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『狼の死刑宣告』死刑宣告よさらば

2010-03-31 07:40:45 | アクション
狼の死刑宣告
DEATH SENTENCE(2007年アメリカ)
 監督 ジェームズ・ワン
 脚本 イースト・マッケンジー・ジェファーズ
 原作 ブライアン・ガーフィールド
 出演 ケヴィン・ベーコン、ケリー・プレストン、ジョン・グッドマン、ジョーダン・ギャレット、ギャレット・ヘドランド

 ■ストーリー■
 投資会社に勤めるニック・ヒュームは長男ブレンダンを迎えに行った帰り道、あるガソリンスタンドでギャングたちの襲撃に遭いブレンダンを殺されてしまうのだった。ブレンダン殺しは金目当てのスタンドへの襲撃の巻き添えだと思ったが、ギャングへの入団テストのための殺しだった。ニックの目撃もあり、犯人のジョーが捕まるが裁判で有罪に出来てもせいぜい5年の服役刑にしかできない事実を知るのだった。

 ■感想■
 ブライアン・ガーフィールドの“DEATH SENTENCE”の映画化作品。
 ブライアン・ガーフィールドといえば映画『』(1974年)の原作者としてアクション映画ファンに有名な作家で、その他、マカロニウエスタン風のウエスタン『大いなる決闘』(1976年)、舞台を現代のアメリカにした西部劇風アクションのTVムービー『リレントレス若妻誘拐』(1977年)の原作も書いています。
 また「ホップスコッチ」は『ホップスコッチあるエリートスパイの反乱』(1980年)として、「切迫」は『裏切りの激走』(1988年)として映像化されています。
 
 ミステリー・冒険小説ファンには映画原作になった「狼よさらば」「ホップスコッチ」以外でも「ロマノフ家の金塊」「反撃」「砂漠のサバイアバル・ゲーム」で有名な作家です!
 映画的に言うと、原作者以外にドナルド・E・ウエストレイクが脚本を書いた『Wダブル ステップファーザー』(1987年)で、ドナルド・E・ウェストレイクと原案で参加しています。

 「砂漠のサバイバル・ゲーム」は“FLESHBURN”(1984年)としてTVムービーとして映像化されていますが日本未公開のままです!どうしようも無いC級、Z級作品をソフト化するならこういう作品をソフト化して欲しいですね!

 ごくごく普通のビジネスマンがギャングに子どもを殺されて、復讐をするために暴力的になるって、この設定って、そのまんま“狼よさらば”です!同じようなネタで違う作品を書いちゃったんですね、ブライアン・ガーフィールド!
 
 『狼よさらば』の脚本を読んだとき、チャールズ・ブロンソンは最初、確かダスティン・ホフマンに合っている役と思ったとかいうウワサを聞いたことがありますけどその後、ブロンソンが、シリーズ化作品に出演してライフワークのようになったんですから、映画ってわからないですよね。
 今作も一般人が自警市民になって、息子を殺したギャングどもを皆殺しにしていくっていうことで、まさに“狼よさらば”なんですけど、今作の主人公を演じているのはミステリー系の作品に多く出演しているケヴィン・ベーコン。
 
 原作“DEATH SENTENCE”を読んでいないので、良く分からないんですけど、今作の主人公の行動は軽率すぎ!裁判で証言をしなかった段階で“復讐”を心に誓っているはずなのに、証言をしなかったその裁判の日に、息子の仇をとったら絶対に疑われるはずなのに!!
 『ロサンゼルス』(1982年)のチャールズ・ブロンソンのように町にマッチしたかっこうに変装してから行動を起こさないと!!『ロサンゼルス』のチャールズ・ブロンソンの変装が、本当に変装なの??って思うところもありますけど映画ですから、多めにみましょう!!

 映画的にいうと、主人公のケヴィン・ベーコンは裁判で証言するものの結局、犯人のジョーは証拠不十分で釈放され、裁判の証言に起こったギャングたちに家族が殺されてから、復讐するっていう流れの方が、スムーズで良かったのに!!
 今作を見る限り、ケヴィン・ベーコンの行動は軽率すぎにしか見えないです!!まず衝動的にジョーをナイフで刺しちゃって!!犯人として疑われたら、家族に被害が及ぶの分かってるでしょ!!アメリカなんだから、まず銃を入手してから復讐する展開にしないと、単なる考え無しにしか見えないです!!

 でも、ケヴィン・ベーコンが強すぎなのも疑問です!ギャングに追われて逃げるシーンで、逃げて、逃げて、逃げて、逃げまくるシーンがあるんですけど、普段どんなトレーニングしてるの??って思っちゃいます!!
 大体、今作のギャングのグループも何人いるの??人数がいるのに、今一、小物感が漂うギャングたちですよね!だって、ギャングのボスのビリーって結局、父親の言いなりなんでしょ!!

 映画的には“復讐は割りに合わない”っていうことがテーマになっているんですけど、被害者よりも加害者に有利に見える裁判そのものが割りにあっていない気が!
 それこそ、チャールズ・ブロンソンやダーティハリーに悪いヤツを皆殺しにして欲しいです!!55点

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ブライアン・ガーフィールドといえば『狼よさらば
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『ヒットマンズ・レクイエム』殺し屋はつらいよ

2010-03-30 07:54:20 | ドラマ
ヒットマンズ・レクイエム
IN BRUGES(2008年イギリス、アメリカ)
 監督 マーティン・マクドナー
 脚本 マーティン・マクドナー
 出演 コリン・ファレル、ブレンダン・グリーソン、レイフ・ファインズ、クレメンス・ポエジー、ジェレミー・レニエ

 ■ストーリー■
 初仕事で標的の聖職者を殺すことに成功するものの、礼拝に来ていた子どもを巻き添えで殺してしまった殺し屋のレイは、ボスのハリーの指示で、コンビを組むベテランの殺し屋ケンとベルギーの田舎街ブルージュへと降り立つのだった。ブルージュの観光を楽しむベテランの殺し屋ケンに出された命令は、子どもを誤って殺したレイを殺せというものだった。ケンは拳銃を手に入れ、渋々、レイを殺そうとするが、子どもを殺して罪の意識にさいなまれるレイが公園で自殺をしようとしていたのだった。

 ■感想■
 コリン・ファレル主演の犯罪・ドラマ。
 日本劇場未公開ですけど、2008年アカデミー賞で脚本賞でノミネートされています!
 また、2008年英国アカデミー賞では、英国作品賞、脚本賞、助演男優賞(ブレンダン・グリーソン)、編集賞でノミネート!脚本賞を受賞してます!

