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2010年10大ニュース

2010-12-31 09:25:02 | ホントの日記

 2010年の10大ニュースを記事にします。自分にとっての10大ニュースです!
 もちろん、映画やテレビに関係したことだけです。

1位、「水曜シアター9」終了!(号泣)
 
 TV東京の水曜21:00~の映画枠「水曜シアター9」が終了!
 「木曜洋画劇場」時代からだと、42年のゴールデンタイムの映画枠の歴史に幕が…。
 悲しい…。
 悲しい…。
 悲しすぎる!
 バラエティ番組なんか必要ないですから、TV東京さんは、ゴールデンタイムに映画枠を設けてもらいたいです!
 ハッキリ言って、月~木の21:00~22:54すべて映画枠で良いのに!!金曜は日本テレビの「金曜ロードショー」がるので、お休みで。

2位、TV東京「午後のロードショー」で、次々TV放映!!

 今では、放映されることが珍しくなった作品をいくつも放映してくれました!
 今年、放映された作品で自分的にうれしかった作品の主なものは、
 『アメリカン・グラフティ』、『ナイトホークス』、『天使とデート』
 『パニック・イン・スタジアム』、『オフサイド7』
 『ミッドナイトクロス』、『シーナ』
 『ヒューマン・トラフィック』、『もういちど殺して』
 『スパイ・エンジェル グラマー美女軍団』
 『マッド・ギャリソン』、『吸血鬼』
 『カプリコン・1』、『ピンクパンサー2』
 『恐怖の人喰い魚群』等々
 一部、「午後のロードショー」では何度も放映されている作品もありますけど、日本語吹替えつきでの放映は、すごくすばらしいです!TV東京も午後だけでなく、深夜でも日本語吹替えの映画枠を作って欲しいです!月曜~金曜の25:00~くらいから2時間枠で映画を放映して欲しいです。


3位、『地底の原始人 キングゴリラ』日本テレビの深夜に放映。

 な、な、なんと、1970年のイギリスのホラー映画『』が、突然、深夜に放映!
 何年ぶりの放映??
 1970年代~1980年代の土曜、昼14:30~の映画枠のような暴走したようなラインナップの作品を放映して欲しいです!!


4位、「allcinemaSELECTION」DVDゾクゾク発売!
 
 ㈱スティングレイさんの「allcinema SELECTION」のブランドから、今年はゾクゾクとDVDが、発売になりました!詳しくは、http://www.allcinema.net/dvd/index.html まで。

★『ゾンビ』
 ジョージ・A・ロメロ監督の1978年の傑作ホラー『ゾンビ』のDVDが2010年4月23日に豪華5枚組みのDVD-BOXで、再発されました!
 ダリオ・アルジェント監修版は、TV東京の「木曜洋画劇場」の吹替え音声+欠落部分の新録での、日本語音声つき。
 ジョージ・A・ロメロ監督のディレクターズカット版は、日本語吹替え音声新録!
 ただし、ハピネットさんから11月4日に、ダリオ・アルジェント監修版、ディレクターズカット版、米国公開版が単品で発売に…。

★『決死圏SOS宇宙船』
 日本劇場未公開で、TV放映された1969年のイギリスのSF映画『決死圏SOS宇宙船』のDVDが2010年9月24日に発売されました!
 もちろん、日本語音声つき!
 
★『センチネル』
 1977年のマイケル・ウィナー監督のホラー映画『センチネル』のDVDが2010年3月19日に発売されました!
 日本での発売は、ムリかな??とあきらめていたので、この発売は、すごくうれしかったです!!TBSの深夜の映画枠「金曜ロードショー」で放映されたときの、TV放映時の日本語吹替え音声つきでの発売です!

★『地底王国』 
 『アトランティス7つの海底都市』
 1976年のエドガー・ライスバロウズ原作の『地底王国』と、1978年のオリジナル脚本の怪獣映画『アトランティス7つの海底都市』のDVDが12月21日に発売になりました!!
 『アトランティス7つの海底都市』の脚本は、ホラー映画の傑作『デビルナイト』(TV題:『悪魔のチャイルド』)(1972年)のブライアン・ヘイルズ。


5位、『4匹の蝿』リバイバル公開

 長らく、長らく、長らく日本ではソフト化もされず観ることが出来なかったダリオ・アルジェント監督のジャッロ、『4匹の蝿』(1971年)がリバイバル公開されました!
 DVDもキングレコードさんから2010年11月10日に発売になりました!!

4匹の蝿 [DVD]
マイケル・ブランドン,ミムジー・ファーマー,ジャン・ピエール・マリエール,フランシーヌ・ラセット,バッド・スペンサー
キングレコード



6位、エスピーオー「ホラーマニアックス」シリーズDVD発売!

 エスピーオーさんから、廃盤になった作品や、初DVD化作品が発売されました!
 第1期に発売になったのは
★『怪奇!血のしたたる家』
  日本語吹替え音声つき!初DVD化!
★『地獄の門』
★『ビヨンド』
★『ハウリング』
★『墓地裏の家』
★『オペラ座の怪人』
  ハマー・プロの「オペラ座の怪人」。TV放映時の吹替え音声つき。
  関東地区の地上波では、ここ何十年も放映していないはず。

オペラ座の怪人 -デジタルリマスター版- [DVD]
ハーバート・ロム,ヘザー・シアーズ,ソーリー・ウォルターズ,マイケル・ガフ
エスピーオー

7位、『ロッキー・ホラー・ショー』日本語吹替え音声つきソフト化!

 『ロッキー・ホラー・ショー』に、とうとう日本語吹替え音声つきで数量限定で2010年10月2日にソフト化!
 確か吹替えで、今作が放映されたのは、1980年代のフジTVの深夜枠の「JOCX-TV2」でしたっけ??(記憶違いかも??)
 但し、DVDではなく、Bluーrayでの発売!
 日本語音声を入手していたのなら、DVDにも日本語音声をつけて欲しい!!
 どうしても、今作を日本語で観たかったら、Blu-rayを買え!みたいなコトなんでしょうか??

