@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『ベルヴィル・コップ』 どこまで映画好き!!

2021-07-28 00:51:37 | アクション/刑事・探偵

ベルヴィル・コップ
LE FLIC DE BELLEVILLE(2018年フランス)
 監督:ラシッド・ブシャール
 脚本:ラシッド・ブシャール
    ラリー・グロス
    マリオン・ドゥソ
 出演:オマール・シー
    ルイス・グスマン
    ビユーナ
    エリック・アブアニー
    ジュリー・フェリエ

 ■ストーリー■
 フランスのベルヴィル出身のパリの警官バーバ・ケイタはスリばかり捕まえていた。非番の日に中国の祭りの参加中にスリを捕まえ恋人との関係もぎくしゃくとしていた。ある日、バーバのところへ友人ローランが訪ねてくる。ローランは西アフリカのダロア経由でフランスに麻薬を運び込んでいる一味を捜査中だった。しかし、食事中に組織の殺し屋が現れローランは殺されてしまうのだった。2人組の殺し屋の1人は倒すものの、もう1人は逃してしまうのだった。バーバはマイアミへ証人を受け取りに行くことに、、、。
 一方、マイアミの刑事リカルドは無謀な運転をしている女性を逮捕するが、彼女はダロアのアメリカ駐在の外交官ラッジ・トゥーレの妻であったため、ブラックリストに。どんな仕事でもやると言ったため、フランス警察のバーバの面倒を見ることに、、、。
 捜査権もない中、バーバは勝手にマイアミで捜査を始めるのだが、、、。

 ■感想■
 パリとマイアミのはみだし警官&刑事が活躍するフランスのコメディ調アクション映画。
 
 『最強のふたり』(2011年)のオマール・シーと、『ブライド・ウェポン』(2014年)のルイス・グスマン。すいません、、、自分的にはルイス・グスマンで思い出すのは『ブライド・ウェポン』でした。

 でも、オマール・シーも『最強のふたり』のオマール・シーって言われるのってどうなんでしょうか??自分もついつい書いちゃいましたけど、、。
 『最強のふたり』って、2011年の作品だから、もうすでに10年前の作品なんですよねー、、。時間が経つのが早い、、。こう思うのは年齢のせい??
 『最強のふたり』以降も、『パーフェクト・プラン』(2013年)、『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)、『ジュラシック・ワールド』(2015年)、『二ツ星の料理人』(2015年)、『ウルフズ・コール』(2019年)と超メジャー系の作品や、普通の面白い作品にかなり出演してるのに、、、。

 普通は、性格の違う刑事がコンビを組むのはアクション映画定番の展開ですが、今作の場合は、2人とも少しだけはみだし刑事で、仕事にマジメだけど少し抜けてるみたいな、、。はみだし警官&刑事と言っても、「ダーティハリー」のハリー・キャラハンや「リーサル・ウェポン」のマーティン・リッグスのような感じではなく、あくまでも、現実にいたら少し目立っちゃうみたいな微妙な感じ、、。
 それに主人公2人が、同じような性格ってどうなんでしょう??
 フランスとアメリカのちょっとした違いも笑いを誘うほどでもなく、、とにかくニタニタ、ニヤニヤ、くすくすくらいの笑いの作品でした。
 
 「それが今作の魅力だよ!」って言われたらそれまでなんですが、、。

 でも、いい意味でフランス映画の軽いアクション映画のノリで楽な気持ちで観ていられます。最後の展開は、なんかそんな都合よく展開しないでしょ!みたいな感じですけど、まぁ、コメディだし全然OK!!

 こういう肩の凝らないフランスのコメディ映画が地上波とかで普通にゴールデンタイムに放送すると映画ファンも増えるのでは??

  主人公のオマール・シーも、ルイス・グスマンも映画のセリフをいくつも言うんですが、はっきり言って『ダーティハリー』しかわかりませんでした!!
 どこまで、フランスだと、普通に通じるんでしょうねぇ、、。どこまで映画好きなの??
 良いなぁ、フランス!!って思っちゃいました!

 フランスコメディ映画度  ★★★★
 ポップコーンムービー度  ★★★★★
 地上波で放送して欲しい度 ★★ 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『EARTH FALL アースフォール JIUJITSU』 ニコラス・ケイジはすぐに、、、。

2021-07-27 20:58:40 | SF

EARTHFALL アースフォール JIU JITSU
JIU JITSU(2020年アメリカ)
 監督:ディミトリ・ロゴセティス
 脚本:ディミトリ・ロゴセティス
    ジム・マクグラス
 出演:アラン・ムーシ
    フランク・グリロ
    トニー・ジャー
    ニ コラス・ケイジ
    マリッシ・クランプ
    リック・ユーン

 ■ストーリー■
 彗星とともに現れたエイリアンと戦うため、ある島の寺院に集められた9人の武術の達人たち。ジェイクはエイリアンとの戦闘中、崖から落ちて近くの漁師に助けられる。ジェイクはショックで記憶喪失になってしまうのだった、、、。
 
 ■感想■
 アラン・ムーシ、フランク・グリロ、トニー・ジャー、ニコラス・ケイジ出演のSci-Fi映画。
 
 「プレデター」シリーズの5作目『プレデターズ』(2010年)のB級版みたいな作品です!!
 はっきり言って『プレデターズ』よりは、はるかに面白いです!!
 プレデターが戦闘のプロと戦う映画なのに、なぜかエイドリアン・ブロディ主演でアクション映画ファンがガッカリした『プレデターズ』より見ごたえアリアリ!!
 
 『キックボクサー リジェネレーション』(2015年)、『キックボクサー ザ・リベンジ』(2018年)のアラン・ムーシ!
 『パージ:アナーキー』(2014年)、『パージ:大統領令』(2016年)、『バッド・チェイサー』(2015年)、『スカイライン 奪還』(2017年)のフランコ・グリロ!
 