 でも、アカデミー脚本賞にノミネートされるような作品なんで、マジメな作品です!殺し屋がバンバン人を殺すような作品でも無いし、笑えるコメディにもなっていない、超マジメな作品になっています!!
 
 
 もう少しコメディ要素が高かったら、後半の殺伐としたシーンも、その対比でより一層、面白かったんでしょうけど、今作はごくごく普通の犯罪物って印象しか受けない作品になっちゃってます!
 太った観光客に「塔に登るのを止めた方が良いぞ」ってブレンダン・グリーソンが言うシーンとかも「クスッ」とは出来ても、笑えるところまでは行かないですもんね。

 監督、脚本のマーティン・マクドナーも、コメディとして作っているワケでもないでしょうけどね。
 でも、いくつかの笑いを呼び込もうとしているシーンがあるから、まるっきり笑わそうとしていないワケではないですよね!
 太った観光客のシーン以外にも、ハリーとレイが妊娠しているホテルの女主人を間に挟んで殺し合いの話をするシーンとか、クロエの元カレがハリーにユーリの家でバカにされるシーンとか、絶対に観ている人をニンマリさせたいはず!!

 ランニングタイム106分という長さも、マジメさをより一層重たいものに…。
 今作もあと20分くらい短かったら、けっこう楽しめる作品になったのに!!
 あくまでも、殺し屋を主人公にしたアクション映画的なエンターテイメント作品としてって意味ですけどね!
 「普段、アクション映画を観ない!」とか「アクション映画はあんまり好きじゃない」っていう映画ファンには、逆に楽しめる作品になってます!!

 “劇場未公開もしょうがない”ってレベルでしょうか??エンターテイメント派のアクション映画好き!犯罪映画好き!な映画ファンには、あんまりおすすめしないかも?? 
 でも、“イギリス映画ファン”とかだったら観てみても良いかも??

 自分的には、今作よりもノルウェーのスラッシャー映画『コールドプレイ』(2006年)や『ザ・コールデスト』(2008年)の劇場未公開の方が悲しいですね!!50点
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『スティーヴン・セガール ZANGEKI斬激』沈黙のゾンビ

2010-03-29 01:07:48 | ホラー
スティーヴン・セガール ZANGEKI斬激
AGAINST THE DARK(2009年アメリカ)
 監督 リチャード・クルード
 脚本 マシュー・クリックスタイン
 出演 スティーヴン・セガール、キース・デヴィッド、タノアイ・リード、ジェナ・ハリソン、スカイ・ベネット

 ■ストーリー■
 謎のウィルスが発生し、初期に感染した人間は狂暴化しゾンビとなってしまった。ゾンビに噛まれた人間もまたゾンビとなり、ゾンビの数は急増していた。ウィルスに治療薬はなく街は混沌とした状況になるのだった。また、感染者を殺すために“ハンター”と呼ばれる人間たちが現れゾンビたちを殺していた。ある街では、6人の男女が危険を逃れ病院に立てこもっていた。ハンターたちは病院にいる6人の男女を救うため街に入っていくのだった。しかし、政府は感染の被害を抑えるため、その区域を空爆する計画を立てていたのだった。

 ■感想■ 
 スティーヴン・セガール主演のホラーアクション映画。
 もはや、セガールの敵はシリアルキラーでも無く、遺伝子操作された超人間でも無く、とうとうウィルスに感染した怪物と化した人間たちになりました!

 今作は一言で言えば“スティーヴン・セガールVSゾンビ”
 ただ、それだけの作品です!

 スティーヴン・セガール主演の作品も、公開(DVDスルーですけど)される作品の数が多すぎて、自分的には、どれがどれだったか、タイトルだけでは分からない状態ですけど、近作はタイトルが“斬激”と短めなのと、スティーヴン・セガールがゾンビと戦う映画っていうことで覚えやすい作品になってます!!
 まぁ、それだけで、プラス5点!って感じです!
 でも、でも、プラス要素はそこだけ!
 肝心の映画そのものが、ヒドイ!ヒドイ!ヒドイ!

 まず、セガールたち、“ハンター”がなかなか活躍しない!
 病院に閉じこもった6人のタラタラ、ダラダラのシーンが延々と描かれるだけなんですから!周りがゾンビだらけなのに、6人は落ち着きすぎ!
 “あんたたち、本当に普通の人??”
 って思うくらい落ち着いてます!!
 ゾンビ映画定番の“閉じこもり篭城型”映画の登場人物の中でも、最も落ち着いている登場人物たちです!!

 あと、とにかく画面が暗すぎです!暗い画面の中で、何が起きているのか全然分からない!これだけでも致命的なのに、ストーリーは6人の避難者が病院の中でタラタラ歩いているだけ!!
 良くこれで商業作品にできましたね!!って思っちゃいます!!

 感染者にも関わらず人間としての理性がありそうな娘を育てている頭のオカシイ父親とかも出てきますけど、映画の中で重要な役割なのかな??と思わせておいて、セガールに瞬殺!!
 あと救出した人間に拳銃を渡して、自分たちはハンティングを楽しんでいて、救出した人間の1人が感染してしまう展開とか、意味不明な突っ込みどころ満載!!スティーヴン・セガールが出演していなかったら、超Z級のゾンビ映画としてしか印象に残らない作品になってます!!
 今作に比べたら、ブルーノ・マッティ監督の『サンゲリア2』(1988年)、『エイリアンネーター』(1989年)といった作品が名作に思えてくるくらい!!
 
 まぁ、それでも、最後まで何とか観れるのは、スティーヴン・セガール主演で、何とかヒーロー物のような体裁をとっているからでしょうね!これが、“6人の男女を主人公にした普通の低予算ゾンビ映画になっていたら”と思うと怖くなっちゃいます。
 とにかく、スティーヴン・セガールの偉大さを感じる作品になってます!! 30点

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『ニュー・ムーン トワイライト・サーガ』ティーン向け青春ホラー

2010-03-28 07:49:48 | ホラー
ニュー・ムーン トワイライト・サーガ
THE TWILGHT SAGA NEW MOON(2009年アメリカ)
 監督 クリス・ワイツ
 脚本 メリッサ・ローゼンバーグ
 原作 ステファニー・メイヤー
 出演 クリステン・スチュアート、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー、ダコタ・ファニング

 ■ストーリー■ 
 ベラの誕生パーティで誤ってベラが指を切ってしまい“血”が流れジャスパーがベラを襲おうとする事件が発生するのだった。エドワードとカレンの家族はベラの身を安全を考え、ベラの元から消えることにするのだった。エドワードと別れ傷心だったベラの前に友人のジェイコブが近づいてくるのだった。

 ■感想■
 ステファニー・メイヤー原作のティーン向け小説「トワイライト」の映画化作品第2弾。
 
 前作にも増して、恋愛色が濃くなり、ヴァンパイア映画を期待すると、苦痛の120分強の時間を味わうコトができます!!
 ただし、ティーン向けの恋愛映画として観れば、普通の作品になっています!!
 まぁ、恋愛映画なんて、香港映画以外観たコトがないので、分かりませんけど、こんな物なんですよね!!香港映画だったら、恋愛映画でも、面白い作品は少なくないですけど、他の国の恋愛映画なんて、時間のムダみたいにしか思えない作品が多いんでしょう??
 今作もヴァンパイアが出てくるのに、本当にダラダラ、ウジウジ、タラタラ、ユルユル…!「そんなコト、家に帰ってやってくれ」って感じのことを延々と見せてくれます!

