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2006年はどんな年??

2006-12-30 10:24:17 | ホントの日記
 2006年も暮れようとしてますね!ということで、今年の10大ニュース(もちろん映画&DVDネタ)を記事にします。

 
1、「特捜班CI★5」DVD-BOX第2弾発売!
 
 昨年の第1弾のDVD-BOXの発売に引き続き、第2弾のDVD-BOXが、スティングレイさんから12月に発売になりました!
 昨年に引き続き12エピソードの傑作選です!通販専用の商品ですけど、アクション映画ファンなら必見の作品ですよ!(アクション“TVドラマ”ファンでは無いですからね!アクション“映画”ファンですよ!)TVコードの影響もあって、どちらかと言うと知的なユーモアセンスあふれるSFやミステリーの多いイギリスのTVドラマの中でも異色中の異色なアクション!
 もはや、TVドラマというより、1つ1つのエピソードが映画なみの迫力とドラマ!はっきり言ってハリウッドのアクション映画よりもストーリーが練られてますよ!
 詳しくは「特捜班CI★5」DVDオフィシャルサイトで見れるので、もし良かったら見てみて下さい。

 ちなみに、第1弾のBOXはこちらです!
特捜班CI5 傑作選DVDーBOX

スティングレイ

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2、TV東京の午後のロードショー(関東ローカルですいません)

 今年もがんばって放映してくれました。吹替えで、2時間枠の映画を月~木曜日で放映!
 「ありがとうTV東京!大好きTV東京!
 どこか他の民放が無くなってもいいから、TV東京がもう1つ出来て欲しいくらい!
 いや、ある局とある局の2局がなくなって、TV東京があと2局で良いです!!(あえて局名書かないですけど、多分見てる番組が週に1本の局と、映画枠無くしたら0本の局)

 今年の午後のロードショーの主な放映作品をあげると(って、うろ覚えなんですけど記憶に残ってる作品をあげます)、こうやって記事にするならちゃんとチェックしとけば良かった!

 ラインナップは、日本語吹替えが付いてないDVDや未DVD化作品です。(1部、日本語吹替えが付いているDVDが発売されてるのもありますが、理由はDVD買った人ならココにのせる理由わかるはず。タイトルは『リーサル・ウェポン2炎の約束』と『ハード・トゥ・キル』です)

 『フライトナイト』(85年)、『野獣捜査線』(85年)、『ブラック・ウィドー』(86年)
 『さらば愛しき女よ』(75年)、『地獄の女囚コマンド』(90年)、『SF巨大生物の島』(61年)
 『アルゴ探検隊の大冒険』(63年)、『シンドバッド7回目の航海』(58年)、『シンドバッド黄金の航海』(73年)
 『特攻サンダーボルト作戦』(87年)、『地獄で眠れ』(84年)、『マジェスティック』(74年)
 『リーサル・ウェポン』(87年)、『リーサル・ウェポン炎の約束』(89年)、『恐怖のメロディ』(71年)
 『ハード・トゥ・キル』(90年)、『マスカレード甘い罠』(88年)、『コブラ』(86年)
 『サイレント・ボイス愛は虹にのせて』(87年)

 なんて、すごいの??これで、70年代のイタリアアクション映画まで放映してくれたら最高なのに!
 見たいです!『ナポリ犯罪ルート』NAPOLI VIOLENTA (76年イタリア)、『狼たちの影』THE HUMAN FACTOR(75年イタリア、イギリス)、『ビッグマグナム77』(76年イタリア、カナダ)等々の作品が見たい!


3、「スターログ」休刊!

 知りませんでした!地方の本屋だから、置いてないんだ!と思ってたら休刊してました!悲しい!
 「宇宙船」(この雑誌はずっと続いてましたけど)、「ファンゴリア」といい、こういうホラー、SF、ファンタジー系の雑誌って根付かないですねぇ。
 


4、『夕陽のガンマン』(65年)DVD発売!
 
 ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントさんから“アルティメットコレクション”とうたったシリーズの1本として発売されました!(来年は、FOXさんからアルティメットエディションで発売)
 以前のバージョンに付いていた山田康雄さんのTV放映の音源の日本語吹替え以外に、吹き替え新録がついての発売!と思っていたら、もう1つの吹き替えも現存するTV音源でした!残念!!1つの作品に2つの吹き替え!
 今までも、タレントを使った日本語吹替えと俳優さんの吹き替えで2つ付いてる作品はありましたけど、こういう形で2つの吹き替えが、名作でやってくれたのでうれしかったです!でも、出来たら新録で観たかったです!!できたら、もう1つ日本語吹替えをつけて欲しかったです。山田康雄さんのTV放映版の音源が無い部分のみを吹替え新録したバージョンをつけて欲しかったです。
 ①山田康雄さんのTV放映音源
 ②新録
 ③①のバージョンに、音源無い部分を新録
 という感じで。
 同じく、ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントさんのアルティメットコレクションで『ブルーサンダー』(83年)が日本語吹替え新録でDVD発売されました。(もちろん、こっちも買いました!)どういう基準で吹替えつけてるの??って感じです!



5、ブライアン・デ・パルマ監督の本発売!

 映画雑誌「映画秘宝」の洋泉社さんから、ブライアン・デ・パルマ監督の研究本が発売になりました!ファンなら絶対!ファン以外にも是非読んで欲しい1冊!
 デ・パルマの熱狂的なファンには、どちらかと言えば確認のためみたいな1冊ですけど、ちょっとしか知らないとか、ただ好きとか言う人には絶対読んで欲しいです!

ブライアン・デ・パルマ―World is yours

洋泉社

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 デ・パルマ監督のDVDでは、まだ『悪魔のシスター』(73年)を買ってない!恥ずかしいです!買います!


6、500円DVD!

 高い高い日本のDVDですけど、500円DVDで、@KOBAも喜びそうな作品が発売されるようになりました。
 『シスター・シスター呪われた姉妹』(a.k.a.『地獄のシスター』)(87年)
 『ザ・スタッフ』(a.k.a.『ザ・スタッフ ゾンビのデザート』)(85年)
 『呪われたハロウィン』(a.k.a.『悪霊たちの館 呪われたハロウィンパーティ』)(87年)
 『愛しのジャイアント・ウーマン』(a.k.a.『ダリル・ハンナのジャイアント・ウーマン』)(93年)

 クラシックな作品ばかりでなく、こういった作品を500円でDVDが買えるなんて!上にあげた作品でのおすすめは、もちろんラリー・コーエン監督の『ザ・スタッフ ゾンビのデザート』。

 でも、自分は、日本語吹替え新録つきなら3800円で良いんですけどね。字幕のみの500円より、高くても吹替えつきの方が良いです!