 その他の出演者にトニー・ジャーにリック・ユーン。
 ニコラス・ケイジはエイリアンと戦う役でなく、かつて戦った武術の達人役です。

 ニコラス・ケイジは主人公との関係性も最後で明かされますが、それって必要??みたいな感じ、、。

 この出演者で、制作費2,500万ドル!!
 ニコラス・ケイジは、3日間の撮影で5分の1がギャラだったみたいですが、、、。

 以前、『プレデターズ』の感想で、この出演者でなく、プレデターと戦うのは、シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、スティーヴ・オースティン、デイヴ・バウティスタ、トニー・ジャーとかが出演したら良かったのに、、、。って書いちゃいましたけど、本当にすごい製作費になるんでしょうねぇ、、、。


 B級感高めの作品ですが、出演者それぞれに見せ場も用意されてて、ニコラス・ケイジがちょこっとしか出演していないのを除けば、かなり満足度が高めの作品です!!
 それぞれに見せ場を用意して、ランニングタイム102分に収めているところも、ある意味すごいかも??
 
 ニコラス・ケイジがすぐに退場する度  ★★★★★
 SF映画というよりアクション映画度   ★★★★★ 
 想像通りの映画度           ★★★★ 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『フロッグ』 傑作ミステリー映画、、。

2021-07-25 20:12:38 | ミステリー

フロッグ
I SEE YOU(2019年アメリカ)
 監督:アダム・ランドール
 脚本:デヴォン・グレイ
 出演:ヘレン・ハント
    ジョン・デニー
    ジュダ・ルイス
    オーウェン・ティーグ
    リブ・ベアラー

 ■ストーリー■
 自転車で山道を走る少年ジャスティンが罠にかかり自転車から突き落とされてしまうのだった。
 妻のジャッキーが浮気したために夫婦仲と息子コナーとの関係がぎくしゃくとしているハーパー家、夫で刑事のグレッグは、刑事のスピッツと組んでジャスティンが行方不明になった事件の捜査をすることになるのだった。犯行現場に残された緑色のアーミーナイフの手口からかつて連続して事件を起こした同一犯の事件と思われたが、犯人は刑務所で服役中だった、、、。

 ■感想■
 アダム・ランドール監督、デヴォン・グレイ脚本のミステリー映画。
 脚本のデヴォン・グレイは俳優で「デクスター 警察官は殺人鬼」にも出演しています。
 製作費300万ドルの低予算の作品です。これは日本映画と比べてもかなり低予算ですよねー。
 でも、すごーく面白いです!!
 ミステリー映画ファン必見!!

  こんな面白いミステリー映画を観たのは久々―!!
 あまりの面白さに感動!!

 【パリ国際ファンタスティック映画祭】2019年で恐怖映画賞(Prix Cine+Frissonns)受賞しました!
 いくつもの謎を散りばめ、それを回収するシーンを、映画の中盤に入れてミステリー映画ファンも十分楽しめる作品になっています 

 登場人物が、全員怪しい!!
 刑事のグレッグ!
 妻で精神科医のジャッキー!
 不愛想な息子コナー!
 グレッグの相棒のスピッツ刑事!
 窓の修理にきた男性!
 ジャッキーの不倫相手!
 
 そういえば、普通の考えたら、ポスターやDVDのパッケージに出てるカエルのマスクをしている人が犯人ですよねー、、。
 カエルのマスクをした人間が、連続殺人事件を起こす映画だと思っていたら、全然違ってましたーー、、。

 熱心なミステリー映画ファンだと、以前の事件で逃げ出すことに成功した少年のところに聞き込みに行くシーンで、ほんの少しだけ犯人がわかっちゃいそうですが、、、。
 でも、家の中の食器や写真がなくなったり、息子のコナーがタバコを吸っていたコトとか、不倫相手がケガしたのは??等はわからないですよね、、、。

 何も知らずに観た方が断然面白いので、事前情報なしで観て下さい!!

 ミステリー映画度     ★★★★★
 もう1回観たくなるかも度 ★★
 ちゃんと伏線回収してる度 ★★★★★
 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『REVENGE リベンジ 鮮血の処刑人』 ヒロインたち、不法侵入では??

2021-07-24 00:08:06 | アクション

REVENGE リベンジ 鮮血の処刑人
ARMY OF ONE(2020年アメリカ)
 監督:スティーブン・ダラム
 脚本:メアリー・アン・バーンズ
    デヴィッド・ディットリンガー
    エレン・ホルマン
    スティーブン・ダラム(ノンクレジット)
 原案:スティーブン・ダラム
 出演:エレン・ホルマン
    マット・パスモア


 ■ストーリー■
 刑事のディロンは捜査中にケガを負い、休暇でディロンは妻ブレナーと田舎の山奥へバカンスに出かけることにするのだった。
 山奥をランニング中に雨に降られた2人は近くの家に雨宿りで入ってHして過ごすのだった。その後、不法侵入したその家に隠し部屋があることに気づき、調べると隠し部屋には大量の武器が、、、。  家から出ようとするが、家の住人が帰ってきてしまい2人は捕らわれてしまう、夫ディロンは殺され、ブレナーも撃たれ近くに置かれるのだが、、、。

 銃撃されたもののブレナーは致命傷でなく、復活した彼女は夫の仇を討つため犯人たちを殺していくのだった。ブレナーは女性初のレンジャー隊員だった、、。

 ■感想■
 レンジャー隊員の女性が夫を殺した犯罪者たちに復讐するアクション映画。
 ヒロインを殺したと思って捨てたら、実は生きてて逆襲されちゃいます!!

 どうして同じような設定の映画が作られちゃうんでしょう??
 それも、同じような設定、内容。

 それだけに、今作だけの魅力を感じるところが欲しかった!!

 淡々と、ユルユルとランニングタイム88分間過ぎていきます!!
 少しだけゴアシーンがあるものの、基本的にはTVムービーチックな感じです!!
 
 女性が犯罪者のグループに反撃するアクション映画としては、南アフリカ共和国のアクション映画『EMMA デッド・オア・キル』(2017年)の方が面白かったです、、、。
 こういう女性が反撃していく作品って、毎年毎年色んな国で作られていて、製作本数でいったら、1つのジャンルになるくらい多くの作品がつくられているのに、、なぜかどの作品も今一つな感じ、、。

 映画冒頭、ヒロインの夫が犯罪現場と思われるところへ踏み込むシーンがあるんですが、このシーンとか必要でしょうか??ヒロインの夫が私服警官の設定自体必要ないのでは??
 旅行に行くシーンから映画が始まっても良かったのでは??