 エドワードが消えた後、傷心のベラがガールフレンドと映画を観た帰り道、エドワードの忠告を聞かずにバイクに乗せてもらうシーンがあるんですけど、ベラが「やめて~」って言ったら、元の場所にバイクが帰ってきてましたけど、どういうコト?? 
 親切に元の場所までしっかり送ってきてもらったんですか??親切なバイカーたちですね!見た目はすごい怖そうだったのにッ!!ガールフレンドも置き去りにされたまま、ずっとその場所で待ってたんですね!こんなヘンなシーン、普通ボツでしょ!!
 これって原作通りなんでしょうか??未読なんで分からないですけど…。

 また、前作で主人公エドワードと戦うことになったヴァンパイアのジェームズの仲間のローランにベラが襲われそうになるシーンがあるんですけど、危機一髪のところでローランが狼に襲われて、その隙にベラが逃げるシーンで、“逃げ出したな!”と思ったら、次のシーンは家に入ってくるシーン!!
 普通は、森の中を走るシーンを挿入しますよね!どういうこと??これが超B級、C級の低予算映画ならまだしも、大作でこのシーンのつながりってどういうコト??

 シーンのつながりといえば、アリスとベラがイタリアへ向かうシーンで、「すぐにエドワードのところに行かないと!」って言った次のシーンで飛行機が飛ぶシーンってどういうこと??空港のシーンとか入れるでしょ!今作って制作費が安いんでしょうか??あと、ベラってパスポートをいつも持ち歩いていたんですか??

 また、ローランが狼たちに襲われて殺されるシーンとか、観光客がヴァンパイアたちに殺されるシーンとか、ヴァンパイア映画ファン、ホラー映画ファンが楽しみにしてるシーンがあっさりとした表現や悲鳴でしか表されてない!!こういう大事なシーンをじっくり見せてくれて、90~100分くらいの作品にしてくれれば、まだまだ普通の作品になったのにッ!!
 ランニングタイム130分も使って大事なシーンは、全然無しってどういうコト??

 それにしても、ベラがエドワード、エドワードってウジウジしてるシーンは長々と撮っているのにッ!!また、ベラに好意を寄せるジェイコブと映画を観にいくシーンを含め、ジェイコブとのシーンにも時間かけすぎ!そういうシーンとかをバッサリやって、せいぜい100分くらいにまとめて欲しかったです!
 前作『トワイライト初恋』(2008年)が傑作に思えてきちゃいます!!
 
 監督のクリス・ワイツは、要チェックの監督ですね!ホラー映画、サスペンス映画、スリラー映画系では、観てはいけない監督がまた1人増えちゃいました!マイナス50点


 
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『トワイライト初恋』青春ホラー

2010-03-27 01:05:26 | ホラー
トワイライト初恋
TWILIGHT(2008年アメリカ)
 監督 キャサリン・ハードウィック
 脚本 メリッサ・ロ-ゼンバーグ
 原作 ステファニー・メイヤー
 出演 クリステン・スチュアート、ロバート・パティンソン、ビリー・バーク、ピーター・ファシネリ

 ■ストーリー■
 母親が再婚するため、田舎町フォークスの町に住む父親も元へとやってきたベラは、高校で不思議な魅力を持つエドワードに出会い惹かれるのだった。エドワードは町の医者カーライルの養子だった。一方、エドワードもベラの持つ“血”の魅力に惹きつけられるのだった。実はカーライルたちは密かに生きつづけていたヴァンパイア一族だったのだ。

 ■感想■
 ステファニー・メイヤー原作のティーン向け小説「トワイライト」の映画化作品。
 ティーン向けの小説が原作なだけに、映画の方もティーン向けに!
 原作人気もありアメリカでは大ヒット!
 
 (吸血鬼物+青春+恋愛)÷100みたいな内容の作品です!

 今作の予告はしっかり観ていなかったので良く分からないですけど、今回、主人公と争う、ジェームズ、ローラン、ビクトリアの3人組み!
 ジェームズって“最強の敵”みたいに宣伝されてませんでしたか??
 最強どころか、カーライル一家の前に、“最弱の敵”状態!!
 今作、最大の見せ場の対決シーンが、全然、全然、全然盛り上がらない!!
 
 吸血鬼の対決シーンなんて、どうでも良いって感じの描き方!!
 もうホラー映画ファンが観たら、涙が出てくるようなダラダラ感1000%!
 ティーンの変り種恋愛映画ファンには、面白いんでしょうけどね!

 吸血鬼物として期待して観なければ、ティーン向けの青春ホラー物として観れば、それなりには観れるんですけどね!ポップコーンでも食べながら、軽い気持ちで観るのに最適な作品なんでしょうね!そういった意味では、満点かも!!でも、それでも、やっぱりメインターゲットはティーンなんでしょうね!

 ポップコーン食べながら観るのには最適でも、吸血鬼物の映画としては、かなりダメダメ!ダメダメ度★★★★★(★5つで満点!)って感じです!!
 吸血鬼映画としては、かなり期待はずれだったアン・ライス原作の『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』(2002年)の方が、よっぽどマトモに思えてきます!
 『』の方がまともっていうだけで、今作のデキがわかるはず!
 ランニングタイム122分も長すぎ!あと15分くらい短ければ、テンポが良くなってもう少し面白く観れたのに!!


