が広まったというのだった。追いつめられたジェニファーはトリッシュに助けを求めに来たが助けなかったので後悔しているともことだった。
 その後、ジェニファーは行方が分からなかくなっていたが、ルースの家に現れるようになったのなら、家族は報いを受けるだろうと言うのだった、、、。

 ■感想■
 現世に残る霊と話す能力を持つ霊能力者リースと相棒のキャットがお菓子の魔女を調査するホラー映画。
 監督&編集&製作&キャスティングはレベッカ・J・マシューズ。製作とキャスティングはスコット・ジェフリーと共同です。
 IMDbによると、今作の監督がベッカ・ヒラニになっているんですけど、映画のクレジットではレベッカ・j・マシューズに、、。ベッカ・ヒラニの変名でしょうか??
 気になってレベッカ・J・マシューズの監督作『ザ・ガーディアン 狂暴の美学』(2021年)、『ウィッチバトル 女たちの戦い』(2020年)の監督はIMBdではベッカ・ヒラニになってました、、。
 同じ人物ですね、、知りませんでした。

 スコット・ジェフリーと共同監督作で、チャールズ・ブロンソンと似ているロバート・ブロンジー主演の庭師の映画『ザ・ガーディアン 狂暴の美学』を観たときは特に感じませんでしたけど、、今作はかなり面白かったです!!
 Z級映画をたくさん観たので、感覚がおかしくなっただけかもしれないですけど、、。
 
 ロバート・ブロンジー出演作って、全然公開されないんですけど、、どうなっているんでしょう??
 サイコキラーと戦う西部劇”From Hell to the Wild West”(2017年)
 毒を飲まされたガンマンが解毒剤を条件に依頼者の姉妹を救出する"Once Upon aTime in Deathwood"(2019年)
 森の中で不気味な殺人鬼を追う捜査官を追う”Cry Havoc”(2020年)
 刑務所で兄弟の復讐を果たそうとする人物を描く”Escape from Death  Block 13”(2021年)
 タフな神父を描くオカルト映画”Eorcist Vengeance”(2021年)
 妻を殺された元捜査官がシリアルキラーを追うため警察に復帰する”12 to MIdnight”(2024年)などなど、、。
 すでに6作品の主演作が未公開のまま、。
 すでにポストプロダクションの作品も数多くあり、、観れないのが悲しい、、。
 ロバート・ブロンジー主演のアクション映画観たい、、、。

 今作ですけど、主人公のリースと相棒のキャットは事件に全然関係ないので、、緊張感はないです。リースとキャットはほとんど探偵みたいな感じ、、。せっかくの霊能力も最後の方まで使えずオカルト要素も低めな感じ。
 霊能力と同じくらいスマホも大活用!!
 
 被害に遭うのはルースの家族で、、、、。何もしていないリアは無事、、。
 ルースとトムは自業自得状態、。
 鍋に顔を突っ込まれる女性とか、トムのガールフレンドのティファニーとかはちょっと関係ないのでは??って思っちゃいますけど、、。とばっちり過ぎでは??と思わないではないですが、関係ない人も犠牲にならないとホラー映画として緊張感無さすぎ、、??
 
 ストーリーは分かりやすくて、すごーく観やすい、。ホラー映画ファンなら、それなりに楽しめるかも??

 リースとキャットでシリーズ化しても良いのでは度 ★★
 関係ない人は大丈夫度              ★★★
 嘘はダメダメ度                 ★★★★★ 

 

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『鮮血のマリー 鏡の中の幽霊』 3回呼んじゃダメ、、

2025-04-05 23:13:24 | ホラー

鮮血のマリー 鏡の中の幽霊
CURSE OF BLOODY MARY(2021年イギリス)
 監督:デヴィッド・グレゴリー
 脚本:ソフィア・オズボーン
 出演:アビ・カッソン・トンプソン
    サラ・T・コーエン
    アントニア・ウィリアンズ
    ビートライス・フレッチャー
    ダニエル・ロナルド
    クリッシー・ウーナ
 
 ■ストーリー■
 何かを呼び出してしまったために、その何かに襲われるベンとフランシーヌ。大きな館から脱出しようとするのだがベンは餌食になってしまうのだった。
 ケイト、モーガン、エレーナ、ダニの4人の女性グループは森の中の館に健康作りのためにやってくる。しかし、4年前にエレーナがダニのボーイフレンドと寝たことでエレーナとダニはお互いに話さなくなり絶縁状態にあった。ケイトとモーガンは2人を仲直りさせる目的で旅行に誘ったのだった。ダニはエレーナがいるのを聞いていないので帰ろうとするがケイトに頼まれしぶしぶ健康作りをすることに、、。
 森の中の大きな館で彼らを迎え入れたのはフランシーヌだった。トレーニングにはげむ4人だったが、その夜キャンプファイヤーを囲んで怪談話をしているときに、フランシーヌが現れ怪談に参加して、この森はブラッディメアリーはこの森から始まったと言い出すのだった。
 その話とは、数世紀前、森に住む魔女メアリーワースは子どもを失ったことで正気を失い村人の若い女性たちを犠牲にし自分の子どもを甦らそうとしたが、村人に見つかり火あぶりにされたのだった。そのとき鏡の前で自分の名前を読んだら呼んだ人間の元に現れると誓うのだった。
 フランシーヌにそそのかされたような感じで、4人は興味本位で鏡の前でブラッディメアリーを呼ぶのだが、、、。

 □■□少しネタバレあり□■□

 ■感想■
 アメリカのブラッディメアリーの都市伝説をもとにしたイギリスのホラー映画。
 アメリカの都市伝説ですがイギリスで映画化、、、。
 あえてアメリカの都市伝説をテーマにしないでも良かったのでは??とも思いますが、、やっぱり知名度のある都市伝説をテーマにした方が宣伝になるんでしょうね、、。

 ランニングタイム77分と少しだけ短めなんで観やすいものの、これと言った特長もなく可もなく不可もない普通のオカルト映画です。
 仲違いしていたダニとエレーナがなんとなくすぐに仲直りしちゃうみたいな展開なんで、、2人が長い間、仲が悪かったなんていう設定は必要なかったのでは??
 ストーリーにその仲が悪かったっていう設定が絡むこともないし、、。

 なぜ、なぜ??
 こんな設定を??最初から1台の車で4人が乗ってくるっていう設定で良かったでしょう??
 でも、その設定がないと4人のキャラクターが分かりずらいとか、、77分の作品が70分くらいいなっちゃうからとかそういうコトでしょうか??
 確かに4人のうち、2人が仲が悪くて、仲を取り持とうとしたのがケイト、残りがモーガンって分かりやすくなっています!!

 でも、ブラッディメアリーが出てきてから、登場人物たちが次から次へとすぐに退場していっちゃうから必要ない気も、、、。4人だけでは物足りないと思ったのか、4人以外の登場人物も出てきます、、。
 ブラッディメアリーに対処する方法もなく、、犠牲になるためだけに登場した印象を受けちゃいます、、。
 最後、生き残ったダニだけなんとか車に乗り込みますが、、。
 ホラー映画定番のいつもの終わり方、。
  
 2022年には続編"Summoning Bloody Mary 2"が作られています。監督、脚本は今作の脚本家のソフィア・オズボーン、今作に引き続き、ダニ役のサラ・T・コーエンが出演しています。今作の原題ですが、日本の配信版では”CURSE OF BLOODY MARY”と出ますが、”Summoning Bloody Mary”のタイトルもあるみたいです。

 この終わり方で、ダニが引き続き出演って、どういう続編になっているんでしょう??
 今作のフランシーヌみたいな役どころなんでしょうか??
  続編があると聞くと、やっぱり気になっちゃいます!!

  『続シンジケート』(1973年)、『続 荒野の用心棒』(1966年)、『続 ・さすらいの一匹狼』(1965年)、『サスペリアPART2』(1975年)みたいなタイトルのみの続編でなく、多分、本当の続編だと思うんですが、、。サラ・T・コーエンが同じダニ役で出演しているので、、。
 
 今は色んな作品が配信されているので、もしかすると速編が観れるかもしれないので気長に待っています、、。

 

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『ドーン・オブ・ザ・ビースト 魔獣の森』 カーキ色は好き?

