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『ストーン・カウウシル』正統派オカルト

2007-11-27 00:38:59 | ホラー
ストーン・カウンシル
LE CONCILE DE PIERRE(2005年フランス)
 監督 ギョーム・ニクルー
 脚本 ギョーム・ニクルー、ステファーヌ・カベル
 出演 モニカ・ベルッチ、カトリーヌ・ドヌーヴ、モーリッツ・ブライブトロイ

 ■ストーリー■
 ローラ・シプリアンは、子供が産めないために、モンゴルの赤ん坊リウ=サンを養子にするのだった。そして、7年が経ち、リウ=サンが誕生日を迎えようとするころリウ=サンの胸に赤いアザが出来るのだった。主治医ヴァンケルに診せるが、何でもないとのことだった。しかし、ヴァンケルは、謎の一味で、リウ=サンを狙っていたのだった。そんなとき、リウ=サンを車に乗せて、ローラが運転していると、鷹が襲ってきて大事故になってしまうのだった。
 
 ■感想■
 ジャン=クリストフ・グランジェ原作のスリラー映画。
 出演は、モニカ・ベルッチにカトリーヌ・ドヌーヴ。カトリーヌ・ドヌーヴも大女優なのに、こういうジャンルの作品に出演しちゃうんですね。さすが懐が深い!
 
 ただのミステリー映画だと思っていたら、なんと正真正銘のオカルト系作品でした。正統派ミステリ映画ファンからは怒られそうな内容の映画です。

だって今作の内容って、「監視者」と呼ばれる100年に1度生まれる超能力者を扱った正統派のSF系の作品です。また「監視者」を狙う秘密結社が存在します。そのうえ、ロシア情報局まで巻き込んでの大サスペンスになっていきます。なのに、なんでこんな地味なデキになってしまったんでしょう??
 なんかハリウッドで映画化したら、すごく面白くなりそうな作品です。自分は、どちらかと言えば、ハリウッド映画より、ヨーロッパ映画のエンターテイメント作品の方が好きなんですけど、今作はダメでした。
 いくらでも盛り上がりそうなテーマの作品なのに、盛り上がりに欠けまくりなんですから!

 80年代だったらTV東京の火曜ロードショーでも放映したら絶対に面白く観れちゃう作品です!90分枠の実質68~69分の放映時間ですけどね!あれ、それってテンポが悪いってこと??
 69分はオーバーにしても、あと20分くらいカットしたら、もっともっと面白く観れたのに!ランニングタイム103分は、この作品には長すぎ!今や、90分枠の映画劇場ってなくなっちゃいましたけど、80年代のTV東京の放映する作品はすごい作品ばかりでした!あのラインナップで、「午後のロードショー」とかで2時間枠で放映してくれたら良いのに!
 でも今や、地上波の映画枠が少ないから、「午後のロードショー」とゴールデンタイムも映画枠にしちゃえば良いのに!(映画嫌いの人からは怒られそうですけど)

 あ、また本題からずれちゃいましたけど、今作って本当にハリウッドでリメイクして欲しいです!もっとお金をかけてエンターテイメントな作品に仕上げてくれそうですもんね!
 ハリウッドもリメイクばかり考えないで(あれ、「リメイクして」とか言ってたくせに)、こういう原作を見つけてきて映画化すれば良いのね!50点
ストーン・カウンシル

アルバトロス

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『アドレナリン』ゴアシーン連続コメディアクション

2007-11-25 08:07:05 | アクション
アドレナリン
CRANK(2006年アメリカ)
 監督 ネヴィル・ダイン、テイラー
 脚本 ネヴィル・ダイン、テイラー
 出演 ジェイソン・ステイサム、エイミー・スマート

 ■ストーリー■
 組織の殺し屋シェブ・チェリオスは、香港から進出してきた組織のロサンゼルス支部のボスの殺しを引き受ける。仕事の翌日、シェブは敵の組織から依頼されたリッキーに毒薬を打たれてしまう。その毒とは、ペキン・カクテルと呼ばれる毒でアドレナリンを出し続けないと死んでしまうものだった。

 ■感想■
 ジェイソン・ステイサム主演のアクション映画。
 ジェイソン・ステイサムが殺し屋を演じるアクション映画だっていうので、てっきりハードな作品だと思いきや、少しコメディタッチの作品でした。
 ジェイソン・ステイサムといえば「トランスポーター」シリーズをはじめとしてや『セルラー』(04年)や『カオス』(05年)でアクション系な役を演じていたので勘違いしちゃいました。
 良く考えたらジェイソン・ステイサムといえば、完全なお笑い作品の『ピンクパンサー』(06年)にも出ていましたもんね!役柄的には、マジメな役でしたけどね。
 
 コメディタッチの作品でも、ほんの少しオカシイくらいで決して笑えるような作品ではないです!
 それに、腕が切れたり、手が縫えたり、指先が吹っ飛んだりするようなスラッシャームービーのようなゴアシーンや、アクション映画らしい銃撃戦があるので、普通のアクション映画みたいな感じなのに、なぜかコメディタッチ??それも笑えない感じのユルユル系な作品になっちゃってます!
 
 コメディタッチの作品なんで、ラストも「多分、ハッピーエンディングなんだろうなぁ」とか思って観てたら、観客を少し突き放すようなラスト!シュールな笑いのつもりなのかもしれないですけど、全然笑えなかったです。少し引きましたよ!ラストのあのジェイソン・ステイサムの顔!こういうところは好きです!
 香港映画の『マッスルモンク』(03年)のセシリア・チャンの扱いや『検事Mrハー俺が法律だ』(96年)のラストに比べたら全然普通のおとなしいシーンですけど、こういった作品はマジメな作品ですもんね!でもハリウッド作品だとこれくらいの展開がギリギリかもしれないですね!

 この『アドレナリン』て、どこを狙っているのかが今一わからなかったです!マジメな作品でもなくコメディ色が強いわけでもないし!こういうところが今作の魅力なのかもしれないですけどね!
 TVの映画劇場で放映されてたら、観てみても良いかもしれないですね!アクション映画ファンやジェイソン・ステイサムファンは必見ですからね!
53点
アドレナリン

東宝

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「ホラーTV」→「FOXムービー★SF&ホラー」

2007-11-24 22:15:33 | ホントの日記
 スカパーのチャンネルの1つ「ホラーTV」って、いつのまにか名称変更してたんですね。「FOXムービー★SF&ホラー」になってました。
 
 スカパーは映らないんで、たまたま情報収集のために、本屋でスカパーの情報誌を読んでたら、
 「あれ、ホラーTVが無くなってる!」
 って思って、家に帰ってきてからネットで調べたら、10月から名称が変わってました!
 
 でも、これってFOX系になちゃったって意味なんですか??
 なんかマイナーな作品も放映してるみたいですけど、明らかに前よりマジャーな作品ばかりになってる!
 これって、まるで70年代のTVの映画劇場が、90年代のレンタルビデオ屋になった感じ!!
 