 それにしても、ロバート・パティンソンの顔が白すぎ!60点
 
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『トレマーズ・ライジング』モンスターvs脱獄囚vs若者たち

2010-03-26 07:55:28 | SF
トレマーズ・ライジング
RESONNANCES(2006年フランス)
 監督 フィリップ・ロベール
 脚本 フィリップ・ロベール
 出演 ヴァンサン・ルコント、ヤン・サンベール、パトリック・モン、ロメン・オグロー、ソフィー・ミシャール、

 ■ストーリー■
 1663年フランス、謎の隕石が落下する。謎の生命体が落下地点のそばにいた女性を襲うのだった。そして現代、トマ、ヤン、カリーヌ、ゲームオタクのヴァンサンたち6名の若者のグループがドライブに出かけるのだった。途中ガス欠になり立ち寄った無人のガソリンスタンドでセバスチャンという男を拾いドライブを続けるのだった。しかし、セバスチャンは脱獄した凶悪犯だった。

 ■感想■
 フランス製のモンスター映画。
 「トレマーズ」シリーズとはモチロン関係ない作品です。
 まぁ、このパッケージと“トレマーズ・ライジング”タイトルでシリーズと思う人はいないと思いますけどね。

 ランニングタイム78分と、どちらかと言えば短かめの作品なのに、若者たちの会話やふざけてるシーンが長すぎて、だらけちゃいます!!でも無人のガソリンスタンドを出て幽霊みたいなものを見てガケから車が転げ落ちる辺りからやっと普通のモンスター映画になっていきます。
 怪物だけでも、普通じゃないのに、そこに脱獄囚まで出てきて、この短い作品なのに色んな要素を詰め込みすぎ!!脱獄囚の要素ってまるっきり必要なかった気がするんですけど。

ランニングタイム78分の作品ですけど、この内容ならあと10分短くても良かったかも…。脱獄囚の要素も要らなかったし、悪ふざけな会話のシーンも要らないですから!
 実質50分くらいで良いかも!!でもさすがに50分じゃ、長編にならないですから、もっともっと脚本を練りこんで、緊張感のあるモンスター映画にして欲しかったです!!

 あと1つ言わせてもらうと、全体的に夜のシーンが多いのに、画面が暗すぎです!!
 ガソリンスタンドで起きたコトが画面が暗くて良く見えないんですけど、もうちょっとちゃんと見えるようにして欲しいな!!と思っていると、続く車がガケから落下するシーンあたりから、ず~っと、ず~っと、画面が暗いままです!!
 画面が暗くて全然良く見えないシーンの連続でした!!せっかくのモンスター映画なのに何が起きているのかが分からないです!!
 ストーリーも、どちらかと言えばダラダラ、肝心なモンスター登場シーンも暗くて良く見えないって、どういうコト!
 B級映画をはるかに超えてC級、Z級って感じです!!
 
 アメリカ製だったら、「しょうがないなぁ」って感じですけど、フランス映画でこのデキでは、全然ダメな感じ!!低予算だから、登場人物も増やせないし、大パニックシーンも描けないんでしょうけど、もう少しだけ、ストーリーを練って欲しかったです。
 分数かせぎで、脱獄囚が登場するシーンを描くんだったら、どうせなら、脱獄囚を追ってきた警官隊くらい登場させて欲しかったですね。 警官隊VSモンスターとか、一瞬だけでも、それなりに盛り上がると思うんですけどね。

 あと謎の隕石が落ちるのが17世紀である理由もよくわからないんですけど、なぜなんでしょう??深い意味は無いんでしょうけどね。
 17世紀から地球に落ちてきた隕石がモンスターを生み出して、その後も隕石が地球に落ちてきてるぞ!みたいな感じで、大作っぽいモンスター映画の雰囲気を出したかったんでしょうか?? 
 面白くなる要素があるだけに、ちょっと残念な感じです!!40点

 
トレマーズ・ライジング

アルバトロス

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『ザ・コールデスト』 ノルウェースラッシャー②

2010-03-25 08:00:50 | スリラー

ザ・コールデスト
FRITT VILT II(2008年ノルウェー)
 監督:マッツ・ステンベルグ
 脚本:トーマス・モルデスタッド
    アクセル・ヘルステニウス
    マリウス・ヴィーベ
 原案:トーマス・モルデスタッド
    マルティン・サンドランド
    ローアル・ユートハウグ
 出演:イングリッド・ボルソ・バーダル
    マルト・スノーレスダッター・ロビック
    キム・ワイフラッド
    ヨハナ・モルク
    フリージョ・サヘイム
    マッツ・エルデン

 ■ストーリー■
 ヤンニケは4人の仲間とスノーボードに行って、仲間の1人モルテンがケガをしたため、近くの廃墟のホテルに休息をとるため立ち寄るのだった。しかし、そのホテルには謎の殺人鬼がいたのだ。殺人鬼に襲われたものの、最後に逆襲しクレバスに殺人鬼を突き落とすことに成功するのだった。
 一方、雪道に乗り捨ててあったヤンニケらの自動車を調査に来たウラに助けられ、ヤンニケは病院に担ぎ込まれるのだった。ヤンニケは雪山の廃墟のホテルでの惨劇を話すが、余りの事件に疑われてしまうのだった。また、証言にあった現場を調査に行った調査隊はクレバスの中で5人の遺体を発見し病院に運ぶのだった。その後、病院では、あざのある男の遺体が息を吹き返したため、蘇生手術が始っていた。偶然、それを見たヤンニケは手術を止めようとするが暴れたものと思われ押さえつけられベッドに寝かしつけられてしまうのだった。しかし、蘇生手術により殺人鬼は甦ってしまい、次から次へと人を襲い始めるのだった。

 ■感想■
 ノルウェーのスラッシャーホラー映画の傑作『コールドプレイ』(2006年)の続編。
 ストーリーも前作の続きから始ります。
 前作で生き残ったヤンニケをヒロインにしてストーリーが展開していきます!!
 
 前作『コールドプレイ』は、ノルウェーで大ヒットしたこともうなずけるテンポの良いスラッシャー映画の傑作で数々の映画賞で受賞、ノミネートされました!!
 前作の監督ローアル・ユートハウグは原案で参加しています。
 
 ノルウェーの山の中の町で、レジャーにやってきた若者の4人が死亡して1名が生き残った大事件なのに、周りのみんなが平然としています。
 マスコミとかも大騒ぎしそうな大事件なのにッ!!
 
 スラッシャー映画は、そういうもんだよって言われたらそれまでですけど、いくらなんでも、みんな普通にしすぎです!!
 生き残ったヤンニケの証言したクレバスの中で、調査隊が大量の死体を発見してるのに、本当に落ち着きすぎ!!
 
 TVのワイドショーが1週間以上は大騒ぎするような事件なのにッ!!殺人事件の多いアメリカでだって、大騒ぎになる事件です!!