 
 ヒロインがレンジャー隊員だという設定だけあれば十分だと思うんですが、、。

 ヒロインが強いという設定で、とにかく殺しまくり!!
 犯人たちは油断しすぎ、、。夫の方は即死系で殺したのに、、肝心のジョン・ランボーみたいな奥さんが死んでいたのか確認せずに山奥のゴミ捨て場にポイって。

 

 ヒロインは、ジョン・ランボーみたいなのに(そこまでじゃないですけど、、)、敵がショボすぎー。
 田舎町のチンピラ相手に、本気出しすぎで、レベルが違いすぎで爽快感が逆になくなっちゃいました、、。
 緊張感もほとんどなく、観終わって3か月もしたら、観たコトも覚えていられるか、、自信ないです。
 ヒロインがあまり強くなかった『EMMA エマ デッド・オア・キル』(2017年)よりも爽快感なし、、。
 『エクスペンダブルズ2』(2012年)まではいかないですけど、今作も明らかに主人公が弱いものイジメ、、、。

 こういう作品にありがちなHなシーンもないので、そういうシーン目当ての映画ファンもがっかり。
 
 アクション迫力度 ★
 敵がショボイ度  ★★★★★
 スリラー度    ★
 Hなシーン度   なし  

 でも、1番の問題は、ストーリー上、ヒロインたちが森の中で雨宿りして、他人の家で勝手にHって行動に問題ありでは??
  
 監督のスティーヴン・ダラムは、日本公開作品だと『グラディエーター・バイオレット』(2007年)を監督していますが、製作を主にしているみたいです。
 殺人鬼がバスの人々を殺していく"DEATH FACTORY"(2014年)、カメラをつけられた状態で起きた若者たちが生き残るために殺しあうシチュエーションホラー"HEAD GAME"(2018年)、失踪した両親を探す男を描くモンスター系ホラー”THE DARK WITHIN”(2019年)、2014年のホラー映画『鬼畜の森 ゴアマスク・ファーマー』の続編"REDWOOD MASSACRE ANNIHILATION"(2020年)、、。

 とにかくほとんどの作品が未公開なので、また『グラディエーター・バイオレット』も未見なので良く分からないですけど、今作のようなアクション映画系より、ホラー映画の方が合っているのかもしれないですね、、。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『プラットフォーム』 意味不明スペイン製スリラー

2021-07-23 14:07:55 | スリラー

プラットフォーム
EL HOYO(2019年スペイン)
 監督:ガルデル・ガステル=ウルティア
 脚本:ダヴィド・デソーラ
    ペドロ・リヴェロ
 原案:ダヴィド・デソーラ
 出演:イバン・マサゲ
    アントニオ・サン・ファン
    ソリオン・エギレオル

 ■ストーリー■
 半年間、過ごすことによって、認定証がもらえるということでゴレンはある建物に自ら志願してやってくる。ゴレンは部屋で目覚めると、天井と床に中央に大きな長方形の穴が開いていた。部屋にはもう1人のルームメイトの老人トリマカシがいた。トリマカシによると、この部屋は48階層で、決まった時間に穴から上の階層から下の階層へ動いているプラットフォームと呼ばれるかたまりの台に乗った食事が運ばれてくるとのことだった。
 プラットフォームに載せてある食事は、上の階層の人間たちの食べ残しで、食事はそれを食べるしかなく、プラットフォームが同じ階層にある間しか食事ができないとのことだった。また、どの階層に行くかは1か月ごとに変わるというルールになっているとのことだった。プラットフォームに載った残飯を見たゴレンは口にしようとしなかったのだが、、、。


 □■□ネタバレあり□■□
 うすーくネタバレしてるかも??観てから読んで下さい!


 ■感想■

 スペインのスリラー映画。
 各国の映画祭で12の賞を受賞し、24の賞をノミネートされました!
 シッチェス・カタロニア国際映画祭、ゴヤ賞、ガウディ賞も受賞しました!!

 【シッチェス・カタロニア国際映画祭】2019年
  最優秀長編作品観客賞、最優秀VFX賞、市民ケーン賞(監督)、最優秀作品賞 受賞
 【ゴヤ賞】2020年
  最優秀SPFX賞 受賞
  最優秀新人監督賞、最優秀オリジナル脚本賞 ノミネート
 【ガウディ賞】2020年
  最優秀VFX賞 受賞
  最優秀脚本賞、最優秀非カタルーニャ語作品賞 ノミネート

 その他の映画祭でも話題になったみたいです!!

 上の階層の人間たちの食べ残ししか食べれないって、どういうコト??
 しかも、みんなオカシイ!
 食事におしっこかけたり、、。
 
 この施設にいるのは、犯罪者と志願した人間らしいのだが、入る前に説明なしってひどすぎでは??
 

 今作のテーマって、、人間、置かれた状況によって行動が変わることへのメタファーなの??
 資本主義への風刺も??
 最初の方で、食事をセーブして取れば、下にフロアの人間にも食事が行き渡るという主人公ゴレンに、相部屋のトリマカシが「共産主義者か?」と言われちゃいます、、。

 エンターテイメント的なスリラー映画的には、主人公ゴレンがもらえるはずの認定証についても全然説明ないし、、とにかく主人公をこの状況に置きたかっただけなんでしょうけど、、説明なさすぎ、、「この建物は現実でなく、主人公たちはすでに死んでいるのでは??」とも思いましたけど、そんなコトもなく、、かなり意味不明!!
 16歳以下の子どもはいないはずなのに、最下層にちゃんと食事を取っているような子どもが1人いるし、、、1部屋2人のはずなのに、、1人で、、。
 あの最下層にいた子どもは、子どもを探しているという女性ミハルの子??
 そういえば、ミハルもどうやって毎回上の階層に行っているのか分からないし、、。どこかの階層で降りているんでしょうか??1か月後の階層チェンジで上のフロアに行っている??


