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『THE WITCH 魔女 -増殖-』 シリーズ2作目

2024-02-29 00:36:02 | SF

THE WITCH 魔女 -増殖-
THE WITCH PART 2 THE OTHER ONE(2022年韓国)
 監督:パク・フンジョン
 脚本:パク・フンジョン
 出演:シン・シア
    パク・ウンビン
    ソ・ウンス
    ソン・ユビン
    チン・グ

 ■ストーリー■
 社員旅行のバスが山の中の空き地に入り、突然ガスがまかれ1人の女性がバスから連れ出されるのだった。そのバスは運転を誤って崖から落ちたということになるのだった。
 その後、、研究所アークが襲撃を受け壊滅状態になるが1人生き残った少女が血まみれのまま林の中を歩いていくのだった。道路に出た少女はギャングに連れ去られようとしていた牧場主ギョンヒを乗せたライトバンにすれ違い、目撃者ということで車にむりやり乗せられるのだった。ギャングは少女をからかうのだが、怒りを買ったギャングたちは少女に半殺しの目にあうのだった。少女はギョンヒとともに町へむかうのだったが、、。

 □■□ネタばれあり!□■□
 普通にネタバレしてるので観てから読んで下さい!

 ■感想■
 2018年の超能力Sci-Fiアクション映画『THE WITCH 魔女』の続編。
 昨日、前作の記事を書いたので今日は続編を記事にします!!

 続編は、そうなったの、、、??と思っていたら、2023年5月に日本で劇場公開されました、、。
 前作から5年も経っちゃいました、。自分が1作目を観たのが2019年ですが、結局、続編の今作を観たのも劇場公開から1年近くあとの2024年に観たので5年後に、、。
 本国では2022年に公開されたようなので4年なんですが、、。
 
 前作が”続く”みたいに終わったので、どうなるんだろう??
 と思って観始めたら、ヒロインが違う!!
 「え、え、どうなっちゃったの??」
 
 最後の方に前作の主人公もちゃんと出てくるんですが、、。
 前作のヒロイン、ジャユンが、今作のヒロインの少女を探すように依頼したグループを間違えたとしか言えないにでは、、??
 このグループがトンデモなグループだったので、こんな大騒ぎになってしまったのでは??
 
 あと、今作でヒロインの少女と親交を深める牧場主の姉妹ですけど、、この姉ギュンヒの判断が悪すぎでは??
 遺体がなくなっていたので、続編登場するのかもしれないですけど、、、。それにしてもライトバンに乗っていたギャングとか、自分の牧場を狙っているヨンドゥとか、どう考えても自分や弟を狙ってくるのは分かっているのに、日本のホームドラマの主人公のような優しさで接してるのはなぜ??

 みんな、少女に頼んで早めに退場させちゃえば良かったのに、、。

 ヨンドゥが牧場を襲ってくるシーンで、少女にコテンパンにされるシーンありますけど、みんなスゴスゴ逃げて行くんですが、あきらかに何人かはどうかなっちゃってますよね、、。あれで生きてるなんてコント??それとも、あの人たちも超能力者??
 
 前作のヒロイン、ジャユンが身体が治ってからゆっくり少女を探せばこんな大騒ぎにならずにすんだのでは??
 
 今作は3部作とのことなので、3作目も楽しみにしてます!!
 3作目はいつ観れるのでしょうか??

 3作目が早く観たい度         ★★★★
 ジャユンが頼む相手間違えたのでは度 ★★★★
 ギュンヒの対応が甘すぎ度      ★★★★

 

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『THE WITCH 魔女』 シリーズ1作目。

2024-02-28 23:57:56 | SF

THE WITCH 魔女
THE WITCH PART 1 THE SUBVERSION(2018年韓国)
 監督:パク・フンジョン
 脚本:パク・フンジョン
 出演:キム・ダミ
    チョ・ミンス
    チェ・ウシク
    コ・ミンシ
    パク・ヒスン

  ■ストーリー■
 特殊能力を持つ子どもたちが集められた施設から逃げ出した少女ジャユンは牧場で倒れてしまうが、牧場主の夫婦に拾われ実の子のように育てられるのだった。そして、10年後、ジャユンは記憶がない高校生になっていたが、認知症を患う育ての母親の治療費を稼ぐため、優勝賞金目当てでオーディション番組に出演することにするのだった。オーディション番組で手品を披露したことで、彼女を追う組織に追われることになってしまうのだった、、。

 ■感想■
 スーパー人間を描く韓国のSci-Fi映画。
 お、面白い!!
 面白すぎ!!
 韓国映画、面白い映画がたくさんありますよねー。。
 日本でも、コミックやアニメならすごく面白い作品があるのに、映画になるとこういうちょっと荒唐無稽なアクション系のSci-Fi映画ってあんまりないような気が、、。
 日本映画あまり観ないから、自分が知らないだけかもしれないですが、。
  

 続編の『THE WITCH 魔女 -増殖-』(2022年)を観たので記事にしようと思ったら、前作の『THE WITCH 魔女』を記事にしていなかったので記事にします。

 冒頭の特殊な施設はSci-Fi映画的な印象ですが、あとはミステリー映画的な感じで進んでいくんですが、ジャユンを追っていた組織が家にやってくるあたりから怒涛の展開!!
 アクションに次ぐアクション!!
 ついでにサイキック系の超能力まで、、。

 中盤から後半にかけての展開は、全然想像できない系な感じに、、。
 下手なミステリー映画より、よっぽどビックリ、驚けました!!
  