7、007の映画、アルティメット版で吹替え新録!
 
 何回か記事にしましたけど、007のDVDが日本語吹替え新録で再発売!第14作目(イオン・プロ製作のね)『消されたライセンス』までの旧作に日本語吹替え新録!でも、熱心な吹替えファンからは評判が悪いみたいです!権利の問題もありますけど、上記の『夕陽のガンマン』のDVDじゃないですけどTVの時間枠延長版の吹替えもつけて欲しかったです。ちなみに自分は、まだ未購入なので、どんな感じの吹替えになってるのかがわからないので、すいません!

8、9、10、特になしかも。

 映画、DVD系のことが10個もニュースなかったかな??新作は別としても、旧作とかのDVD発売とかで、「ビックリ!」することが無いですからね。
 ダリオ・アルジェント監督の『4匹の蠅』(71年)がDVD発売になるとか、『悪魔の墓場』(74年)が日本語吹替えつきでDVD発売になるとか、そういうニュース聞きたいですよ!


 勝手なこと書いてますけどみんな怒らないで下さいね!ということで好き勝って書いてますけど、来年もよろしくお願いします!
コメント (4)
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『オドレイ・トトゥinハッピーエンド』トトゥファン必見

2006-12-28 23:46:36 | コメデイ
オドレイ・トトゥinハッピーエンド
HAPPY END(2003年アメリカ、フランス、ドイツ)
 監督 アモス・コレック
 出演 オドレイ・トトゥ、ジャスティン・セロー、ジェニファー・ティリー、ライラ・ロビンス

 ■ストーリー■
 スターを夢見て、アメリカのニューヨークにやってきたヴァレリーは、スターになれるわけもなく、お金もなくバイトで過ごす毎日。一方、5年間ものあいだ、ヒット作に恵まれない脚本家のジャック・ガードナーはスランプに陥っていた。ジャックは、町で見かけたヴァレリーに興味を持つ。偶然。何度も遇ううちに、彼女が、自分に家の前の軒先に住んでいることを知る。ジャックは、ヴァレリーに刺激され、彼女のことを作品に取り入れ、原稿を書き始めるのだった。

 ■感想■
 『アメリ』(01年)、『愛してる、愛してない...』(02年)、『ロング・エンゲージメント』(04年)のオドレイ・トトゥ主演のロマンチックコメディです。
 ゲラゲラ笑えるような作品では無いですけど、ニヤニヤ出来るくらいには面白い作品です。スランプに陥ってるジャスティン・セローが、マネージャーと喫茶店で話していると、ほうきで遊んでるオドレイ・トトゥが!(このシーン、けっこう好きです)
 オドレイ・トトゥって、キレイ!かわいいです。好きな女優さんの1人です!ジャスティン・セローじゃないですけど、自分の書いた原稿を映画化するならオドレイ・トトゥを主演にして!って気持ちになっちゃいます。
 
 ところで、ジャスティン・セローって、『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(03年)のときのイメージが強くて、どうも、こういうナヨナヨな感じになじめないです。@KOBA的には、あのときの、ターミネーターばりの悪党演技の印象が強すぎです!
 自分だったら、オドレイ。トトゥを部屋で介抱してるときに好きになっちゃいます!あんな風な感じになったら、自分だったら絶対に告白しちゃう。(どういう感じかは、興味ある人は、作品を見て確認してください。)
 
 ニューヨークでの生活に苦労しているオドレイ・トトゥもかわいいです。中華料理店でのバイトもカワイイ!なぜか、字幕でもカタコトの発言!
 『ダ・ヴィンチ・コード』(06年)なんかに出演してるときより、こういう作品に出演してる方が、自分的には好きかも。(『ダ・ヴィンチ・コード』は作品自体に問題あり!って感じですけどね)
 なんか、女優業にあまり興味が無いような発言をしているオドレイ・トトゥですけど、女優を続けて欲しいなぁ。オドレイ・トトゥのファンなら必見の1本です。

 ところで、今作のランニングタイムって、98分になってますけど、実際は88分です。日本版は長いのかな??とか思ってたのに、同じバージョンみたいですね。途中から(というより、後半の展開)が、ストーリーの進み方が、超早すぎなんで、あと10分くらい長くても良かったのに!
 見てる間に、トントン拍子に進んでいくんで、ちょっとビックリするくらい!でも、本来エンターテイメント映画は、こういうくらいに展開してくれないとね。説明シーンが多かったり、見せ場のための無駄なシーンが多い作品がたくさんありますからね。でも、あと10分くらいなら、長くても良かったかも。60点
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『ザ・マークスマン』スナイプス運動会①

2006-12-27 23:52:44 | アクション
ザ・マークスマン
THE MARKSMAN(2005年アメリカ)
 監督 マーカス・アダムス
 脚本 J・S・カーダン、アンディ・ハースト
 出演 ウェズリー・スナイプス、エマ・サムズ、ウィリアム・ホープ

 ■ストーリー■
 イゴール・ゼイザン将軍は、ロシア人でありながら、独立派を利用して、武器を手にして新たな軍隊を組織していた。そのゼイザン将軍がロシア南部で、閉鎖中のカムシェフ原子力発電所を占拠した。カムシェフ原子力発電所は稼動していないが、4基の原子炉のうち3基は閉鎖されていたが、4基目は燃料を補充すれば使えるのだ。再稼動できるということは爆発させることもできるのだ。閉鎖のために派遣された科学者7名のうち4名がアメリカの科学者だった。空爆すれば、地域が汚染される可能性があり、ピンポイントでの攻撃が必要だった。ロシアでは、この事態を収拾できないため、アメリカ軍が協力することになった。そのため、ペインターを含む特殊部隊が人質救出と爆撃地点のターゲット設置のためロシアへ派遣されるのだった。

 ■感想■
 ウェズリー・スナイプス主演のアクション映画です。監督は『ザ・シャドー呪いのパーティ』(02年)のマーカス・アダムス。
 脚本はJ・S・カーダンとアンディ・ハースト。J・S・カーダンといえば『魔島』(84年)でデヴューして以来、B級映画まっしぐらの監督、脚本家です。『魔島』でデヴューなんで、てっきりホラー系の監督なのかな??と思ってたら、最近では『山猫は眠らない2狙撃手の掟』(02年)の製作総指揮、『山猫は眠らない3決別の照準』(04年)の脚本と、B級アクション映画に関わってました。そうは言っても、2001年までは、ブレンダン・フェア出演の『ヴァンパイア・ハンター』の監督、脚本でホラー映画も作ってるんどね。一方、アンディ・ハーストは『ワイルドシングス2』(03年)、『ワイルドシングス3』(05年)等の脚本を書いてる脚本家で、どちらかといえばオリジナルビデオやTVムービー系の作品に関わってることが多いみたいです。