 ランニングタイム86分という長さも、ちょうど良い長さで好感が持てます!!
 少し短すぎで、あと10分くらい長くても良かったかも??って感じですけどねー。
 
 前作では、被害者はヒロインのエンニケを入れて5名でしたけど、今作は続編ということもあって、手当たり次第殺しまくり!!犯人もパワーアップしてます!!
 あまりにも殺しすぎでは??
 病院に預けられていた子どもが生き残るのは、ハリウッド的でちょっと残念な感じもしますけど、あそこで子どもが殺されたら後味が悪いですもんね!!

 今作は3作目“FRITT VILT III”がノルウェーでは2010年10月公開予定だそうです!!
 
 日本でリリースされるんでしょうか??
 日本でもリリースされるように、みんな今作をレンタルしたり、DVD買ったりして、日本でも未公開映画としてヒットして欲しいです!!

 前作でも、そうでしたけど、殺人鬼が不死身で怪力すぎ!
 前作のラストの状況でも、蘇生手術で復活するしぶとさ!!その後も、まるでジェイソン状態!
 
 最後の方で、ヒロインのヤンニケがショットガンをかまえて殺人鬼を殺せるチャンスがあるのに、トドメをささないから、その後、絶体絶命の危機に!!こういう作品の登場人物は、なんで普段、ホラー映画を観ないんだ??
 あそこで、ショットガンをぶっ放しておけば、映画がそこで終わったのに!!それじゃ、尺が少し短くなっちゃいますけどね!!あそこで、殺人鬼が逃げて、ヒロインが追っていくっていうのが1番の見せ場なんで、文句を言っちゃいけないんですよね!!

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前作のラストから始まるので前作『コールドプレイ』を観てから

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『コールドプレイ』ノルウェースラッシャー

2010-03-24 07:58:07 | スリラー

コールドプレイ
FRITT VILT(2006年ノルウェー)
 監督:ローアル・ユートハウグ
 脚本:トーマス・モルデスタッド
    マリ・ハウグ
    ロアール・ユートハウグ
 原案:ローアル・ユートハウグ
    マルティン・サンドランド
 原案アイディア:ジャン・エリック・ランゴン
         マーニュ・ライナー
 出演:イングリッド・ボルゾ・ベルダル
    ロルフ・クリスチャン・ラーセン
    トーマス・アルフ・ラーセン
    エンドレ・マーティン・ブリンドハイム・ミッドスティーゲン
 
 ■ストーリー■
 ヤンニケ、モルテン、エイリク、ミカル、イングンら5人の若者がスノーボードを楽しむために雪山にやってくる。しかし、カップル2組でないモルテンが、スノーボードを滑走中に足を骨折してしまうのだった。ヤニケたちは、雪山の中に雪を避けられる廃墟になったホテルを発見し、モルテンを連れて行くのだった。

 ■感想■
 2006年のノルウェーのスラッシャーホラー。
 
 実は1年くらい前に観ていたんですが記事にしていませんでした!
 そうこうしているうちに続編『ザ・コールデスト』(2008年)がリリースされてしまったので、慌てて記事にします!!
 今作は、本国ノルウェーで大ヒットして、続編『ザ・コールデスト』が製作され、早くも第3作目“FRITT VILT III”も2010年10月公開で製作中のようです!!

 今作は2009年の【サターン賞】優秀DVDリリース賞 ノミネートされました。
 その他、ノルウェーの【アマンダ・アワード】2007年 女優賞(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)、観客賞 受賞。作品賞 ノミネートされました。
 また、【フライト・メーター・アワード】2009年 ホラー映画賞、監督賞、助演俳優賞にノミネートされました。
 そして、ノルウェーの【コスモラマ国際映画祭】2009年 製作者賞、音響賞を受賞、編集賞、撮影賞、音楽賞にノミネートされました。

 数々の映画賞を受賞、ノミネートされました!!

 ストーリーは、雪山の廃墟のホテルの中に殺人鬼がいて、間違ってやってきた若者たちを殺していくスラッシャー映画です。
 
 今作の1番の魅力は“ノルウェー映画のスリラー映画”ということです!
 
 アメリカ製でないためか、今作で襲われる若者たちは、落ち着きすぎ!
 普通の若者たちってことで観客が感情移入しやすいキャラクターになっています!!
 キャンパスからやってきたオバカな若者たちが主人公でないことに、北欧らしさが出ててすでに好感!!
 襲われる主人公たちが5名なのに、ランニングタイム90分、飽きるコトなく観れるのは、演出がしっかりしているってコトですよね!!
 本国ノルウェーで大ヒットしたのも納得の面白さです!!

 いや~、こういう面白いノルウェーのスリラー映画、面白すぎ!!
 スラッシャー映画の王道中の王道の定番なストーリー展開ですが、風景の雪山が新鮮な感じで最初から最後まで楽しく観れる作品に!!

 でも、殺人鬼が住んでいる雪山なんですけど、スノーボードやスキー客の行方不明者が大勢出ているのに、警察があの廃墟のホテルを捜査していないのは、不自然極まり無いですけどねー。

 まぁ基本的には、スラッシャームービーだから、そこは甘目にみないといけないですよね!!
 子どもが行方不明になったのに、警察が全然捜査していないという設定のジャパニーズホラー『親指さがし』(2006年)よりは10,000倍まともな設定ですけどね!

 殺人鬼の設定もこういう作品には、本当に良くありがちな設定ですけど、なんで、あんなに強いんでしょう??
 遭難者の残した食料を食べていたわりに、すごく巨体で体力ありすぎ!!まぁ、そんなコト言ったら、ジェイソンもバンボロ(←ダレ??)もみんな異常に強いんですけどね!
 ノルウェー映画の実力を知るためだけでも観る価値あり!ですけど、そんなこと度外視しても十二分に面白いです!スラッシャー映画ファン必見!! 

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『ソウ6』いつまで続く??

2010-03-23 00:17:28 | スリラー
ソウ6
SAW VI(2009年アメリカ) 
 監督  ケヴィン・グルタート 
 脚本  マーカス・ダンスタン 
      パトリック・メルトン 
 出演  トビン・ベル、コスタス・マンディロア、ベッツィ・ラッセル、マーク・ロルストン  

 ■ストーリー■
 ジグソウの仕組んだ殺しの現場でFBI捜査官ストラムの指紋が発見され、ストラムが次のジグソウの正体ではないかと捜査が進むのだった。
 ストラムの上司エリクソンは、以前ジグソウの仕掛けた罠に掛かりながらも、奇跡的に生き残った女性刑事ペレスとともに捜査を続けるのだった。一方、3代目ジグソウとなった刑事ホフマンは、保険の調査を行い他人の命を軽々しく扱い死に追いやるウィリアム・イーストンを捕らえ新しいゲームを始めるのだった。また、ジグソウの妻ジルは、夫の残した遺品から、ジグソウの遺志を汲み取るのだった。  

 ■感想■
 拷問器具を使った殺人を描くスリラー映画「ソウ」シリーズ6作目。 
 2004年の1作目『ソウ』の大ヒットにより、それ以降年に1作のペースで作られ、とうとう6作目になりました!  