 今作は色んな映画祭で賞を受賞、ノミネートされました。
 【ファンタジア国際映画祭】2018年
   主演女優賞(キム・ダミ) 受賞。
 【大鐘賞映画祭】2018年(韓国)
   新人女優賞  受賞。
   女優賞(キム・ダミ)、VFX賞、助演女優賞(コ・ミンシ) ノミネート                        
 【青龍映画賞】2018年
   新人女優賞(キム・ダミ)  受賞
 【ソウルアワード】
   新人賞 受賞
 【釜日映画賞】
   新人賞 受賞
 【ロンドン アジア映画祭】2018年
   ライジングスター賞 受賞

 2019年にDVDがリリースされたので、すでに観た映画ファンも多いと思いますが、まだ観ていない方はストーリーとか全然知らないで観た方が面白いのでなるべく情報を得ない方が良いと、、。
 
 2018年に作られ、続編はどうなるのかな??と思っていいたら続編『THE WITCH 魔女 -増殖-』(2022年)が2023年5月に公開されました、、。ちゃんと製作されていたんですね、、。3部作で考えていたらしいですが、良く1作目で終わっちゃうような作品も少なくないですからね、、。まぁ、どんなシリーズでも、1作目のヒット次第というコトなんでしょうけど、、。

 Sci-Fi映画度     ★★★
 アクション映画度 ★★★★
 ミステリー映画度 ★★

 アクション映画系のSci-Fi映画ファン必見!!

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『ブラックサン』 『エクリプス』へ続く、、。

2024-02-25 22:40:54 | ホラー

ブラックサン
HERUMANA MUERTE(2023年スペイン)
 監督:パコ・プラザ
 脚本:ホルヘ・ゲリカエチェバァリア
    パコ・プラザ
 出演:マリア・ベドマル
    マル・バルディビエルゾ
    ルイサ・メレラス
    チェロ・ビバレス

 ■ストーリー■
 1939年、田舎の山深い村で聖母マリア様を出現させた少女ナルシサは、”ペラブロスコの聖少女”と呼ばれ村人が答えることもできない質問に殺到するようになっていた。10年後、ナルシサはシスターとなり修道院にやってくる。戦後、教区は建物を修復して貧しい少女たちの学校にしていた。ナルシサの部屋では椅子が自然に倒れるという奇妙なコトが起きていた。また、部屋の外から音がするが誰も外にはいないのだった。
 その後、見せてもらったアルバムに抜けている写真があり、それはシスターソコロのものだと思われた。そんなある日、部屋の外からする音に扉を開けると廊下を転がる玉を見つけそれを追って地下室に行くと戦後行方不明だった聖マルタの手を発見するのだった、、。

 ■感想■
 パコ・プラザ監督の描くホラー映画。
 パコ・プラザ監督の2017年の実話を元に描いたホラー映画『エクリプス』の前日譚になっています。
 ストーリー的には直接関係なく、『エクリプス』に出てくる主人公ヴェロニカが通う学校のシスター・デスが本作の主人公になっています。
 『エクリプス』はスペインの警察が初めて超常現象を認めた1991年6月16日(ちょっとうろ覚えです、、、1日くらい違うかも??)の事件を描いた作品ですが、本国スペインでヒットしたんでしょうか?
  ヒットすれば続編を作るのは映画では普通のコトですが、、『エクリプス』は実話を描いているので大変だったでしょうね、、。

 『エクリプス』が実話ベースだったのに、関連する内容で映画化できる実話ベースの出来事がそんなに数多くあるわけもなく完全なフィクションに、、。

 独立した作品として『エクリプス』の続編としてでなく観ても全然OKな作品になっています。雰囲気はすごく良いので、こういうオカルト系の作品が好きな映画ファンには面白いかも??
  1973年に大ヒットした『エクソシスト』以降作られえたオカルト映画のブームの頃にはこういう作品はやたら多くて、一時的には下火になったのに、最近でも延々と作られています、、。
 キリスト教や歴史とかがあまり分からなくても理解しやすいハリウッドの作品と違って、スペイン映画なので普通に修道院とかシスターなどなどキリスト教がわかってないと面白さや怖さが半減しょちゃいそうな印象です。
 今作の主人公も幼いころに聖母マリア様を見たということで大騒ぎになったなんていうのも古いニュース映像を見せるだけで理解できるでしょ、、。みたいな感じですからね。
 ポルトガルのファティマで起きた聖母マリア様の出現したことと同じようなコトが起きたってことなんでしょうけど、、。
 
 

前作はDVD化されています。今作は『エクリプス』の登場人物のシスターの若いころを描いています。

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WOWOWで「ダーティハリー」シリーズ吹替版放映

2024-02-24 23:55:19 | ホントの日記

 WOWOWで「ダーティハリー」シリーズのTV放映時にカットされた部分を追録した日本語吹替追録版が2024年2月26日と27日の2日間に放送されます。
 2023年までは長らく放送されていませんでしたが、2023年はBS12で放送されたり、WOWOWで放送されたりしましたが、2024年も放送されます。

 今までノーチェックだった日本語吹替映画ファンは要チェック!!

 『ダーティハリー4』はTBSで初回に放送された2時間30分枠での放映版でなく、リピートのカットされた版に追録したバージョンです。
 『ダーティハリー5』はもともとのランニングタイムが短いので2時間枠の放送でカットされていないので、そんまんまですね。

 山田康雄さんの吹替追録は多田野曜平さんです。

 2月26日は3作目まで  
 『ダーティハリー』(15:45)
 『ダーティハリー2』(17:30)
 『ダーティハリー3』(19:45)
 
 2月27日は4作目、5作目
 『ダーティハリー4』(15:45)
 『ダーティハリー5』(17:45)

 WOWOWで製作したこの吹替追録音声収録でブルーレイ再発売して欲しいんですけどねー、。

『ダーティハリー4はは映画公開当時、ノベライズも発売されました

追録にこだわらなければブルーレイ発売してます

 

 

 

 

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『黄龍の村』 田舎ホラー in JAPAN

2024-02-23 01:40:56 | 日本映画

黄龍の村
(2021年日本)
 監督:阪本 裕吾
 脚本:阪本 裕吾
 出演:水石 亜飛夢
    松本 卓也
    鈴木 まゆ
    章乃 ゆに
     ウメモト ジンギ
    上の しおり

 ■ストーリー■
 優希をリーダーとする8人の若者たちはレンタカーを借りてキャンプに出掛けるが、帰りの山道でタイヤがパンク。スマホの電波も届かない山奥で村を見つけ助けを呼びに行くのだった。
 村へ向かう道で馬に乗った新次郎という村人に出会い家で待つように言われ歓待を受けるのだった。その晩は泊まるコトにして、翌朝、車の修理を行うことになるのだが、、、。
 
 ■感想■
 『ベイビーわるきゅーれ』(2021年)の坂本裕吾監督の田舎ホラー。
 ラんニングタイム66分の短めの作品です。
 み、み、短い!!
 短すぎ!!