 『ドラゴンVS7人の吸血鬼』(73年)や『魔像ゴーレム呪いの影』(66年)や『呪われたジェシカ』(71年)など未DVD化作品を、字幕や吹き替えで放映していた日本で1番観たいTV局だったのに!
 「あ~あ、残念!」
 今度、引っ越すときは「ホラーTV」を観るためにスカパーが映るところにしようっと思っていたのに!自分にとって「ホラーTV」って、ゲームソフトでいうところの“キラーソフト”みたいな感じだったのに!
 「もうスカパー観なくても良いや!」って感じです!スカパーと契約してないのにこんなこと言っても説得力ないですけどね。別にFOX系がいやだっていうんじゃないですけど、前の「ホラーTV」のプログラムが魅力ありすぎだっただけに、差が激しすぎ!

 自分の記憶違いでなかったら「ホラーTV」って、『血の唇』(70年)とか『妖女ゴーゴン』(64年)とか『怒りの群れ』(72年)とかも放映されたませんでしたっけ??なんでそんなマニアックなチャンネルが!
 もうこれで、マイナーなホラー作品(って言っても“日本では”って意味)を観るチャンスが圧倒的に減った!ってコトですよね。レンタルビデオ屋に置いてあるマイナーな作品を放映してくれても全然ウレシクない!ウレシクない!ウレシクない!
  
 もうこれでまたスカパーに入る理由が1個減っちゃいました。「ミステリチャンネル」とか「洋画★シネフィル・イマジカ」とか観たいチャンネルはあるんですけど、やっぱり「ホラーTV」が無いと入るききっかけが無くなっちゃった気がするんですよね!
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『処刑島』ダーティアイランド

2007-11-23 00:29:25 | サスペンス
処刑島
WILDERNESS(2006年イギリス)
 監督 マイケル・J・バセット
 脚本 ダリオ・ポローニ
 出演 ショーン・バートウィー、アレックス・リード、トビー・ケベル

 ■ストーリー■
 ムーアゲート少年刑務所で、いじめにあい服役している少年デビッドが自殺した。同室の者たちは、鍛えなおすために更正プログラムとして軍の施設を利用した無人島に送り込まれるのだった。誰もいないはずだった無人島には別の少年院から同じくキャンプにきていた女性のグループがいたのだった。しかし、その他には誰もいないはずの無人島で彼らは1人ずつ殺されていくのだった。

 □■□ネタバレあり!本当にしてます!□■□
 ■感想■
 更正するために無人島に送り込まれた少年院の少年、少女が何者かに殺されていくスラッシャー映画。
 今作はアメリカ映画でなくイギリス映画です!こういう設定の作品だとついアメリカ映画かな??って思いがちですけど、珍しいイギリス製のスラッシャー映画です。
 
 スリラー映画やサスペンス映画としては、なんのヒネリもない展開ですけど、それなりに面白いです!でもこのストーリーの設定ってどこかで観た記憶が。今作の設定って1974年のスペイン映画『ダーティハンター』と設定が似てる気が!
 『ダーティハンター』はピーター・フォンダをはじめとする人間狩りを楽しむベトナム帰還兵3人が逆に何者かに狩られていくっていう設定の作品でした。でもそれを言ったら、今作について、かなりネタばれかな??まぁ、最初からちゃんと観てる人にはすぐネタがわっかちゃうからネタバレしてるけど許して!映画の中でも中盤で犯人がわかっちゃうんですけどね!
 
 もともとサスペンス系の作品としてはありがちな設定かも。自分的には、何の爽快感も無かったですけどウィリアム・ホールデンがカッコ良かった(あれ、カッコ良くもないか??)『ダーティハンター』の方が断然好きなんですよね。なってたって70年代の作品だし!
 そういえば『ダーティハンター』もなぜかDVD化されないですね!日本語吹き替えつきでDVD化して欲しいです!

 ところで、今作なんですけど、登場人物の誰にも感情移入できないです!殺される人間たちもイヤなやつばかりだし、殺人鬼のデビッドの父親も関係ない人間殺しすぎだし!今回の件にまるっきり関係ない女性たちや、もう一方の少年院のカウンセラーとか殺しちゃダメでしょ!
 さすがイギリス映画!ハリウッドだったら絶対に感情移入できる登場人物を主人公側に配するのにね!
 大体、被害者側の殺される方の登場人物たちが「殺されちゃえ!」って思われるようなキャラクターたちばかりなんですもんね!少なくても男性側の登場人物たちはホントに早く死ね!って感じのキャラクターばかり!
 元特殊部隊にいたという設定のデビッドの父親も、ラストのカラムとの対決で油断して犬笛を捨てちゃダメでしょ!特殊部隊にいたからこそあそこで簡単にカラムを殺して欲しかったです!だって、カラムも全然感情移入できるキャラクターでもなかったし!
 あえて言えば、デビッドの父親を主人公にして、女性のキャラクターたちを出さずに、もっと爽快感ある作品にして欲しかったです!デビッドの父親と凶悪犯の少年たちの対決でもすごく面白く観れたでしょうに!
 
 ランニングタイム94分も少し長すぎかも!あと10分くらい短くても良かったかも。94分使っても、登場人物が誰が誰だか分からないです!そのキャラクターを覚えるころには、殺される直前だったりして!
 もっと違う雰囲気や顔の違う俳優を使って欲しかったです!まぁ、少年院にいたっていう設定だからみんな坊主頭なんでしょうけど。
  
 もう少し、設定を変えて欲しかったです!ホントに爽快感のカケラも無かったです!45点
処刑島

ジェネオン エンタテインメント

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『ダークロード闇夜の逃亡者』スウェーデン製企業スリラー

2007-11-22 22:19:44 | スウェーデン映画

ダークロード闇夜の逃亡者
EXIT(2006年スウェーデン)
 監督         ピーター・リンドバーグ
 脚本         ピーター・リンドバーグ
 出演         マッツ・ミケルセン
            アレクサンドル・スカルゴーン

 ■ストーリー■
 ヴェンチャー企業への投資会社ノバインベストメントは、IT企業カティギスに投資し成功を収めていた。カティギスは今やヨーロッパでも随一の企業になっていた。ノバインベストメントがカティギスの株を売却しようとしたとき、7年前の非合法な取引がカティギス側にばれてしまうのだった。そんな矢先、ノバインベストメントの共同経営者ウィルヘルムが何者かに殺される事件が起きる。現場に残っていた証拠から経営者トーマス・スケップフルトが疑われるのだった。警察に拘束されたトーマスは弁護士に連絡をとるが、連絡先に出てきたのは、7年前に自殺したはずのモーガン・ノーデンストールを名乗る男だった。

 ■感想■
 スウェーデンの企業買収を扱ったサスペンス映画。
 出演は『007カジノ・ロワイヤル』(2007年)に出演していたマッツ・ミケルセン。
 
 題材的にも、あんまり好みなテーマじゃ無かったっていうのもありますけど、いまいち楽しめませんでした。スウェーデン映画じゃ無かったら観ないテーマでした。
 
 今作より、もっともっとDVD化した方が良い作品があると思うんですけどね!
 「刑事コロンボ」のクリエイター、ウィリアム・リンク、リチャード・レビンソンが脚本を書いた傑作ミステリーのTVムービー『殺しのリハーサル』(1982年)とかをTV放映時の日本語吹替え音声つきでDVD化して欲しいです!
 チャールズ・ブロンソン主演のアクション映画『シンジケート』(1973年)とかも未だDVD化されてませんしね!
 どういう基準でDVD化されるのかわかりませんけど、こういう名作こそどんどんDVD化して欲しいです。

 ところで、今作『ダークロード闇夜の逃亡者』なんですけど、なんで犯人が7年も待ったのかがちょっと分からないです。多分、カティギスに投資していた資金が莫大になるのを待っていたんでしょうけど、そのあたりの説明ももうちょっとあった方が良かったかも。

 あと死んでいたと思われていた犯人ですけど、だったら、あの死体は誰のものだったの??そういうところが説明不足すぎな気が!
 ストーリー的には大したストーリーじゃないですし、最後のオチもそんなにビックリするような感じじゃないです!