8位、野沢那智氏、死去。

 アラン・ドロン、アル・パチーノ、最近では、ブルース・ウィリスの声をあてていた俳優の野沢那智氏が2010年10月にお亡くなりになりました。
 ご冥福をお祈り申し上げます。

 
9位、「事件記者コルチャック」DVD-BOX発売!
 1974年のTVシリーズ「事件記者コルチャック」のDVD-BOXが2010年11月10日に、キングレコードさんから発売に!
 以前のLDのときに作られた欠落部分を新録した日本語版での発売です!!

事件記者コルチャック DVD-BOX
ダーレン・マクギャヴィン(声:大塚 周夫)「ナチュラル」「600万ドルの男(サイボーグ大作戦)」,サイモン・オークランド(声:木村 幌/追加収録箇所:池田 勝)「北国の帝王」「ブリット」,ジャック・グリネイジ(声:富山 敬/追加収録箇所:坂東 尚樹),ルース・マックデヴィッド(声:高村 章子)
キングレコード

 あとは外国TVシリーズ「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」や「600万ドルの男」のDVD-BOXが発売になりました。価格は少し高めですが、ファンは絶対に購入を。

地上最強の美女 バイオニック・ジェミー Season1 DVD-BOX(14話収録)
リンゼイ・ワグナー,田島令子,リチャード・アンダーソン,勝部演之,マーティン・E・ブルックス
株式会社イーエス・エンターテインメント
地上最強の美女 バイオニック・ジェミー Season2 DVD-BOX(22話収録)
リンゼイ・ワグナー,田島令子,リチャード・アンダーソン,勝部演之,マーティン・E・ブルックス
株式会社イーエス・エンターテインメント
600万ドルの男[サイボーグ危機一髪] DVD-BOXI[初回限定版]
リー・メジャース(声:広川太一郎),リチャード・アンダーソン(声:家弓家正),アラン・オッペンハイマー,マーチン・E・ブルックス,マーティン・バルサム
キングレコード


10位、「恐竜SFドラマ プライミーバル」第3章、放映。
 
 第1章、第2章の再放送に続き、第3章が放送になりました!
 2010年7月から放送になりました!第2章はゴールデンタイムでの放映だったのに、この第3章は、日曜朝の放映!!どういうコト??
 相変わらず、最終話のラストの展開は「続きは、どうなるの??」って感じですけど、第1章、第2章のラストよりかは、まだシリーズのラストっぽくて良い感じです。本国イギリスでは、第5シーズンまで作られることになったようですが、第5シーズンまで観れるんでしょうかね??

 こんなところでしょうか??まぁ、1位から10位まで順位をつけていますが、それほどの順位の差は無いです。思いつくままに書いたので、どのニュースが上っていうことではないです。
 なんか、不景気のせいなのか、韓流のせいなのか、日本映画せいなのか、洋画や香港映画の公開(DVD)が、減少しているような気がしてなりません。
 また、「水曜シアター9」が終わってしまい、またまた地上波の映画枠が減り、チャンネルをまわせば映画を観れる状況が減って、映画ファンが減りそうで悲しいです。
 もっともっと、地上波で、洋画の吹替えを放映して欲しいです。

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『東野圭吾ドラマスペシャル 探偵倶楽部』 中学生向け??

2010-12-30 23:17:02 | 日本映画

『東野圭吾ドラマスペシャル 探偵倶楽部』
(2010年日本)
 監督:水谷 俊之
 脚本:深沢 正樹
 原作:東野 圭吾(「探偵倶楽部」(角川文庫))
 出演:谷原 章介
    松下 奈緒
    葛山 信吾
    伊藤 裕子
    鈴木 亮平
    黒部 進
    枡 毅

 ■ストーリー■
 漆原こずえは、行方をくらました恋人の借金の保証人になり、金融会社の取立て人に追われる生活を送っていた。そんなとき、大学の石黒教授の紹介でVIP専門の調査機関「探偵倶楽部」の二階堂匠に雇われることになるのだった。漆原こずえは、1度見たものは記憶できるという特殊な能力を持っていた。
 2人は「マサキテクノロジー」の社長の藤次郎が、喜寿を祝うパーティーに向かう。以前の依頼の結果を持っていくのだった。しかし、翌日、事件が発覚するのだった。パーティーの最中に密室だった自分の部屋から藤次郎が行方不明になるという事件の調査を、二階堂は依頼されるのだったが、、、。

 □■□ネタバレなし□■□
『ダ・ヴィンチ・コード』が難しいと思った方は読まないで下さい!

 ■感想■
 東野圭吾原作の映像化したTVムービー。
 フジTVで2010年10月22日(金)21:00~22:52の枠で放映されました。

 始まって20分くらいしたところで、
 「あなた、まるで“たにんごと”ね…」というセリフを言うシーンがありました!
 「たにんごと」って??
 他人事のコトですよね。
 「ひとごと!ひとごと!」
 出演者が、間違って発言しても、そのまんま撮影しちゃうんでしょうね、撮り直しなんかしたら怒られそうだし、、。

 ところで、今作のストーリーなんですけど、小学校高学年~中学生向けのジュヴナイルミステリー小説みたいなトリックなんですけど…。
 こんな内容のストーリーの作品を、ゴールデンタイムに放映??
 
 まず、事件が起きるのが密室!!
 なんでこんな難しいトリックを!!
 密室のトリックは、密室をいかに作り出したか!!または、実は密室にみせかけただけで実は違ってました!!の2通りが考えられるので映像化難しすぎ、、。
  
 
 肩の凝らない内容で、ミステリーとしてもジュヴナイル小説並みのトリックなんで、日曜や祝日の昼間にでも放映すればちょうど良いのに、、、。
 
  怖いお兄さんたちに囲まれた谷原章介が、返り討ちにしちゃうシーンとか出てきますけど、リアリティ無さすぎ、、。
 マックス・チャンや、ドニー・イェンじゃ無いんだから。このシーン1つ取っても、「今作ってユルユル、、」って思っちゃいます。