 展開も早すぎ!!
 これって、なんか起きるよねー!!とか思って朝ごはん食べていると、その場ですぐに事件が!!
 いくらなんでも事件、起きるの早すぎ―!!
 その場にいた主人公たちは大騒ぎ!!それもあまりの出来事にしばらく呆然としたあとに大騒ぎに、、、。

 この描写!
 「うまい、うますぎ!!」
 『ベイビーわるきゅーれ』の坂本裕吾監督、ホラー映画もすごく面白いです!!とか思っていると、、。
 ネタバレになるので詳しく書きませんが、、「うー、やられたー、、。想像のはるか上を行く展開!!」

 こんな面白い映画を観ていなかったなんてッ!!

 自分的には『フォーガットン』(2004年)とか『女神は二度微笑む』(2012年)くらい衝撃的でした!!全然こんな作品だとは夢にも思わず鑑賞していたので、、、。何も事前情報なしに観ると、こういう経験が出来るので、すごーくウレシイです!!

 坂本裕吾監督の他の作品も観たくなりました、、。
 『ある用務員』(2020年)も『最強殺し屋伝説国岡[完全版]』(2021年)も、まるっきりノーチェックで観ていません!!日本映画、、最近は海外の作品もですが、監督&脚本とかスタッフとか全然チェックできていません、、。
 最初、映画の冒頭から画面がしばらくPOV作品のようで、なおかつスマホの撮影画面が続くので、ずっとこんな感じ??と思っていたらタイトルが出るころに、普通の映画のようになるので観やすくなりました、、。
 
 ネタバレしないように記事にするの大変です!!
  でも、ネタバレなしで観た方が100倍面白く観れるので、今作を観ようと思っている方は、事前情報なしで観た方が良いと思います!!
 『スターシップ9』(2017年)をネタを知ってて観るのと、何も知らないで観るのとの違いくらいあるはず!!

 日本映画が苦手とか思っているホラー映画やアクション映画が好きな映画ファンは要チェック!!

 

大好きなインド映画。いわゆるインド映画っぽくないです。インド映画にしては超短め

想像していなかった展開と言えば『スターシップ9』も

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『恋しくて』(1987年) 機内上映版放送、スターチャンネル

2024-02-23 00:02:11 | ホントの日記

 ジョン・ヒューズ脚本、ハワード・ドゥイッチ監督。メアリー・スチュアート・マスターソン、リー・トンプソン、エリック・ストルツ出演の青春物『恋しくて』(1987年)の機内上映版(日本語吹替版)が、BS放送のスターチャンネルで2025年2月25日14:15から放送されます。
 1980年代後半、青春映画ファンで話題になった作品です。
 
 現在発売中のDVDは英語音声のみです。自分は青春映画が得意でないので、今作が地上波のTVの映画劇場で放映されたことがあるのか、分からないんですが、吹替映画ファンにとっては貴重な放映です、。

 
 

 メアリー・スチュアート・マスターソン:鶴 ひろみ
 リー・トンプソン          :岡本 麻弥
 エリック・ストルツ         :井上 和彦
 クレイグ・シェイファー       :池田 秀一
 イライアス・コティーズ       :銀河 万丈

 スターチャンネルでは、2月3月では今回の放送のみなので、興味ある方は要チェックです!!
 
 

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『デッド・カーム 死の航海 狙われた人妻』 午後のロードショーでやっと観ました

2024-02-22 00:00:11 | スリラー

デッド・カーム 死の航海 狙われた人妻
DEAD CALM(1988年オーストラリア)
 監督:フィリップ・ノイス
 脚本:テリー・ヘイズ
 原作:チャールズ・ウィリアムズ
 出演:サム・ニール
    ニコール・キッドマン
    ビリー・ゼイン

 ■ストーリー■
 ヨットでクルージングしているレイとジョンのは、ボートで漂流しているヒューイを助ける。ヒューイが言うには、自分が乗っていた船の乗組員は食中毒で死亡したという。ジョンがその船を調べていると、ヒューイはレイを乗せたままヨットで逃げて行ってしまうのだった、、、。

 ■感想■
 フィリップ・ノイス監督がメジャーになったオーストラリアのスリラー映画。
 日本ではビデオスルーで、ビデオ題は『デッド・カーム 戦慄の航海』。
 ニコール・キッドマンのファンは必見かも、、みたいな作品でした。

 フィリップ・ノイス監督は、今作のあとルトガー・ハウアー主演のアクション映画『ブラインド・フューリー』(1989年)、ジャック・ライアンシリーズ『パトリオット・ゲーム』(1992年)、『今そこにある危機』(1994年)、シャロン・ストーン主演のスリラー映画『硝子の塔』(1993年)、「怪盗セイント」の映画化『セイント』(1997年)、ジェフリー・ディーヴァー原作『ボーン・コレクター』(1999年)、アンジェリーナ・ジョリー主演、カート・ウィマー脚本のアクション映画『ソルト』(2010年)、ナオミ・ワッツ主演の『デスパレート・ラン』(2021年)、などなどコンスタントに作品を撮り続けています、。

 
 今回、今作の記事を書くので調べたら、ブルーレイには日本語吹替音声が収録されているそうです!!
 「知らなかったー!!」
 てっきりソフトは英語音声だけだと、思い込んでました。DVDのときは英語音声のみで、ブルーレイ発売時に日本語音声が収録されたみたいですね。
 初回のTV放映は1993年のTV東京「木曜洋画劇場」での放送のようです。