 ところで、この映画の中のスウェーデン警察ってかなり無能!こんな警察イヤだなぁ!こんなに連続して殺人事件が起きてるのに何も出来てないですもんね。金田一耕介の作品か??って思うくらいの無能ぶり!(あれ、これは言いすぎだったかな??)
 スウェーデン映画ファンにしかオススメ出来ないです! 10点

ダークロード~闇夜の逃亡者~ [DVD]
ピーター・リンドマーク
タキ・コーポレーション
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『300スリーハンドレッド』

2007-11-21 00:19:38 | アクション

300 スリーハンドレッド
300(2007年アメリカ)
 監督:ザック・スナイダー
 脚本:ザック・スナイダー
    マイケル・B・ゴードン
    カート・ジョンスタッド
 出演:ジェラルド・バトラー
    レナ・ヘディ

 ■ストーリー■
 紀元前480年、戦士の国スパルタに、強大な国力をもつペルシアが服従するよう侵攻してくるのだった。しかし、国民すべてが戦士の国スパルタのレオニダス王は服従することを断り使者を皆殺しにし、ペルシアの軍勢と戦うことにするのだった。しかし、ペルシアを治める長老たちは、ペルシアに買収され戦うことを許さなかった。レオニダスは300人の精鋭の兵士たちを連れ、ペルシア軍と戦おうとしていた。途中、300人の兵士にアルカディア軍が合流し、狭い山道でペルシア軍と戦うことにするのだった。

 ■感想■
 フランク・ミラーのグラフィック・ノベルが原作の映画化。
 全編、背景をCG処理して、俳優たちも背景になじむように観ずらくCG処理のようなアニメチックに処理されてます!
 
 一言で今作の感想を言うと
 
 「すごく観ずらい!」
 「本当に観ずらい!!」
 
 やはり画面を特殊な処理をしたフランス映画『ヴィドック』(2001年)を観たときも「すごく観ずらい!」って思いましたけど、今作もすごく観づらかったです!
 こういう画面を90分も100分も見せるのは止めて欲しいです!
 
 もう、この観づらい画面を追っていくのが「やっと」って感じです!

 こういう画面を観てもなんとも思わない映画ファンも多いんでしょうけど、自分的にはダメでした!
 普通の画面で作って欲しかったです!
 けっこう面白い作品なのに、このCG処理だけで、マイナス20点って感じです。
 『ヴィドック』にしても、今作にしてもそれなりに面白いんだから、こういう画面処理は、作品の評価の足を引っ張ってるだけです!今作の画面が普通の作品みたいだったら、もっともっと面白く観れたのに!残念です!!
 
 それにしても、ペルシア軍って弱すぎ!いや、スパルタ軍が強すぎ!スパルタって軍じゃなくて、精鋭300人なんですもんね!
 でも300人でも、小さなころからあんな育てられ方したら、強いの当たり前??
 普通だったら子どものころに死んじゃいますよね!あんなに大勢の人が生きてるスパルタ、すごすぎ!
 
 全編、これ戦い!戦い!戦い!ですけど、それなりに楽しく観れます!なんかペルシアには、巨人がいたり、象を使った軍隊がいたり、敵がいろいろ出てくるので楽しく観れます。
 ストーリー的には大したストーリーは無いですが、戦いのシーンは楽しく観れるので、戦いのシーンだけ観たい映画ファンには、すごーく楽しめる作品になっているはず!

 

 




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アラン・ドロン主演刑事ドラマ、フランク・リーヴァ

2007-11-20 00:29:49 | DVD新譜の記事
 アラン・ドロン主演のフランス、ドイツ製の刑事ドラマ「アラン・ドロンの刑事フランク・リーヴァ」が竹書房さんから2007年12月7日にDVDで発売になります。

 WOWWOWでも放映されたみたいですけど、自分の部屋はWOWWOWは映らないので、DVDを購入しないと観れないです!DVDも、WOWWOW版も、どうやら字幕版のみみたいなんでちょっと購入をどうしようか考えてるんですけど、買うしかないでしょうね!
 
 アラン・ドロン主演の刑事ドラマといえば2001年に「アラン・ドロンの刑事物語」がありましたけど、「アラン・ドロンの刑事フランク・リーヴァ」はどんな作品なんでしょう??
 脚本は『復讐のビッグ・ガン』(86年)、『野獣の街刑事クロス』(87年)、TVシリーズ「アラン・ドロンの刑事物語」のフィリップ・セトボン。監督は『ハネムーン・キラー』(85年)のパトリック・ジャマンです。
 脚本が「アラン・ドロンの刑事物語」のフィリップ・セトボンなんで期待度もかなり高いです!TVドラマのくせに主要な登場人物が、ドンドン死にまくりなハードな展開!まるで殺されるために出てくるようなキャラクターといったらそれまでですけど、フランスのTVドラマのハードさをつくづく感じました!日本のドラマでは考えられない展開でした!
 
 そういえば「アラン・ドロンの刑事物語」もDVD化されてないですね!こっちも早くDVD化して欲しいです!NHKのBSや地上波で放映された版は、日本語吹き替え版なんで、「アラン・ドロンの刑事物語」をDVD化するときは、日本語吹き替えつきでDVD化して欲しいです!
 
 あと「アラン・ドロンの刑事フランク・リーヴァ」も今から楽しみです!
アラン・ドロンの刑事フランク・リーヴァ DVD-BOX

竹書房

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『ダイ・ハード4.0』不死身のヒーロー復活

2007-11-18 08:35:43 | アクション

ダイ・ハード4.0
DIE HARD 4.0(2007年アメリカ)
 監督          レン・ワイズマン
 脚本          マーク・ボンバック
 原案          マーク・ボンバック
             デヴィッド・マルコーニ
 オリジナルキャラクター ロデリック・ソープ
 原作          ジョン・カーリン
 出演          ブルース・ウィリス
             ジャスティン・ロング
             ティモシー・オリファント
             マギー・Q

 ■ストーリー■
 ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンは、妻のホリーと離婚し娘のルーシーとの関係もあまりうまくいってなかった。マクレーンはルーシーの様子を見るため夜中にニュージャージー州のルーシーの元へ向かうが、ボーイフレンドのことでまたもやケンカを始めてしまうのだった。
 そんなとき、近くに住むマシューというハッカーをFBI本部まで連行するよう指令が出されるのだった。ハッカーを1人連れて行くだけの仕事と思い指令に従うが、それがアメリカ中を巻き込む大事件の始まりだった。

 ■感想■
 ブルース・ウィリスが不運な事件に巻き込まれる刑事ジョン・マクレーンを演じる傑作アクション映画『ダイ・ハード』シリーズ第4作!
 3作目の『ダイ・ハード3』が1995年の作品だったので、12年ぶりの続編ということに!!
 