 このまま行ったら、どんなシリーズになっちゃうんでしょうか??
 ・超能力少女と戦うPART7「新しい恐怖」
 ・ニューヨークに行くPART8「ジグソウNYへ」
 ・ジグソウの正体が判明し妹と最終対決するPART9「ジグソウの命日」
 ・未来の宇宙船を舞台にしたPART10「ジグソウX」
 ・ジグソウを利用しようとするフレディと戦うPART11「フレディVSジグソウ」
 なんか作られたりして! 
 あれ、あれ、これは違うシリーズでした!!  

 それにしても、まさか「ソウ」シリーズが年1回のペースで作られ、PART6まで作られるとは!!この終わり方では、今年はPART7が公開されそうですね!!  
 
 6作目ともなると、観ながら、「またまた~!」って少し飽きてきちゃいます!

 もう4作目でも、5作目でも、「飽きたなぁ」って思ってましたけど、本当に飽きてきました!! 
 大体、こんな大掛かりな仕掛けを作る時間はどこにあったの??って思っちゃいます!!3代目ジグソウのホフマン刑事ですけど、こんな仕掛け作る時間があったら、刑事の仕事をしろ!!って思っちゃいます!それこそ他人の命を軽視している気が…。 
 また、このジグソウ独自の仕掛けを作るための資材の入手方法、場所の使用許可(廃墟を使用しているっていう設定なんでしょうけど)とかを考えたら犯人はすぐに捕まっちゃいそうなんですけど。 
 シリーズが進むに連れて、どんどん仕掛けが大掛かりになってきて、こんな仕掛け、すぐに作れないし、仕掛けに使われたショットガンや薬剤の入手方法からだけでも犯人はすぐに分かっちゃうでしょ!!
 いくらなんでも、アメリカの警察やFBIをバカにしすぎ!!  
 あと過去の「ソウ」シリーズのシーンが、どんどん挿入されますけど、やめて!やめて! もう、どのシーンがどんなところのシーンだったのか、忘れています! シリーズの中で重要なシーンならまだしも、監督や脚本は覚えていても、観客は細かくは覚えていないでしょ!
 
 以前のジグソウの仕掛けで死んだと思われていた女性刑事が出てきますけど、
 「あれ、この刑事、誰??」って思うのが普通の反応でしょ!! 
 実は『ソウ4』(2004年)のキャラクターなんですけどね。  

 あとFBIの音声調査の部屋に、市警の刑事のホフマンを連れてきちゃうのも、オカシイでしょ!FBIと市警って、他の刑事物の映画を観る限り、仲が悪いんだから。それに、あんな夜に!エリクソンと女性刑事と、実際に調査をしているだけの3人しかいないのも妙な感じ!実際、あんな少人数で調べる部屋にいるんでしょうか??
 ホフマンも火までつけちゃって!!それとも、あの調査は民間にやらせていたの?? あんな遅い時間まで、調査員の女性も働いていないでしょ!すでに解決したと思われた事件の調査なんだから!!  

 目新しさで、それなりに観れた3作目くらいまでと違って、だんだんと突っ込みながら観るようになっているんで、そろそろシリーズを終りにして欲しいですね!! いつまで、続くんでしょうねぇ?? 60点
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『ソウ5』いつまで続く??

2010-03-22 11:25:05 | スリラー
ソウ5
SAW V(2008年アメリカ)
 監督  デヴィッド・ハックル 
 脚本  パトリック・メルトン
      マーカス・ダンスタン 
 出演  コスタス・マンディロア、スコット・パターソン、トビン・ベル、ベッティ・ラッセル、マーク・ロルストン  

 ■ストーリー■  
 FBI捜査官ピーター・ストラムは、ジグソウの事件を捜査中、ジグソウが仕掛けた罠から命からがら脱出するが、10人以上の犠牲者を出し、警官2名を死亡させてしまったために捜査から手を引くよう命令されるのだった。ストラムは、同じくジグソウの仕掛けから無事に生還しらマーク・ホフマン警部補が傷らし傷を負わず、かすり傷だけで生還したコトから、ホフマンがジグソウの後継者ではないかと疑うのだった。そんなとき、ジグソウの元妻ジルにジグソウから預けられたというビデオテープを見せられ、遺品の謎の箱が届けられるのだった。一方、5名の男女がジグソウの仕掛けた罠にはまり目覚めるのだった。  

 ■感想■  
 2004年に大ヒットしたスリラー映画『ソウ』の第5弾!  
 2004年以降、年1回のペースで続編が発表され、とうとう第5作に! 
 監督はシリーズ2作目からプロダクションデザイナーをやっていたデヴィッド・ハックル。
 脚本は4作目『ソウ4』(2007年)から引き続きマーカス・ダンスタン、パトリック・メルトン。  

 「ソウ」シリーズを簡単に説明すると、 拷問器具のような仕掛けを使って、命を軽視していると思われるであろう被害者を殺していくシリーズ!
 初代ジグソウが死んだあと、2代目ジグソウが、かつてジグソウの“死のゲーム”を生き延びたアマンダ、3代目ジグソウが刑事ホフマン!
 

 それだけの映画です!1作目から4作目、いや今作5作目までのストーリーが、それだけで表現できちゃいます!  単純なだけに続編を作りやすいのか、製作者たちも毎年、毎年、毎年、毎年、良くもまぁこの第5作まで作りました!! 

  自分的には、拷問シーンが痛そうな“ソウ”シリーズよりも、キャンプ場で殺人鬼ジェイソンが若者を殺しまくる“13日の金曜日”シリーズの方がポップコーンでも食べながらワイワイ言いながら観れる分、断然好きなんですけどね!  
 それにしても、3作目以降ほとんど同じストーリーで、良くもここまで引っ張ってきましたね!

 今作は、ジグソウを追いつめるFBI捜査官ストラムがけっこう頑張っているので、このシリーズの新しい主人公にでもなるのかな??って思っていましたけど、相変わらずの展開に!!
 ちょっと食傷気味な感じに!! 