 TV東京「木曜洋画劇場」で日本語音声が作られたんですね、、。すごいなぁ、TV東京。

  今作も、いつか観よう!いつか観よう!と思っているうちに2024年になって、やっと「午後のロードショー」1月17日に放送したので初めて観ました、、。TV東京の「午後のロードシー」で2年(3年かも?)に1度くらい放送されている印象の作品です。
 でも、前回放送したのは「午後のロードショー」で2020年のようです。
 2,3年に1度は、かなり勘違いでした、、。
 印象とか思い込みってイヤですねー、、。

 
 今作が製作された頃に観たら印象が違うのかもしれないですけど、、今観ると、なんかTVの2時間サスペンスドラマみたいな感じに思えちゃいます。
 と言っても、今や、TVの2時間サスペンスドラマがないので、この例えも悪い例えです、、、。かつては、たくさん放送していた2時間サスペンス。
 TV朝日「土曜ワイド劇場」、日本テレビ「火曜サスペンス劇場」、TBS「ザ・サスペンス」「水曜プレミア」、フジテレビ「木曜ドラマストリート」などなど、、、。
 2時間サスペンスも、1990年代前半くらいまでは。けっこう今では放送できないようなお色気シーンとかあったような気がするんですが、、いつの間にか明るいシリーズ物ばかりになってしまったような印象なんですが、、。これも自分の思い込みかも??日本のドラマはほとんど観ないので、違っているかも。。

 2時間サスペンスと言えば、「火曜サスペンス劇場」で放送されたバリ・ウッド原作、中村敦夫、大原麗子出演の超能力物『殺したくないのに 私の中には危険な殺人者がひそんでいた!!』(1982年)とかもう1度観てみたいですね、、。
 タイトルだけでネタバレしちゃってるんですが、、。


 今作は『マッドマックス2』(1981年)のテリー・ヘイズが脚本を書いています。『マッドマックス2』のイメージが強すぎてその後の作品はほとんど記憶にないんですが、、。『ペイバック』(劇場公開版)(1999年)、『バーティカル・リミット』(2000年)の脚本を書いています。
 小説家としては、2014年にはハヤカワ文庫で大作「ピルグリム」が邦訳されました。海外のエンタメ小説好きならオススメのスリラー小説です。

  原作は『日曜日が待ち遠しい!』(1982年)、『ホット・スポット』(1991年)のチャールズ・ウィリアムズ。アラン・ドロン、ジェーン・フォンダ出演の『危険がいっぱい』(1964年)の脚本も書いています。

 と、今回は、映画についてでなく、監督、脚本家、原作にだけ記事を書いてしまいました、、。しかも関わった作品を羅列しただけ、、。 

 2時間サスペンスドラマ度        ★★★★
 ニコール・キッドマン頑張ってます度 ★★★★
   午後のロードショー度         ★★★

 

 

テリー・ヘイズが書いたスリラー小説

 

 

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『マーシャル博士の恐竜ランド』 ウィル・フェレルのファンにはオススメ

2024-02-21 00:12:02 | コメデイ

マーシャル博士の恐竜ランド
LAND OF THE LOST(2009年アメリカ)
 監督:ブラッド・シルバーリング
 脚本:クリス・ヘンチー
    デニス・マクニコラス
 原案:シド・クロフト
    マーティ・クロフト
 出演:ウィル・フェレル
    アンナ・フリエル
    ダニー・マクブライド
    ヨーマ・タコンウ

 ■ストーリー■
 タキオン理論のタイムワープの研究を行うリック・マーシャル博士は学会からは相手にされていなかった。そんなマーシャル博士を信じる助手ホリーと、ついにタイムマシンを完成させることに成功する。不思議な化石を発見した荒野で道案内のお土産屋ウィルとともにタイムワープして異次元へと旅立つのだが、、、。

 ■感想■
 1970年代にヒットしたTVドラマ””をウィル・フェレルを主人公にしてリメイクしたコメディ映画。
 1990年代にもTVドラマとしてリメイクされ第1シーズンが「恐竜王国」(1991年)のタイトルで、第2シーズンは「恐竜帝国」(1993年)のタイトルで、当時ビデオリリースされたようです。
 過去に行くのかと思ったら、別の次元のような異世界に行ってしまいます。

 すごーく面白そうなのに、、、ごくごく普通のレベルの笑いの作品です。
 大きな蚊みたいな虫に刺されちゃうとか、T-REXがすごーくジャンプしたりして自分たちのところに来たりとか、ゲラゲラ笑えなくても、ニヤニヤぐらいはできるかも、、、。
 
 ランニングタイム102分で、2時間枠の地上波の映画劇場で放映するのにちょうど良い長さの作品なので、TV東京「午後のロードショー」で何も考えずに観るのに良いような作品です!!
 本当に何も考えずに、、絶対に笑おうとか思わないで観た方が楽しめるはず。
 ウィル・フェレルの作品が好きな映画ファンなら、十分楽しめるはずです!! 
 この”ウィル・フェレルの作品が好きな映画ファンならば、、”というところが重要なポイントです!!
 ウィル・フェレルの笑いが好きじゃない映画ファンには厳しいかも??

 製作費1億ドルの超大作なのに、ウィル・フェレルだのみ(まかせ)の作品ってどうなんでしょう??
 2009年で、1億ドル!!
 2009年に1億ドルあったら、ジョン・カーペンター監督に3本映画撮って欲しい!!
 今作は2010年のゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)に多数ノミネートされました。(受賞も、、、)

 【ラジー賞】2010年
   ワースト俳優賞(ウィル・フェレル) ノミネート
   ワースト・スクリーン・カップル賞  ノミネート
   ワースト助演俳優賞(ジョーマ・タクーン) ノミネート
   ワーストリメイク・リップオフ・続編賞 受賞
   ワースト監督賞 ノミネート
   ワースト作品賞 ノミネート
   ワースト脚本賞 ノミネート

 こんなにたくさんノミネートされなくても、、と思いますけど、ラジー賞も本当にひどい作品は相手にもされないから名誉と言えば名誉ですね、、。
 
 ウィル・フェレルに頼りっきり度       ★★★★
 ウィル・フェレルのファンなら観てもOK度  ★★★★
    ウィル・フェレルのファン以外には厳しい度  ★★★★

 

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『イノセンツ』 超能力使ってもいいかな??