 そんなB級映画おなじみのスタッフによるアクション映画なんで、当然、今作もB級映画そのものです!イヤ、B級じゃなくて、C級アクション映画かも??
 ウェズリー・スナイプスが主演でなかったら、見てなかったかも!作品自体のデキも特に可も無く不可も無くって感じです。(ホントは不可かも??でも、ウェズリー・スナイプス主演だからOKです)
 今作は、もしTVの映画劇場で放映してても、見ないかも!それくらいのデキです。(でも、実際に放映してたら見ちゃうんだけどネ)
 でも、アクション映画ファン以外には、ウェズリー・スナイプスの熱狂的なファンにしか、おすすめできないです。見終わった瞬間にどんな映画だったか、ちょっとうろ覚え!みたいな。でも、見ている間は、適当に楽しめるので、時間つぶしにポップコーンでも食べながら見るのには良いかも!(とか言っても、こういう映画は、もともとアクション映画ファンか、ウェズリー・スナイプスのファンしか見ないような気が!)
 
 これくらいのデキの作品でも、スティーブン・セガール主演の映画だったら、「最近のセガール作品の中では、面白い方!」とか言っちゃうんですけど、ウェズリー・スナイプス主演なんで、点数は厳しくなっちゃいます。これは、セガールが好きってコトじゃないでうからね。ウェズリー・スナイプスに期待してる気持ちがついつい厳しい点数になっちゃいます。ウェズリー・スナイプスの次回作に期待!45点
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『ミュンヘン』スピルバーグ

2006-12-26 00:49:45 | ドラマ

ミュンヘン
MUNICH(2005年アメリカ)
 監督          スティーヴン・スピルバーグ
 脚本          トニー・クシューナー
              エリック・ロス
 原作          ジョージ・ジョナス
 出演          エリック・バナ
              ダニエル・クレイグ
              マチュー・カソヴィッツ
              キアラン・ハインズ

 ■ストーリー■
 1972年、ミュンヘンオリンピック中、「黒い九月」がイスラエルの選手村を襲い、イスラエル選手を人質に、捕らえられた仲間の釈放を要求してきた。しかし、交渉は失敗、イスラエル選手の11名が犠牲となってしまうのだった。
 イスラエル政府は犠牲者の数と同じ11名のパレスチナ幹部の暗殺を決定するのだった。アヴナーは暗殺チームのリーダーに選ばれるのだった。

 ■感想■
 スティーヴン・スピルバーグ監督がミュンヘンオリンピックで起きた事件とその後の顛末を題材にしたドラマです。
 原作はジョージ・ジョナスの「標的は11人 モサド暗殺チームの記録」(新潮文庫)
 ランニングタイムが、なんと164分!!長い!長い!長い!長い!長い!もうこの長さだけで観るのに心の準備が必要になっちゃいます!
 重厚なドラマを描きたかったんでしょう。
 エンターテイメント要素を出来るだけ廃して、主人公エリック・バナの苦悩を中心にストーリーが進んでいきます。
 もともとのテーマが暗いので、こんなに長々と重厚なマジメなドラマを164分もを見せられても…。
 
 スピルバーグ監督の作品だから、そんなにつまらないコトは無いんですけど、どうしても、この160分強のランニングタイムは必要だったんでしょうか??

 観ている間は、それなりに楽しく観るコトができますが、テーマがテーマだけに観終わってから考えると、やっぱり政治色が強い作品とういうことになりますね。

 確か、今作と同じテーマの作品にマイケル・アンダーソン監督のTVムービー『ギデオン テロリスト暗殺指令』(1986年)がありますね。機会があったら、こっちも観て記事にいつかしたいですね!

 でも、さすが、スティーヴン・スピルバーグ監督、ラストの方の展開は面白いですよ!
 最後のブチッってスイッチを切るようなあっけないラスト!1970年代のニューシネマ風の感じで投げやりな感じが良いです!ラストシーンにいくまでの展開はけっこう好きです!
 
 でも、やっぱりそれでも、ランニングタイム160分強は長すぎ!TVムービーやミニシリーズじゃないんだから!

 セルジオ・レオーネ監督が西部劇作るんで160分以上使っても、全然OKですけどね~。
 
 あと40分くらい短かったら良かったのに!そうしたら、あと20点プラスなのに!!   50点

ミュンヘン [DVD]
ジョン・ウィリアムズ,トニー・クシュナー,エリック・ロス
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

 

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北欧映画って??

2006-12-24 22:30:02 | 映画、DVDに関する雑記
 あなたにとっての“北欧映画”ってなんですか??今回、突然、こんな質問なのは、この前、北欧映画の本が売ってたんで、買おうかな??と思って、少しペラペラ、ページをめくったら知らない映画ばかりでした。

 でも、北欧っていっても、@KOBAは、スウェーデン映画しかわからないんですけどね。ノルウェー映画だと『ピンチクリフ グランプリ』(75年)ですかね。『ピンチクリフ グランプリ』も、来年2007年に、リバイバルで公開されるみたいですね。ソフト化されるときや、公開されるときは初回の吹き替え版の音源を使用して欲しいですね。変な話題つくりのタレントを使っての吹き替えはやめてね!!!!!
 自分にとっての北欧映画といえば、『ピンチクリフ グランプリ』以外だと、今からあげる以下の作品です!

■『D(デッド)スナイパー EC爆破指令を阻止せよ!』(93年スウェーデン、ドイツ)
  
 『神々のテロリスト』(89年)に引き続き、ステラン・スカルスガルドが元CIAのエージェント、カール・ハミルトンを演じたスパイアクション!ドイツとの合作映画です。監督はペール・ベルルンド。
 ハリウッド真っ青の展開とリアリズム!重厚すぎて、爽快感はですけど、この乾いた感じはアクション映画ファン必見!イギリスのアクションTVシリーズ「特捜班CI★5」が好きだったような人(それも後味の悪いエピソード好きな方)には見て欲しいです!
 ぜひ、DVD化して欲しいです!できたら、日本語吹き替えも付けて下さい!スウェーデン映画のエンターテイメント映画の実力を垣間見れます!
 ちなみに、今作と『神々のテロリスト』の主人公カール・ハミルトンは、98年に日本でも公開されたスウェーデン映画『ハミルトン』(98年)の主人公です。(メジャーなこっちは未見だったりして



■『ゼロトレランス』(99年スウェーデン)