 “近代的な高層ビル”
 “空港”
 “ニューヨーク”
 と来て、今作の舞台は全米に!!

 何でもかんでも舞台を広げれば良いってもんじゃないでしょうけど、いくらなんでも全米を救うんだから、スーパーヒーローになりすぎ!!
 第1作目からかなり不死身なダイハードマンだったブルース・ウィリスでしたけど、作品を追うごとに不死身度がアップして3作目では、もうどうやっても死なないヒーローになっちゃいました!!

 そういうところも含めてシリーズの中では、1番人間っぽかった1作目が1番好きですね。偶然、事件に巻き込まれた刑事っていう設定の1作目『ダイ・ハード』(1988年)が観てて不自然さが無くて良かったですね!!このときはまだまだ普通の刑事物のヒーローでしたもんね。
 『ダイ・ハード』は、アクションシーンが多めですけど、オープニングからエンドクレジットが流れるまで、ほとんどムダがないのも好きな理由の1つです!
 あとは後のシリーズのようにブルース・ウィリスがスーパーヒーローっぽくないのも良いところです。
 映画の最後の方では、ホントに死にそうです。
 単なる刑事がテロリストの集団に立ち向かうんですから、生き残る方が不思議ってコトですよね。
 でも、それでも、ビルの屋上から消火栓のホースを使ったダイビングのシーンはいくらなんでもやりすぎって感じですけどね!!普通はあそこで死んじゃいますよね!!

 2作目の『ダイ・ハード2』(1990年)では、高層ビルの事件で有名になったからって、空港でも事件が起きるワケないだろ!みたいに警察だか、警備員に言われるシーンがあって、そのシーンは笑えました!!
 フランコ・ネロが出演してたりして、1作目のバージョンアップ版として観ればそれなりに楽しめる作品になってました!!
 
 3作目の『ダイ・ハード3』の方がありえないシーンの連続!!水があふれてきて地下から飛び出すシーンは、ありえなさ120%!!
 また『ダイ・ハード3』は舞台がニューヨークの街全体に広がっちゃって、あんまりノレなかった気が。
 ストーリーも普通の大味なアクション映画になっちゃて、これのどこが“ダイ・ハード”??って思っちゃいました!!狭いエレベーターの中で、テロリストとブルース・ウィリスが戦うシーンとか、それなりに楽しめるシーンとかはあるんですけどね。 
 2作目までは「ヒーヒー、ヘーヘー」言って、死にそうだったブルース・ウィリスが3作目では、まさに不死身のスーパーマンになって、そこも楽しめなかった理由でした…。
 ジョン・マクティアナン監督の演出もやたら大味で、2作目のミスター“破壊”レニー・ハーリン監督よりも大味になっていたような気がします!!
 ハデな銃撃戦と爆破シーンを用意して、ブルース・ウィリスをピンチにすれば良いでしょ!!みたいな感じで作っちゃった印象を受けました!!

 4作目の今作は、それほど期待していなかったのが良かったのか、スゴク楽しめる作品になってました!!「ダイ・ハード」シリーズというより、単なるアクション映画としてですが…。
 もちろん今作でも、前作に引き続き、ブルース・ウィリスはスーパーヒーローになって不死身の男になっています!ジェット機のF35に飛び移るシーン(落っこちる)とか、ありえないです!
 3作目で「こんなことありえね~」っていう免疫が出来ているからなのか、4作目では何を観てもそんなに驚かないですみました!!映画の序盤でのジャスティン・ロングのアパートでのテロリストとの銃撃戦なんて、『リーサル・ウェポン』か『ロング・キス・グッドナイト』か?って感じで、逆に観てて楽しめました!!
 まるで香港映画のアクション映画を観ている気にさせるようなハデな銃撃戦!!


 予告とかでも使われていたトンネルでの大破壊シーンや、車でヘリコプターを落とすシーンなんか、普通、映画でやろうなんて思わないですよ!!すごすぎ!!
 ランニングタイム129分、一切ダレルことなく一気にラストまで見させてくれます!!これこそ娯楽作品!!
 ただ、これが不運な刑事を主人公にした「ダイ・ハード」シリーズなの??って聞かれると困っちゃいますけど、アクション映画としては最高の1本です!!
 
 ところで、ブルース・ウィリス、モニカ・ベルッチ主演の戦争アクション『ティアーズ・オブ・ザ・サン』(2003年)が、元々は「ダイ・ハード」シリーズの4作目になる予定だったストーリーを元にしてるって聞いたことがありますけど、戦争アクションの『ティアーズ・オブ・ザ・サン』がなんで「ダイ・ハード」シリーズになるの??って思っちゃいました。『ティアーズ・オブ・ザ・サン』が「ダイ・ハード4」にならなくて良かったです!
 
 「ダイ・ハード」シリーズの5作目とか作られるかわかないですけど、続きが観たくなるくらいこの『ダイ・ハード4.0』は面白かったです!
 
 ちなみに今作のDVDの日本語吹替え音声はブルース・ウィリスの声が野沢那智さんと樋浦勉さんのwキャストで収録されています!!マジメなキャスティングで2種類の吹替え音声って豪華で良いです!!今後も、どんどんこういう吹替え音声収録でお願いします!!  80点

ダイ・ハード4.0 [DVD]
ブルース・ウィリス,ジャスティン・ロング,ティモシー・オリファント,クリフ・カーティス,マギー・Q
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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『リーピング』傑作オカルトホラー

2007-11-15 00:17:15 | ホラー

リーピング
THE REAPING(2007年アメリカ)
 監督          スティーブン・ホプキンス
 脚本          ゲイリー・W・ヘイズ
             チャド・ヘイズ
 出演          ヒラリー・スワンク
             デビッド・モリシー
             イドリス・エルバ
             スティーブン・レイ

 ■ストーリー■
 宣教師としてキリスト教の布教活動を行っていたキャサリンは、ある事件をキッカケに信仰心を失い、それ以降、宗教的な奇跡を科学的に解明する仕事についていた。大学で教鞭をとるキャサリンの講義のあと、ルイジアナの田舎町ヘイブンの数学教師が、自分の町で起きている不思議な出来事を調査して欲しいと依頼してくるのだった。最初は調査をする気の無かったキャサリンだが、このヘイブンで起きている出来事がある少女ローレンのせいにされていることを知り調査に赴くのだった。キャサリンは田舎町ヘイブンで起きている出来事が旧約聖書の「10の災い」通りに起きていることを知るのだった。

 □■□ネタバレあり!本当にあります!□■□
 ■
 感想■
 “イナゴ少女現る”がうたい文句の2007年のホラー映画!
 「宗教系のホラー映画で「イナゴ??」これって『エクソシスト2』(1977年)系なの??」
 まさか『エクソシスト2』はアメリカではヒットしなかったんで、影響受けてるワケ無いですよね…。なんて全然期待していなかったのが良かったのか、十分面白かったです。
  