2024-02-18 02:40:33 | SF

イノセンツ
DE USKYLDIGE(2021年ノルウェー、デンマーク、フィンランド)
 監督:エスキル・フォクト
 脚本:エスキル・フォクト
 出演:ラーケル・レノーラ・フレットゥム(ラーケル・レノーラ・ピーターセン・フレットゥム)
    アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ
    サム・アシュラフ
    ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム
    エレン・ドリト・ピーターセン


 ■ストーリー■
 少女イーダは、夏休みに家族と団地に引っ越してくる。姉のアナが自閉症のため、イーダが日々面倒を見ながら生活していたが、母親はアナに愛情を注いでいるような印象を受けていた。
 そんなとき、イーダはベンという少年と出会い遊ぶようになる。ベンには不思議な力があり軽いものを動かす念動力を持っていた。また、アナは団地の公園でテレパシーを使う少女アイシャと仲良くなるのだが、、、。
  
 ■感想■
 『テルマ』(2017年)の脚本家エスキル・フォクト監督の描く超能力スリラー映画。
 今作のオフィシャルサイトによると、監督のエスキル・フォクトは大友克洋「童夢」からインスピレーションを得たそうです!!

 ノルウェーの映画賞で、本国ではアカデミー賞みたいな賞の【アマンダ賞】監督賞、撮影賞、音響賞、編集賞を受賞しています!! 
 主演したイーダを演じたラーケル・レノーラ・フレットゥム、アナを演じたアルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ、アイシャを演じたミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイムがそれぞれ主演女優賞に、ベンを演じたサム・アシュラフが主演男優賞にノミネートされました。
 【レーヴェンハーツ映画祭】2021年(ノルウェー)で主演女優賞(ラーケル・レノーラ・フレットゥム)を受賞しました。

 今作で主演のラーケル・レノーラ・フレットゥム(ラーケル・レノーラ・ピーターセン・フレットゥム)と母親役のエレン・ドリト・ピーターセンは本当の親子だそうです、、。

 脚本で参加した『テルマ』でも超能力をやんわりな感じで描いていましたが、今作では正面から堂々と超能力を描いています!!
 空を飛んだり、団地を破壊するような過激なシーンはないですが、、もっと現実的なもしかしたら、これくらいならありえるかも??くらいなちょうど良い感じの描き方です!!

 北欧の映画で子どもたちが主人公で超能力を描いた作品で面白そうな作品があるというので(なるべく事前情報得ないようにしているつもりなんですが、今回は、そこまで情報仕入れてました、、)、楽しみにしていたら、、
 期待に負けないくらい面白い!!
 
 超面白い!!本気で面白い!!

 期待して観たのに、、期待して観ているというハードルをはるかに超える面白さ!!こんな面白い映画を2月に観ちゃうなんて、、。今年のベスト10候補です!!
 Z級の映画、1000本分の面白さ!!

 大友克洋「童夢」からインスパイアされたそうですけど、まさに「童夢」をイメージしたかのようなラストの対決シーンの展開!!
 『テルマ』は地味で自分は好きな作品ではなかったですけど今作はすごーく観やすい作品になっています!!

 アナ、ベン、アイシャが超能力を発揮する中、1人イーダだけが普通の人の力しかないので、アイデアで勝負してベンに対抗するのかな??と思ったら、、全然違う展開でした、、、。良く考えれば今作の展開のようになるんだろうなぁって想像できるはずなのに、、ストーリーに入り込みすぎて思いもできなかったです、、。

 ティーンの少年少女が超能力を得て争いになるアメリカ映画『クロニクル』(2012年)より、子どもが力を得たことによって起こる今作の方が、すごーく怖いです、、。ベンが日ごろのストレスからか猫に対して行う行動とか、普通の大人はしないですもんねー、、。

 超能力映画度  ★★★★★
 スリラー度   ★★★★
 子ども映画度  ★★

 

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『アイランド』(1980年)  BD発売!!

2024-02-17 18:19:27 | ホントの日記

 『アイランド』(1980年)にNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンから2024年4月5日に「思い出の復刻版」としてブルーレイが発売になります!!
 『アイランド』って言っても、2005年のマイケル・ベイ監督、ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン主演のSci-Fiアクション映画でなく、1980年のピーター・ベンチリー原作、脚本、マイケル・ケイン主演の海洋スリラー映画の方です。

  監督は『がんばれ!ベアーズ』(1976年)、『ワイルドキャッツ』(1985年)、『ゴールデン・チャイルド』
(1986年)、「フレッチ」シリーズののマイケル・リッチー監督なんで、スリラー度は今一ですが、自分は好きな作品です。

 劇場公開時、どんな作品かもわからずに観に行ったら、あまりのトンデモ系な展開で思わず微笑んで観た記憶が、、。

 DVD化はされなかったので、初ディスク化です。

 テレビ朝日系「日曜洋画劇場」で放映した日本語吹替音声収録しています。

 マイケル・ケイン  :羽佐間 道夫
 デヴィッド・ワーナー:田中 信夫
 ジェフリー・フランク:田中 真弓

『ピンク・パンサー2』『華麗なるヒコーキ野郎』のブルーレイも発売になります。

ソフト版とTV放映時の吹替音声つきで発売『ピンク・パンサー2』

 

 

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『恐怖の幻想』 いつものオチに近づきます、、。

2024-02-16 00:40:56 | サスペンス

恐怖の幻想
BURGA(2023年スペイン、カナダ)
 監督:アルフレッド・コントレラ
 脚本:アルフレッド・コントレラ
 出演:メルセ・ロラン
    フェド・アロンソ
    フェルナンド・エステソ
    ミゲル・モリーナ
    ゼマ・アリバ
    