 肩の凝らない度  ★★★★★
 TVドラマ度   ★★★★★
 ミステリー度   ★★
 
 そんなコト言っても、説明しすぎで「中学生向け??」って思ってしまうような映画『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)でも、分かりづらいなんていう映画ファンもいるくらいだから、何とも言えないですけど、、。
 『ダ・ヴィンチ・コード』なんてミステリ要素0みたいな作品ですからねー。

  このドラマを制作してゴールデンタイムに放送するなら、吹替えで洋画を放映して欲しいです、、、。
 
 ミステリーだったら、『殺しのリハーサル』(1982年)でも、『謎の完全殺人』(1978年)でも放映して欲しい。でも、外国の旧作のミステリーを放送しても、喜ぶのはミステリー映画ファンだけだから視聴率取れないでしょうねぇ、、、。
   

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『Gセイバー』機動戦士アメリカン

2010-12-30 22:22:12 | SF

Gセイバー
G-SAVIOUR(1999年アメリカ、カナダ、日本)
 監督      グレアム・キャンベル
 脚本      マーク・アマト
          ステファニー・ベナ=シィ
 原案      ステファニー・ペナ=シィ
 出演      ブレナン・エリオット
          エヌーカ・オークマ
          ブル・マンクマ
          ケネス・ウォルシュ
       
 ■ストーリー■
 大西洋の深海にある農業研究施設で作物を収穫するモビルスーツを操縦するパイロット、マーク・カランは、海中に落下してきた議会軍のモビルスーツのパイロットを救出する。と、同時に、スペースコロニー、ガイアから農業研究施設へと侵入してきたグループがいた。侵入者の1人、シンシア・グレーブスは捕らえられるのだった。ガーノー総督から、シンシアの調査をするよう指示されたマークは、シンシアの目的が、人類の食料問題を救う発明に関わっていることを知るのだった。

 ■感想■
 ガンダムシリーズを日本とアメリカで合作で製作したドラマ。
 ガンダム放送20周年を記念して、2000年12月29日にTV朝日系で放送されました。
 エアチェックしていたものの観ていなかったので、TV放映版を鑑賞!!

 「うわぁ~、ショック!」
 「なんで、この作品を10年間も観ていなかったの??」って思っちゃいました…。
 

 ところで、今作は、ガンダムファンからどうおもわれているんでしょうね??
 
 ★アニメのようなストーリー!
 ★チープな特撮!
 ★ヘタな声!

 アニメのようなストーリーは、もともとガンダムがアニメだからしょうが無いんでしょうけど、今観ると、CGがすごくチープ!!今となっては、ハッキリ言ってビデオゲームよりも、ヒドイですね!!

 とにかく、ストーリーがチンプンカンプン!スペースコロニーからスペースコロニーまで、あっという間にたどり着いちゃうし。みんなミレニアムファルコン号にでも乗っているの??って思うほど、あっという間!固有名詞のような単語も、普通に出てきちゃって、ちょっと厳しい感じでした。
 
 もし、ガンダムを実写で映像化するなら、もっともっと脚本を練りこんでから製作して欲しいですね!!せっかく高い制作費かけるんでしょうからね。「ファイアーフライ宇宙大戦争」や「GALACTICA」くらいの作品を制作するつもりで、作って欲しいですね。

 あと、加藤晴彦!篠原涼子!ラサール石井!この3人はヒドイですね!!
 今作の主人公マークの声を吹替えているのは、加藤晴彦
 ヒロインの声を吹替えているのは、篠原涼子
 ガーノー総督の声を吹替えているのは、ラサール石井
 
 とにかく、ヒドイ・・・。
 ラサール石井も、フジTVのアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のときは、うまかったのに、なんで今作では異様にヘタなんでしょう??

 渡辺徹、松崎しげる、大場久美子ほどの破壊力はないものの、かなりヒドイ吹替えです。
 でも、DAIGOよりは、うまいかな??
 ただでさえ、面白く無い作品が、より一層、つまらなく感じちゃいます。

 今作のDVDは、フルバージョンということで、20分くらいTV放映版よりも長いんで、もう少し分かりやすくなっているんでしょうか?? 40点

G-SAVIOUR-フルバーション- [DVD]
ブレナン・エリオット
バンダイビジュアル
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『インセプション・コード』TVシリーズ劇場版

2010-12-26 19:18:36 | SF

インセプション・コード
GRANDE OURSE  LA CLE DES POSSIBLES(2009年カナダ)
 監督      パトリス・ソーヴ
 脚本      フェデリック・ウーエル
 出演      マルク・メシエー
          ノルマン・ダヌー
          ファニー・マレット
          モード・ゲリン
          ガブリエル・ラズュール
          フレデリック・ジル
          モニク・メルキュール


 ■ストーリー■
 元スター記者ルイ=ベルナール・ラポワントと私立探偵のエミールとガストンヌは、町で占い師のルシンダ・ガスノー殺害事件の重要参考人の老婆をを発見する。エミールとガストンヌは、老婆の跡を追う一方、ルイ=ベルナールは、古代神話の研究家シャルル・フーコーの元へと向かうのだった。ガスノー殺害のリストの次の名前がルイ=ベルナールであり、その手紙には、シャルル・フーコーの記事の切り抜きが入っていたからだった。
 老婆の跡を追い、フーコーの公演会場までやってきたエミールとガストンヌだったが、一瞬のスキにエミールが誘拐されてしまうのだった。エミールを無事に返して欲しければ、無限の仮想現実を、本物に出来る“マスターキー”を取ってこいという指示が来るのだった。
 ガスノー殺害事件は、霊能力者を使って“マスターキー”を手に入れようとしていた何者かが起こした事件だったのだ。
 

 ■感想■
 マルク・メシエー主演のルイ=ベルナール・ラポワントを主人公にしたTVシリーズの劇場版。
 今作はカナダのTVシリーズとミニシリーズに続く作品です。
 2004年の60分番組(46分)、10エピソードのTVシリーズ“GRAND OURSE” 
 2005年の600分のTVのミニシリーズ“L'HERITIERE DE GRANDE OURSE”
 の続きの作品のようです。
 
 今作での、潜在意識の仮想世界の別世界での探偵エミールの発言からして、主人公のルイ=ベルナールは、どうやらTV記者で、大クマ座の事件の調査中、探偵のエミールと出会い、何かの事件で予知能力を授かったようです。
 また、ルイは妻と息子と新しい恋人を失っていることが分かります。ルイは、自分が愛した人間は死んでしまうと思っているようです。

 すごすぎです!初めてこのシリーズを観る人間には、かなり意味不明です!
 カナダ映画、好きです!
 この“「TVシリーズ」や「ミニシリーズ」を観ていなかった人を、まるっきり無視するかのような展開!”
 まぁ、今作をリリースした日本の会社もスゴイですけど…。ちゃんと内容を確認してから買い付けたんですよね??キャラクターの設定とかは、分からないところもありますけど、映画的には、かなり面白い作品です!! 
 ハリウッドだったら、映画版は「TVシリーズを観ていない人にも分かる」ように作るんでしょうけど、今作は、そんなコト無いです!!