 アンデルス・ニルション監督、ヤコブ・エクルンド主演の刑事アクション。本国スウェーデンでは99年に公開されて『タイタニック』(97年)を抜く大ヒット!したらしいです。
 70年代の刑事ドラマファンや外国の刑事ドラマ好きや、刑事アクション映画が好きなファンだったら、もしかしたら、どこかで、見たことあるようなストーリーですけど、それも、逆に安心感があって良いです。ハッキリ言って面白いです! 
 作品のデキ自体は70年代の日本の刑事ドラマ3エピソード分くらいの感じ!(って、それってすごく面白い!ってことですね!)もちろん日本のドラマにありがちな、おちゃらけたシーン抜きでってことですよ。
 


■『エグゼクティブ・プロテクション』(01年スウェーデン)
  
 大ヒットした『ゼロトレランス』の続編。監督アンデルス・ニルション、主演ヤコブ・エクルンド、ヒロインにマリー・リチャードソンとスタッフ、キャスト同じメンバーの続編ですけど、ストーリーは大幅に変化。なぜか主人公の刑事ユーアンは、今作の中盤で職業変えちゃいます!
 こういう続編も、すごいです。主人公の職業変えちゃうんだから!なんか、中盤までの勤め先の警察署も、前作『ゼロ・トレランス』となんか印象が違う気がしますけど。上司からの受けもかなり悪くなってて転職しちゃいます。ヤコブ・エクルンドがユーアン・ファルクを演じる第3作目“Tredje vågen, Den”(aka “THE THIRD WAVE”)(03年)もぜひDVD化して下さい!


■『インソムニアオリジナル版不眠症』(97年ノルウェー)

 アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ出演のスリラー『インソムニア』(02年)の元ネタ。97年のノルウェー映画を02年にリメイクしてしまうハリウッドって何??ってかんじですけど、このラストは、アメリカでは不評かも??でも、吹き替えでも字幕でもいいから、こんな最近の作品をリメイクするなら、ちゃんと公開した方が良いのに!
 ハッキリ言って、オリジナル版の方が、ハリウッド版よりも数段上です!ランニングタイムも、リメイク版が30分くらい長いというありえない長さ!ハリウッド版は、本当に普通の刑事物です。


■『ポゼッション』(04年スウェーデン)

 珍しいスウェーデン製のスリラー映画!ジャッロ風な感じで楽しめます。70年代イタリアのジャッロっていうより、『スクリーム』(96年)以降のハリウッドのティーン向けホラーっていう話も!
 どう感じるかは、見る人に任せますけど、自分は、この作品、大好きです!2006年に見た映画のベスト10に入ります。(2006年12月25日現在)

 
 こうやって、並べると、北欧映画って、かなり面白い気がするんですけど、なぜか、日本では公開される本数も少ないうえに、小難しい作品ばかりのような気がするんですけど、それって、自分の勘違いですか??

 ちなみに『ナイト・ウォッチ』(97年)のオリジナル版『モルグ』(94年デンマーク)もあるんですけど、未見なんですよね。いつか探して見て記事にします。
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『ゾンビナイト』カナダ製低予算ゾンビ

2006-12-23 01:37:35 | ホラー/ゾンビ

ゾンビナイト
ZOMBIE NIGHT(2003年カナダ)
 監督          デヴィッド・J・フランシス
 脚本          デヴィッド・J・フランシス
 出演          ダニー・チクノヴィッチ
              サンドラ・セゴヴィッチ
              ジョン・カーソン

 ■ストーリー■
 別荘からの帰り道に、カーラジオで、ゾンビが出現したことを知ったマークの家族は、車が故障したため、近所の倉庫に隠れることにするのだった。
 数日後、外に出たマークはデイブ、キースといった男たちを含めた数人のグループと合流するのだが。


 ■感想■
 またまた、最近ブームになっている「ゾンビ映画」の1本がDVDで公開されました。
 今作は、どうやら劇場作品でなくて、超低予算のビデオ公開作品(オリジナルビデオ)でした。
 超低予算のわりには、けっこう頑張って、それなりに楽しめる作品でした!

 今作の感想は、「2003年の作品ですか??」って思うような作品でした。
 1980年代のゾンビ映画の1本って言われても、全然、違和感が無いような作品でした。ゾンビ映画として、残念ながら目新しいところは、全然無いです。安心して観ていられるとも言えますけどね。
 
 今作に、1番影響を与えたであろう“ゾンビ”作品は、やっぱりジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』(1978年)でしょうか??
 TVでニュースキャスターが報道してるシーンとか、倉庫(もしかしてショッピングセンターなのかな??)に閉じこもるシーンとか、いかにも監督の「自分流の『ゾンビ』が撮りたかったよーッ!」って感じが、ヒシヒシ伝わってくるような感じです。
 「う~ん、ほめすぎかも??」

 「ゾンビ映画」に対する熱意だけは感じられる作品です!でも、残念ながら、出演者の演技と、良くわからないストーリーは、さすが低予算ビデオって感じです。
 
 冒頭、ラジオで、インドとパキスタンが戦争が起きたとか言ってるのに、あまりに無関心な登場人物に、少し引きます。
 その後、なぜか、乗ってる車が故障!
 その後、またまた、なぜか、カギのかかっていないショッピングセンターみたいな倉庫に閉じこもります。
 その後、外に出たマークが、なぜか家族を置いて出歩いていたデイブと遭遇して、血まみれの死体だらけの道を見ます。
 「ゾンビ??映画でも見てるのか??」と全然、ノンビリしています。
 
 「おいおい、血まみれの死体を見ても何とも思わないのかーッ!!」って感じです。

 その後、なぜか、登場人物たちが、異様に増えて、色んなグループと合流して、誰が誰だか覚える時間もなく、ドンドン登場人物たちが退場していきます。
 あと、こういうグループの中に絶対にいる悪党役のデレクが、どんどん仲間を殺していきます。良く考えたら、こういうときこそ、協力しあって人手が多い方が助かるはずなのに!!

 まぁ、そんな突っ込みをしながら、ランニングタイム92分楽しく観れました。
 超低予算のゾンビ映画としては普通のデキでした。
 
 『ハウス・オブ・ザ・デッド』(2003年)を、メチャクチャ言ってるような映画ファンにこそ観てもらいたいような作品です。『ハウス・オブ・ザ・デッド』がいかに面白いかわかるはず。
 「ゾンビ映画なら、どんな作品でも観るぞ!」というゾンビ映画ファンなら楽しめるはず! 50点


ゾンビナイト [DVD]
デヴィッド・J・フランシス
アートポート

 

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『剣客之恋』ハッピー旧正月映画

2006-12-22 03:28:32 | 香港映画

剣客之恋
老鼠愛上猫 CAT AND MOUSE(2003年香港)
 監督          ゴードン・チャン
 脚本          ゴードン・チャン
              フェリックス・チョン
 出演          アンディ・ラウ
              セシリア・チャン
              アンソニー・ウォン
              リー・ビンビン
              チャップマン・トゥ