 ■ストーリー■
 1960年、エレナは気づくと病院の病室にいた。副院長のバレ医師が言うには、エレナは外傷性ショックで一時的な記憶喪失になっていて入院してると知らされるのだった。その夜、病室で暗闇の中でナイフを持った男を見て助けを呼ぶが、やってきたセブリアン医師からエレナは統合失調症の治療中でそのナイフを持った男は幻覚だと説得されるのだった。
 また、レオという病院スタッフから、エレナは半年前から入院していて、エレナの父親は病院の院長だということを聞くのだった。
 
 
 ■感想■
 記憶喪失の女性が病室で目覚めると、、。
 どうせ、みんなで芝居をして主人公を罠にはめているのでは??
 と、サスペンス映画風の作品なのかなと思って観ていると、最後は、良く観るいつものオチに近い感じに落ち着きます。
 
 ジャンルがホラー映画になっていたものの、ホントはサスペンス映画でしょ、って勝手に思い込んで観ちゃいました!!
 
 しかも、”実話に基づく”の文字まで最後に出てきちゃいます、、。
 
 どこが実話に影響を受けているのでしょうか?
 
 それを言ったら、ジョー・ベゴス監督のホラー映画『人間まがい』(2013年)も実話って謳われてましたから、、全然OKですけど、、。
 何でもかんでも、”実話”って文字を出した方が良いと思っているのでしょうか??

 今作も時代設定が今ではないだろうなぁと観ていると1960年というコトがわかります。フランコ政権下のスペインということも分かりますが。
 今風の病院では、設定がまずかったのかわかりませんが、、時代設定を1960年代にしたのはなぜなんでしょう??

 ランニングタイム100分も少し長いかも。。ヒロインが幻覚を見るシーンがたびたび出てくるので、、またぁ、、って感じに。
 75分くらいだったら、面白かったのかも??

 Z級の作品かなぁ、、と思って観たのが良かったのか、普通に最後まで観れました。
 
 そんなにオチに驚けない度 ★★★
 幻覚シーンが多いかも度  ★★★★
 実話ってどのあたりが?度 ★★★★★

 

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『ドント・リサーチ 恐るべき素顔』 調べちゃダメダメ

2024-02-15 00:52:56 | サスペンス

ドント・リサーチ 恐るべき素顔
COMPULSION(2018年スペイン)
 監督:アンヘル・ゴンザレス
 脚本:アンヘル・ゴンザレス
 出演:マリーナ・エステベ
    パコ・マンサネド
    スサナ・アベイトゥア
    エライナ・デ・グズマン

 ■ストーリー■
 翻訳家エスタは、同棲している彼ロベルトがよそよそしい態度をとっていると感じていた。浮気しているのではないかと疑うエスタは、ロベルトを尾行するのだった。
 案の定、ロベルトは若い女性と会い、郊外の屋敷へと向かうのだった。エスタはロベルトにだまったまま、その屋敷へと入って行くのだが、、、。

 ■感想■
 彼氏がシリアルキラーというコトを知った女性を描くスペインのサスペンス映画。
 ストーリーは、ほんとうにそれだけなので、全然期待もしないで観たんですが、、すごーく面白い!!
 
 監督や脚本の力ってすごいって感じてしまいました!! 
 彼氏がシリアルキラーだと知ってヒロインが捕まっている女性を助け、自分も何とか逃げようとするだけのストーリーなのに、これだけ緊張感持ってストーリー運びするなんて、、。
 
 Z級の映画だったら、観るのもツライようなストーリーなのに、、すごく面白い!!
 
 オリジナルビデオでもおかしくない単純なストーリーなのに、、、。

 90分枠だった「土曜ワイド劇場」で放送されても全然おかしくないようなストーリーですけど、劇場用作品として、こんなに面白く出来るなんて、、。
 
 
 監督、脚本以外にも、撮影や編集、出演者の演技もありますけど、、同じストーリーで(脚本は少し変えてもOKで)色んな監督に撮ってもらいたい、、。
 
 映画の長さは65分くらいから120分くらい。
 基本的なストーリーは同じ。
 この2つの条件で、色んな国の色んな監督でリメイクして欲しいです。

 ランニングタイムも84分と短めですごく観やすい!!
 期待していなかったのも良かったんでしょうけど、、かなり感動しました!!
 
 今作の紹介によるとイタリアの【フルムーン・ホラー&ファンタジー映画祭】で最優秀作品賞受賞したそうです。
 その他の映画祭でも、受賞、ノミネートされています。
 【シトヘス・カタロニア国際映画祭】2017年
   (アンヘラ・ゴンザレス)ノミネート
 【ツイン・リバース・メディア・フェスティバル】2018年
   長編作品賞 受賞
 【タブロイド・ウィッチ・アワード】2018年
   女優賞(マリーナ・エステベ) 受賞
   助演女優賞(スサナ・アベチュア) 受賞
   編集賞              受賞
 【イマジン映画祭】2018年
   ムービー・ゾーン賞 受賞
 【ホラーント映画祭”フライト・ナイト”】2018年(ギリシャ)
   作品賞 ノミネート
 【モリンズ映画祭】2017年(スペイン)
   観客賞 ノミネート
 【アナトミー・クライム・ホラー映画祭】2018年(ドイツ)
   作品賞(ホラー) 受賞
   監督賞(ホラー) 受賞
 【エドモントン恐怖国際映画祭】2018年(カナダ)
   最初の長編作品賞 受賞
  その他、数多くの映画祭に出品されています。
 
 映画賞を獲得したり、ノミネートされるのも当然の面白さ!!
 色んな「ドント◯△❑」の日本タイトルの作品がありますが、その中でも、超傑作!!
 スペイン映画、イタリア映画に甘いので、あんまり自分の評価とか信用しないで下さい!!