2025-03-24 23:11:54 | ホラー

ドーン・オブ・ザ・ビースト 魔獣の森
DAWN OF THE BEAST(2020年アメリカ)
 監督:ブルース・ウェンプル
 脚本:アンナ・シールズ
 出演:アドリアン・パーク
    ルジョン・ウッズ
    アリエラ・マストロヤンニ
    アンナ・シールズ
    クリス・シンパーマン



 ■ストーリー■
 北東部の奥深い森で1985年以来20年間で毎年9月4日から10月2日の間にビッグフットの目撃例が集中していた。また同時期に54件の行方不明や死亡事故が発生していた。原因は解明されておらず、地元ではその時期を「死の月」と呼んでいた。
 森の中の家で、マリーは拾った緑の宝石のペンダントをボーイフレンドのエヴァレットに見せて喜んでいた。何かの気配を感じたエヴァレットが家の回りを見回っている間にマリーに何かが憑りつき森の奥へと引きずられていってしまうんどあった、、。
 10年後、カスダン教授の未確認生物学の実習でビッグフットがいるという森に来た学生たち。途中、トイレ休憩で立ち寄った雑貨屋で森の中には悪霊がすんでいるから気づかれないよう注意されるのだった。気にしない彼らは山小屋でカスダン教授と合流するのだった。来たメンバーは教授の助手のオズとジェイク、リリー、イザベル。そして学生ではないイザベルのボーイフレンドのクリスたちだった。森でビッグフットの痕跡をさぐる学生たちだったが、オズ、ジェイク、イザベルが白骨と化したマリーを発見、ジェイクは通報しようとするが実習を続けたいオズは実習後に報告することで2人を説得するのだった。そのとき、イザベルは隠れて白骨がかけていたペンダントを手に入れるのだった。
 その夜、仕事の連絡でネットがつながる場所まで行こうとするイザベルにカスダンは妻に電話するため同乗するのだった。 山小屋に残ったクリスは不気味な本を発見し、リリーはシャワーを浴びようとして侵入してきたエヴァレットに連れていかれてしまうのだった。また、運転中に幻覚を見たイザベルは事故を起してしまうのだった、、、。
 

 □■□ネタバレあり□■□

 ■感想■
 『タイムトラベルZ』(2019年)のブルース・ウェンプル監督のビッグフットが登場するホラー映画。
 「Z級の作品なの??」って感じで観たんですが、全然違いました!!B級です!!
 しかも、『死霊のはらわた』(1981年)+ビッグフット映画!!という豪華なストーリー。
 
 ビッグフットの映画なのに、出てくるのはウェンディコとその配下のような悪霊たち、、。山小屋に拳銃もあるのに使う間もなく学生たちがやられていっちゃいます。あの拳銃も掃除してなさそうだから使ったら危なそうですけど、、。
 またある思惑を持って映画の冒頭に出てきたエヴァレットがリリーを連れだしたりして、どうなっちゃうの??って感じです!!

 でも、すごく面白いです!!
 
 Z級映画をたくさん観ている映画ファンだったら観やすくて、ストーリー展開も良く出来ていて感動しちゃうかも??
 劇場公開されただけのことはあります!!
  
 ビッグフットが目撃されている森が舞台なのに、悪霊みたいなウェンディコしか出てこないとか思っていると、最後の方でビッグフットが!!
 強すぎ!!
 ビッグフットは森や自分のテリトリーを守っている??
 とにかく、ちぎっては投げみたいな感じです!!
 あっという間に敵がいなくなっちゃいました!!
 特に人間を攻撃してこなかったし、今までの時間はウェンディコたちが起こしていたんでしょねぇ、、。
 
 映画の中で、ちゃんと説明あったのか良く覚えていないんですが、ウェンディコの配下の悪霊はどうやらグールのようです!!なんか弱そうなのに、あっという間に登場人物噛みちぎられちゃったりして、、。
 エヴァレットの様子から見て、ウェンデイコの犠牲者がグールになるんでしょうか??
 クリスもスコップとか持っているんだから、グールの1人や2人倒せそうなのに、、逃げまくり、。
 実際、あんなのが大量にやってきたら、戦おうなんて思わないですね、、。
 チャック・ノリスやジェイソン・ステイサムじゃないんだから、、。

 監督のブルース・ウェンプルは日本未公開作でビッグフット映画”Monstrous”(2020年)(脚本アンナ・シールズ)、ウェンディコのホラー映画”The Reteat”(脚本ブルース・ウェンプル)(2020年)を監督しています。
 この2作品もすごーく観たいんですが、、。
 製作年度が今作とこの2作品、3作品とも2020年なんですが、、。
 
「エ、エッ、3本!!」


 2020年にビッグフットやウェンデイコが出てくる映画を3作品も監督したんですね、、。3本って、、同時に撮影したんでしょうか??


  今作や『タイムトラベルZ』を観た感じだろ、この2作品もしっかりとした作品なんでしょうね、、。本当に観たいです!!

 未確認生物学の実習行かなければ良かった度    ★★★★★
 宝石のついたペンダント拾わなけば良かったのに度 ★★★★★ 
 ちゃんとビッグフット登場する度         ★★★★★

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『SMILE スマイル』 怖くて笑えない、、、

2025-03-16 22:36:56 | ホラー

SMILE スマイル
SMILE(2022年アメリカ)
 監督:パーカー・フィン
 脚本:パーカー・フィン
 出演:シソー・ベーコン
    ジェシー・T・アッシャー
    カイル・ガルナー
     ロビン・ワイガード
    ケイトリン・ステイシー

 ■ストーリー■
 病院の精神科に勤める医師のローズは、何かにおびえて運ばれてきた若い女性ローラの診察することに。大学院生であるローラは目の前で教授が退場するのを見てそれ以来幻覚を見るようになってしまったとのことだった。ローラは幻覚ではないと言って不気味な笑顔で自殺してしまうのだった。
 それ以降、ローズも徐々に幻覚に悩まされるようになるのだが、ローズの姉夫婦や婚約者はローズの話を信じてくれなかった。ローズは元ボーイフレンドで刑事ジョエルに調査をしてもらい、自殺を目撃した者が数日後に不気味な笑顔で自殺する事件が19件も起きていることを知るのだった、、、。
 ただ1人、自殺しなかった男がいるのだが、その男は刑務所で服役していたのだった、、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 ネタバレなしで観た方が面白いので観てから読んで下さい。


 ■感想■
 パーカー・フィン監督の短編映画”Laura Hasn't Slept”(2020年)を長編化したホラー映画。
 今作は”Laura Hasn't Slept”のローラが今作のヒロイン、ローズが勤める病院にやってくるところから始まります。
 今作のブルーレイには短編”Laura Hasn't Slept”が収録されています。こういう映像特典は良いですとね!!


 製作費1,700万ドルの作品です。ハリウッドのメジャー映画からみると低予算系の作品になるんでしょうか??