 ■ストーリー■
 北宋の時代、都の開封(カイホウ)には包拯(パオ・ジン)という名判事がいた。彼は展昭(ジン・ジャオ)護衛官をはじめ優秀な部下を従え、数々の難事件を公明正大に解決していった。パオ判事の名声が広まるにつれ犯罪の影はひそめ天下泰平、人々は穏やかに暮らしていた。
 穏やかな日々に退屈したジン・ジャオは休みをもらい旅にでるが、旅先の食堂で武術の達人、白玉堂(パイ・ユータン)と出会うのだった。

 ■感想■
 アンディ・ラウ、セシリア・チャン主演の香港武侠コメディの旧正月映画。
 
 この作品を一言で言えば「ヒゲをつけたセシリア・チャン!」っていうことです。

 セシリア・チャンが似合わないヒゲをつけているっていうだけで、オバカ映画ということが分かります。
 
 息子が飲食店で暴れたため、パイ・ユータンが大師の家を襲うと考えたジン・ジャオが、「我ながら良い考え!」とかいって夜、大師の家に様子をうかがいに行くと、もう大師の家を望む丘の上には、大勢の見物客が来てます!
 
 「おいおい、そんな~ッ!」って突っ込みたくなりましたけど、こういうシーンを堂々と劇場映画でやってしまうところが香港映画の良いところ!

 どう見ても、女性にしか見えない、セシリア・チャンなのに、ヒゲを取って、着替えて女性のカッコするまで「女性だとは思わなかった!」って!!
 さすが香港映画!!
 コメディとはいえアンディ・ラウが、まるっきりのバカに見えちゃいます。
 どこをどう見てもセシリア・チャンは女性にしか見えないのに。
 セシリア・チャンって『性感都市 セックス&ビューティーズ』(2004年)では、1本眉!今作や『少林サッカー』(2003年)ではヒゲ!と、なんか変ったメイクさせられる印象が強いです!

 ホントに、出演者、全員が楽しそうに演技しています!
 旧正月映画だけあって、観てる人を、トコトン楽しませてくれます。
 アンディ・ラウを倒すための大砲を撃つ訓練シーンなんか、余りにもベタなギャグですけど、とてもおかしかったです。分かってるのに、笑っちゃいました。
 
 てっきり、パオ判事や、ジン護衛官を殺そうとしている皇后の父親の大師が悪い奴だと思いきや、ちゃんともっと悪い奴が後半に出てきます。
 旧正月映画だから、そんなに悪い奴でも無いですけどね。
 実は、どっちつかずのアンディ・ラウの方がイヤなヤツかも!

 なぜか、閉じ込められたアンディ・ラウとセシリア・チャンを助け出すために始まる“なぞなぞ”!これも笑えるシーンです!本当に香港のコメディ映画は楽しいですね!ちなみに、このなぞなぞ、けっこうむずかしいです!
 香港映画ファン以外にも観て欲しい1本です!  70点

剣客之恋 [DVD]
アンディ・ラウ,セシリア・チャン,アンソニー・ウォン
ジェネオン エンタテインメント

 

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ポール・ヴァーホーヴェン製作総指揮

2006-12-21 00:01:19 | 映画、DVDに関する雑記
 先日、ポール・ヴァーホーヴェン監督の新作が見れないみたいな記事を書いたんですけど、TVを何気なく見てたら『インビジブル』(00年)の続編の『インビジブル2』(06年)の宣伝が流れてました。“ポール・ヴァーホーヴェン製作総指揮!”というのがメインで謳われてました!

  「ビックリ!チェックしてませんでした!」

 てっきり、ビデオ(DVD)の宣伝かと思ったら、劇場映画の宣伝だったんで、2度ビックリ!ちなみに12月23日公開です。

インビジブル

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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前作『インビジブル』ヴァーホーヴェン監督にしたら普通。(あれ、ほめてない


 これって、名前を貸してるだけみたいなコト無いですよね!すご~く期待しちゃいますよ!@KOBAが、最も好きな監督の1人、ポール・ヴァーホーヴェンが製作総指揮ですからね!
 
 ポール・ヴァーホーヴェンの作品の中では、どちらかと言えば普通の映画『インビジブル』の続編ですけど、オリジナルビデオということは、どうせ前作と関係ないんだろうから、すごく面白くなりそう!
 ケビン・ベーコン以上に、透明人間には暴れまわって欲しいです!って、良く調べたら、主演はクリスチャン・スレーター!『マインドハンター』(04年)、『アローン・イン・ザ・ダーク』(05年)と主演作がジャンル映画が多いです!良いですね!これからも、B級エンタメ作品に出演しまくってね!
 『スコーピオン』(01年)といい『マインドハンター』といい、出演作にこだわりは無いみたいで、カッコ良いです。どうこだわりが無いのかは、作品を観て確認して下さい。

スコーピオン

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『スコーピオン』
<“1番悪い奴が生き残る”
実はけっこう好きだったりして!>

 ちなみに、『インビジブル2』の脚本はB級(C級という話も)エンターテイメントまっしぐらのジョエル・ソワソンっていうのも期待度が、少し上がります!『ゴッド・アーミー悪の天使』(94年)の製作や『ドラキュリア』(00年)の製作、原案、脚本と、まさにホラー映画の鬼才!と期待してたら、最近は『ヘルレイザー ヘルワールド』(05年)、『ドラキュリアⅢ鮮血の十字架』(05年)とオリジナルビデオでC級作品の脚本を書いてるんで、ちょっと心配といえば心配なんですけどね。

 
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“THE BOX”の監督はリチャード・ケリー

2006-12-20 08:07:14 | 映画、DVDに関する雑記
 2005年、@KOBAが、最も注目した作品の1つ『キャビン・フィーバー』(02年)のイーライ・ロス監督が、撮る予定だった“THE BOX”は、脚本を書いたリチャード・ケリーが監督するみたいですね。
 リチャード・ケリーは『ドニー・ターコ』(01年)の監督です。“THE BOX”は、どうやらファンタジー系の作品みたいです。(ファンタジーといっても、リチャード・マシスン原作で、人が死ぬみたいですけど

キャビン・フィーバー

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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『キャビン・フィーバー』
<まさに70年代ホラー!70年代好きは必見の1本>

 なんでも、イーライ・ロス監督は、ヒットした『ホステル』(05年)の続編を撮る為に、監督が代わったみたいです。
 『ホステル』の続編のあとは、お待ちかね(自分的に)スティーブン・キング原作のゾンビホラー“CELL”だそうです。早く観たいです。
 でも、うれしいです!イーライ・ロス監督って、ホラー系の世界で監督してくれて。ホラーで、デヴューしても、メジャーになった途端、一般映画ばかり撮る監督さんじゃなくて。