 TVシリーズも今作と同じような雰囲気だとすると、こんなSF、ミステリー系のTVドラマを放映しちゃうカナダって、すごいですね。悲しいですけど、2000年代の日本では、到底考えられないですね。

 カナダのTVシリーズっていうと古いところでは「名犬ロッキー」や「スターロスト宇宙船アーク」、最近でも「トータルリコール」(アメリカとの合作)、「ハイスクール・ウルフ」、「ニキータ」、「超感覚刑事ザ・センチネル」、「ロボコップ」(1994年)、「暗黒の戦士ハイランダー」(フランスとの合作)等々がありました。
 けっこう、ファンタジー系、SF系の作品がありますよね。日本で観れるのがそのジャンルが多いのかもしれないだけかもしれないですけど、けっこうSF系の要素を持った作品に寛容ですよね。日本では絶対にムリ、ムリ、ムリですね。
 

 今作は、大したVFXとかは使っていないですけど、ストーリーでSFらしさを十分感じさせる作品になっています。お金がなければアイデアで勝負!みたいな発想も大好きです。あの老婆が何者なのか??とか、どうやったら別の世界に行けるのか??とか細かいところを言ったら、突っ込みどころはありますけど、基本的に今作はSF映画ですから、深く考えないで楽しめばOKですよね!!  70点

インセプション・コード [DVD]
マーク・メシエ,ノーマンド・ダノー,ファニー・マレット,モード・ゲラン,ガブリエル・ラズール
トランスフォーマー
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『プレデターズ』(2010年)  がっかりキャスティング

2010-12-25 15:28:13 | SF/モンスター・怪獣

プレデターズ
PREDATORS(2010年アメリカ)
 監督:ニムロッド・アーントル
 脚本:アレックス・リトヴァク
    マイケル・フィンチ
 キャラクター創造:ジム・トーマス
          ジョン・トーマス
 出演:エイドリアン・ブロディ
    アリシー・ブラガ
    ダニー・トレホ
    トファー・グレイス
    ローレンス・フィッシュバーン
    オレッグ・タクタロフ
    ルーイ・オザワ・チャンチェン

 ■ストーリー■ 
 意識不明のまま、何者かに空中から突き落とされるもののパラシュートが開き地上に無事落下した軍人のロイス。
 同じようにワケの分からぬまま地上に降り立った数名の男女は、スナイパー、ロシア特殊部隊スペッナズ、ヤクザ、FBIに指名手配されていた死刑囚といった者たちだった。ジャングルを進む彼らは、自分たちが地球以外の惑星にいることを知るのだった。
 しばらく探索した彼らは、“狩り”の標的として狩場に放たれた獲物であることに気づくのだった。

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『6AM』青春、マジメ、香港

2010-12-19 11:24:58 | 香港映画

6AM
6AM 大無謂(2004年香港)
 監督      エイドリアン・クワン
 脚本      ツァン・カンチョン
 出演      ケニー・クワン
          スティーヴン・チョン
          ケイティ・クォック
          レイ・ルイ
          シャーリーン・チョイ
          ジリアン・チョン
          チョン・ダッミン

 ■ストーリー■
 落ちこぼれの高校生サイダウとチャオフンは、道に落ちた1ドルをめぐって食堂の店主パオとケンカになり、偶然、マフィアのボスのバスに乗り込んでしまうのだった。しかし、2人は、マフィアの仕事を引き受けるはめになり、事態はどんどん大きくなっていってしまうのだった。
 
 ■感想■
 香港の人気アイドル“Boy’z”のケニー・クワン、スティーヴン・チョン主演の青春コメディ。
 監督は『ヒロイック・デュオ 英雄捜査線』(2003年)の脚本を書いたエイドリアン・クワン。
 脚本は『喜劇王』(1999年)、『少林サッカー』(2001年)、『カンフー・ハッスル』(2004年)、『ミラクル7号』(2008年)の脚本家ツァン・カンチョン。
 
 ツァン・カンチョンが脚本の作品だから、香港映画得意の超暴走系コメディと思いきや、かなりマジメな青春物でした…。
 
 “何のマジメなテーマも無いような暴走したコメディを想像していたのに…

 香港のコメディ映画らしく、暴走したようなお笑いのシーンもあるんですけど、全体的にマジメな印象な作品になっています。たった1ドルが起こした事件が、どんどん大きくなって、自分達の命まで関わるような大事件に巻き込まれていくっていう設定は、けっこう良いんですけどね!!
 ちょっとだけ惜しい感じがしちゃいます!!
 
 今作を評価すると、
 コメディ度    ★
 マジメ度     ★★★
 青春度      ★★★★
 期待はずれ度 ★★★★★
 みたいな感じです!!
 