 期待していなかったのも良かったんでしょうけど、、かなり感動しました!!

 犯人の最後はあっけない度      ★★★★
 もう少し盛り上げても良かったのに度 ★★★
 浮気は疑っちゃいけない度      ★ 

 

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『ドント・オープン』 「ドント」シリーズいつまで続く?

2024-02-14 00:54:22 | ホラー/オカルト

ドント・オープン
DON'T LET THEM IN(2020年イギリス)
 監督:マイク・ダンキン
 脚本:ダニエル・アルドロン
    マイク・ダンキン
 出演:ミシェル・ルーサー
    エイダン・オニール
    スコット・ブリットン
    アマンダ・ハント
    スコット・サター
 
 ■ストーリー■
 福祉事務所のケースワーカーのジェナとカールは2人でコンビで仕事をしているが、マジメに仕事に取り組むジェナに対して、カールは週末ということもあり仕事を早めに終わらせたがっていた、、。遅い時間にも関わらずジェナに促され、いやいやデヴィッドを訪ねる。デヴィッドは連続殺人鬼として刑務所に収監されていて刑期を終え出所してきたのだった。
 人里離れた住居へと向かう2人だったが、デヴィッドとの会話は要領を得ないものだった。帰ろうとするカールに「襲って来る者たちがいるから、扉を開けさせない」とデヴィッドは言う。デヴィッドの言葉通りに家の周りにマスクをかぶった集団が集まってくるのだった、、。


 ❑■❑ネタばれあり❑■❑
 今作は、ちょっとだけヒネリがあるので今回の記事も作品を観てから読んで下さい。
 ネタバレしてます、、。


 ■感想■
 『ドント・ブリーズ』以降、流行したタイトル「ドント◯△❑」の1作。
 いつまで、この「ドント◯△❑」のタイトル続くんでしょう??
 『ドント・スティール 強盗の果て』(2022年イタリア)の記事を書いたときに、そんなコト書いたら早速、『ドント・オープン』のタイトルの作品を見つけたので鑑賞!!
 
 なんで、最近は日本版のタイトルに、この”ドント◯△❑”が好きなんでしょう??
 と思ったら、原題も”DON'T LET THEM IN”でした!!
 す、す、すいません、、。
 
 ホームインベージョン系のスリラー映画だ!!って思って観ていたら、、全然違ってました、、。
 冒頭の仕事熱心なジェナの姿を描く必要なんかないのに、、と思っていたら、それもヒネリのための前ふりだったとはッ!!

 ヒロインと思っていたジェナですが、実質的な主人公はぐうたらケースワーカーのカールだったとは!!
 マスクをつけた狂信者と思っていた人物たちが、人智を越えたような連中だったとは、、。
 ホームインベージョン系のスリラー映画でなく、完全なオカルト映画!!

 だまされました、、、。

 ネタバレしちゃいますが、ジェナが悪魔を召喚するためにデヴィッドを狙っていたなんて気づくワケないですー。
 デヴィッドは罪を着せられ刑務所に入れられ、その後、刑期を終えて出所してきても追い続けるって、しつこすぎ、、、。

  低予算の作品としては、かなり見応えがあってホラー映画ファンが十分楽しめる作品に!!
 カールはデヴィッドと一緒に逃げるものの、事故でデヴィッドは退場!!
 「えー、こんな展開あり??」
 ジェナは、例のグループに目をやられて、、って、、想像とは次々と裏切られる展開ですごーく面白かったです!!
 
 カールを拾ってくれた運転手が片目なのも、、もしかして、、。
 まさか、この運転手も、、、。
 と思わせて終わりって、超怖い終わり方でないのに良かったです、、。

 ホームインベージョン系ホラー度  ★★
 ミステリー度           ★★★
 良く考えなくても解決してない度  ★★★★

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『カエル女』 カエル女の造形が良い!!

2024-02-13 00:49:11 | ホラー

カエル女
BAD BLOOD THE MOVIE(2016年アメリカ)
 監督:ティム・レイス
 脚本:ティム・レイス
 出演:メアリー・マロイ
    ヴィカス・アダム
    トロイ・ハルヴァーソン
    トミ・ラヴィンダー
    ブライアン・トロクセル
 
 ■ストーリー■
 ドライトン群刑務所から囚人でマーク・ベルトラン医師が脱走したとラジオのニュースが報道していた。ベルトランを追った警官たちは水かきをした怪物たちにやられてしまっていた、、。
 父を亡くしたヴィクトリアは、再婚した母親リリアン、再婚相手のウェイド、ウェイドの連れ子ジュニアの住む家に戻って来る。ウェイドと合わないヴィクトリアは友人ケリーに誘われパーティにいくため家を抜け出し、途中ガソリンスタンドへ寄るがそこでそこで謎の生物の襲われてしまうのだった、、。


 □■□ネタバレあり□■□
 今回ネタバレしてるので観てから読んで下さい!

 ■感想■
 カエル人間に襲われた女性が、満月にカエル人間になってしまうという変則的狼男(カエル人間)映画。
 
 ランニングタイム80分の作品なのに、リリアンとウェイドが雇った元刑事ポールの暴力衝動を描いた妄想シーンが何度も描かれます、、、。
 なんで何回も??
 前半から中盤にかけては、かなりノンビリした展開で、、あーー、またZ級かな??
 と、思っていると、ヴィクトリアがカエル人間になってからはかなり見ごたえがあって、あっという間にクライマックスに、、、。
 前半から、このスピード感があればッ!!

 すごーくもったいないです!!
 カエル人間の造形も悪くないし、、。
 
 脚本少しだけ練り直して、ちゃんとした撮影監督だったら、メチャクチャ面白い映画になったと思うんですが、、、どうでしょう??