 「エクソシスト2007年版」みたいな作品なのかな??とか思って観てたら、なんとイナゴ少女は後半までほとんどストーリーに絡んできません!
 今作は、信仰心を捨てて、宗教的な奇跡を現実的な科学的解明することを仕事にしているヒロインのヒラリー・スワンクを中心にストーリーが展開していきます。
 冒頭、スティーブン・レイの教会で写真が燃えるシーンから始まって、次に奇跡を科学的に解明するヒラリー・スワンクのシーンに移りますけど順番としては逆の方が良いかも。あとヒラリー・スワンクが信仰心を捨てた事件を最初に持ってきて、「数年後」ってテロップをだして奇跡を暴くシーンに行った方が分かりやすくて良かったかも。エンターテイメント作品なのに、小出しに昔のエピソードが出てきたりして少し複雑かも。
 ヒラリー・スワンクが信仰心を失うキッカケになった事件をもっとちゃんと描いた方が良かったような気がするんですけどね。ストーリー的にもけっこう重要な事件なんだし。

 ストーリーは「エクソシスト」系でなく『第七の予言』(1988年)とか『エクソシスト2』とか『オーメン』(1976年)系みたいな感じの作品でした。
 単に少女が悪魔なのか(悪魔にのりうつられているのか)どうかとかいう内容でなく、なんと天使やサタンの存在まで出して、世界の滅亡をテーマにした作品でした。
 
 ランニングタイム100分で、エンターテイメント作品にちょうどいい長さの作品ですけど、自分的にはここまで風呂敷を広げるのならもう少し長くても良かったかも!
 最後にちょっとだけビックリする事件が待ってますけど、そのせい後味が悪い作品になっちゃいました!今作では、2番目に生まれた子どもがちょっとしたポイントになってます。第2子にこだわるあたりイタリアの大傑作ホラー『悪魔が最後にやって来る』(1977年)みたいです。
 でも、最後にわかる事実でも、冷たい言い方になっちゃいますけど、まだ間に合うでしょ!妊娠したばっかりだしすぐに病院に行くしかないですね!このまま生んじゃうと大変なことに!シュワルツェネッガー演じる元刑事の警備会社の男が都合よく現れるとは思えないですからね!
  
 なんか有名なホラー映画の良いとこ取りみたいな作品ですけど、1本の作品としてまとまっているのでオリジナリティある作品になってます。リメイク、リメイクばっかりのハリウッドですけど、こういうオリジナル作品が元気だといいですね!

 ルイジアナっていう舞台設定も良いです。こういう出来事が起きたら本当に宗教的な事件に結び付けて少女の責任にしそうな雰囲気がありますもんね!
 あと、スティーブン・レイって教会にいるのに悪魔の力の方が強いんですね!『オーメン』でもそうでしたけど、教会にいても悪魔の力が及ぶなんて!
 ビジュアル的には、川が真っ赤に染まってるシーンとかインパクトがあって良かったです。何気ないシーンなんですけどね。赤い川の成分の調査結果が出てくるあたりからストーリーも盛り上がってきます!

 ただ、今作でわからないシーンが!ローレンがイナゴを使って、襲おうとしてやってきた町の人間を追い払うシーンがあります。
 ヒラリー・スワンクの助手のイドリス・エルバは墓に逃げて、デビッド・モリシーが川に逃げ込むんですが、その後イドリス・エルバが後ろから襲われるシーンがあるんですけど、あのお墓って別の出入り口もあったんですかね??それって、ミステリーだったらちょっと卑怯なトリックです。

 それと、田舎町の教師を演じたデビッド・モリシーが怪しすぎ!ピーター・サースガードが演じても良い様な怪しさ!まぁ、田舎の人間って役つくりなんでしょうけど、ちょっと信用できないです。自分がヒラリー・スワンクだったら絶対に信用しないです!
 
 とにかくここ数年で観たホラー映画の中では出色のデキです!キリスト教の聖書を前提にしたホラー映画好きには必見の1本です! 70点

リーピング 特別版 [DVD]
ヒラリー・スワンク,デヴィッド・モリッシー,イドリス・エルバ,アナソフィア・ロブ,スティーヴン・レイ
ワーナー・ホーム・ビデオ
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『ナバロンの要塞』DVD発売!

2007-11-14 00:01:25 | DVD新譜の記事
 2008年1月23日に、ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントさんから、戦争アクション映画の名作『ナバロンの要塞』(61年)のDVDがデラックス・コレクターズ・エディションとして2枚組みで発売になります!
 
 なんとこのデラックス・コレクターズ・エディションのDVDは、日本語吹き替え音声つきです!どうやら新録のようです!新録なんで全部日本語で観れるってコトです!
 DVDの吹き替え音源については、よっぽどノーカットに近い放映でもないかぎり、新録派の@KOBAですけど、『ナバロンの要塞』はどうなんでしょう??
 主演のグレゴリー・ペックの声といえば、城達也さんっていうイメージが世間にはありそうですけど、どうなんでしょうね??自分は映画の日本語吹き替えは、新録で観れれば良い方なんですけどね!だって字幕と日本語音声がコロコロ切り替わるのってどうもイヤで。
 でも、今作に限って言うと、TV放映版の吹き替えをつけて欲しいって「吹き替え」ファンも多そうですよね!どうせなら、TVの吹き替え音声もつければ良かったのに。
 自分は『マッケンナの黄金』のときのグレゴリー・ペックの大塚明夫さんの声もかっこ良くて好きなんですけどね!
 
 でも、DVDも音声がいくつも入れられる特長があるんだから
①TVの吹き替え音源と音源無いところは字幕
 良くあるパターンです。でもコロコロ切り替わるのはわずらわしいです。
②TVの吹き替え音源と音源無いところは吹き替え新録
 『オリエント急行殺人事件』のパターンです。
③新録
 自分は新録が好きなんですけど。
 

 の3種類つけて欲しいですよね!そうすれば、TV放映版の吹き替えが好きな映画ファンも、吹き替えと字幕がころころ切り替わるのがイヤな新録派の映画ファンも満足できるのにッ!

 『ナバロンの要塞』はここ10数年前にTV東京で時間枠延長で放映したことあるから、かなりTV音源でカヴァーできると思うんですけどね。でも『ナバロンの要塞』のランニングタイムは157分だから、やっぱりTV放映版の吹き替え音源を使用すると、字幕と日本語がくるくる変わっちゃうんでしょうね。
 3時間枠でもないとほとんどノーカットにならないですね!ビデオになってる作品を時間延長して放映しないで、こういう名作をTVの映画劇場で放映して欲しいですよね!視聴率的には厳しくても、観た人は絶対に映画ファンになるはず!長い目で見れば絶対にプラスになると思うんですけどね!
 ゴールデンタイムに放映しろとは言わないので、日曜の午後や深夜枠でノーカットで吹き替えで名作を放映して欲しいですよね。
 
 とにかく、誰がグレゴリー・ペックの声を葺き替えるのか、デビッド・ニーブンの声を吹き替えるのかわかりませんけど、吹き替え新録派の自分としては、『ナバロンの要塞』の日本語吹き替え版、今から楽しみです!

ナバロンの要塞 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組)

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 続編の『ナバロンの嵐』(78年)も吹き替えが付いてるので、正編、続編ともに日本語吹き替え版で見れます!良い時代です!
 実は『ナバロンの嵐』のDVDも買ったまま観てないです!買っちゃうと安心して観ない作品ばっかりに!今度、『ナバロンの要塞』を買ったら、続けて鑑賞しようかな??