 日本のホラー映画『リング』(1998年)のように伝染していきます。
 今作では笑顔が伝染します。
 笑顔で自殺した人間を見た人間は自分もいずれは笑顔で数日後には自殺することになっちゃいます、、、。
 はっきり言って、自分的にはHで伝染する『イット・フォローズ』(2014年)よりも怖かったです、、。目の前で笑顔で誰かが突然自殺されたら目撃者になっちゃいますもんねーー。
 逃げようがない、。
 伝染する系のホラー映画ではかなり怖い系です。
 『リング』だったらビデオを見ないとか、『イット・フォローズ』だったらHしないとか、、、。
 ウィルスとは別ですけど、、。
 
 今作の主人公ローズは最初は幻覚を見るくらいなんですが、自分が記憶にないことまでしでかすように、、。
 自分の飼っていたペットのネコちゃんの死骸を姉夫婦の子どもにプレゼントするように、、。

 ここでホラー映画ファンは、、ヒロインのローズ、けっこうやばいかも??って。
 しかも、助かる方法が1つだけしか判明しない、。こんな方法使えるワケがない、、。
 でも、自分の想像では、この方法で助かって刑務所にいるシーンで終わると思ったんですが、想像とは違うラストでした。てっきり刑事のジョエルを殺して逮捕されるのかと思っちゃいました、、。
 
 大不正解!!外れちゃいました、、。

 そんな甘い感じでなく、どうどうと何かが姿を現してきます!!もう逃げられないなぁ、、。って感じです。
 最後の方は二転三転の幻覚ネタで何が起きても、どうせ幻覚でしょ、、みたいな感じに、。

 今作は、数多くの映画祭で賞に受賞、ノミネートされました。
 いくつかあげると、、
 【サターン賞】2024年
   ベストホラー映画賞 ノミネート
 【米国作曲家作詞家出版社協会映画&テレビ音楽賞】2023年
   トップ・ボックス・オフィス映画賞(音楽) 受賞
 【MTV映画&テレビ・アワード】2023年
   ベスト映画賞 ノミネート
 【ゴールデン・シュモース・アワード】2023年
   年度ベストホラー映画賞 ノミネート
 【ノース・カロライナ・フィルム批評家協会】2023年
   ベスト監督デビュー賞 ノミネート
 【フェニックス批評家協会】2022年
   ベストホラー映画賞  ノミネート
 【ハワイ映画批評家】2023年
   ベストホラー映画賞  ノミネート
 【クリティクス・チョイス・スーパー・アワード】2023年
   ベストホラー映画賞  ノミネート
 【ゴールデン・サイス・ホラー・アワード】2023年
   作品賞 ノミネート
   監督賞 ノミネート
   主演女優賞(ソシー・ベーコン) ノミネート
   助演女優賞(ケイトリン・ステイシー) ノミネート
   オリジナル脚本賞  ノミネート
   オリジナルスコア賞 ノミネート
   メイク&ヘアー賞  ノミネート
   編集賞       ノミネート
   VFX使用賞      ノミネート
   トレイラー賞    ノミネート
   ホラー映画モーメント賞 ノミネート

  笑顔で自殺するだけなので、何件も同じような出来事が起きていても警察も捜査しないですよね、、。大体、事件性がないですから、。
 幻覚が見えるのが自分だけっていうのも怖いっですよね、。誰にも助けてもらえない。
 下手に助けようとしたら、刑事のジョエルのように退場するはめに、。

 ジョエルも退場して自分もあーなっちゃうなら、やっぱり刑務所に入っている生存者と同じ方法を使いしかなかったんでしょうか??それも実際にやるとなったら、簡単にはできないでしょうけど、、。

 ネコちゃんかわいそう度       ★★★★★
 ジョエルも巻き込まれて災難だった度 ★★★★★
 逃げようがない度          ★★★★

 

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『ペット・セメタリー』(2019年) 30年ぶりリメイク

2025-03-13 19:42:27 | ホラー

ペット・セメタリー
PET SEMATARY(2019年)
 監督:ケヴィン・コルシュ
    デニス・ウィドマイヤー
 脚本:ジェフ・ブーラー
 原案:マット・グリーンバーグ
 原作:スティーヴン・キング「ペット・セマタリー」(文春文庫)
 出演:ジェイソン・クラーク
    エイミー・サイメッツ
    ジョン・リスゴー
    ジェテ・ローレンス
    オバッサ・アーメド

 ■ストーリー■
 医師のルイス、妻のレイチェル、娘エリー、息子ゲイジの一家は、都会のボストンから田舎町へ引っ越してくる。隣人ジャドから家の奥にある森のペットの墓場「ペットセメタリー」に近づかないよう注意されるのだった。
 ある日、エリーのかわいがっていた猫が退場してしまい、ルイスはエリーのため森の奥へ埋めるのだった。すると翌日、猫は帰ってくるが凶暴になっていたのだった、。

 
 スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』(1980年)ほめてません。
 スタンリー・キューブリック監督の作品や、『シャイニング』(1980年)が好きな映画ファンの方は読まないで下さい!
 ■感想■
 スティーヴン・キング原作の「ペット・セマタリー」の映画化作品。
 前回、生き返りそうな奥さんを描いた日本のホラー映画『禁じられた遊び』(2023年)を記事にしたので、今回は埋めたら生き返る森を描いたスティーヴン・キングの『ペット・セメタリー』を記事にしました、、。

 製作費2,100万ドルのメジャーな作品です。
 1989年にも映画化されているので30年ぶりの映画化リメイクになります。
 30年も前の作品だと、やっぱり熱心なホラー映画ファンしか観ないから、色んな意味でアップデートをふくめてリメイクってことになったんでしょうか??

 でも、なんでリメイクしたの??って思っちゃうくらい同じような展開です、、原作にもある程度忠実な感じ、、。前半の途中まで、、。
 オリジナル版の熱心なファンはどう思うんでしょうか??
 娘のエリーが被害に遭うあたりから全然違う方向に、、。
 
 ある程度、大きなコが被害に遭うのと、小さなコが被害に遭うのでは印象が違うし、、1番大きな違いは1989年版では主人公ルイスが不可抗力のように被害が増えていくのに、リメイク版はなんか普通のホラー映画のような感じに、、。
 
 と、どちらかと言うと否定的な感想だったんですが、、評判はすごく良いみたいで、色んな映画祭で受賞、ノミネートされました。いくつかあげると、、
 【サターン賞】2019年
   ベスト・ホラー映画賞      ノミネート
   助演男優賞(ジョン・リスゴー) ノミネート
   メイクアップ賞         ノミネート
 【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2020年
   助演男優賞(ジョン・リスゴー) ノミネート
 【ヴァンクーヴァー ジョーイ・アワード】2019年
   長編女優賞(ソニア・マリア・キリラ) 受賞
 【ハワイ映画批評家協会】2020年
   ベスト・ホラー映画賞       ノミネート 

 30年ぶりのリメイクでオリジナル版は昔のコトだし、普通にちゃんとしたホラー映画なんで賞獲ったんでしょう、、。原作からの変更点も、スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』(1980年)と比べれば変更点が無いと言っても言い切れちゃうくらいで、そんなに気にならないし、、。

 スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』ですけど、スティーヴン・キングの「シャイニング」の映画化と思わないで、単なるホラー映画として観れば普通に観れると思うんですが、、、。
 もともと、雰囲気がおかしな感じなジャック・ニコルソンがおかしくなっても、だから何??って。
 どう見ても良いお父さんに見える俳優を使わなければいけないはずなのに、、。最初から狂気を漂わせたようなジャック・ニコルソンをキャスティングしたの??
 
 ”シャイニング”の能力を持つダニーもその能力を使わないし、、。というか使うシーンが用意されていない、。
 Sci-Fi映画とか、ホラー映画とかにまるっきり興味がなかったんでしょうねぇ、、。

 幽霊や超能力を否定している人が作ったようなホラー映画っていうことで、ジャック・ニコルソンのサイコスリラー映画に、なっちゃってますよねーー。

 映画をヒットさせたということで評価するなら、すごい監督というコトになるなんでしょうが、自分的には全然受け入れられないです。せっかくの原作が、、。
 まぁ、原作と映画化した作品は別物なんで気にしなければ良いんでしょうけど、、。
 せっかくの原作の良さを活かさなかった作品として『シャイニング』はダメダメでした、、。
 
 スティーヴン・キング自ら脚本書いて、製作総指揮で関わったミック・ギャリス監督のミニシリーズ『シャイニング』(1997年)が作られたのも良く分かります。でも、やっぱりTV作品って感じです、。実際、TV作品なのでしょうがないんですが、、。
 表現や時間(決められてる時間)やキャスティング、製作費など制約も多いので劇場作品でリメイクして欲しかった気も、、。