 現実的に考えれば、最下層に子どもはいなくて、ゴレンはすでに死んじゃっているんでしょうねぇ、、。

  ヨーロッパで受けそうな感じの作品ですね、、。

 色々自分で考えてね度 ★★★★★
 エンターテイメント度 ★★
 風刺度        ★★★

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『危険を買う男』 観た記憶があいまい、、、。

2021-07-21 23:30:23 | 犯罪/アクション

危険を買う男
L'ALPAGUEUR(1976年フランス)
 監督:フィリップ・ラブロ
 脚本:フィロップ・ラブロ
    ジャック・ランツマン
 出演:ジャン=ポール・ベルモンド
    ブリュノ・クレメール
    ジャン・ネグロニ羽
    ヴィクロール・ガリヴィエ
    パトリック・フィエリ

 ■ストーリー■
 政府高官に金で雇われた身元不明の一匹狼”ハンター”はロッテルダムで麻薬組織を一網打尽にする。また、ルカ―トの港町ではガヴァルニ警察署長とで売春組織を壊滅させるのだった。
 ハンター”が次に与えられた仕事は若者を使って強盗を行い、犯行後は仲間の若者を殺すという”タカ”と呼ばれる強盗犯だった。ハンターは”タカ”と仕事をしたものの殺されずに逮捕され刑務所にいる若者コスタに近づくために、刑務所に潜入するのだった。

 ■感想■
 ジャン=ポール・ベルモンド主演の1976年のフランス映画。
 キングレコードから2021年5月17日にTV放映時の日本語吹替音声つきでブルーレイとDVDが発売になったので鑑賞!

 作品の雰囲気からTBS系「月曜ロードショー」かTV朝日系「日曜洋画劇場」で放送したもののと思い込んでましたが、ウィキペディアによると、TV放映は1981年10月17日の「土曜映画劇場」のようです、、。
 その時間だと観ていない確率が高いんですが、観た記憶があるんですよねー、、。
 自分の映画を観たノートによると、そのあたりでTV放映した地上波(当時は地上波しかありませんでしたが、、)の映画枠を調べると、10月18日はTV朝日「日曜洋画劇場」では時間枠延長で『ナイル殺人事件』(1978年)、10月23日はTBS「金曜ロードショー」では『ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう』(1972年)を放送してます。
 
 その周辺のデータもあったのでいくつかあげると、
 10月25日TV朝日「日曜洋画劇場」『2001年宇宙の旅』(1968年)
 10月26日TBS「月曜ロードショー」『ファンタズム』(1979年)
 10月30日TV東京で午前中『濡れたウィークエンド女子学生寮半裸惨殺死体の謎』(1978年)
 11月6日フジテレビは深夜に『怪盗軍団』(1975年)

 良い時代でした、、、。
 今、同じラインナップで放送されたら、ブルーレイレコーダー動きっぱなしです!!

 とにかく面白い映画が放送しまくりだったから、今作はエアチェックもせず、リアルタイムで観ていたんでしょうか??記憶では観たことがあるんですが、、、。
 でも、40年前の記憶、、、。
 それに「土曜映画劇場」で放送されたとしたら、実質本編70分なので40分カット版ということになりますね、、。

 1976年の作品なので、今観ると、すこーしだけ古さを感じますが、それなりに面白く観れました!!ジャン=ポール・ベルモンドが追うにしては、”タカ”がかなり小物感たっぷりですが、、。警察が捜査すれば良いのでは??
 ”タカ”もわざわざ若者を使って犯行に及ぶ意味が良くわからないですが、そうしないと、刑務所への潜入のシーンとかなくなっちゃうので、しょうがないんでしょうけど、、。

 ジャン=ポール・ベルモンドのファンは必見!!

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『マーメイド・イン・パリ』 人魚映画は観る、、。

2021-07-20 22:23:17 | ファンタジー

マーメイド・イン・パリ
UNE SIRENE A PARIS(2020年フランス)
 監督:マチアス・マルジウ
 脚本:マチアス・マルジウ
    ステファヌ・ランドフスキ
 原案:マチアス・マルジウ
 出演:ニコラ・デュヴォシェル
    マリリン・リマ
    ロッシ・デ・パルマ
    ロマーヌ・ポーランジェ
    チェッキー・カリョ

 ■ストーリー■
 父親と一緒に船を改造したバー“フラワーバーガー”で働くガスパールは、大手チェーンに”フラワーバーガー”を売りに出すと言われ怒って家路につく。ある夜、傷を負って倒れていた人魚を助け病院に連れていく。保険証がないため病院で診察を受けれず自宅へ連れて帰りバスタブにつけ傷の手当てを行うのだった。病院で、人魚の歌声を聞いた医師は瀕死の状態に、、。
 人魚は、ルラと名乗り、その歌声で男たちを虜にし心臓を破裂させ殺してしまう能力を持っていた。ルラが言うには、日が2回昇る前に海に帰らないと死んでしまうので家に帰りたいというのだった。
 ルラの歌声はガスパールには効果がなかった。ガスパールは失恋を繰り返したせいで心がすでに破れていたためだった、、、。

 □■□ほんのちょっとネタバレしてます□■□
 映画の最後の方のこと書いてるので観てから読んで下さい!

 ■感想■
 フランスの人魚映画。

 原題にもありますが、歌声で人を殺すので今作はセイレーンです。まぁ、セイレーンも人魚とも言われてるみたいなんで、特に問題ないですけど、、。

 セルビアのフランコ・ネロ出演のホラー映画『マーメイドNYMPH』(2014年)。
 1956年の『怪物の女性 海獣の霊を呼ぶ女』のリメイク『人喰い人魚伝説』(2000年)。
 ロシアのホラー映画『黒人魚』(2018年)。
 ポーランドのコメディ調ホラー『ゆれる人魚』(2015年)。
 低予算の人魚よりも医師の方が怖いホラー『ロスト・マーメイド』(2019年)
 

 そんな特別チェックしているわけではないのですが、ついつい”人魚映画”観てしまいます!!

 失恋の影響で人魚の歌声を聞いても死なない主人公ですが、案の定、ルラのことが気になり始めて、、、徐々に心臓に影響が、、。

 海に帰らないと死んでしまう人魚、彼女のコトを好きになったら歌声で死んでしまう男、当然安易な恋愛映画のようなハッピーエンディングにならないところも良い感じです!!基本コメディ映画なのに、、、。

 最後、2人が出会えたとしても、ガスパール死んじゃうでしょう、、。ルラが歌わなければ大丈夫なんでしょうか??