ナバロンの嵐

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『ヒート・ガイズ傷だらけの男たち』あぶないガイズ

2007-11-13 00:10:36 | 香港映画
ヒート・ガイズ傷だらけの男たち
重案黐 HEAT TEAM(2004年香港)
 監督 ダンテ・ラム
 出演 アーロン・クォック、イーソン・チャン、ユミコ・チェン、ホァン・ビンファン、ダニー・リー

 ■ストーリー■
 インターポールに2人の刑事が配属になる。1人は射撃の名手だが女性恐怖症のYT、もう1人はブサイクだが婦警に手をだしまくるやり手のKC。そんなとき、国際的な窃盗犯のマーが香港に潜伏している情報が入るのだった。時を同じくしてブルネイ王室がダイヤを香港に運びいれようとしていた。しかし、警察の警護が間に合わず輸送車は、マーの一味に襲われダイヤを奪われてしまうのだった。

 ■感想■
 香港映画お得意の警察アクション映画。
 主演はアーロン・クォックとイーソン・チャン。彼らの上司の長官役でダニー・リーが出演してます。
 ハンサムなアーロン・クォックが女性恐怖症の役??って感じですけど、完全な女性恐怖症でも無いんですよね。だって、前に付き合っていた看護士が出てきますもんね。

 とにかく刑事物でよくあるパターンのストーリーで、最初ウマが合わない2人の刑事が捜査を進めていくうちに良きパートナーになっていく感じの作品です。でも今作って、ダイヤを奪うシーンの激しすぎる銃撃戦以外はほとんど、警察曙内で、アーロン・クォックとイーソン・チャンと彼らの上司の女性刑事ユミコ・チェンの言い争っているシーンだけが目立ってひまうようなストーリーです。
 まるで、日本の80年代の刑事ドラマみたいな感じ!「太陽にほえろ」とか「あぶない刑事」みたいなヤリトリが延々と続くみたいな。

 警察曙の中で、着弾すると色がつく模擬弾の銃を使っての戦いとかやりすぎ!またエアコンの壊れた部屋での鍋のシーンや、組織のボスと辛い料理を食べるシーンとか、マジメな刑事物でなくコメディタッチなんですよね。まぁ、暗すぎる落ち込むような作品よりは良いですけど、まさかコメディタッチな作品とは思いませんでした。
 でも、それでも香港映画!銃撃戦では手抜きは一切なし!ハリウッドが裸足で逃げていくようなハデな銃撃戦が展開します。はっきり言ってこの銃撃戦、作品のタッチからすると浮いているような気がします。

 それにしても、途中から悪役が入れ替わっちゃったりして、しっかり観てないとこの悪役誰だったっけ??って思っちゃいます。最後に悪役になって出てくるのはマーの一味の1人なんですよね!

 あと銃撃戦以外のシーンでも、ビンで殴られてアーロン・クォックの額にザックリ傷が出来て血まみれになるシーンとか日本映画では考えられないです。何の意味も無いようなシーンで血まみれ!そのあとでまた頭突きを食らって血まみれになりますからね。日本の2枚目の俳優だったら、こんな無意味な血まみれの顔のシーン嫌がるでしょうね!さすが香港映画!
 日本映画だったら(ハリウッドでも)、こんなコメディタッチのアクション映画で顔が血まみれになるなんてあり得ないですからね!マジメなアクション映画でも血まみれな顔になることの方が少ないですね。血まみれな顔のシーン以外にも、けっこう登場人物たちが死んでるし、やっぱり香港映画すごすぎ!

 でも、今作ってやっぱり全体的なイメージ的には、日本の刑事ドラマ「あぶない刑事」みたいな印象を受けちゃうんですよね!なんか「こんな警察曙があるなら刑事になってみたい」と思っちゃうような職場ですもんね!まるで、日本のドラマに出てくるような楽しそうな職場です!「う~、こんな職場なら香港で刑事やってみたい」(でも、良く考えると“命がけ”ですけどね!)
 逆に香港の人も日本のドラマを観て日本の会社に勤めたいとか思ってるのかな??自分も日本のトレンディドラマ(←死語なのかな??)みたいな職場だったら勤めてみたいですけどね。60点
ヒート・ガイズ 傷だらけの男たち

アートポート

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『バイオハザードⅢ』アンデッドが燃えつきる日

2007-11-11 21:05:22 | SF
バイオハザードⅢ
RESIDENNT EVIL EXTINCTION(2007年イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、アメリカ)
 監督 ラッセル・マルケイ
 脚本 ポール・W・S・アンダーソン、
 出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ、オデッド・フェール、アリ・ラーター、イアン・グレン、アシャンティ、マイク・エップス

 ■ストーリー■ 
 アンブレラは、ラクーンシティを破壊したがT-ウィルスの感染を止めることが出来なかった。T-ウィルスは北米に、やがて世界中に広がった。そして数年後、世界は砂漠になりアンデッドがあふれる世界になっていた。アリスは、アンブレラの監視から逃げるため仲間と別れ独りで生存者を探していた。一方、カルロスはクレア率いるコンボイの一員となり田舎から田舎へと食料と燃料を求めて旅を続けていた。アンブレラ北米支部のアイザックス博士は、この感染を元に戻すためにアリスのクローンを作り研究を進めていた。

 □■□ネタバレあり!本当にあります!□■□
 ■感想■
 人気ビデオゲーム「バイオハザード」の映画化のシリーズ第3作目!
 主演は、シリーズを通してのヒロイン、アリスにミラ・ジョヴォヴィッチ。また前作からのキャラクターとして、カルロスにオデッド・フェール、LJにマイク・エエプス、アイザックス博士にイアン・グレンが同じ役で出演してます。
 でも、なぜかジル役のシエンナ・ギロリーは出演してません。まぁランニングタイム94分の作品なんで、ジルの活躍するシーンはあまり無かったかもしれないですけど、残念です!ゾンビ映画なんてイヤだったのかな??でも、せめてセリフでいいんでどうなったのか説明して欲しかったです!そういえば前作の生き残りアシュフォード博士の娘のアンジーはどうなっちゃったの??

 監督は『ハイランダー悪魔の戦士』(86年)のラッセル・マルケイ。MTV風の演出が多かったラッセル・マルケイですけど、ここ数年はTVムービーを撮っていたんでオーソドックスな演出もきっちり出来るようになってます!

 2作目が、1作目のすぐ後から始まったのに、今作は前作から数年後、世界は「マッドマックス2」みたいな世界になってます。どうやら日本は砂漠にはなってないみたいですけど、アメリカは砂漠になちゃってます!数年でこんなになっちゃうのか疑問ですけど、SF映画だしOKです。
 1作目、2作目との世界観が変わりすぎですけど、これはこれで面白いです。まさか終末SF的な世界を見せられるとは思わなかったです!もうこの3作目で終わらせるつもりなんでしょうね!この世界観!
 