 「シャイニング」の3度目の映画化ってどうなんでしょう??
 誰もこんな企画立ち上げたくないですよね、、。ヒットすれば良いですけど、失敗することを考えちゃうと、、。

 『ペット・セメタリー』でなく、『シャイニング』のコトしか書いていない、、。他の作品のことばかり書いているのはいつものことですけど、。

 実際、同じ境遇になったら凶暴化するのが分かっていてもやっぱり埋めちゃうのかなぁ、、とも思いますけど猫でどうなるかを見てますからね、。
 今作では、甦ったエリーが大暴れで、結局大変なことに、。オリジナル版でも大変なことになってましたけど、、。大変って意味では同じですね、。 

 あんな森があったら困っちゃう度 ★★★
 主人公大変な目に度       ★★★★★
 ホラー映画度          ★★★★★

 

 

 

オリジナル版

原作の小説

 

今回、記事の内容が「シャイニング」の内容だったので、、。TVミニシリーズ版

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『ブラッドムーン』 狼男が現れた、、。

2025-03-08 01:30:44 | ホラー

ブラッドムーン
A WERWOLF IN LONDON(2020年イギリス)
 監督:チャーリー・スティーズ
 脚本:チャーリー・スティーズ
 出演:リース・コノリー
    ティム・カートライト
    ナタリー・マーティンス
    マーク・マッカーティ
    ジェシカ・アロンソ

 ■ストーリー■
 ヴィクトリア朝時代、殺人罪で捕らえられたアーチーは絞首刑にされるため裁判所まで護送されていた。アーチーを護送するのは区議会議員ホレス・レイクラフトだった。アーチーは無実を訴えていて、首を切り落としたのは獣で、倒したあと人間になったのだと主張していたが、ホレスはその主張を信用していなかった。
 護送中、ある森で馬が怯えて前に進めなくなり、なおかつ嵐がせまってきているので、近くの村にある宿で宿泊することにするのだった。近くの村にあった「3つ爪ホテル」は、マーサとビンセント姉弟が経営していたが不気味な感じの宿だった。
 その夜は血の月の夜で、マーサ、ヴィンセントが森の凶悪な3匹の獣とホテルの部屋を満室にする約束になっている夜で、マーサとヴィンセントはアーチー、ホレス、御者のウィリーを快く受け入れるのだった。

 ■感想■
 前回、チャーリー・スティーズ監督の『ロンドン塔の呪縛』(2024年)を記事にしたので、今回は同じくスティーヴン・スティーズ監督の狼男映画を記事にします。
 展開が早いのですごーく観やすいです。
 始まって30分もすると、マーサ、ヴィンセントの姉弟とアーチー、ホレスたちの戦いが始まっています!!

 チャーリー・スティーズ監督は、『ロンドン塔の呪縛』みたいな歴史系な作品よりも、今作のようなオーソドックスなホラー作品の方が良いのかもしれないです!!
 すごーく面白くて観やすい!!
 狼男映画を現代風にして、コメディ調な要素も入れて面白い作品にしています!!

 『ハウリング』(1981年)や『狼男アメリカン』(1981年)みたいな大作じゃないので、変身シーンや狼男の造りが甘いですけど、低予算作品なので全然OKな感じです。 
 低予算映画ファンでないと、狼男の着ぐるみとか突っ込みたくなるかもしれないですけど、、そこは映画の中の登場人物と一緒になって怖がらないと、。

 狼男映画ですけど、銀の弾丸とか全然関係ないです。普通の鉄砲や斧で物理的に倒せるので、マーサとヴィンセントの姉弟も、あんなに怖がらなくても良かったのでは??って思っちゃいます!!
 動きも、とてつもなく早いとかじゃないし、、。
 っていうか、あの姉妹、狼男以上におかしなことに、、。
 御者のウィリーとかバラバラにしてましたから、、。

 でも、作品の中では狼男は十分強くて、登場人物あっという間に犠牲に、、。しかも、かなりゴアゴアです!!

 以前、狼男を倒したことがあるアーチーよりも、議員のホレスが大活躍!!えー、、強すぎでは??

 19世紀を舞台にした狼男映画を作るなんて、スティーヴン・スティーズ監督この時代が好きなんでしょうか??
 ランニングタイムも84分なんであっという間に終わっちゃいます!!

 銀の弾丸でなくて良いので簡単に倒せそう度      ★★★★
 19世紀舞台にしたホラー映画好きなら観ても良いかも度 ★★★★
 展開がすごーく早い度                ★★★★ 

TV放映時の日本語吹替音声収録

狼男現代版、変身シーンが公開当時話題になりました。

2作目もけっこう好きです

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『ロンドン塔の呪縛』 地味な歴史ホラー

2025-03-07 22:33:27 | ホラー

ロンドン塔の呪縛
THE HAUNTING OF THE TOWER OF LONDON(2022年イギリス)
 監督:チャーリー・スティーズ
 脚本:チャーリー・スティーズ
 出演:リチャード・ローデン
    リース・コノリー
    ティム・カートライト
    エマ・スパージン・ハッセイ
    ジェイク・ワトキンス
 
 ■ストーリー■
 ロンドン塔の水堀からトランクが引き上げられその中から行方不明の2人の王子の遺体が発見されるのだった。犯人として捕られたグレイストックは拷問されたグレイストックは2人の王子の亡霊によって退場。北部の村人の話で死者と話すことが出来る能力を持つ男がいることを知った側近ベアトリスは、その能力を持つ男ヘンリーをロンドン塔まで呼ぶのだった。しかし、国王の弟リチャードに殺害され、ヘンリーも囚われてしまうのだった、。。
 
 □■□ネタバレあり□■□
 ネタバレしてます
 ■感想■
 リチャード3世に退場させられたとウワサになっている幼い王子の史実をもとにしたと思われるホラー映画。
 史実が絡んでいるのであまり突飛なことが描けなかったのか、地味な作品に、、。
 と、思っていたら、結局、史実は関係なく、、。幽霊出まくり、幽霊と話せる男が出てきたり、、。完全なホラー映画に、、。
 しかも、出てきた登場人物のほとんどが映画から退場、、ホントに退場しちゃいます、、。
 ランニングタイム94分の作品ですけど、94分も使って、主な登場人物が全員退場って、、。誰も救われない悲惨なラスト、。

 死者と話せる男ヘンリーとか、女王の側近のベアトリス、神父とか、本当になぜ出てきたの??って感じです。誰も活躍していない、、、リチャード3世がやりたい放題暴れているだけ、、。そこにオカルト要素が入ってきてワケのわからない作品になっちゃっている印象、。
 
 「観てきたこの時間、何だったのーー、、」

 残酷な拷問シーンしか印象に残っていないです!!
 でも、リチャード3世が残酷なイメージなのは、ウィリアム・シェークスピアが書いた戯曲「リチャード三世」の影響って話もあるみたいです。

 リチャード3世、残酷すぎなんですけど、中世ってこんな感じだったんでしょうねぇ、、。
 でも、地味で見せ場もない、全然盛り上がらない作品なだけに『炎のグレートコマンド 地獄上の大冒険』(ソフト題:『グレート・ウォリアーズ 欲望の剣』)(1985年)よりも残酷な感じ、。

 最期は、深作欣二監督の「魔界転生」(1981年)みたいに歴史変わっちゃっているのでは??みたいな展開、。
 リチャード3世が退場しちゃうと、歴史と変わっちゃいますよね、、。
 どうせ、歴史なんか気にしていないなら、もっともっとストーリーが暴走しても良かったのに、、。
 なぜ、こんな再現ドラマ風な展開+オカルト映画に、、??