 実は、『キャビン・フィーバー』は2005年に観た映画の第8位にしちゃってるんですけど、今、思うともっと高くても良かったかも。ちょっと低すぎたかな??
 ちなみに、@KOBAの2005年ベスト10は、こんな感じでした。
 
1位 カンフー・ハッスル
2位 PTU
2位 デッドポイント黒社会捜査線
4位 インファナル・アフェア終局無間
5位 ツインローズ
6位 ムービングターゲット
7位 ランド・オブ・ザ・デッド
8位 キャビン・フィーバー
9位 SHINOBI
10位 なし

 なんか、香港映画に偏ったベスト10になってます。2006年は、もう少し、ばらつくかと思いますけどね。というより、2006年は、印象的だった作品が、数作(2~3作)しかないので、この年末、まだ見てない作品を観まくります。


 
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スターシップ・トゥルーパーズ第3弾製作

2006-12-17 11:59:52 | 映画、DVDに関する雑記
 ロバート・A・ハインラインの「宇宙の戦士」の映画化の『スターシップ・トゥルーパーズ』(97年)の第3弾が製作されるみたいですね。監督は、ポール・ヴァーホーヴェン監督ではなくエドワード・ニューマイヤー監督らしいです。どうやら、第3作目は、1作目の正式な続編みたいです。1作目の主人公キャスパー・ヴァン・ディーンも同じ役で出演するみたいです。
 
 でも、監督のエドワード・ニューマイヤーって言うのは、期待度がどうも、良いのか悪いのか微妙な感じですね。エドワード・ニューメイヤーの脚本を書いた作品といえば『ロボコップ』(87年)、『スターシップ・トゥルーパーズ』(97年)(共同製作も)なんで、そのあたりは心配ではないんですけど、その作品って、監督がポール・ヴァーホーヴェンでしたからね。
 だって、ポール・ヴァーホーヴェンが、関わっていない、「スターシップ・トゥルーパーズ」の続編『スターシップ・トゥルパーズ2』(03年)ではエドワード・ニューマイヤーは脚本書いてますけど、デキは、ごくごく普通のSFスリラーでしたからね。
 だから、どうしてもポール・ヴァーホーヴェンあってのエドワード・ニューメイヤーてイメージがあるんですよね。

 ポール・ヴァーホーヴェン監督って、ハリウッドに帰ってこないんですか??次回作は、ヨーロッパ資本の作品で、『ネコのミヌース』(01年)のカリス・ファン・ハウテン主演の第2次世界大戦を舞台にしたスリラー“BLACK BOOK”ですしね。
 
 @KOBAは、大好きなんですよね!ポール・ヴァーホーヴェン監督!自らの監督作『ショーガール』(95年)が、その年のサイテーの作品を決めるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)を受賞したからって、授賞式に行っちゃうユーモアのセンス!大好きです!
 ポール・ヴァホーヴェン監督は、授賞式で「蝶がイモ虫になった気分だ」ってスピーチして大喝采を浴びたそうです!

 まぁ、ゴールデンラズベリー賞自体がユーモアのセンスある賞ですもんね。本当のサイテー映画のZ級作品には、ノミネートもされませんから!(ちなみに、ハル・ベリーやビル・コスビーやトム・グリーンも出席してるそうです)

 う~ん、ポール・ヴァーホーヴェン監督で、「スターシップ・トゥルーパーズ」の3作目が観たかったです!

スターシップ・トゥルーパーズ ― コレクターズ・エディション

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『スターシップ・トゥルーパーズ』(97年)
<なぜかコレクターズ・エディション版のDVDは日本語吹替えなし!吹き替え付けて再発売して!>

 『スターシップ・トゥルーパーズ』も好きですけど、ポール・ヴァホーヴェン監督の作品だと、『氷の微笑』(92年)、『トータル・リコール』(90年)も好き!『グレート・ウォリアーズ欲望の剣』(TV題 『炎のグレートコマンド地獄城の大冒険』)(85年)も日本語吹替えつきでDVDを発売して欲しいですね。

氷の微笑 スペシャル・エディション

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『氷の微笑』
<一躍、シャロン・ストーンを一躍スターダムに押し上げた傑作スリラー!
大好きな作品です!>

トータル・リコール スペシャル・エディション

ジェネオン エンタテインメント

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『トータル・リコール』
<ポール・ヴァーホーヴェン監督の本格SF映画!ストーリーを勘違いしてました。
監督のコメンタリーを聞くまで、てっきり、火星で主人公が暴れまわる話だと
思ってました!
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『ドゥー・ユー・ライク・ヒッチコック?』DO YOU LIKE ARGENTO ?

2006-12-16 09:28:19 | イタリア映画
ドゥー・ユー・ライク・ヒッチコック?
DO YOU LIKE HITCHICOCK ?(2005年イタリア)
 監督 ダリオ・アルジェント
 脚本 ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリーニ
 音楽 ピノ・ドナジオ
 出演 エリオ・ジャマーノ、シエラ・コンティ、クリスティーナ・ブロンド、エリザベッタ・ロッチェチィ

 ■ストーリー■
 映画を学ぶ学生ジュリオは、部屋の窓から覗き見をするのが日課になっていた。ある日、向かいに住んでいるサーシャの家で彼女の母親が殺される事件が発生する。アルフレッド・ヒッチコック監督の『見知らぬ乗客』の影響で、交換殺人が行われたと思い込むのだった。

 ■感想■
 ダリオ・アルジェント監督のジャッロ映画です!脚本は、ダリオ・アルジェントとフランコ・フェリーニ。
 フランコ・フェリーニの脚本作では、最近では『JIGSAW ジグソー』(04年)がビデオスルーで発売されました。ダリオ・アルジェント監督のジャッロ映画で数多くの脚本を書いているフランコ・フェリー二の作品なんで、期待度も当然、上がりっぱなし!ちなみにフランコ・フェリーニの主な脚本作をあげると、『フェノミナ』(84年)、『デッド・チャンネル』(88年)、『オペラ座血の喝采』(88年)(完全版をDVD化して下さい!アルジェント監督のファンが絶対に買うはず!どこかのメーカーさんお願いします。日本公開版でなく、107分のイタリア公開版をリリースして下さい)、『スリープレス』(01年)と、あこがれちゃうようなラインナップ!でも、平凡なオカルト映画『エトワール』(88年)の脚本とかも書いてるんですけどね。