 今作のキャッチコピーが“アリス、砂漠に死す”ってちょっとどうなんでしょう??すごくインパクトは強いですけど、内容を正確に伝えてない気が!(あ、クローンのアリスが死んでました!)
 何の説明も無く出てこないジル・バレンタインやアンジー・アシュフォードは、まだ良いですけど、アリスの能力が低下してます!2作目では、T-ウィルスに感染した人間がすぐ分かって殺そうとしてたのに、今作ではその能力がなくなちゃってます!
 「なぜ??」
 まぁ、ストーリーを盛り上げるためなんでしょうけど、この能力が無くなってしまった説明は必要だった気がしますけどね。
 それにしても、前作からの生き残ったキャラクターの扱いが!ゾンビ映画なんで犠牲者が多いのはしょうがないかもしれないですけどね。そういえばカルロスって前作でもアンデッドの噛まれてく抗T-ウィルスワクシンを打ったんじゃなかったでしたっけ??効果って持続しないんですね!そういう説明も無かったです!
 
 新登場のキャラクターとしては、スーパーアンデッドが登場したり、ウェスカーが登場したりしてゲームファンはニンマリできるはず!タイラントも登場します。でも2作目でネメシスがすでに登場しちゃってるんですけどね。
 あと、アンデッドに知性を持たせて教育しようとか、トレーラーやバスを改造して装甲車にして旅をしてたりどこかで観た事あるようなシーンが出てくるのにも「ゾンビ映画ファン」もニンマリできるはず!

 ところで、今作はアリスが1作目と同じセットで目覚めるところから始まります。その後、レーザーで守られた廊下と病院のセットを抜けていくと、アリスが罠にはまって殺されて、それがアリスのクローンのテストだとわかります!こんな夢オチじゃないですけど、映画本編と関係ないオープニングってあんまり好きじゃないんですよね!まるで、ブロンソンの悪夢で始まる『バトルガンM-16』(89年)みたい!「わざわざこんなテストシーン見せなくても良いのに!」とか思って観てたら、
 「やられちゃいました!」
 ちゃんとこのクローンのためのテストシーンに意味があったんですね!中盤、スーパーアンデッドがアリスのクローンを倒すシーンで、スーパーアンデッドが強いことを示すためと、本当のラストのクライマックスのためにこのテストシーンを見せておく必要があったんですね!かなり脚本が練られてます!
 
 1作目、2作目で面白いと思った人は必見です!絶対に続きが観たいです!でも1作目が2001年、2作目が2004年、今作が2007年なんで、もし続編が作られても2010年ころになっちゃうんでしょうね!それでも良いので続きを見せて下さい!
 ところでアラスカに行ったクレアたちってどうなっちゃったの??あのヘリコプターが燃料切れでゾンビが暴れまわる映画館に落っこちてこないように!90点
 
バイオハザードIII デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組)

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 今作を観るまえに、シリーズを未見の人は復習してください。観たけど内容を忘れちゃった人も。
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『フリージア』コミック映画化

2007-11-07 22:21:05 | 日本映画
フリージア
(2007年日本)
 監督 熊切 和嘉
 脚本 宇治田 隆史
 出演 玉川 鉄二、つぐみ、西島 秀俊

 ■ストーリー■
 ヒロシは、軍隊の行ったある極秘実験の実験に参加して実験台の少年少女の死ぬのを見て感情や感覚を失ってしまうのだった。15年後、犯罪の被害者が加害者に対して敵討ちが出来る「敵討ち法」が制定されていた。敵討ちの執行代理人となっていたヒロシは感情もなく仕事をこなしていくのだった。

 ■感想■
 「敵討ち法」なる法律が制定された世界での主人公の活躍を描くSF映画。
 原作は松本次郎のコミックです!最近はハリウッドのみならずコミック原作の映画が流行してますけど、こういう面白そうな題材を原作にするのは大賛成です!コミックの映画化といえば『あずみ』(03年)の第3作目はどうなったんでしょう??北村龍平監督にぜひ3作目を撮って欲しいです!現在連載中の原作も相変わらずスプラッター度が高いので、北村龍平監督に撮って欲しいですね!

 ところで、今作『フリージア』なんですけど、良くわからない作品でした。犯罪者の被害者が敵討ちできるっていう設定を活かしてもっともっとエンターテイメント作品にできる内容なのに、なぜか15年前の軍部の実験に登場人物たちを絡めて、いかにも良くありがちな日本映画っぽい作品にしちゃってます。
 こういうエンターテイメント的な題材の作品はもっと単純なストーリーの方が良いのに!因縁話を持ち込むなら続編にして欲しいです。(でも続編が作られるほどヒットさせようとも思ってなかったのかも)
 そんな15年前の極秘実験に絡んだ、つぐみや元上官との因縁話なんて本当に必要なかったような気がするんですけどね。敵討ち法の設定を活かして、「敵討ち」の執行代理人の主人公ヒロシの活躍をもっと延々と見たいと思う観客の方が多いと思うんですけどね。こんな面白い設定なのに!もったいない!
 
 自分は原作のコトはまるっきり知らないんですけど、なんか原作の方が面白そうです!面白い原作があるなら、なぜそのまま映像化しなかったんんですかね??原作のエピソードのいくつかをピックアップしてストーリーを練り直して映画化すれば良かったのに!(映画版は実際そうしていたらすいません)
 こういう面白い設定だけをとりあげて、ハードなアクション映画にしちゃえば良かったのに。

 こういう設定だけを活かして映画化するなら、ハリウッドが得意なジャンルかもしれないですね。でもハリウッドだと万人に受ける作品になっちゃうから、それはそれで問題かも。ここは香港映画やイタリア映画として今作をリメイクしてくれればかなり面白くなるかも。もしかするとフランス映画でリメイクしても変わった作品になって面白いかも。

 フランス映画だって、古くからアクション映画では描写がかなりハードでしたからね!ジャン=ポール・ベルモンドの『プロフェッショナル』(81年)や『パリ警視J』(84年)もアクション映画としてはかなりハードな作品でしたから。最近も『あるいは裏切りという名の犬』(04年)っていう傑作がありましたもんね!ストーリー重視の『あるいは裏切りという名の犬』だってアクションシーン自体はかなりハードでしたから。

 とにかく今作の感想は、「原作の面白い設定を活かしきれてないのかな??」っていうのが素直な感想です!
 残酷そうな描写は、それなりにかなりな描写もあるのに、ストーリー的に、センチメンタルなラストに向かっての展開には少しげんなりでした。アクション映画を観るつもりで観てたら、途中から終盤に向けて、なんか70年代の青春物みたいな作品を見せられたような気分でした。 う~ん、もったいない。
 なんでもかんでもリメイクしたがるハリウッドですけど、今作はハリウッドの映画会社では話題になっていないんですかね??50点

  『パリ警視J』日本語吹き替えつきでDVD再発して下さい!TV放映版の音源でほとんどノーカットのはず!できたらBSで放映しただけの『プロフェッショナル』もDVD化して欲しいです!
パリ警視J

東北新社

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 こちらも大傑作!フランス映画のノワール物を久々に観ました!
あるいは裏切りという名の犬 DTSスペシャル・エディション

アスミック

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『スターレック皇帝の侵略』フィンランド製パロディ

2007-11-06 00:26:23 | コメデイ
スターレック皇帝の侵略
STAR WRECK IN THE PIRKINNING(2003年フィンランド)
 監督 ティモ・ヴォレンソラ
 脚本 ルディ・アイリスト、ジャルモ・パスカーラ、サムリ・トロッソネン
 出演 サムリ・トロッソネン、アッテ・ヨウゥツェン、ティモ・ヴォレンソラ