 まぁ、それなりには楽しめましたけど、、あくまでもZ級映画よりは楽しめるって感じですが、。 
 
 
 もう少し見せ場があれば良かった度 ★★★
 えーー、全員いなくなっちゃう度  ★★★
 結局、歴史関係ない度       ★★★★

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『”あれ”がいる廃墟』 ”あれ”の正体、、。

2025-03-03 22:19:38 | ホラー

”あれ”がいる廃墟
AGAINST THE NIGHT(2017年アメリカ)
 監督:ブライアン・カヴァラロ
 脚本:ブライアン・カヴァラロ
 出演:ハンナ・クリーマン
    フランク・ホエーリー
    ティム・トーレ
    ルーク・パーシアニ
    ジョシュ・カーン
    ニコル・スーザ

 ■ストーリー■
 捜査官から尋問されるレイチェル。何が起きたのか説明を求められたレイチェルは説明を始めるのだった。
 レイチェルの新居祝いに集まった友人グループは、集まった友人の1人ハンクの提案で幽霊が出ると言われている今は心霊スポットの廃墟となっているホルムズバーグ刑務所に行くことにするのだった。ハンクは2人1組でカメラを持たせ映像を撮ろうとするのだが、、。

 ■感想■
 若者たちがノリで心霊スポットの出かけて、ひどい目にあうホラー映画。
 襲ってくるのが麻薬製造の人間なのか、犯罪者なのか、エイリアンなのか、それともかつて実験されていた囚人たちなのか、、。
 ラストの正体を考えると、ホラー映画でなくSci-Fi映画なのかな??とも思ったんですがジャンルは”ホラー”にしました。
 もう、こういう設定のホラー映画、何本作られたでしょう、、。
 自分はPOV映画が好きでないので、今作くらいのPOVがちょうど良い感じでした。

 出てくる若者の数がけっこういるので、退場していくのを見せるだけでも時間かせぎに、。
 ヒロインのレイチェル、ハンク、ショーン、ダン、ブルック、スージー、ニック、キャリー、。

 ところで、多分映画の冒頭とラストに出てくる捜査官がヒロインのレイチェルをイスに座らせて質問?とかしている設定なんですけど、事件現場でそんなコトするんでしょうか??警察署とかに行ってしないんですかね、、??
 さっさと現場から移動しないから、あんなことに、、。
 
 ランニングタイムも85分なんで、普通に観れました。
 本当は、あと10分くらい短かった方が良いと思いますけど、。
 映画の最初の方で、ちょっとお色気シーンとか出てきますけど、必要??あのシーンとかなくても良かった気が、、。
 タイトルが2019年に公開された日本のメジャーなホラー映画にかなり寄せているんですが、、それで観る映画ファンが増えるんでしょうか??
 でも、結局、今作はこのタイトルが1番惹きつけるところでしょうか??

 いつかどこかで観たコトあるような題材の作品でしたけどPOV画面も少な目、短めのランニングタイム、正体不明のガスマスクの人物などで、低予算映画にしては合格!!かなり甘目な評価!!

 POVシーンはそんなに多くない度         ★★★
 あれが最後暴れてるシーンがあれば良かったかも度 ★★★★
 結局、みんな被害に、、度            ★★★★★

 

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『深い谷の間に』 谷には何があるの??

2025-02-28 21:51:17 | ホラー

深い谷の間に
THE GORGE(2025年アメリカ、イギリス)
 監督:スコット・デリクソン
 脚本:ザック・ディーン
 出演:マイルズ・テラー
    アニャ・テイラー=ジョイ
    シガーニー・ウィーヴァー
    ショペ・デイリス
    ウイリアム・ヒューストン

 ■ストーリー■
 退役した元海兵隊の狙撃手リーヴァイはペンドルトン基地に呼ばれ深い森の谷で極秘任務に就く。その任務とは1年間、自給自足できる”西”の監視所で暮らし、600メートルごとに設置された銃架の弾薬を補充、そして通信無線のクローカーと吊り下げ地雷をチェックし30日に1回無線で連絡するものだった。クローカーが故障したり谷が征圧されたときはサイレンが鳴り野良犬計画が発動されるようになっているので逃げるよう言われるのだった。この任務は東西で第2次世界大戦時、または冷戦時に極秘に合意された取り決めでそれぞれの陣営1人づつで行い、谷のそれぞれの側を監視して谷から出てくるものを阻止するというものだった。
 一方、東側ではドラサという女性が監視所に赴任、任務に就いていた。ドラサの誕生日、谷を挟んでお互いに望遠鏡で、スケッチブックでコミュニケーションをとっているとき、谷から謎の生物が這い上がってくるのだった、、。
 
 □■□ネタバレあり□■□
 今作は何も事前情報なく観た方が楽しく観れるので、観てから読んで下さい。


 ■感想■
 『エミリー・ローズ』(2005年)、『地球が静止する日』(2008年)、『フッテージ』(2012年)のエリック・デリクソン監督のApple TV+で配信のスリラー映画。

 アクション映画だと思って観ていると、なんか途中からおかしな感じに、、主人公の1人リーヴァイが前任者から説明受けるあたりで、、何か出てくるのかと思っていると、すぐにモンスターが出てきます!!
 アクション映画でなく、ホラー映画だったのか、、。
 こういう風に観ている人を勘違いさせるような作品ってけっこう好きです!!
 
 製作費のかかった、エンターテイメントのちゃんとした作品なんで、すごーく観やすいです!!
 ランニングタイム127分もあるのに、あっという間に終わっちゃいました、、。
 こんなにちゃんとした作品が配信のみなんて、、。
 でも、少し観やすぎなのかも??
 後半は良くあるハリウッドのメジャー作品みたいな展開なのが気になっちゃいますが、、。
 主人公たちが無事に助かって、軍事産業のボスみたいなシガーニー・ウィーヴァーもいなくなってハッピーエンデイングって、、。
 
 短い間だったら感染しなくて大丈夫っていうのも、いかにもハリウッドのメジャー作品的、。
 B級ホラー映画だったら絶対に感染していそう、。
 
 1年間、監視所で1人で過ごすって、けっこうツライんですけど、、。
 でも、でも、1人って、、。眠ってるときに登ってきたらどうするつもりなんでしょうか??9時から17時までの時間で襲ってくるんじゃないんだから、。

 スマホもパソコンと言った通信手段もなく何もすることなくて1人で1年間って、、。
 通信手段があったら、この谷から外の世界に連絡とれちゃいますからねー、しょうがないんでしょうが、。

 半径4.2キロ一帯が爆発の影響を受けるので、、主人公たちがスナイパーで3000メートル級の狙撃が出来る能力が活きてくるんですね、。3000メートルって、、すごすぎでしょ、。
 コミックやアニメだったら、全然普通の距離ですけどねー、。
 
 アクション映画度     ★★★★
 ホラー映画度       ★★★
 すぐに仲良くなっちゃう度 ★★★★★

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『血のバレンタイン』 犯人は誰??

2025-02-14 22:18:33 | ホラー

血のバレンタイン
MY BLOODY VALENTINE(1981年カナダ)
 監督:ジョージ・ミハルカ
 脚本:ジョン・ベアード
 ストーリーコンセプト:スティーブン・A・ミラー
 出演:ポール・ケルマン
    ロリ・ハリアー
    シンシア・デイル
    ニール・アフレック
    キース・ナイト
 
 ■ストーリー■
 アメリカの田舎の炭鉱の町ハニガーでは20年ぶりにバレンタインパーティが開かれようとしていた。しかし、この町では20年前、鉱内で爆発が起き数人の鉱夫が生き埋めになったがハリー・ウォーデンという鉱夫が仲間を食べていきながらえていたのだった。1年後、ハリー・ウォーデンは病院を脱走、爆発の原因を起こした鉱夫たちを退場させ「バレンタインデーを祝うな」と言い残して行方をくらますのだった、、。
 そして、心配していた通り、ハニガーの町では炭鉱夫のカッコをした何者かが町の住民たちを退場させていくのだった、、。


 ■感想■
 1981年のカナダのスラッシャー映画。
 監督はジョージ・ミハルカ。ジャック・ヒギンズ原作のTVムービー『Wの密約』(1997年)、『サンダーポイント』(1997年)や、ハリー・パーマーの活躍を描くTVムービー『国際諜報員ハリー・パーマー Wスパイ』(1994年)を監督しています。