 アクション映画『餓狼大戦』のエンドクレジットで、出演者が撮影中の事故で大ヤケドを負ったことを堂々とクレジットで流して平然としている香港映画!!
 そんな香港映画にしては、おとなしすぎです!!香港映画に期待しているのは、どこまで本気か分からないくらい暴走したところもあるのに…。まぁ、『餓狼大戦』の例は極端すぎですけどね。

 『喜劇王』『少林サッカー』『カンフー・ハッスル』と、チャウ・シンチーの映画でコメディの脚本を書いてきたツァン・カンチョンなのに…。
  まぁ、香港映画界も、1960年~1980年代のイタリア映画と同じで、監督や脚本家も、どんなジャンルの映画でも受けそうなら、こだわり無くどんどん作っちゃうのが普通だから、ツァン・カンチョンがマジメな作品の脚本を書いても、全然、不思議なコトじゃないですけどね。
 でも、それにしてもマジメすぎ!
  『少林サッカー』でも、『カンフー・ハッスル』でも、『ミラクル7号』でも、笑いのシーン以外でも、マジメなシーンがあったから、そういうマジメモードなところが全面に出ちゃった感じです!今作の場合、それだけでなく「笑いのシーン」もすべてカラ回りな印象です。
 コメディ映画として観ないで、人気アイドルの「アイドル映画」として観れば、十分及第点なんでしょうけどね。
 それにしても、香港映画にしては、全体的にダラダラした感じです!日本映画だったら、これくらいの作品で、もちろん十分ですけどね。
 
 香港映画も最近は、DVDでも公開される作品が減っちゃいましたけど、青春物よりも、アクション映画を、もっと、もっと、もっと公開して欲しいです!!本国、香港では、アクション映画も、ちゃんと製作されているんでしょうから!! 40点

6AM [DVD]
ツァン・カンチョン
エスピーオー

 

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「SPEC」最終回…。え、これで終り??

2010-12-18 06:56:43 | ホントの日記
 普段、連続ドラマはあんまり観ないんですけど、今シーズンは久々に、毎週楽しみにするドラマがありました!
 そのドラマは、TBSで金曜、22時~で放映していた「SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」です。

 日本のドラマは、(と言っても、200個のうち、1つか2つくらいしか興味の湧くドラマは無いですけど…)たまに面白いドラマがあっても、最終回に向かうにしたがって、だんだんつまらなくて普通のドラマになってしまう作品も少なくないですけど、このドラマも最終回に向かってだんだんと、盛り下がって、最終回は、まさに日本のドラマにありがちなグダグダ系の普通の展開で、少しガッカリ!
 でも、SPEC(超能力)を持った人間たちを描いた犯罪物の連続ドラマが、地上波のプライムタイムに放送されただけでも、快挙といえば快挙ですよね!!
 SPECも、相手が何を考えてるのか読心術が使えるというレベルでなく、時間を止めたり(正確には、自分だけ動きが数万倍早い)とか、治癒能力とか、サイコメトリーとか、他人の記憶を書き換えたりする能力とか、まさに超能力!!
 
 腐った内容の映画を作るなら、今作「SPEC」みたいな内容の劇場映画を作って欲しいですね~!!
 でも、それって「SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」を映画化しろって、意味じゃないですからね!!内容的にSF映画を作って欲しいって意味です。

 ところで、この最終回は、何??
 まさに、続くみたいな終り方!!
 この続きは映画化でもするつもりなんでしょうか??
 最初から、10話の放送って決まっているんだから、10話で、ちゃんと終わるようにして欲しいです。もし、劇場映画化するならドラマの続きとかでなく、独立したTVシリーズを観ていなくても理解できるような作品を制作して欲しいですね!
 

SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿 DVD-BOX
戸田恵梨香,加瀬亮,福田沙紀,城田優,田中哲司
キングレコード
SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿 Blu-ray BOX
戸田恵梨香,加瀬亮,福田沙紀,城田優,田中哲司
キングレコード
SPEC ビジュアルファイル
TBS
角川書店(角川グループパブリッシング)
SPEC I (角川文庫)
西荻 弓絵,豊田 美加
角川書店(角川グループパブリッシング)
SPEC II (角川文庫)
西荻 弓絵,豊田 美加
角川書店(角川グループパブリッシング)
SPEC III (角川文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング)
角川書店(角川グループパブリッシング)
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『目線』ドゥー・ユー・ライク・ミステリー??

2010-12-17 23:47:22 | 日本映画

目線
(2010年日本)
 演出      林 徹
 脚本      ひかわ かよ
 出演      仲間 由紀恵
          山本 耕史
          奥貫 薫
          宇梶 剛士
          国分 佐智子
          上原 美佐
          きたろう
          火野 正平
          小日向 文世

 ■ストーリー■
 富豪の堂島家の当主、新之助の誕生日、新之助の友人の元シェフ宮本が料理を作る中、家族が集まっていた。堂島家の長女の苑子、苑子の夫の直明、次女の貴和子、長男の大輔、三女のあかり、堂島家と家族同然のつきあいをして、貴和子との結婚話が進んでいる拓真などであった。なぜか、なかなか姿を見せない新之助に心配した家族が、家の周りを探索したところ、部屋の窓から落ちて死亡している新之助を発見するのだった。警察の刑事、津由木と田神は、事情聴取を行うのだった。死体解剖の結果、新之助は自殺したものと思われたのだたが…。

□■□ネタバレあり!□■□
 

 ■感想■
 天野節子原作の同名小説の映像化。
 フジTVで、2010年12月17日の「金曜プレステージ特別企画」で放映されました。
 タイトルが“目線”で、登場人物が1人が、車イスのキャラクターって、どういうコト??
 観てる人をバカにしてるの??
 ドラマを観ていた人が100人いたら、100人とも犯人は“仲間由紀恵!”って思っちゃうはず!!
 ヒドイ!ヒドイ!ひど過ぎ!!
 でも、原作のタイトルも、「目線」なんですよね…!
 本当に、どういう考えなんでしょう??
  
 観ている人を騙すつもりなら、
 「車椅子探偵事件簿」とか
 「美人車イス探偵、連続殺人事件の謎」
 「車イスお嬢さま、危機一発」
 とかのタイトルにしないと、ダメでしょう!!
 