 でも、実は、大ヒットした1作目や、まだ続編として普通に成り立っていた2作目よりも、苦労して、何とかシリーズ化させている4作目、5作目の方が自分的には好きだったりして。
  別に3代目ジグソウが死んでも、4代目ジグソウ、5代目ジグソウを新しく登場させれば良いだけなんで、いくらでも続編を作れるんでしょうけど、シリーズとしての整合性を考えると、4代目ジグソウ、5代目ジグソウのキャラクターを作るのが大変でしょうね! 
 今までのシリーズの中にうまくかみ合わせないと、いけないですからね!

 製作スタッフやプロデューサーたちは、「初代ジグソウを早く殺しすぎちゃったかな??」  って思っているかもしれないですね!
 それにしても、なんで「ソウ」シリーズだけは続いているんでしょうね?? “13日の金曜日”シリーズより低予算で済むんでしょうかね?? まぁ、公開後のDVD化のセールやレンタル数なんかを考えても、“13日の金曜日”シリーズよりはヒットするんでしょうね! 50点   
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『2012』デイ・アフター・エメリッヒ

2010-03-21 00:15:42 | SF

2012
2012(2009年アメリカ)
 監督         ローランド・エメリッヒ
 脚本         ローランド・エメリッヒ
            ハラルド・クローサー
 出演         ジョン・キューザック
            キウェテル・イジョフォー
            アマンダ・ピート
            オリヴァー・プラット
            タンディ・ニュートン
            ダニー・グローヴァー
            ウッディ・ハレルソン

 ■ストーリー■
 売れない作家ジャクソン・カーティスは、離婚した妻ケイトと暮らす子供ノアとリリーを連れイエローストーン公園までキャンプにやって来る。しかし、公園では湖が干上がる不思議な現象が起きていた。その直後、軍関係者が現れジャクソンたちを立ち退かせるのだった。公園から出たジャクソンは、個人放送をしているDJチャーリーと出会い、チャーリーから世界滅亡の話を聞かされるのだった。荒唐無稽な話を信じなかったジャクソンだったが、生計を立てるためにやっている富豪ユーリの子どもたちの送り迎えの運転手の仕事中に、ユーリの子どもからは“船”の存在をほのめかされ、世界滅亡の話を思い出すのだった。

 ■感想■
 『インデペンデンス・デイ』(1996年)『GODZILLAゴジラ』(1998年)『デイ・アフター・トゥモロー』(2004年)の超大作映画を撮ることの多いのローランド・エメリッヒ監督の描くパニック映画。
 
 ローランド・エメリッヒ監督の作品なんで、どちらかというとスペクタクルシーンが印象的なストーリーがないVFXだけの作品でした。
 
 もちろん、観る前から覚悟はしていたんですけど…。

 それにしても、ランニングタイム158分は長すぎ!長すぎ!長すぎ!長すぎ!長すぎ!長すぎ!
 ハリウッドのビッグバジェットの超大作ということもあって制作費も2億ドルらしいですけど、制作費もかけすぎ!
 500万ドルの予算でジョン・カーペンター監督にホラー映画を、毎年1本撮ってもらえば良いのに!!そうしたら10年で10作品撮ってもらっても5000万ドルしかかからない!!

 こんな中身の無いVFXだけの作品に2億ドル!!
 ジョン・カーペンター監督の作品は、ロードショー公開されたあと、DVD化とかソフトの販売を考えたら、かなり息の長いですから元は取れると思うんですけどね…。

 今作の予告で流れたロサンゼルスが破壊されるシーンが1番の見せ場なので、予告を見た人は今作を観る必要は無いかも!!

 映画ファンよりも、映画をほとんど観ない人向けの作品って感じでしょうか??
 
 ロサンゼルスの街中をリムジンで走行するシーンをはじめ、映画というよりまるでテーマパークのアトラクションのようなシーンの連続で、視覚的にはすごくても、ストーリーが中学生向けのジュヴナイルみたいな内容なので、主人公たちが危険な目に遭うシーンも全然盛り上がらないです!!

 別に、ストーリーなんて、どうでも良いでしょ!儲かったんだから!!ってコトでしょうけど、観終わったあとは
 「あ~、長かった!!」
 って印象しか残らないです!!

 こういうパニック映画は、主人公の家族と政治家、科学者、専門家と大富豪たちだけが生き残るってパターンが、どうしても割り切れない気持ちに!!
 感情移入できません!!
 ハデなVFX、すごい予告、有名な俳優、中身の無いストーリー、主人公たちだけは生き残る展開、ハリウッドのエンターテイメント作品の悪いところがすべて出てる作品かも!  10点

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『スパイダーマン3』なぜ北乃きいさん??

2010-03-20 07:57:20 | 映画、DVDに関する雑記

 昨日、日本テレビの「金曜ロードショー」でサム・ライミ監督の『スパイダーマン3』(2007年)が放映されましたけど、ヒロインの声を吹替えたのが、北乃きいさん!

 なぜか、MJ(キルスティン・ダンスト)の声が北乃きいさん!!

 もうタレント使っての吹替えはやめて…。

 北乃きいさんも実は、そんなに“超破壊”的なヘタさじゃないんですけど、プロの声優さんの中で、浮いた状態に!
 『ウォンテッド』(2008年)のDAIGOや『スターウォーズ』(1977年)の大場久美子、渡辺徹、松崎しげるのように、映画そのものを破壊するような破壊力は無いものの、周りから浮いてました…。
 でも、北乃きいさんも、実は、タレントの吹替えとしては、かなりウマイ方かも??かなり頑張っていたと思いますけど。
 でも、でも、絶対に洋画の吹替えしないで欲しいなぁ。

 最近、日本テレビは多くないですか??
 『プラダを着た悪魔』(2006年)の夏木マリさんといい、女優として使うなら、個性があってすごく良い女優なのに、なぜ洋画の吹替えに使うの??