 『ハロウィン』(1978年)、『13日の金曜日』(1980年)の大ヒットによりスラッシャー映画が大ブームになり、日本でも多くのスラッシャー映画や記念日ホラーが劇場公開、ビデオスルーで公開されました。
 『バーニング』(1981年)、『ローズマリー』(1981年)、『テラートレイン』(1980年)、『プロムナイト』(1980年)、『マザーズ・デー』(1980年)、『悪魔のいる渚 サイレントスクリーム』(1980年)、『『鮮血!悪夢の卒業式』(1981年)、『誕生日はもう来ない』(1981年)、『猟獣人ヒューモンガス』(1981年)、『マッドマン・マーズ』(1981年)、『血ぬられた入寮式 呪われた女子大生の謎』(1984年)、『生体ジャンク!狂殺の館』(1984年)、『エイプリル・フール 鮮血の記念日』(1986年)、、
 
 ざっと思いつくだけでも、、これくらい、、。
 田舎町の家が怖いホラー『恐怖のいけにえ』(1980年)、肝試しホラー『ヘルナイト』(1981年)とかもありました、、。

 今作は、1982年のフランス【アヴォリアッツ・ファンタスティック映画祭】でグランプリにノミネートされました。
 製作費は230万カナダドル。1981年でこの製作費なので、普通の低予算系作品でしょうか??
 ちなみに『バーニング』の製作費が150万ドル、『ヘルナイト』の製作費が140万ドルです。

 今作が1番有名になったのは、日本では普通に劇場公開されたんですが、海外ではゴアシーンが編集されたバージョンで公開されたってことでしょうか??
 日本でも、ゴアシーンが編集されたバージョンがソフト化されましたが、、「あれ、こんな印象の作品っだったけ?」って感じだったんですが、、その後、ゴアシーンが編集されたバージョンだとわかり、少し話題になりました、、。

 別にゴアシーンが編集されたバージョンしか知らなかったら、それはそれで普通の作品って印象なんですが、、。
 ゴアシーンありバージョンを観ちゃうと、そのインパクトが強すぎ!!
 

 観た印象が違うんです、、。
 自分はあんまり、ゴアシーンとか好きな方ではないんですが、ここまで印象が違うって、、。
 ゴアシーンで、こんなに印象が変わるなんて!!!

 ゴアシーンありの方がジョージ・ミハルカ監督が意図した作品なので、ある方のバージョンで観ないと、、。
 確かに、数分シーンがあるのか、ないのかで印象が変わる作品ってありますからね、、。
 サム・ライミ監督、シャロン・ストーン、ジーン・ハックマン出演の『クイック&デッド』もインターナショナル版の105分版と、日本公開版の107分、2分の違いですけど、自分的にはずいぶんと違う印象な気が、、。
 ストーリーを左右する2分間ではないものの、キャラクター同士の関係を考えるとあるのとないので違う印象に、、。

 今作はゴアシーンが凄すぎて、ストーリー的に「あれ、、この人、犯人ってありうるのあなぁ??」っていうのが誤魔化されてない??とかいう部分もありますが、、ホラー映画ですから、OKですよね。自分的には、ほめてるつもりなんですが、、。
 今作は2009年に『ブラッディ・バレンタイン 3D』としてリメイクされました、、。
 犯人は帰って来なかったですけど、違う作品が帰ってきました、、。町の名前もハーモニーで違いますけど、、。

 ゴアシーンのインパクト強すぎ度        ★★★★
 『誕生日はもう来ない』くらい犯人わからない度 ★★★
 もうテレビ(地上波)では放送しないだろう度  ★★★★★ 


 日本でもスティングレイさんからブルーレイ化され93分アンカット復元版が収録されています。

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『ブラッディ・バースディ』 イタリアのクラウン大暴れ

2025-02-13 14:13:06 | ホラー

ブラッディ・バースディ
CLOWNERY(2020年イタリア)
 監督:エロス・ダントナ
 脚本:カルロ・デ・サンティス
    エロス・ダントナ
 出演:カテリーナ・コルチンスカ
    セレナ・P・パルミサーノ
    アレックス・ダンントナ
    ミルコ・ダントナ

 ■ストーリー■
 エマが小さなころ、父親は誕生日に2人のクラウンを呼んで娘を楽しませるが、その後、自分も楽しませろとズボンを脱いで下半身をあらわにしてクラウンに拳銃を向けるのだった、、。もう1人のクラウンが気がついて何をやってるんだと怒鳴ったところ拳銃が暴発!!
 エマは21歳になるが、クラウンの悪夢を見てうなされていた。またクラウンが人を退場させる幻覚まで見て他人を避けるように生活していた。なのでエマは大学では変人として扱われていた。しかし、エマをバカにしていた友人たちが本当にクラウンに襲われ、、。

 ■感想■
 アマゾンプライム配信のイタリアのホラー映画。
 itnDistributionの文字が出てきたときに、「しまった!!」と思ったんですが、、それでハードルが下がったせいか普通に観れました。

 それどころか、今作は色んな映画祭で賞を受賞したりノミネートされました。
 いくつかあげると
 【シカゴ・インディ・ホラー映画祭】2020年
   長編作品賞    受賞
   監督賞      ノミネート
   音響賞      ノミネート
   監督の選択賞   ノミネート
   女優賞      受賞
   撮影賞      ノミネート
 【デプス・オブ・フィールド国際映画祭】2020年
   セットデザイン賞 受賞
   オリジナルスコア 受賞
 【12か月映画祭】2020年
   1月長編作品賞    受賞
 【シネマ・ワールド・フェスト・アワード】2020年
   ホラー/スリラー長編作品賞 受賞
 【クラウン・ウッド国際映画祭】2020年
   ホラー映画賞 受賞
   助演女優賞(セレナ・P・パルミサーノ) 受賞
   監督賞                  ノミネート
       女優賞(カテリーナ・コロチンスカ)    ノミネート  
         俳優賞(アレックス・ダントナ)      ノミネート  
         助演男優賞(ミルコ・ダントナ)      ノミネート

 そんなに賞に選ばれるほど評価されてたんですね、、。 
 
 エロス・ダントナはオカルト映画『デーモンズ・チャイルド』(2022年)も監督していました。出演はミルコ・ダントナ、カテリーナ・コルチンスカと今作と同じ出演者です。
 未見ですが2017年の監督作『サバイバル・デスゲーム』も、カテリーナ・コルチンスカとミルコ・ダントナが出演しています。  
 2024年にはホラー映画”Bloody Trip The Equinox Killer”を監督しています。

 今作に比べると2年後の『デーモンズ・チャイルド』がかなり面白い作品になっていたので、さらにその2年後の作品”Bloody Trip The Equinox Killer”も観てみたいですねー、。

 今作が、超低予算の自主製作系みたいなホラー映画だったのに、『デーモンズ・チャイルド』は低予算でもちゃんとしたオカルト映画になってましたからねーー。

 イタリア映画というコトもあって、なんとかかんとか、ぎりぎり楽しめました、、。オチ的には、どこかで観たことあるようなオチですが、、。
 

 『ブラッディ・バースデイ』というタイトルだったので、てっきりエド・ハント(エドワード・ハント)監督の1980年の『ブラッディ・バースディ 天使の顔をした悪魔の子供たち』(1980年)のリメイクかと思っちゃいましたけど、、同じタイトルだっただけでした、、。
 エド・ハント監督はカナダの監督で
 『スターシップ・インベージョン』(TV題:『未来からの挑戦!第四次宇宙戦争』『スペース・ウォーズ UFO軍団大襲来!』)(1977年)
 『殺人バクテリアM-3』(TV題:『SFパニック 恐怖の病原体』)(1979年)
 『スーパー聖戦士(セイント)』(1986年)
 『ブレイン 鮮血の全国ネット』(1988年)         
 と1970年代後半から1980年代まで、SF映画を監督していました。
 2014年には未公開のホラー映画”Halloween Hell”を監督しています。

 今作『ブラッディ・バースディ』ですが、普段からZ級の作品をけっこう観ていて、何も期待しないで、itn Distributio配給の作品と思って観れば十分楽しめるかも??