 車イスのキャラクターがいるのに、タイトルが「目線」だったら、犯人はまるっきり違う人にしないとダメ!ダメ!ミステリーとして観ないで、単なるドラマとして観るしか無いんでしょうね。
 
 今作のタイトルになっている目線は、犯人からの目線とかじゃなくて、山本耕史の仲間由紀恵を見る目線って意味だったんですね。
 それにしても、ミステリーとしては、かなり“悪いタイトル”だと思うんですけどね。
 原作が、この映像化されたTVムービーと同じような作品だとしたら、ミステリーを書こうとしては書いていないですよね!日本映画お得意の、人情話的な展開には、自分はウンザリ…。そういう話が好きな人も少なくないんでしょうけどね。
 
 CM込みで2時間(正確には108分)枠の作品で、始まって90分で、犯人の告白シーンが始まるのも、中身が無いって感じちゃいます~。
 原作が悪いのか??ドラマ化した今作が悪いのか??ミステリーと思って観た自分が悪いのか??
 でも、たとえ原作が同じストーリーだとしても、ドラマ化するときに変えれば良いワケだから、このドラマが悪いんでしょうね。
 ミステリー度   マイナス★★★★★
 ドラマ度         ★★★
 エンターテイメント度 ★★ 
 みたいな感じです。

   
  
 こんなドラマを、わざわざ作るなら洋画でも放映して欲しいです!車イスつながりで
 「鬼警部アイアンサイド」(1967~1975年)の第1話でも放映してくれれば良いのに!!第1話のパイロット版の完全版は、今まで日本で公開されていないはずだし、ランニングタイムも98分で、2時間枠で放映するならちょうど良いのにネ。 10点

鬼警部アイアンサイド (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
尾之上 浩司
早川書房
ブロマイド写真★海外ドラマ『鬼警部アイアンサイド』キャスト4人/白黒
シネマインク
シネマインク
帰って来た鬼警部アイアンサイド [VHS]
レイモンド・バー
CICビクター・ビデオ
〔THE刑事〕鬼警部アイアンサイド
編曲 木原塁
ウィンズスコア

 
 

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『地獄の門』+『ビヨンド』オリジナルサントラ!

2010-12-15 22:39:53 | ホントの日記

 株式会社エスピーオーさんの「ホラー・マニアックス」シリーズDVD購入者特典の『地獄の門』+『ビヨンド』オリジナルサウンドトラックCDの応募期間が12月31日までになっております。

 「ホラー・マニアックス」シリーズ第1弾のDVD6枚のうち、3枚購入して、DVDに封入されている応募券を、同じくDVDに封入されている専用はがきに貼って応募するともらえます。
 「ホラー・マニアックス」シリーズ第1弾のDVD購入を考えている方は、早めに購入して応募した方が良いかも。

 ちなみに「ホラー・マニアックス」シリーズ第2弾は
2011年2月2日発売予定の『ザ・リッパー』、『悪魔の墓場
2011年3月2日発売予定の『吸血狼男』、『恐怖のいけにえ
 だそうです!
 『悪魔の墓場』は、日本語吹替えつき!!ウレシイ発売です!
 ハマープロダクションの『吸血狼男』も、VHSになったきり、初DVD化!すごくウレシイラインナップ!今から発売が楽しみです。

 予定では第3弾も発売だそうです!どんなラインナップになるんでしょうね??今から本当に楽しみです!

ホラー・マニアックス第1弾のラインナップは

怪奇! 血のしたたる家 -デジタル・リマスター版- [DVD]
クリストファー・リー,ピーター・カッシング
エスピーオー
地獄の門 -デジタル・リマスター版- [DVD]
クリストファー・ジョージ,カトリオーナ・マッコール,ジャネット・アグレン
エスピーオー
ビヨンド -デジタル・リマスター版- [DVD]
カトリオーナ・マッコール,デヴィッド・ウォーベック,サラ・ケラー
エスピーオー
ハウリング -HDリマスター版- [DVD]
ディー・ウォーレス,パトリック・マクニー,デニス・デューガン,ジョン・キャラダイン
エスピーオー
墓地裏の家 -デジタルリマスター版- [DVD]
カトリオーナ・マッコール,パオロ・マルコ,アニア・ピエローニ,ジョヴァンニ・フレッツア,ダニエラ・ドリア
エスピーオー
オペラ座の怪人 -デジタルリマスター版- [DVD]
ハーバート・ロム,ヘザー・シアーズ,ソーリー・ウォルターズ,マイケル・ガフ
エスピーオー
 
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『ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト 鮮血の美学』 Wクレイブン監督作リメイク

2010-12-13 23:03:15 | スリラー

ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト 鮮血の美学
THE LAST HOUSE ON THE LEFT(2009年アメリカ)
 監督:デニス・イリアディス
 脚本:アダム・アレッカ
    カール・エルスワース
 オリジナル脚本:ウェス・クレイヴン
 出演:トニー・ゴールドウィン
    モニカ・ポッター
    サラ・パクストン
    スペンサー・トリート・クラーク
    マーサ・マックアイサック
    ギャレット・ディラハント



  ■ストーリー■
  両親と湖畔の別荘にやってきたメアリーは、女友だちのペイジと町で会うのだった。メアリーとペイジは、よそからやってきた青年ジャスティンと知り合い、ペイジのモーテルの部屋へ行くのだった。帰って来ないはずだった、ジャスティンの父親クルッグと仲間が現れるのだった。ジャスティンの父親クルッグは、警察に護送されていた凶悪犯で、仲間の手配で脱走してきたのだった。
 
 ■感想■
 ウェス・クレイヴン監督のデヴュー長編作『鮮血の美学』(TV題:『白昼の暴行魔II 17才襲われた誕生日』)(1972年)のリメイク。
 『鮮血の美学』は、悪人たちの不快な行動を中心に展開し最後は復讐のクライマックスが一気に進む、1970年代前半を代表するような映画でした。
 リメイクの今作は、ストーリーはオリジナルの『鮮血の美学』をなぞりながら、今風の“エンターテイメント性バッチリ”の観やすい普通の作品に!!
 
 オリジナル版の『鮮血の美学』では、極悪非道な悪役のキャラクターたちの不快な感じの行動のおかげで、クライマックスの娘を殺された両親の復讐シーンに思わず感情移入しちゃいましたが、リメイクの今作では、、な、な、なんと、被害者になるヒロインが生き残っちゃいます!

 「エーッ、生き残ったの??」

  現実だったら、当然被害者のヒロインは生き残った方が良いですけど、復讐をテーマにした“リベンジ系映画”的にはアウトでしょう!!
 生き残ったにも関わらず、両親の復讐シーンは容赦無しッ!!
 な、な、なのに、この復讐シーンの過激さ!!
 