 フランス映画っぽく、すごーくおしゃれな感じ、、。
 ガスパールのアパートとか、フラワーバーガーのインテリアとか、、。
 
 恋愛映画なんて、20本観たことないかも??そんな自分でも今作はすごく楽しく観れました!!今作も恋愛映画にはジャンル分けされないんでしょうけど、、。

 

 

 

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『マーメイド・イン・パリ』 人魚映画は観る、、。

2021-07-20 22:23:17 | ファンタジー

マーメイド・イン・パリ
UNE SIRENE A PARIS(2020年フランス)
 監督:マチアス・マルジウ
 脚本:マチアス・マルジウ
    ステファヌ・ランドフスキ
 原案:マチアス・マルジウ
 出演:ニコラ・デュヴォシェル
    マリリン・リマ
    ロッシ・デ・パルマ
    ロマーヌ・ポーランジェ
    チェッキー・カリョ

 ■ストーリー■
 父親と一緒に船を改造したバー“フラワーバーガー”で働くガスパールは、大手チェーンに”フラワーバーガー”を売りに出すと言われ怒って家路につく。ある夜、傷を負って倒れていた人魚を助け病院に連れていく。保険証がないため病院で診察を受けれず自宅へ連れて帰りバスタブにつけ傷の手当てを行うのだった。病院で、人魚の歌声を聞いた医師は瀕死の状態に、、。
 人魚は、ルラと名乗り、その歌声で男たちを虜にし心臓を破裂させ殺してしまう能力を持っていた。ルラが言うには、日が2回昇る前に海に帰らないと死んでしまうので家に帰りたいというのだった。
 ルラの歌声はガスパールには効果がなかった。ガスパールは失恋を繰り返したせいで心がすでに破れていたためだった、、、。

 □■□ほんのちょっとネタバレしてます□■□
 映画の最後の方のこと書いてるので観てから読んで下さい!

 ■感想■
 フランスの人魚映画。

 原題にもありますが、歌声で人を殺すので今作はセイレーンです。まぁ、セイレーンも人魚とも言われてるみたいなんで、特に問題ないですけど、、。

 セルビアのフランコ・ネロ出演のホラー映画『マーメイドNYMPH』(2014年)。
 1956年の『怪物の女性 海獣の霊を呼ぶ女』のリメイク『人喰い人魚伝説』(2000年)。
 ロシアのホラー映画『黒人魚』(2018年)。
 ポーランドのコメディ調ホラー『ゆれる人魚』(2015年)。
 低予算の人魚よりも医師の方が怖いホラー『ロスト・マーメイド』(2019年)
 

 そんな特別チェックしているわけではないのですが、ついつい”人魚映画”観てしまいます!!

 失恋の影響で人魚の歌声を聞いても死なない主人公ですが、案の定、ルラのことが気になり始めて、、、徐々に心臓に影響が、、。

 海に帰らないと死んでしまう人魚、彼女のコトを好きになったら歌声で死んでしまう男、当然安易な恋愛映画のようなハッピーエンディングにならないところも良い感じです!!基本コメディ映画なのに、、、。

 最後、2人が出会えたとしても、ガスパール死んじゃうでしょう、、。ルラが歌わなければ大丈夫なんでしょうか??

 フランス映画っぽく、すごーくおしゃれな感じ、、。
 ガスパールのアパートとか、フラワーバーガーのインテリアとか、、。
 
 恋愛映画なんて、20本観たことないかも??そんな自分でも今作はすごく楽しく観れました!!今作も恋愛映画にはジャンル分けされないんでしょうけど、、。

 ファンタジー映画度   ★★
 いかにもフランス映画度 ★★★★
 人魚が魅力的度     ★★★

 

 

 

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『スプートニク』 パッケージにだまされました、、。

2021-07-19 22:38:43 | SF

スプートニク
SPUTNIK(2020年ロシア)
 監督:イゴール・アブラメンコ
 脚本:オレグ・マロヴィチュコ
    アンドレイ・ゾロタレフ
 出演:オクサナ・アキンシナ
    ピョートル・フェードロフ
    フェードル・ビイダルチュク
    アントン・ヴァンシレフ
    ヴィタリヤ・コルニェンコ

 ■ストーリー■
 1983年オービタ4が地球に帰還する。ソヴィエト、モスクワ脳医学研究所では、タチアナ・ユリエヴナが治療のため17歳の少年を1分近く水に沈めたことが問題になり審問会が開かれていた。審問会のあと、タチアナにセミラドフという男が近づいてくる。神経精神医学的な見地からある患者を診て欲しいという依頼だった。先般帰還したオービタ4の報道は正しいものでなく、搭乗員のコンスタンティンが記憶障害になってカザフスタンの基地にいるので診察してくれというものだった。
 

 ■感想■
 ロシアのSci-Fi映画。
 タイトルが”スプートニク”だったので、当然のようにロシアの映画だと思っていたんですが、あるときから、勝手に違う国の映画だと思い込んでました、、、。
 で、観はじめたら、やっぱりロシア映画でした。(無駄な字数かせぎ、、、)

 なんか、ブルーレイのパッケージからして、「エイリアンと人類が戦う映画??」とか思っちゃいましたけど、全然違ってました!!
 作品に出てこないような爆発シーンがパッケージに映っていたり、全然違う内容をイメージさせるようなパッケージの作品もたーくさんありますが、、、まさか、今作もそんな作品だったとはッ!!

 面白くなかったワケではないですが、想像と違いすぎ!!Sci-Fi映画ファンには必見の作品なんでしょうが、、、。
 
 Sci-Fiアクション映画度 ★
 Sci-Fiホラー映画度   ★
 ドラマ度           ★★

  ロシア映画なので、少し長めのランニングタイム113分。まぁ、インド映画に比べたら、歌と踊りもなくすごーくコンパクトですが、、。

 2020年トライベッカ映画祭で公開されると、Sci-Fi映画ファンの話題になり、【シッチェス・カタロニア国際映画祭】では、正式出品され優秀作品賞にノミネートされました。
 その他、【トリエステSFフェスティバル】2020年では国際Sci-Fi映画の監督賞受賞しました!
 ノミネートされた映画賞をいくつかあげると、


 【サターン賞】2021年
  優秀国際映画賞 ノミネート
 【エトランジュ映画祭】2020年 フランス
  優秀長編作品賞 ノミネート
 【ロンド・ハットン・クラシック・ホラーアワード】2020年
  優秀インデペンデント映画 ノミネート

 とにかく評判が良かった作品なんですが、、、。内容が少し地味だから、やっぱり日本で公開するには、Sci-Fiアクション映画風のブルーレイのパッケージになっちゃうんでしょうねぇ、、。

 

 

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ザ・キャビン 監禁デスゲーム』 イタリア映画だから観る!