 今作の主人公のジュリオって、事件に首を突っ込みすぎ!学生で好奇心が強いのもわかりますけど、事件現場に行くのはやり過ぎ!
 『歓びの毒牙』(69年)のトニー・ムサンテだって、『サスペリア2』(75年)のデビッド・ヘミングスだって、みんな事件を目撃して、どちらかというとしょうがなく巻き込まれていくのに、ジュリオは自ら事件に首を突っ込んでいくんだもんね~!
 それも、勝手な思い込みで!ヒッチコック監督の『見知らぬ乗客』の影響で「交換殺人だ!」なんて!普通は思わないでしょ!
 なんで、そう思うの??おかしいでしょ!主人公のジュリオこそサイコ野郎って感じですよ!普通、想像もつかないですよ、交換殺人だなんて。

 好奇心が強いといえば、ジュリオの彼女のアリアンナもそう!勝手に部屋に乗り込んでいくなんて!(暴走しすぎ)

 『見知らぬ乗客』(51年)、『裏窓』(54年)、『サイコ』(60年)といった、ヒッチコック監督の作品を見て無くても十分面白いです!実は、そういった作品を見てても、ニヤリとできるくらいです。

 被害者を「これでもか!」と殺人シーンを描くコトに夢中なダリオ・アルジェント監督も、超おとなしめです!残念!今作のおとなしさは、もしかするとTVムービーなんですか??
 でも、さすが、ダリオ・アルジェント監督です。スリラー映画はお手の物!アメリカのTVシリーズのホラー・アンソロジー「マスターズ・オブ・ホラー」でも、これくらいのスリラー作品を撮って欲しかった。ダリオ・アルジェント監督はホラー映画よりも、やっぱりスリラー映画が良いです!たとえ、今作のようにおとなしめの作品でも!55点
DO YOU LIKE HITCHCOOK? ドゥー・ユー・ライク・ヒッチコック?

紀伊國屋書店

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『誘惑の微笑』平凡ドラマ

2006-12-15 00:39:58 | ドラマ
誘惑の微笑
THE BLACK WIDOW(BEFORE IT HAD A NAME)(2005年アメリカ)
 監督 ジオダ・コラグランデ
 脚本 ジアダ・コアグランデ、ウィレム・デフォー
 出演 ウィレム・デフォー、ジアダ・コラグランデ、シーモア・カッセル

 ■ストーリー■
 恋人のカールを亡くしたイタリア人女性エレノーラは、カールの住んでいた郊外の1軒屋にやって来る。そして、その家の管理人レスリーと知り合うのだった。

 ■感想■
 主演、脚本はウィレム・デフォーとジアダ・ニコグランデのドラマです。監督もジアダ・ニコグランデです。ウィレム・デフォーと、ジアダ・ニコグランデって、なんで、この企画で作品を作ったんでしょう??
 サスペンス映画なの??とか思って見ちゃいました。どちらかと言えば、そっち系の作品に出演することの多いウィレム・デフォーが脚本書いてるんだし。って。
 そのうえ、DVDのパッケージの解説に、「ドンデン返し」でもあるかのような衝撃的なラストみたいなコトが書いてあったんで、ちょっと期待しちゃいました。でも、でも、でも、やはりというべきか、衝撃的なラストは、別になかったです。

 サスペンス作品でなくて、単なるロマンス物!単なるドラマ!でした。ショック!自分が、絶対に見ないジャンルの1つ(いや、少しは見ますけど。香港映画だったり、今回のようにサスペンス映画と間違ってとかでですけど)のロマンス系の作品でした!

 まぁ、ちょっとだけ、ホントにほんのちょっとだけサスペンス要素もありますけど、(2%くらいかな??)だから、何??みたいな感じです。
 恋愛系とかロマンス系なら、それならそうとDVDのパッケージに書いといて下さい。(あれ、書いてあったかな??実は、DVDのパッケージも良く見ずに作品を見ることが多いんですよね。事前に作品の情報を得ないようにしてるんですよね。ちらっとしか読みませんでした。

 とにかく、サスペンス映画ではないので、ちょっと(かなりガッカリでした)。最後の展開も、ちょっと重いしね。ウィレム・デフォーとジアダ・ニコグランデも何が描きたかったの??って思っちゃいますけど、それは、そういうジャンルが嫌いな自分だから、そう思うだけかもね。でも、自分はダメでした。20点
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『デュエリスト』韓国武侠コミック

2006-12-14 01:19:13 | アクション
デュエリスト
DUELIST(2005年韓国)
 監督 イ・ミョンセ 
 出演 ハ・ジウォン、カン・ドンウォン、アン・ソンギ

 ■ストーリー■
 朝鮮王朝時代、偽金が出回り、補盗庁が調査に乗り出した。町の市場で、補盗庁の女性の役人ナムスンは、金の仏像の取引をしている男たちを仮面をつけた男が斬り仏像を奪うのを目撃する。ナムスンは、仮面の男と戦い、割れた仮面から“悲しい目”をした顔を見るのだった。対決のとき仏像が割れ偽金の鋳型が出てくるのだった。ナムスンは“悲しい目”が行方をくらましたのがソン長官の屋敷のそばだったことからソン長官を疑い、屋敷に潜入するのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 韓国の時代劇アクション映画です。原作はバン・ハッキのコミック「茶母」だそうです。
 今作のヒロインのナムスン、強すぎ!走ってる虎の足の裏の魚の目も切り取る殺し屋“悲しい目”と渡り合ってたもんネ!で、この刺客の「悲しい目」も、過去になんか忌まわしい運命でもあるのかと思いきや、単なる刺客でした!
 
 ナムスンの上司じゃないですけど、「良い男でも犯罪者は犯罪者!」結局、今作のストーリーって、刺客がイケメンだったから、こんな恋愛モードの作品になっちゃうんでしょ!
 “悲しい目”が、なぜ、親も同然のソン長官を裏切っちゃうのかも、わからないし、穴だらけのストーリー!分からない!分からない!ナムスンがメチャクチャ美人でホレちゃったってわけでもないでしょ!
 わからないと言えば、映画の冒頭での町の市場での、“悲しい目”が仏像を取引してる連中を斬り殺すのも意味不明です!なんで、殺したの??裏切り者だったの??
 
 「意味不明!意味不明!」そのあたりの説明とかがあった方が良かったと思うんですけど。
 “原作がコミックだから!”じゃ理由になって無いでしょう。多分、原作知ってる人にはわかるのかもしれないですけどネ!

でも、ナムスンと“悲しい目”と最後の対決も意味不明!役人たち、“悲しい目”を捕り逃しちゃってたの??それともナムスンの心象風景なの??
 まぁ、このシーンの流れからいって、この決闘シーンは、ナムスンの心象風景なんでしょうネ!でも、このシーン自体いらない気が…。
 この対決シーンも全然盛り上がらないんですけど。どうせなら、殺陣もアクション監督にチン・シウトンを香港から呼んでくれれば良かったのに!
 
