『ドント・スティール 強盗の果て』
L'ORAFO(2022年イタリア)
監督:ヴィンチェンツォ・リッキュート
脚本:ヴィンチェンツォ・リッキュート
シェルマーノ:・タッリコーネ
出演:タニア・バンバーチ
ジャンルカ・ヴァンヌッチ
ジョゼッペ・バンピエリ
ステファニア・カッシーニ
スタファノ・フレーニ
■ストーリー■
アリアンア、ステファノ、ロベルト3人組の強盗は、夜、宝石の工房を秘かに持っているアントニオとジョヴァンナの老夫婦の家に押し入るのだった。寝ている夫婦を起こし、彼らを縛り付け隠し部屋の工房に入ることに成功するが、自動的に閉まって隠し部屋に閉じ込められてしまうのだった、、、。
□■□ネタバレ少ししてます□■□
あるシーンについて書いています。サスペンス感が薄れるので、観てから読んで下さい。
■感想■
強盗に押し入った家で災難に遭う強盗を描く、製作費25万ユーロのイタリアの低予算ホラー映画。
低予算なので、ほとんどを老夫婦の家の中、隠し部屋、隠し部屋の地下の部屋が舞台になっています。
アメリカより物価が安いとはいえ、25万ユーロですからね、、。
低予算のよくありがちな設定のスリラー映画ですが、映画祭で数多くの賞にノミネートされたり、受賞しました。
いくつか、あげると、、
【スクリーム・フェスト】2022年
特撮メイクアップ賞 受賞
【コルカタ国際カルト映画祭】2023年(インド)
オリジナル音楽賞 受賞
【オニロス・フィルム・アワード】2023年(N.Y.)
オリジナルサウンドトラック賞 受賞
【NYフィルム・アワード】2023年
音楽賞 受賞
【カルト・クリティック映画アワード】2023年
映画音楽賞 受賞
【グリム・フェスト】2022年
脚本賞 受賞
【ピナクル・フィルム・アワード】2023年
オリジナル音楽賞 受賞
【テラー・イン・ザ・ベイ・フィルム・フェスティバル】2022年(カナダ、オンタリオ州)
長編映画賞 受賞
俳優賞 ノミネート
助演俳優賞 ノミネート
オリジナル脚本賞 ノミネート
オリジナル音楽賞 受賞
ポスター賞 受賞
すごいです、、。
タイトルの”ドント 何々”も”ドント・ブリース”から始まって、もういくつあるか分からないです、、。
観た作品をあげると、、『ドント・イット』(2016年)、『ドント・ノック・トワイス』(2016年)、『ドント・ハングアップ』(2016年)、『ドント・スリープ』(2016年)、『ドント・スリープ 蘇る悪夢』(2017年)、『ドント・ヘルプ』(2017年)、『ドント・リサーチ 恐るべき素顔』(2018年)、『ドント・ストップ』(2020年)、、、。
原題から””もあるので、日本でかってに便乗タイトルでない作品もありますけど、、たくさんありますよねー。
タイトルでの『ドント・ブリーズ』(2016年)の影響強いです。
『ドント・ヘルプ』、『ドント・リサーチ 恐るべき素顔』とかけっこう好きな作品です。
今回、この記事を書くので調べたら、全然知らない””もいくつか知りました、、。
『ドント・オープン』(2020年)、『ドント・イット THE END』(2018年)、『ドント・グローアップ』(2015年)、、、。
上記3作品は、タイトルさえ知らなかった作品です!!いつか観れればと思います、、。
強盗や犯罪者が、ある家に押し入ったら、大変な目に逢うという今さら感100%の設定の作品で、ランニングタイム88分なんでこういう低予算の作品としては長めな作品なんで少し用心しながら観たんですが、、普通に面白く観れました。
びっくり度は低いですけど、メインの登場人物の1人がすぐに退場しちゃって、時間持つのかな??と思いましたけど、全然大丈夫でした。
てっきり自分は、この老夫婦が、若い身体に生まれ変わる方法を手に入れて、それを狙っていたのかな??と思ったんですが、全然違ってました!!
こういう展開だとは思いつきませんでした。
1つ言ってもよければ、警官殺しは捜査が念入りに行われるはずなので、、、このシーンだけはダメでは?
パトカーは近所にあるはずだし、、。徒歩では来ていないですよね、、多分。
全然思いもしなかった度 ★★★★
目が怖い度 ★★★★★
警官殺しは罪が重いし捜査も念入りにされちゃうのに度 ★★★★
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