 

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『ザ・コンヴェント』 ポール・ハイエット監督のホラー映画

2025-02-03 22:31:07 | ホラー

ザ・コンヴェント
HERETIKS(2018年イギリス)
 監督:ポール・ハイエット
 脚本:ポール・ハイエット
    コナル・パルマー
 原案:グレゴリー・ブレア
 出演:マイケル・アイアンサイド
    フレディ・カーター
    ロージー・デイ
    クレア・ヒギンズ
    ハンナ・アルタートン
    カティ・シェリダン

 ■ストーリー■
 1619年、修道院で血まみれの惨劇が起きる。そして、40年後、魔女狩り裁判で処刑の判決が出ようとしていたペルセフォネだったが、修道院長のマーガレットが身柄を預かることで、処刑されずに修道院へ行くことに、、、。
 両親と農場で暮らしていたペルセフォネはある日、納屋が火事になり牛が死ぬ悪夢を見る。ただの悪夢だと思われたが、翌日、納屋が本当に火事になり母親が焼死するのだった。災いを呼ぶと言われ家を追い出されたのだった。修道院ではペルセフォネは不気味な幻を見るようになるのだが、、、。


 ■感想■
 GEO先行レンタル作品(2020年6月10日)の記事を書きます。って先行って2020年のコトなんで、4年以上前、、、
 
 17世紀の修道院を舞台にしたホラー映画。
  監督は『復讐少女』(2012年)、『デビルズ・トレイン』(2015年)のポール・ハイエット。
 ポール・ハイエット監督のコト、今回の記事を書くまで全然ノーチェックでした、、。
 
 少女が大人相手に苦労しながらリベンジする『復讐少女』も、狼男映画『デビルズ・トレイン』も観て、それなりに面白いと思っていたのに、、、。
 Sci-Fi映画”Peripheral”(2018年)は未公開のままです、、。
 ”Peripheral”ですが、DVDスルーや、配信とかしてくれないでしょうか??

 今作『ザ・コンヴェント』ですが、正統派のオカルトホラー映画です。
 製作費が200万ユーロということで、Z級映画とは全然違います!!
 時代設定が17世紀ということで、みんな普通に昔のカッコで出てきます。200万ユーロですからね!!
 
 でも、海外は物価が高いので200万ユーロでも低予算作品ってコトになっちゃうんでしょうね、。

 良くホラー映画で、なんか様子がおかしいのに、なぜかさっさと逃げ出さない登場人物とかいますけど、今作のヒオリンは逃げ出すワケにもいかずに、。結局、逃げちゃった方が良かったんですが、。
 『復讐少女』も『デビルズ・トレイン』も、ちょっと他の同じような作品と違う魅力がったのに、、今作はどちらかと言えばオーソドックスな作品になってます。

 『復讐少女』も、普通だったら無敵状態のヒロインが出てきそうな感じの作品が多いのに、、普通の少女がヒロインなので苦戦しまくり、、。
 『デビルズ・トレイン』は列車の舞台設定と狼男をうまく融合させていました。

 オーソドックスでも、普通に面白く観れたんで良いんですが、、。ランニングタイムが81分と短めなのも良かったです!!
 
 正統派オカルト映画度        ★★★★
 最後は結局物理的な攻撃度    ★★★★
 あのあとどうなっちゃうの?度    ★★★

 

 

列車×狼男『デビルズ・トレイン』

エイドリアン・バーボー出演の同名タイトルのホラー映画。全然関係ありません、、。

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『カニバル・ブリザード食人峠』 犯人は、、、

2025-02-01 15:25:48 | ホラー

カニバル・ブリザード 食人峠
DONNER PASS(2011年アメリカ)
 監督:エリース・ロバートソン
 脚本:R・スコット・アダムス
 原案:R・スコット・アダムス
    マウンセイ・フィーガソン
    エリース・ロバートソン
 出演:デジレー・ホール
    エリック・ストックリン
    コリー・ベイリー
    エリース・ロバートソン

 ■ストーリー■
 1846年、シエラネバダ山脈の雪山でドナー隊という開拓団が雪に閉じ込められ飢餓状態になり"食人行為"をしたというドナー隊事件。
 現代、そのドナー隊事件が起きたドナー峠の土地にトーマス、ニコール、ケイリー、マイクたち若者が向かっていた。目的地はトーマスの山荘だった。途中、マイクは、この辺りでは1週間前に女性が退場する物騒な事件が起きていることを地元の人間から聞くのだった。退場した人間が食いちぎられていたというものだった。よそ者を脅かそうとしているだけとその話を真剣に受け止めない彼らは山荘へ向かうのだった。
 ニコールはボーイフレンドのデレクを山荘に呼び寄せ、デレクは友人たちと現れるのだった。犠牲者のメンバーが増えたところで犯人は1人、また1人と襲っていくのだった、、。

 ■感想■
 エリース・ロバートソン監督&原案&出演の低予算ホラー映画。
 2011年の作品ですが、2024年になって配信がスタートしました、、。
 
 なぜ、今頃??
 古い作品がこうやって観られるのは良いです!!
 
 数年前の作品で観たい作品がいくつも、、。
 自分がタイトルだけ知っていて観たいと思っている作品を少しだけあげると、、

 『ビッグ・バグス・パニック』(2009年)、『ラン・ハイド・ファイト』(2020年)のカイル・ランキン監督のコメディタッチのホラー”Night of the Living Deb”(2015年)、学園魔女ホラー”The Witch Files”(2018年)。 
  オランダのディック・マース監督のゲームショーのホストが脅かされる犯罪スリラー”Quiz"(2012年)。 
 『ドゥームズデイ』(2008年)、『ディセント』(2005年)のニール・マーシャル監督のオカルト映画”The Reckoning”(2020年)。
 メキシコ国境の町で学生が遭う恐怖を描く”Borderland”(2007年)。
 『ゾーン・オブ・ザ・デッド』(2009年)のミラン・コニェヴィッチ監督が脚本を書いたSci-Fiホラー”The Rift: Dark Side of the Moon”(2016年)。
 2004年イタリアのジャッロ『JIGSAW ジグソー』のエロス・パグリエリ監督が描くホラーSci-Fi”AD Project”(2006年)などなど、、。

 すべて最近の作品でないですけど、、観たい、、。
 実際に観たら、、期待と違う作品も少なくないと思いますが、、。

 今作のように少し前の作品で、公開されてない作品が観れるとうれしいんですが、、。


 今作に話題を戻すと、、今回製作費80万ドルの作品です。80万ドルって、確かにアメリカでは低予算の作品ですけど、、もっと製作費の低い作品けっこうあるので、特別突出して手予算って感じにはならない、、。
 
 1番怪しい人物が犯人です!!多分観ている人の大半が怪しいと思って観ちゃうと思います、、。
 でも、怪しすぎて逆に犯人でないと思ちゃうかも??

 今作ですけど、画面がすごく粗いので、すごーく古い作品に思えちゃいます、、。あえて、その効果を狙ったんでしょうか??
 