 ヒロインの母親や、母親の再婚相手ウェイドの連れ子ジュニアとかも容赦なく退場!!
 それを言ったら、ヒロインの友人のケリーもあっという間に退場でした、、。
 
 アメリカの自動車アルコールチェックしないとエンジンも動かない車種もあるんですね、、。
 ウェイドもまさか、、アルコールチェックで退場するとはね、、。

 麻酔薬が効いたりするんで、カエル人間は拳銃で撃たれたらやられちゃうんでしょうねぇ、、。
 でも、武器をもっていない状態で遭ったら、どうしようもなさそうですね、、。
 クラシックなモンスターじゃないんで、銀の弾丸以外ではやられないとか特別なルールとか無いんでしょうねー。

 なんでカエルなの??
 冒頭、刑務所を脱獄したベルトラン医師とガソリンスタンドの青年が一緒に研究していたの??(多分)
 ベルトラン医師は刑務所に入れられて初めての満月だったの??
 ヴィクトリアは家に帰ってきたっていうコトらしいですけど、どこか違う町や都会で何かあったの??
 色んな疑問がわきますけど、一切説明なし、、。
 そこまで潔くするなら、全体でもっとコンパクトにしてあと、15分くらい短くして、ポールの変な妄想シーンや、時間が戻ったりするような演出とかしないで普通に時間軸通りに撮ってくれれば良かったのに、、。
 テンポが良くなって、それだけで10倍くらい面白く観れたかも??

 でも、元刑事ポールの妄想シーンとか、鼻に大きな注射器をぶっさすシーンとか、子どもを置いてウェイドが家から逃げるシーンとか、もしかして、監督&脚本のはコメディタッチにしたかったんでしょうか??ゴアシーンとかけっこう頑張ってるので、かなりブラックなコメディにしたかったのかも??

 カエル人間の造形度  ★★★★★
 後半の展開の勢い度  ★★★
 モンスター映画度   ★★★

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『キラードール』 このあとどうなるの、、、

2024-02-12 00:17:30 | スリラー

キラードール
KILLER UNDER THE BED(2015年)
 監督:ジョン・ヘア
 脚本:J・ブライアン・ディック
 原案:J・ブライアン・ディック
    ケン・サンダース
 出演:クリスティ・スワンソン
    ブレック・バッシンジャー
    マディソン・ロウラー
    アシュリー・ファース
    クリス・プラスカス

 ■ストーリー■
 歯科医のサラと娘の姉妹クリッシーとカイリーは、クリッシーの運動部の関係で新しい町にに引っ越してくる。サラは以前この町に住んでいたが、姉妹は初めて住む町だった。引っ越して来た夜、納屋でカイリーはブードゥーの人形を発見し部屋へ持って帰り、ネットで調べ、その人形が願いをかなえる人形だと知るのだった。
 新しい学校へとクリッシーとカイリーは通学するが、転校早々、カイリーは世話係のティナに金を100ドルせびられるのだった。しばらくするとティナは金でなく着ているジャケットを渡すよう要求し、翌日まで考えておくよう言ってくるのだった。
 父親のジャケットの形見で渡したくないカイリーに対して、高額寄付者の娘のティナには逆らわない方が良いとアドバイスするクリッシーとケンカするカイリーは、ブードゥーの人形にクリッシーの足に痛みがあるようにと願うのだった。翌朝、クリッシーはカイリーの願い通り足に痛みがあると訴えるのだった、、。
 
 ■感想■
 ブードゥーの呪いの人形を手に入れた少女が、最初は願いを聞き入れてもらい喜んでいたものの、その後、ブードゥーの呪いが解かれず暴走してしまう恐怖を描いたホラー映画。
 ホラー映画と言っても、全然怖くないです。
 映画の冒頭、納屋に逃げる女性が何かに追われていて悲鳴を上げるシーンで始まるので、てっきり人形が襲ってくるホラー映画??と思っていたのですが、、違ってました、、。
 1977年のカナダの『呪いの人形』(VHS題:『甦る怨霊 魔界少女キャシー』)や、「死霊館」シリーズの『アナベル 死霊館の人形』(2014年)みたいな作品かと思ったら全然違う、、違いすぎる、、。
 
 想像のはるか上を行く、、ホラーというより学園ドラマとかコメディ映画みたいな感じの作品でした、、。「えー、、今作ってホラーですよねー」
 
 納屋でヒロインがブードゥーの人形を見つけて部屋に持ち帰るシーンがありますけど、、あの人形を部屋へ持ち帰りますか??
 
 個人の考えがあるでしょうけど、、。自分だったら持っていかない、、。
 
 途中、途中、キリの良いところで画面が暗くなるので、多分TV用に作られた作品ではないかな??
 と思うような軽い雰囲気の作品です(いい意味で)
 
 ランニングタイムも90分で、怖いシーンや、ゴアシーン、エロシーンもないので家族みんなで、あっという間に観れるような作品です。でも人形が暴れまくるので、12歳以下のお子さんの鑑賞は注意して下さい、、。
 日本版タイトルにも、原題にも”キラー”の単語が入ってますけど、、結局誰も死なない、、。
 
 地上波の90分枠とかで放送したら、楽しく観れそうな作品です、、。
 NETFLIX配信ですが、「13+」になってます、、。
 ホラー要素では怖いシーンはないものの、学校でのイジメがあったり、イヤな生徒も生き残ったりして、それが怖いシーンかも??
 あのいじめっ子だけはもう少し懲らしめた方が良かった気がしまうけどねー。
 
 「学校の先生が自分を好きになるように、、」って願う主人公も十分怖いですけど、、、。
 
 学校の先生は、とりあえず大事になりませんでしたけど、、。母親サラの同僚の歯科医ライダーにいたっては警察ザタになって、、この町では歯科医できないでしょう、、、。
 それも、原因はカイリーのかけた呪いって、、。
 主人公、迷惑かけすぎー、、。
 
 最後も何かブードゥーの人形吊るして終わりって、主人公の家族中かなり大雑把な性格では??
 
 あの家から引っ越すにしろ、引っ越さないにしろ、人形あのままってワケにはいかないでしょ、、。

 ホラー映画度  ★
 学園ドラマ度  ★★★★
 コメディ度   ★★

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