 犯人たちも、異常ですけど、この両親もかなりオカシイ切れキャラクターに見えちゃいます!!
 “この両親も殺人鬼ファミリーなの??”
 って思っちゃいます!!
 
 家族みんなで観れるエンターテイメント作品としては、リメイクの今作の方が、はるかに上ですけど、ホラー映画としては、どうなんでしょう??
 
また、犯人たちを殺すシーンも、脱走した凶悪犯の弟と両親との最初の対決シーンが1番盛り上がります!!  

 最初の対決シーンが1番盛り上がるなんて!!
 
 オリジナル版に敬意を払って、チェーンソーで切り刻んじゃえば、良かったのに・・・。
 ストーリーとしては、医者の両親の娘が生き残るのは良いことですけど、ホラー映画的には、あそこで娘と友人、2人が殺されていないと両親に感情移入出来ないです!!
 『殺人狂 THE GUNS & KILLERS』(1997年)の少しおかしな家族じゃ無いんだから、この復讐シーンは、あんまり納得出来ないです!!

 オリジナル版のストーリーをなぞって、ヒロインまで殺しちゃったら残酷すぎだから生かしておきましょうってコトなんでしょうけど、。
 オリジナル版の監督ウェス・クレイヴンが製作しているんですけど、こんなリメイク版は必要なんでしょうかね??
 オリジナル版は、ランニングタイムが85分だったのに、リメイクの今作はなんと110分!!

 長すぎです!!

 でも、エンターテイメントとしてはOKです!!

ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト ―鮮血の美学― [DVD]
スペンサー・トリート・クラーク,サラ・パクストン,モニカ・ポッター,トニー・ゴールドウィン,アーロン・ポール
ジェネオン・ユニバーサル

オリジナル版

鮮血の美学 [DVD]
ウェス・クレイヴン
ハピネット・ピクチャーズ

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スティーヴン・キング、2010年映画ベスト10発表

2010-12-12 22:59:47 | ホントの日記

 ちょっと前のコトですが、2010年のスティーヴン・キングの映画ベスト10が発表になりました。ベスト10の作品は、以下の通り。

1位 “LET ME IN”
2位 『ザ・タウン』
3位 『インセプション』
4位 『ソーシャル・ネットワーク』
5位 “TAKERS”
6位 『キック・アス』
7位 『スプライス』
8位 “MONSTERS”
9位 “jackass 3D”
10位『グリーン・ゾーン』

ちなみに、
1位の“LET ME IN”は、スウェーデン映画『ぼくのエリ 200才の少女』のアメリカ版リメイク。
2位の『ザ・タウン』は、長編監督デビュー作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』でも高い評価を得たベン・アフレック監督作、2作目の「強盗こそ、われらが宿命」の映画化作品の犯罪ドラマ。
5位の“TAKERS”は、ポール・ウォーカー、ヘイデン・クリステンセン、マット・デュロン出演の犯罪アクション。
8位の“MONSTERS”は、宇宙からのモンスターに汚染された世界を描くSF映画。

 スティーヴン・キングって、ホラー映画やSF映画も選びますけど、普通に名作っぽい作品もベスト10に選ぶんですよね。自分なんか『ソーシャル・ネットワーク』とかは、絶対に観ないでしょうね。
 『ぼくのエリ 200才の少女』も未見なんですけど、リメイク版の“LET ME IN”も面白いんでしょうかね??
 ベン・アフレックも監督作として、ミステリー、犯罪系の作品を選ぶあたり、エンターテイメント系が好きなんでしょうね。

 “TAKERS”や“MONTERS”も日本でもDVDスルーでも良いので公開して欲しいですね。

  

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『ニンジャ・アサシン』ドイツ忍者

2010-12-09 23:42:20 | アクション

ニンジャ・アサシン
NINJA ASSASSIN(2009年アメリカ、ドイツ)
 監督     ジェームズ・マクティーグ
 脚本     マシュー・サンド
         J・マイケル・ストランジスキー
 原案     マシュー・サンド
 出演     RAIN
         ナオミ・ハリス
         ベン・マイルズ
         ショー・コスギ
         リック・ユーン

 ■ストーリー■
 ユーロポールの女刑事ミカ・コレッティは、相次ぐ謎の殺人事件の捜査中、ニンジャの存在に近づくのだった。ニンジャの暗殺集団“小角の一族”はミカの命を狙うが、ニンジャの雷蔵が現れ、ミカを救うのだった。
 “小角の一族”のボス、えんの小角に、仲間を殺され脱走し抜け人となった雷蔵は、復讐する機会を狙っていたのだった。

 ■感想■
 ジョエル・シルヴァー、ウォシャウスキー兄弟が製作したアクション映画。
 現代のヨーロッパを舞台に、忍者の暗殺集団が暴れまくりの荒唐無稽の内容をマジメに映像化しています!
 監督が、全く盛り上がらないエンターテイメント失敗作『V・フォー・ヴェンデッタ』(2005年)のジェームズ・マクティーグっていう点だけで期待度がマイナス100点なんですけど、今作は『V・フォー・ヴェンデッタ』よりは、何とか楽しく観れる作品になっています!

 “少なくとも、冒頭のギャングをニンジャが殺しまくるスプラッターシーンが展開し終わるまでは・・・!