 洋画を年間に300本も吹替えで放映するテレビ局だったら、多少の遊びがあっても良いですけど、週に1枠しかないのに、洋画の吹替えでタレント使うのやめて欲しいです…。

コメント (1)
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『人間狩り』イノシシVSヒッピーVS田舎人VS主人公

2010-03-20 00:05:59 | ホラー

人間狩り
PIGHUNT(2008年アメリカ)
 監督          ジェームズ・アイザック
 脚本          ロバート・メイラー・アンダーソン
             ザック・アンダーソン
 出演          トラヴィス・アーロン・ウェイド
             ティナ・フーアン
             ハワード・ジョンソン.Jr
             トレヴァー・ブロック

 ■ストーリー■
 ジョンとガールフレンドのブルックスは、友人のベンとクインシー、ウェインを連れ、親の死後、面倒を看てくれたおじの家に狩りのためやってくるのだった。狩りのために森の中にいると、ジョンの昔の知り合いの兄弟ジェイクとリッキーに出会い、一緒の狩りに行くことにするのだった。
 ジョンのおじの土地には“切り裂き魔”と呼ばれる巨大なイノシシが棲んでいるという言い伝えがあったのだ。森の中を歩いていると、イノシシに襲われウェインがケガを負ってしまうのだった。そんなとき仲間のクインシーがマリファナが栽培されている畑を発見するのだった。

 ■感想■
 アメリカの田舎を舞台にした田舎ホラー。
 原題が“PIGHUNT”なんで、「動物パニック」映画だと思ったんですけど、“動物パニック映画”の要素は5%!残りの95%は田舎の人間は怖いよ!でした!

 主人公のガラの悪そうな昔の友人の兄弟たちと、マリファナを栽培するヒッピーたち、巨大なイノシシと、そして主人公たちと4つ巴の戦いになるのかと思いきや、主人公たちと、ガラの悪い兄弟の家族の戦いがメインであとは、オマケみたいな感じ!!
 
 大体、主人公たちの仲間の1人のアフリカ系アメリカ人のベンが弟のリッキーを殺しちゃうから、イザコザが始まっちゃうんだから、自業自得って感じで、主人公たちに感情移入出来ないまま、クライマックスに突入しちゃうんで、さすがB級ホラー!いや、C級ホラーって感じです!

 どうやって生計を立てているか分からない兄弟の家族たち!
 また、乗っている車も“マッドマックス2”系の車で、森の中での走行シーンはかなり迫力満点!!この走行シーン、映画の中でけっこう浮いてます!!結局、この日本では車検の通らないような改造車の森の中の走行シーンだけを撮りたかったの??って思っちゃいます!
 
 “田舎は怖いよ”的なホラーか、“動物パニック”ホラー映画かキッチリ決めた方が面白くなったろうに、残念な感じです!
 ガラの悪い兄弟の家族と、ヒッピーが殺しあうのも、主人公たちに関係ないので、観ていて全然何とも思わないです!!
 問題を起こしたベンがヒッピーのアジトで歓待されるシーンとかも、やたら長くて、ダレ気味!ランニングタイム99分は長すぎ!!あと15分は短くて良かったのに!長すぎ!!長すぎ!!長すぎ!!長すぎ!!

 観ていて、全然緊張感が無いし、いかにも“ザ・C級”って感じです!!もう少し単純なストーリーにして、短くしたらそれなりには観れそうな作品になりそうなのにッ!! 30点

人間狩り [DVD]
ジェームズ・アイザック
クリエイティブアクザ
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『センチネル』DVD、来ました!

2010-03-17 20:52:19 | 映画、DVDに関する雑記

 株式会社スティングレイさんから2010年3月19日発売の「センチネル特別版」のDVDが本日、宅急便でやって来ました!

 「うれしい~っ!!

 封入特典のリーフレットに、アメリカのTV公開版のコトが詳しく書いてありました!!
 いつもいつも、スティングレイさんのDVDについているリーフレットは、内容も濃く読み応えがあります!!
 リーフレット以外にも
 ●HDマスター
 ●日本語吹替え音声(TV吹替え音源)
 ●全米TV放映版をもとにした、日本TV放映版を収録
 等々、超豪華な仕様でのDVD化です!
 
 他にも特典ありますので、「センチネル特別版」DVDに興味のある方は、“allcinema SELECTION”の「センチネル」DVD紹介のサイトで調べてみて下さい!http://www.allcinema.net/dvd/sentinel.html

 本当に、本当にうれしいです!
 TBSの「金曜ロードショー」でオンエアされたときにエアチェックしていなかったので、今回の“日本語吹替え”つきのDVD化は、すごくすごくウレシイです!!

 今作の感想は鑑賞後に記事にします!
 今作はTVで2度ほど観ているんですけど、世間で良く言われているような印象を抱かなかったんですよね!世間でどう言われているかを書いちゃうとネタバレになってしまうので、今日は書かないおきます!

 観たときは意識してなかったので気づきませんでしたけど、
 ヒロインのクリスチナ・レインズの声は田島令子さんだったんですね!
 TVのキャスティングは豪華ですよね!深夜の90分枠の映画枠でもちゃんとしてました!

 とにかく、今から観るのが楽しみです!

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『ビッグガン【特別版】』DVD吹替えつきで再発!!

2010-03-17 06:19:58 | 映画、DVDに関する雑記

 2010年5月29日に紀伊国屋書店さんから、ドゥッチオ・テッサリ監督、アラン・ドロン主演のアクション映画『ビッグ・ガン』(1972年)のDVDが【特別版】として再発になります!  

 DVDは「ビッグ・ガン【特別版】」としての発売ですが、

 “なんと日本語吹替えつき”での再発です!!
 「日本語吹替えつき!」です!!  
 こういう1970年代のアクション映画が、日本語吹替えつきで発売されるのはウレシイ限りです!! 

 主演がアラン・ドロンっていうのもあるんでしょうけどね! 

ビッグ・ガン【特別版】 [DVD]
アラン・ドロン,リチャード・コンテ,カルラ・グラヴィーナ,マルク・ポレル,ニコレッタ・マキャヴェッリ
紀伊國屋書店


 まだまだ、アラン・ドロン主演のノワール、アクションはあるので、TV放映時にの日本語吹替えつきで以下の作品とかソフト化して欲しいです!!

 □『最後の標的』(1982年)  
 カトリーヌ・ドヌーブと競演した日本劇場未公開の傑作。 
 原作はジャン=パトリック・マンシェット。 
 「日曜洋画劇場」で放映したときの日本語吹替え音声つきでDVD化を!! 
 どちらかといえば、フランス映画というよりイギリスのアクション映画風な地味な作品ですけど、好きな作品です!

 □『アラン・ドロン私刑警察』(1988年)  
 日本語吹替えつきでDVDの再発を!! 
 テーマは刑事アクション物に良くくありがちな“黒い警察”、“ダーティハリー2”系な作品ですけど、フランス映画のアクション映画ファンなら楽しめるはず!!

□『復讐のビッグ・ガン』(1986年)  
 TV東京の「午後のロードショー」でも数回、放映されていますので、ぜひ日本語吹替え音声つきでDVD化を! 
 作品自体は“アラン・ドロンファン”のためのファンの映画っていうデキですけどね…。

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