 今作のカニバリズムですけど、アントニオ・マルゲリティ監督の『地獄の謝肉祭』(1980年)みたいになぜか伝染します、、。エンターテイメントのホラー映画だから理由なんて特にないんでしょうけど、、。

 

てっきり地上波の映画枠で放映されたことあったのかな??と思っていたんですが、、放送されたことないみたいですね、、。

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『ベニー ラブズ ユー』 おもちゃは大切に、、。

2025-01-20 18:46:08 | ホラー

ベニー ラブズ ユー
BENNY LOVES YOU(2019年イギリス)
 監督:カール・ホルト
 脚本:カール・ホルト
 出演:カール・ホルト
    クレア・カートライト
    アンソニー・スタイルズ
     ジョージ・コリー
    ダーレン・ベネディクト

 ■ストーリー■
 おもちゃが欲しいと言って新しいおもちゃを手に入れた女の子アシュリーは、今まで大事にしていたクマのぬいぐるみトッドを邪険にして捨ててしまうのだった、、。しかし、トッドが暴れ出し、アシュリーは退場!!騒いでいるアシュリーを怒りに来た母親は、アシュリーを見て悲鳴!!
 ジャックは親元で暮らしていたが、ジャックの35歳の誕生日に家の中の事故で両親が他界。10か月後、借金返済を催促されたジャックは心機一転、今まで大事にしてきたおもちゃも捨てることに、、。ぬいぐるみのベニーも捨てられてしまうのだった、、。おもちゃのベニーはそれが許せず、、、。

 ■感想■
 カール・ホルトが監督&脚本&主演&編集&音楽のホラー映画。
 もし、子どものころ遊んでいたおもちゃが暴れ出したらという作品です。
 
 製作費は70,000ユーロ!!
 2019年の作品で制作費70,000ユーロ!!
 カール・ホルト監督の短編映画”Eddie Loves You”(2006年)自ら長編化してリメイク!!

 軽ーい感じで楽しく観れました!!
 コメディタッチでスタートするので、内容的にファミリー映画みたいな雰囲気かな?と思っていると少しすると最初の犠牲者が映るシーンがキツめのゴアシーンッ!!
 
 ホラー映画ファン向けの作品でした!!
 しかも、コメディタッチで、ホラー映画ファンなら観ながらニタニタしちゃうかも、、。ニタニタでなく、、ニヤニヤかな??

 【シッチェス・カタロニア国際映画祭】2020年
   作品賞 ノミネート
 【サン・セバスチャン・ホラー・アンド・ファンタジー映画祭】2021
   観客賞 受賞
 【マカブロ:メキシコシティ国際ホラー映画祭】2021年
   世界長編ホラー映画賞 受賞
 【ビルバオファンタジー映画祭】2021年(スペイン)
   長編作品賞 ノミネート
   革新監督賞 ノミネート
 【フライト・フェスト】2020年
   作品賞 受賞

 すごーく面白いです!!ホラー映画好きならば、、という条件つきですが、、。こんな面白い作品をロードショー公開しないなんて、、。ロードショーは少し厳しいですね、、。

 何か最後は丸ーく解決しちゃいますが、、コメディ映画ですからね、、。
 あの写真と、ベニーが動いてるだけで、事件のすべてがわかっちゃうパトロール警官の2人すごすぎ、、。シャーロック・ホームズか?「名探偵コナン」のコナンか?っていうくらいの推理力。

 でも、今作を観ると子どものころ、大切にしていたおもちゃ、捨てられなくなっちゃいますよーー。
  「おもちゃを大切に!!」ていうテーマで考えたら、小さな子どもに観て欲しいかも、、。
 ゴアシーンありすぎで、ムリですが、、。

  冒頭の本編と関係ないアシュリーと母親のやりとりがこれでもかと笑わせてくれて、、突然のゴアシーン!!この絶妙なバランス、大好きです!!
 
 『テッド』(2012年)や『プーと大人になった僕』(2018年)もぬいぐるみが話したりする作品ですけど、、自分的には今作が1番好きかも、、。
 個人的な意見ですが、、見せ方とアイデアがあれば、低予算なんて関係ないです!!

 ホラー映画度 ★★★
 コメディ度  ★★★★
 ゴアシーン度 ★★★

 

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『吸精鬼 ワンダークナイト』 霊廟で一晩過ごすなんて、、。

2025-01-18 21:05:40 | ホラー

吸精鬼 ワン・ダーク・ナイト
ONE DARK NIGHT(1983年アメリカ)
 監督:トム・マクローリン
 脚本:トム・マクローリン
    マイケル・ハウズ
 出演:メグ・ティリー
    ロビン・エヴァンス
    レスリー・スパイツ
    メリッサ・ニューマン
    アダム・ウェスト
    ドナルド・ホットン

 ■ストーリー■
 年輩の男性の遺体が、若い女性6人の遺体とともに発見される。年輩の男性は70歳のロシアの超能力者カール・レイマーだった。死因ははっきりしないままだった、、、。レイマーの娘オリヴィアと夫アランの元にオカルト研究家ドックステイダーが現れレイマーは本当の超能力者だったコトを告げるのだった。しかも、サイコキネシスだけでなく、超能力で他人の精気を吸収することができたと言うのだ。
 アランは、突拍子もない話に耳を傾けなかったが、オリヴィアはその話に興味を持つのだった、、。
 一方、地元のハイスクールに通うジュリーは、女子グループに入るための入会テストとして、墓地の霊廟に一晩過ごすことになってしまうのだった。その霊廟にはレイマーの遺体が葬られていた、、、。
 
 ■感想■
 『13日の金曜日PART6 ジェイソンは生きていた』(1986年)、『天使とデート』(1987年)のトム・マクローリン監督のホラー映画。ホラーと言っても、オカルト現象の原因は超能力者なので、Sci-Fi映画かも??
 トム・マクローリン監督はその他にも、『ブロス やつらはときどき帰ってくる』(1991年)、『第三双生児』(1997年)、『アンディ・ガルシア 沈黙の行方』(2001年)を監督しています。

 今作は1983年の【サターン賞】で、優秀低予算映画賞にノミネートされました!!
 今、観るとちょっとオーソドックスな感じがしちゃいますが、、自分的には、それでも、けっこう面白いです!!

 日本ではビデオバブル時代にVHSソフト化されました!!DVDにもブルーレイにもなっていません、、。DVD化もされていない作品の記事を書いても、観れないぞ!って突っ込まれそうです!!
 そんな作品ばかり記事にしてますけど、、。


 確かに、レイマーの超能力で甦った死体も肝試しのようにただ動くだけなんで、、実際に今作のようなことあったら超怖いですが、、ホラー映画的には、今観るとインパクトが少し弱いですからね、、。
 でも、入会テストで霊廟で一晩過ごすって、、イヤだなぁ、、。

  ホラー映画で入会テストとか、肝試しとかって、大体事件が起きちゃいますからね、、。
 リンダ・ブレア主演のホラー映画『ヘルナイト』(1981年)も新入生歓迎の肝試しが舞台でした!!
 『ヘルナイト』は、1981年の【シッチェス・カタロニア国際映画祭】でSPFX賞を受賞しました!!【シッチェス・カタロニア国際映画祭】の存在を知ったのは、『ヘルナイト』の宣伝に載っていたからでした!!
 当時、”シッチェス”でなく、”シトヘス”で紹介されていた記憶が、、。
 世界3大ファンタスティック映画祭なのに知りませんでした、、。ネットが無い時代の情報不足、自分の勉強不足でした、、。
 
 超能力者と言えば『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』(1978年)のリチャード・バートン演じるジョン・モーラーくらいすごくないと、インパクトが弱いかもしれないですかね??
 『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』は原作もあって、特撮はブライアン・ジョンソン、撮影はアーサー・イベットソン、出演者もリチャード・バートン、リー・レミック、リノ・ヴァンチュラ、ハリー・アンドリュース、ゴードン・ジャクソン、ジェレミー・ブレット等々、メジャーな作品ですが、、。
 『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』のようなメジャーな作品と比べるのは、いくら何でもひどいですね、、。
 『吸精鬼 ワン・ダーク・ナイト』は、かなり低予算のホラー映画ですからね、、。

 1980年代チックなチープな感じのゾンビや、メグ・ティリーのファン向けの作品かも??
 メグ・ティリーの長編主演1作目ですからね、、。
 

 
 もしかしたら、ホラーマニアックスとかでブルーレイ化とかされるかもしれないですが、、自分的にはまず『悪魔が最後にやって来る!』(1977年)の日本で劇場公開されたイタリアオリジナル版を発売して欲しいです!!
 
 日本でDVD発売されたカーク・ダグラスが生き残るトンデモないバージョンは、どうしても好きになれなくて、、。反キリストの思惑通りになっちゃう、、。

 

 

トム・マクローリン監督のファンタジー?

6作目の今作から完全にホラー映画になりました。

超能力者の映画といえば

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