 ■ストーリー■
 過去の地球にタイムスリップしてしまったパーク船長と部下のインフォとドワーフ。バークたちは過去の地球で普通の生活をしていたがストレスがたまり3人で地球征服を計画するのだった。ロシアの協力を得て、未来の技術を使い宇宙戦艦の艦隊と、バークたちが乗る戦艦CPPキックスタート号を完成させるのだった。CPPキックスタート号で宇宙に飛び出た彼らは宇宙の中にマゴットホールを発見するのだった。

 ■感想■
 世界中にファンを持つアメリカのTVシリーズ「スタートレック」(宇宙大作戦)をパロディ化した超大作の自主映画。
 製作したのはフィンランドの5人の学生と失業者らしいです!なんでも7年の歳月をかけて製作したそうです!
 ストーリーは自主映画らしく今一笑えないレベルですけど、いわゆる特撮シーンはすごすぎ!自主映画のレベルをはるかに超えて劇場映画よりすごいかも!ってレベルです。
 実は今作なんですけど、ネット上でもかなり前から話題になっていて、権利問題もなくネットでダウンロードできたんですけど(しかも日本語字幕をつけてるファンの方もいて字幕つきで観ることも出来ます)、「いつかダウンロードしてみようと」って思ってるうちに、とうとう日本のメーカーからDVDが発売になりました!発売元はAMGエンターテイメントさんです!それにこの日本語版DVDはなんと、なんと“日本語吹き替え”つきです!
 AMGエンターテイメントさんすごいです!まぁそうでもしないとネット上でダウンロード出来る作品だから差別化出来ないんでしょうけど、こういう差別化はウレシイです!
 やっぱり映画は吹き替えでばいとね!吹き替えで画面に集中して観るほどの作品かと聞かれると返事に困っちゃいますけど、エンターテイメント作品は吹き替えに限ります。

 でもホントに特撮シーンがすごいの一言につきます。パソコンで作ったらしいですけど、劇場映画と遜色ないデキです。いまやパソコンでここまで出来るんですね!
 この作品を10点満点で評価すると
 特撮   10点!
 ストーリー 5点!
 笑い    3点!
 って感じですかね。自主映画だからしょうがないですけど、ドイツ映画のスタートレックのパロディ映画に『ドリームシップエピソード1/2』(04年)がありましたけど、やっぱりストーリーや笑いのシーンやセットなどどうしてもメジャーな作品には敵わないですね。でも自主映画でここまで出来れば合格点ですかね??60点
スターレック 皇帝の侵略

AMGエンタテインメント

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ドイツの正統派パロディならこっち!日本語吹き替えも超豪華キャスト!
 こっちは同じく10点満点で評価するなら
 吹き替え 10点!
 ストーリー 7点!
 笑い    3点!(パロディで笑わせるのはむずかしいです)
 って感じかな??
ドリームシップ エピソード1/2

ポニーキャニオン

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テレビの映画劇場のバイオハザード祭り!

2007-11-04 00:47:30 | ホントの日記
 先週のTV朝日系列での「日曜洋画劇場」の『バイオハザード』(01年)の放映に引き続き、今週のフジTV系列の「土曜プレミアム」は『バイオハザードⅡアポカリプス』(04年)の放映でした!
 本日(正確には昨日です)11月3日からの『バイオハザードⅢ』(07年)の劇場公開に合わせての放映だと思いますけど、こういう風にチャンネルが違ってもシリーズを順番通りに放映されるとついウレシクなっちゃいます!

 一昔前は(いや、二昔前ですね)、こういう風に劇場公開される関連作や他局と合わせたようなTVの映画劇場での放映があったもんですけど、最近はとんとそういうことがなくなったんで、こういうことに感動しちゃうんですよね!
 
 今週の土曜プレミアムではちゃんとミラの裸も見れてうれしいです。もうこういうシーンのカットとか絶対に止めて欲しいです。でもこの裸、某雑誌系な言い方をすれば「ムダ脱ぎ」なんでしょうけど、裸になることに躊躇しないミラ・ジョヴォヴィッチ、好きです!
 
 土曜プレミアム用にコメントしてくれるあたりホントに気さくな女優さんなんでしょうねぇ!そういえば、前作『バイオハザードⅡアポカリプス』が劇場公開されるときも確かフジテレビのバラエティ「トリビアの泉」にも宣伝のために出演してました!
 あの回の「トリビアの泉」の出演シーンこそDVDの特典映像に入れて欲しいくらいです!何気なくTVを見ていたら、再現コーナーに突然、ミラ・ジョヴォヴィッチが出演してたんでまさにビックリした記憶があります!
 だって、そのときの「トリビアの泉」のネタって、確かオナラネタでしたから!
 “中世の女性はオナラをごまかすために犬を連れていた”とかいうネタだったはず!そんなネタにミラ・ジョヴォヴィッチが出演したことの方がインパクトが強すぎてネタなんかどうでも良くなっちゃいました!(もう“100000へぇ~”あげたいくらいです)

 先週、今週と見逃した人はDVDで復習してから『バイオハザードⅢ』を観にいきましょう!でも、本日の『バイオハザードⅡアポカリプス』も吹き替えは新録ですよね!ミラ・ジョヴォヴィッチの声が岡寛恵さんでTV版なんですけど、なんとケイン少佐を演じたトーマス・クレッチマンの声を野沢那智さんが吹き替えてました。やっぱりTVの映画劇場のキャストって豪華ですね!
 演技も出来ないタレントなんか使わないでちゃんとした俳優さん(声優さん)を使ってこそ映画が面白く観れるってもんです!

 ところで、土曜プレミアムって放送時間が長いだけに、今日の『バイオハザードⅡアポカリプス』の放映ではミラのコメントやら1作目のダイジェストやら3作目の予告やら(予告というより冒頭の7分間!!!)を放映してましたけど、他局のゴールデンタイムの映画枠も全部130分枠にしちゃえば良いのに!(140分枠でも良いですけど!ホントは145分枠が良いですけど)最近は長い映画が多いので145分枠の実質120分の放映でもカットになっちゃいますからね!
 114分の映画枠が145分枠になっても映画ファンは喜ぶし、あとの番組の開始が30分引き下がるだけで影響ないと思うんですけど。スポーツ中継のときは終了時間もわからず延長してるんだから!145分枠だったらほとんどの作品がノーカットに近い放映が出来るのに!『探偵マイクハマー俺が掟だ!』(82年)だって、『ゾンビ』(77年)(←日本劇場公開版です)だってノーカットに近い形で放映でしょ!

 最近、映画を放映してくれないフジテレビですけど、今回の『バイオハザードⅡアポカリプス』とか先般放映した『S.W.A.T.』とかはホントに良かったです!ただ、もう3つくらい映画の枠を増やして下さい!(あ、自分は今地方だから、転勤で関東に戻ってからで良いですけどね)

 ちなみに『バイオハザードⅡアポカリプス』の感想はここです!
バイオハザードII アポカリプス スペシャル・エディション(2枚組)

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