2021-07-17 00:34:25 | イタリア映画/ミステリー・スリラー

ザ・キャビン 監禁デスゲーム
WEKEND(2020年イタリア)
 監督:リッカルド・グランディ
 脚本:リッカルド・グランディ
    アルフレド・アルチェロ
    クラウディア・デ・アンジェリス
 原案:リッカルド・グランディ
    ロサリオ・カポゾーロ
    フランチェスカ・ベルツッチ
    アルフレド・アルチェロ
 出演:アレッシオ・ラピーチェ
    フィリッポ・シッキターノ
    ヤコボ・オルモ・アンティリーノ
    エウジェニオ・フランチェスキーニ
    ロレンツォ・ズルゾロ
    グレタ・フェロ

 ■ストーリー■
 4人の友人たちフェデリコ、ロベルト、ミケーレ・ジュリオは展覧会のパーティ会場で久々の再会に喜ぶのだった。しかし、4人が目覚めると雪山の山小屋にいるのだった。そこには7年前に変死した「アレッサンドロの死の真相を知るため」との手紙が置かれていた。
 そして、アレッサンドロが身に着けていたペンダントがそばに置かれていた。監視カメラを破壊し、雪山をタオルケットをかぶり、近くの村まで歩くことにするのだった。しかし、雪山はきつく結局山小屋に戻ってくることに、、、。
 椅子の下に隠してあった拳銃を手にしたジュリオは残りのメンバーに真実を話すよう迫るのだった。
 恋人マリーナを奪われたミケーレ、バカにして笑われていたフェデリコ、アレッサンドロの母親と関係を持っていたロベルト、、、。フェデリコは小屋でアレッサンドロとジュリオが一緒に映っていた写真を発見し、3人に襲われ逆に縛られてしまうのだった、、、。

 ■感想■
 友人の死の真相を探ろうとする何者かに監禁された4人を描くイタリアのミステリー映画。
 
 レンタル店で今作を見つけたときにタイトル『ザ・キャビン 監禁デスゲーム』を見て、またまたキャビン??
 2011年の傑作ホラー『キャビン』
 2012年の意味不明系ホラー『キャビン・イン・ザ・ウッズ』
 あれ、、、もっとあると思ったら、タイトルにキャビンがつく作品あまり観てなかったです、、。
 作品紹介を読んだら、今作がイタリア映画だと分かったので、ストーリーも良く読まずにレンタルしてきちゃいました、、。サスペンス映画か、ミステリー映画っぽいし、、。

 主な登場人物はすでに死んでしまったアレッサンドロを入れても5人なんですけど、良く覚えられない、、。映画が終わる頃になんとなく区別がつくように、、、。もう終わりだよー、、。
 7年前の登場人物と現在の登場人物で8人出てくるのですが、本当に、誰が誰だか良く分からないまま観続けちゃいました。

 あ、ところで、話が変わりますが、意味不明系な『キャビン・イン・ザ・ウッズ』は同じ監督のSci-Fiホラー映画『アルカディア』と観ると分かりやすくなるみたいです!!『キャビン・イン・ザ・ウッズ』が2012年の作品で、『アルカディ』が2017年、、、こういうB級系の作品で、そういう関連した作品を5年後に製作って止めて欲しい。。。。全然覚えてない(少しは覚えてますけど、、)から、、。

 で、今作に話題を戻すと、意味不明なところは一切なくすごーく分かりやすい作品です!!
 ストーリーも大してない!!
 イタリア映画でなかったら、最後まで観ていなかったなんてコトはないですけど、少し怒っていたかも??
 でも、イタリア映画だから、これくらいで十分です!!
 日本でリリースされただけで満足です!!

 ミステリー度    ★★
 2時間サスペンス度  ★★★★
   ホラー度      なし

 イタリア映画好きな方(イタリアのエンターテイメント作品ならすべて観ると決めているような、)のみ、オススメって感じでしょうか?? 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『バジュランギおじさんと、小さな迷子』 感動的なインド映画。

2021-07-16 00:08:34 | ドラマ

バジュランギおじさんと、小さな迷子
BAJRANGI BHAIJAAN(2015年インド)
 監督:カビール・カーン
 脚本:カビール・カーン
    パルヴェーズ・シーク
    V・ヴィジャエーンドラ・プラサード
 原案:V・ヴィジャエーンドラ・プラサード
 出演:サルマーン・カーン
    ハルシャーリー・マルホートラ
    カリーナ・カプール

 ■ストーリー■
 パキスタンの山で育った少女シャーヒダーは誰とも話せないでいた。やはり、5歳まで話せなかったが聖者廟に行ったおかげで話せるようになったという村人の意見に従い、母親はシャーヒダーをデリーの聖者廟に連れていくことにするのだった。デリーに向かう列車で母親が寝ている間に、シャーヒダーは降りてしまうのだった。シャーヒダーはそばの貨物列車に乗ってインド側に行ってしまうのだった。
 迷子になったシャーヒダーをインドの少女と思った若者パワンは家に連れて帰り面倒を見るのだった。しかし、ある日、クリケットの試合のTV中継で、シャーヒダーがパキスタンを応援していることから、彼女がパキスタン人と分かり国に返すよう家を追い出されてしまうのだった、、、。

 ■感想■
 迷子になったパキスタンの少女を母親のもとへ送り届けようとするインドの若者を描くドラマ。
 あまり観ないインド映画ですが、旧作の紹介を見ていたら面白そうな作品だと思いレンタルしてきました!