 その後は、ダラダラ、タラタラ、ユルユル…。
 まるっきり盛り上がらない!!
 オープニングだけが、最高のピークであとは下降線をたどって行くような連載コミックのような展開に…!
 監督が三隅研次だったら、5億倍くらい面白い映画になったろうに…。
 
 存命の監督で、アクション映画が得意な監督が何人もいたろうに、なんでジェームズ・マクティーグなんでしょう??「アメリカン忍者」シリーズの監督でも起用すれば良かったのに…。
 主人公も、RAINでなく、マイケル・ダディコフをキャスティングしたら、それだけで、アクション映画ファンは大喜びだったのにッ。

 『アメリカン忍者』(1985年)、『アメリカン忍者2 殺人レプリカント』(1987年)のサム・ファーステンバーグ。
 『フレディvsジェイソン』(2003年)のロニー・ユー。
 最近は編集の仕事ばかりで監督作が無い『パニッシャー』(1989年)のマーク・ゴールドブラット。
 B級アクション映画の職人監督、アンドリュー・デイヴィス。
 バイオレンス映画が得意なエリック・レッド。
 どんな題材の映画でも、それなりの作品にしてしまうピーター・ハイアムズ。 
 日本からだったら、北村龍平。
 
 低予算映画『サムライ・アベンジャー復讐剣 盲狼』(2009年)の光武蔵人に監督してもらった方が、10000倍は面白くなったろうに!!
 なんで、ジェームズ・マクティーグなの??映画を面白くしようとする気が無いとしか思えないですね!!

  盛り上がらない上に、クライマックスの展開には、超驚きの展開!!今まで、ゴルゴ13でなければ倒せないような不死身だった忍者集団が、明るいライトで照らされたら、ドイツの警察隊に皆殺しにされちゃう弱さ!これは、どういうこと??まるで。打ち切りが突然決まって連載コミックの最終回のような展開にびっくり!
 忍者集団が、唐突に無敵から、ただのザコキャラになっちゃうのはどういうこと??
 あと、主人公よりも、悪役のショー・コスギの方がどうみても強そうなのもいけないです! 
 頑張れ!ショー・コスギ!とか思っちゃいます!
 
 いくらでも面白くなりそうな題材なのに、どこにでもあるようなC級アクションにしちゃうんだから。それは、それで1つの才能なんでしょうけどね。でも、自分がアクション映画のプロデューサーだったら、決して、ジェームズ・マクティーグは選ばないです! 45点

ニンジャ・アサシン Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
Rain,ナオミ・ハリス,ショー・コスギ
ワーナー・ホーム・ビデオ
ニンジャ・アサシン [DVD]
Rain,ナオミ・ハリス,ショー・コスギ,リック・ユーン
ワーナー・ホーム・ビデオ

 

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『GOEMON』 MTV風時代劇

2010-12-06 22:10:05 | 日本映画

GOEMON
(2009年日本)
 監督:紀里谷 和明
 脚本:紀里谷 和明
    瀧田 哲郎
 原案:紀里谷 和明
 出演:江口 洋介
    要 潤
    大沢 たかお
    ゴリ
    広沢 涼子
    伊武 雅刀
    奥田 映二

 ■ストーリー■ 
 織田信長を討った明智光秀を、倒した豊臣秀吉は天下統一を果たし、ひと時の平和をもたらしていた。ある晩、世紀の大泥棒、五右衛門は、金を盗むために、紀伊国屋文左衛門の屋敷の蔵に忍び込むのだった。そんなとき、蔵の中にある南蛮の謎の箱を求めて石田光成がやってきて五右衛門と鉢合わせるのだった。間一髪、五右衛門は金と箱を盗み出し逃亡に成功するが、箱が重要なものとは知らずに捨ててしまうのだった。石田光成が、配下の忍、霧隠才蔵を使って、その箱を探していることを知った五右衛門と佐助は、箱を求めて、箱を拾った少年の元へと向かうのだった。

 ■感想■
 『CASSHERN』(2004年)の紀里谷和明監督の放つ長編映画。

 「いつか観よう!いつか観よう!」
 と思いつつ、時間が経ってしまい、TVの日曜洋画劇場で2010年12月5日に放映されたので鑑賞しました。『CASSHERN』の紀里谷和明監督の作品っていうだけで、観るのが先に先に先にと先延ばしになっていました!
 
 今作でも、MTV風の映像をCGとVFXで味付けした映像が延々と、延々と、延々と最初から最後まで流れていきます!
 5分とか10分くらいなら、すごく良い感じですけど、この映像を長編で観るのはツライ!
 ツライ!
 ツラすぎる!
 少しは映画を観る観客のコトを考えて映画を作って欲しいです。

 でも、映画的には『CASSHERN』のときよりも、かなり分かりやすい作品になっています。
 凝った映像でなく、普通の映像で観たかったような気がしちゃいました。
 
 映画的には、時代劇としてごくごく普通のストーリーです。
 石川五右衛門が元忍者だったり、昔の仲間の霧隠才蔵が身代わりになって釜茹でにされるとか、以前どこかで観たことがあるようなデジャヴュ感100%のストーリーがこれでもかッ!
 と展開されていきます。
 
 ストーリーはジュヴナイル小説みたいな内容です!
 今作を観るなら、『忍者秘帖 梟の城』(1963年)を観た方がi良いかも。
 
 時代劇にはすでに色んな名作が存在しているから、あえて、時代劇のジャンルにチャレンジしないで、『CASSHERN』のときのようにSF映画を撮れば良かったのに…。
 
 今作くらい分かりやすいストーリーだったら、『CASSHERN』も良かったのに。

 オリジナルのランニングタイムが128分なんで、日曜洋画劇場で放映された版は30分くらいカットされた版なんですけど、テンポがちょうど良い感じでした!こんな目が疲れちゃう映像で、ジュヴナイル的なストーリーに128分は長すぎでは??
 128分版観ないで言うのもダメなんですけど、、。

 ところで、石川五右衛門1人と数人の忍者に、豊臣秀吉の軍隊が全滅させられちゃいますけど、忍者数人が軍隊と同じ戦力なんでしょうか??石川五右衛門と同じくらい強い霧隠才蔵はあんなに簡単に捕らえられちゃいましたけど、どういうことなんでしょう??
 石川五右衛門は、あまりにも強すぎて、忍者というより、超能力者か、エイリアンって感じです!!何百人いる敵をなぎ倒していきます!!なのに、刀で刺されたら、普通に死んじゃうって、どういうこと??
 こういう映像で目が疲れないっていう映画ファンは、観ても良いかも。 

GOEMON [DVD]
江口洋介,大沢たかお,広末涼子,ゴリ(ガレッジセール),要潤
ワーナー・ホーム・ビデオ
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江口洋介,大沢たかお,広末涼子,ゴリ,要潤
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