 今回、見たのは、日本公開版の101分版ですけど、オリジナルは、ランニングタイム111分だそうです!初回限定生産のDVDのコレクターズBOXには、特典として、オリジナルバージョンも特典ディスクが入ってます!
 どう違うのか、見てみたい気もするんですけど、DVDのコレクターズBOXは買えないから見れないですネ~。まぁ、この再編集版を見る限り、10分長いバージョンも、あまり期待はできないかも。ランニングタイム101分という決して長くない時間でも長く感じますしネ!101分版でも、あと15分くらいカットしても全然OKな感じだし!40点 
コメント (2)
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日曜洋画劇場解説DVD

2006-12-13 01:23:55 | 映画、DVDに関する雑記
 先日、日曜洋画劇場の40周年記念特別企画で『ラストサムライ』を見ていたら、最後の方で、淀川長治さんの解説のDVDが出るという情報が!

 「淀川長治さんの日曜洋画劇場の解説がDVD化!」ですって!
 
 思わず「凄すぎ!」って思っちゃいました!あの解説をDVD化だなんて。何本あるんでしょう!
 でも、ちょっと調べたら、やっぱり傑作選でした。それも50本だけ。「なーんだ!」ってがっかりです。どうせ50本だったら名作ばかりでしょ。ちなみに、解説される作品のラインナップは、

 荒野の用心棒、2001年宇宙の旅、めまい、史上最大の作戦、
 シェーン、キングコング、燃えよドラゴン、エデンの東、
 プロジェクトA、ローマの休日、俺たちに明日はない、
 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
 旅情、ファール・プレイ、ゴーストバスターズ、ダーティハリー
 がんばれ!ベアーズ、ネバーセイネバーアゲイン、サイコ、ゲッタウェイ
 スター・ウォーズジェダイの復讐、激突、ある愛の詩、刑事ジョン・ブック   
 ミクロの決死圏、アメリカン・グラフィティ、ダイ・ハード
 ハリーとトント、天国から来たチャンピオン、ターミネーター
 オリエント急行殺人事件、スーパーマン、スティング、暗くなるまで待って
 ゴッドファーザーPARTⅡ、アマデウス、ベン・ハー
 バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2、戦争と平和、JAWSジョーズ
 羊たちの沈黙、アラビアのロレンス、戦場のメリークリスマス、逃亡者
 王子と踊子、普通の人々、シザーハンズ、サタデー・ナイト・フィーバー  
 タワーリング・インフェルノ、レイダース 失われたアーク(聖柩)

 ですって。なんか悲しいです!

 自分が見たい解説は、うろ覚えで悪いんですけど(記憶違いだったらすいません)
 例えば、ロバート・アルドリッチ監督の作品。
 『カリフォルニア・ドールス』(81年)の解説だろうと『ロンゲストヤード』(74年)の解説だろうと、どんな作品でも、アルドリッチ監督に1番好きな作品を聞いたら“ATTACK!”『攻撃』(56年)って言ったんですよね。って、その後『攻撃』のこと解説で話してるところです。

 あと、全然話すことがなさそうな作品の解説。たとえば、劇場未公開のB級アクション『ナイアガラ殺人事件』(79年)(あれ、『真夜中の殺人パーティ』(82年)だったかな??ちょっと自信なし)。TV局で本番始まる前のキュー出しのシーン怖いですね!私もキュー出されるの怖いです。とか。全然、作品のこと解説してない!そんな淀川長治さんの解説が聞きたかったのに!
 
 日曜洋画劇場で1980年くらいからで良いので、全作品の解説をDVD化してくれたら、それこそ30000円でも買っちゃうのに! 
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『ラストサムライ』もっとエンタメに!

2006-12-12 00:12:14 | アクション
ラストサムライ
THE LAST SAMURAI(2005年アメリカ)
 監督 エドワード・ズウィック
 出演 トム・クルーズ、渡辺 謙、真田 広之、原田 真人、小雪

 ■ストーリー■
 1870年代の日本は明治維新を迎え、軍隊の近代化を図り、アメリカ合衆国から南北戦争の英雄ネイサン・オールグレンを呼ぶ。ネイサンに与えられた任務は、昔からの伝統を守り、誇りを持って時代に逆らう侍たちを殲滅するための銃の教官だった。ネイサンは、勝元盛次率いる侍たちを討伐に出るが、訓練不足のため、返り討ちにあい、ネイサンは捕らえられてしまうのだった。

 ■感想■
 日曜洋画劇場40周年記念で2006年12月10日に放映された、トム・クルーズ主演の時代劇。
 なんか、文芸作品なんだろうなぁ。とか思って、見る気も起きなくて、今まで見てなかったんですけど、日曜洋画劇場で放映されたんで、何気なく見てたら、
 
 「なんと、なんと、すごく面白いじゃないですか!」

 出来損ないのマカロニウエスタンみたいで面白いですよ!(←“出来損ない”はマカロニウエスタンにかかってるわけではないですからね。今作のデキがマカロニウエスタンの中でも“出来損ない”の作品くらいの作品って意味ですよ!これって超ホメ言葉ですよ。
 自分が見たのは、TV放映版なので、20分くらいカットしてるんでテンポが良いから、面白く感じただけかもしれないですけど、十分面白かったです!日本語吹替え版だったし、ビデオでエアチェックすれば良かったかも!しそこなっちゃいました。(だって、DVDは、日本語吹替えがボイスオーバーなんですもんね!なんで、ボイスオーバー??吹き替えは、吹き替えのみで作って欲しいです)
 
 ビックリ!ビックリ!公開当時から、こんなB級映画みたいな作品だと知ってたら、もっと早く見たのに!(内容がですよ。制作費はA級です)
 
 はっきり言って、セルジオ・コルブッチ監督(1927~1990)にでも撮って欲しいような1本です。セルジオ・コルブッチ監督の『豹ジャガー』(68年)、『ガンマン大連合』(70年)みたいな感じで作ってくれたら、もっともっと面白くなったのに!
豹/ジャガー

東宝ビデオ

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ガンマン大連合

エスピーオー

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 時代設定とか、そんなもんにこだわらないで、忍者とか、マカロニ機関銃とかをもっともっと出して、超エンタメ作品にしてくれれば良かったのに!
 歴史的事実なんて無視して、超エンターテイメントに作って欲しかったです!いくらでも面白くなりそうな題材なのに、なぜか、生真面目さが目立って、万人が見て満足できる作品にしちゃったのが、マイナス20点って感じです!

 最後も、トム・クルーズも、あの戦場で死んで終りで良かったのに!あのあと、文芸作品みたいに、ウダウダ展開しちゃうのが残念!アカデミー賞とか狙わないようなB級アクションに振ってくれたら、80点くらいを狙えるような作品なのに、本当にもったいない!55点

  
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