 本国インドで大ヒット!世界中でもヒットした作品です!!
 全然ノーチェックで、今作のコト、スルーしてました、、。

 インド映画って、『ムトゥ踊るマハラジャ』(1995年)、『女神は二度微笑む』(2012年)、『バーフバリ 伝説誕生』(2015年)の3作品しか観たことないかも??
 正確にはもう1本観ていました、、。中国との合作『カンフー・ヨガ』(2017年)がありました、、。
 インド本国で製作される映画の数はもちろんですが、日本でもそれなりの作品が観れるのに、この少なさ、、、。
 
 香港映画だったら、どんな作品でも観るようにしていた時期もあり、今でもイタリア映画だったらエンターテイメント作品すべて観るみたいにしているのに、、、インド映画は全然観ていない、、。
 なにせ、あのランニングタイムが、、。
 80分の映画2本分ですからねー、。

 今作は、インド国際映画祭の【ナショナル・フィルム・アワード】をはじめ、インドの色んな映画祭で賞を受賞しています!!たくさん受賞しているので全部書いたら、それだけで記事が終わっちゃうので、少しだけ書くと
 【ナショナル・フィルム・アワード】2016年 インド
  健全な娯楽を提供する大衆映画賞 受賞
 【フィルム・フェア・アワード】2016年
  ストーリー賞 受賞
  作品賞、監督賞、主演男優賞 ノミネート
 【スタードスト・アワード】2016年 インド
  作品賞 受賞
 

 ところで、今作ですが、出てくる人が一部を除いてみーんな良い人!
 平和な作品です!!
 普段、こんな平和な感動的な作品は観ないので、これも感想書きにくい!!

 インド映画なので、ランニングタイムは他の国の作品より少しだけ長めの159分!
 でも、あんまり長さも感じないです!!
 とにかく、あっという間に終わります!!
 最後の方の展開に、「あんなコトになるわけない!!」とか言わずに素直に感動的なシーンでウルウルしながら観るのが正しい見方なんでしょうねぇ、、。
 インドやパキスタンの政治的背景とか知らなくても十分面白く観ることができます。
 でも、2国が対立していることとか最低限の知識は仕入れておいて観て下さい!!
 宗教の違いとかも出てきます。

 でもバジュランギをインドに引き渡してしまった、国境警備隊(軍隊?)の隊長や、捕えていた警察署の署長??もあのあとどうなっちゃうんでしょう??
 そんなコトの方が気になっちゃいました!!
 
 素直に感動度        ★★★
 観やすい度         ★★★★
 続きの方が気になっちゃう度 ★★★

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『リトル・シングズ』 ささいなコト??

2021-07-15 00:02:17 | ミステリー

リトル・シングス
THE LITTLE THINGS(2021年アメリカ)
 監督:ジョン・リー・ハンコック
 脚本:ジョン・リー・ハンコック
 出演:デンゼル・ワシントン
    ラミ・マレック
    ジャレッド・レトー
    ナタリー・モラレス
    クリス・バウアー

 ■ストーリー■
 1990年10月、カーン郡の巡査ジョー・ディーコンは上司に呼ばれる。以前逮捕した強盗犯の事件で証人の目撃者が証言があやふやになり見たのはブーツだけと言い出したので、証拠の血のついたブーツを回収するためロスへ行くことになるのだった。ロスでは検査してから証拠品を渡すということになり1晩泊まることに、、。
 そのころ、ロスでは4人が殺される連続殺人事件が起きていて、その夜5人目の犠牲者が発見されるのだった。ジミー・バクスターは、かつてロサンゼルス警察にいてトップの検挙率だったディーコンにこの事件の意見を求めるためディーコンを犯罪現場へ連れて行くのだった。ディーコンは翌朝、上司から連絡あり強盗犯が司法取引に応じたためブーツは必要なくなったと言われるのだった。一方、連続殺人事件を追うバクスターは近くに住む性犯罪者スタン・ピーターズを捕えるのだった。しかしその後、スタンは自殺してしまうのだった。そして、また6人目の被害者が発見されるのだった。
 ディーコンは、ある娼婦連続殺人事件の捜査に執着するあまり、妻と離婚し、大病を患い警察をやめカーン郡に引っ越したため、警察署では評判が悪く、ジミーは警部からディーコンに関わるなと忠告されるのだった。
 ディーコンは休暇をとり事件の捜査を始めるのだった。5人目の被害者の部屋の冷蔵庫が壊れていたことが気にかかり、修理を依頼していた電気屋に捜査するのだが、、、。

 
 ■感想■
 ジョン・リー・ハンコック監督&脚本のミステリー映画。
 主演はデンゼル・ワシントン。
 ランニングタイム128分の大作ですが日本劇場未公開!!
 デンゼル・ワシントン主演でも劇場公開されないのね、、。
 と、思って観はじめたら、最後の方で思わぬ展開に、、、。まるで、1970年代の劇場未公開作品のような後味の悪い展開に、、、。

 今作のコトは全然ノーチェックだったんですが、久々にレンタル店に行ったらデンゼル・ワシントン、ジャレッド・レトー出演昨のミステリー映画で劇場未公開の今作が大量に陳列されていたので、思わず手に取りレンタルしました!!
 
 ランニングタイム本編実質122分と長めの作品ですが、中だるみもなく、最後まで楽しく観れました、、。まぁ、ほんとうのコト言うとあと10分くらい短くても良かったような気もしますが、、。
 自分は、けっこう好きです、こういう作品。 

 監督のジョン・リー・ハンコックの作品は脚本を書いた『スノーホワイト』(2012年)しか観ていないです。
 『アラモ』(2004年)、『しあわせの隠れ場所』(2009年)、『ウォルト・ディズニーの約束』(2016年)、『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(2016年)の監督です。

 1970年代の劇場未公開作品みたいと先ほど書きましたけど、良く考えると1970年代風というより、この後味の悪さは、まるでヨーロッパ映画のような印象を受けちゃいます。結局事件は解決していないし、、。
 明らかに風景はアメリカなのに、まるでヨーロッパ映画みたいな奇妙な印象を受けちゃいました、、、あくまでも個人的な印象ですけどね。

 デンゼル・ワシントンが死体と話すシーンがあるので、てっきり超能力者??とか(って思わないですね、、)

 雰囲気とか、ミステリー映画としてかなり良いので、熱心なミステリー映画ファンには面白いかも??
 
 ミステリー映画度      ★★★★
 後味悪さ度         ★★
 次に事件が起きないと良い度 ★★★★

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『バクラウ 地図から消された村』  コメントしずらい、、。

2021-07-14 22:47:15 | スリラー

バクラウ 地図から消された村
BACURAU(2019年ブラジル、フランス)
 監督:クレーベル・メンドンサ・フィーリョ
    ジュリアーノ・ドルネリス
 脚本:クレーベル・メンドンサ・フィーリョ
    ジュリアーノ・ドルネリス
 出演:バルバラ・コーレン
    トーマス・アキーノ
    シウヴェロ・ペレイラ
    ウド・キア

 ■ストーリー■
 今から数年後、ブラジルの小さな田舎の村バクラウで長老カルメリータが亡くなり、テレサが葬儀に参加するため村へ帰って来る。その後、円盤形のドローンで何者かに監視された村人たちが殺される事件が発生するのだが、、。

 ■感想■
 数々の映画祭で受賞やノミネートされたブラジル、フランスのスリラー映画。
 IMDBによると、52も受賞し、ノミネートは69もされているようです。
 でも、今作の発売元クロックワークスのサイトによると、世界各国の映画祭、映画賞で57部門ノミネートされ、25部門で受賞したとのことです、、。どっちが正しいのでしょうか??
 とにかく賞をたくさん獲ってます!!
 いくつか、ほんのちょっとだけあげると
【シッチェスカタロニア国際映画祭】2019年
  監督賞、Carnet Jove Jury アワード(作品賞)、ホセ・ルイ・ガーナー批評家賞 受賞
【カンヌ国際映画祭】2019年
  審査員賞受賞 受賞
【オースティン映画批評家協会】
  AFCAアワード(外国語映画作品賞) ノミネート
 
 全部の受賞やノミネートを書いたらそれだけで記事が終わっちゃいます、、、。別に記事に字数制限はないんですが、、。
 シッチェスカタロニア国際映画祭で賞を獲ったっていうので期待度★★★★だったんですが、カンヌでも賞を獲ったっていうんで、期待度はほとんどなくなりました、、。
 思った通り、、単なる田舎を舞台にしたスリラー映画でした、、、少し風刺映画風の、、。

 ちょっとだけ予告を観たときに空飛ぶ円盤が出ていたので、ドローンとは思わなかったので、てっきりエイリアンが田舎町を侵略して住民に成りすましている作品かな??
 とか、エイリアンによって、村人がおかしくなっちゃって、旅行者を殺しまくるような作品かな??とか勝手に想像していたので、かなりガッカリ気味な感じに、、。

 スリラー映画というより、ドラマに近い感じ、、。故郷に帰って来たヒロインもストーリーにからむこともなく淡々と水をめぐった権力者との戦いが起きておしまい、、。
 こういう事件らしい事件がほとんど起きない作品はあまり観ないので特にコメントしずらい、、。

  上記のストーリーも超カンタンに書いちゃいました、、。

 マジメ度  ★★★★
 ドラマ度  ★★★
 スリラー度 ★

 ブラジル映画が好きな映画ファンにはおすすめかも、、。
 ところで、村が地図から消えたのは??なぜ??説明ありましたでしょうか??村人を殺そうとしたのはどうしてだったんでしょう??一応しっかり観ていたつもりなんですが、、、目をあけながら寝ていたかも??

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ヘル・フィールド ナチスの戦城』 思わずビックリ、、。

2021-07-06 00:03:52 | ホラー

ヘル・フィールド ナチスの戦城
GHOST OF WAR(2020年イギリス)
 監督:エリック・ブレス
 脚本:エリック・ブレス
 出演:ブレントン・スウェイツ
    テオ・ロッシ
    スカイラー・アスティン
    カイル・ガルナー
    ビリー・ゼイン

 ■ストーリー■
 第2次世界大戦、ナチス占領下のフランス。連合軍がナチスから奪った屋敷に向かう兵士クリス、ブッチー、カーク、ユージン、タッパートたちは、途中、ナチスの兵士たちを皆殺しにする。また、逃げてきたユダヤ人にナチスから奪った金を渡すのだった。時間に遅れて到着したクリスたちに、前任の隊が早々に屋敷をあとにするのだった。この屋敷に何かイヤな予感を感じるクリスたちだったが、、、。

 ■感想■
 第2次世界大戦のナチス占領下のフランスの屋敷で起きる出来事を描いたホラー映画。
 監督&脚本は『バタフライ・エフェクト』(2004年)のエリック・ブレス。

 戦争物のホラー映画かぁ、。
 アメリカ映画でなくイギリス映画だし、ちょっと観てみようかな、、。と思って監督を調べたらエリック・ブレスだったので、チェックしてなかったことを後悔してその場でレンタルしちゃいました、、。
 レンタルされたのが、2020年11月6日で、いつか借りようかな??くらいに思っていたんですけど、、、監督&脚本とか全然チェックしていませんでした。

 「面白かったー!!」
 「すごく面白かったー!!」
 
 こんな面白いのに、全然知られていないのでは??
 知らなかったのは自分だけ??

  最初、登場人物たちが、今風の顔をした俳優たちなんで、第2次世界大戦が舞台なのに、、。とか思ってたんですけど、、観ているうちに感じなくなりましたが、、、。
 ビリー・ゼインが冒頭、少しだけ出演しています。
 なぜ、こんなすぐにいなくなる役にビリー・ゼイン??

 なーんて思って観ていたら、、、あれれ!!

 DVDのパッケージも良い感じです!!

 必要以上に情報があると、面白くなくなっちゃうので、ネタバレなしに観た方が100倍面白く観れます!!

 『バタフライ・エフェクト』のエリック・ブレス監督も、もっと作品を撮って欲しいんですけど、『バタフライ・エフェクト』以降だと、TVシリーズ「KYLE<カイル>XY」の企画や『ファイナル・デッドサーキット 3D』(2009年)の脚本くらいしかないんですよね、、。
 監督作は、『バタフライ・エフェクト』と今作くらい、、。『バタフライ・エフェクト』が2004年の作品だから、16年間で2本の監督した作品って、、、少ない。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする